JPH0421373Y2 - - Google Patents

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JPH0421373Y2
JPH0421373Y2 JP1986171300U JP17130086U JPH0421373Y2 JP H0421373 Y2 JPH0421373 Y2 JP H0421373Y2 JP 1986171300 U JP1986171300 U JP 1986171300U JP 17130086 U JP17130086 U JP 17130086U JP H0421373 Y2 JPH0421373 Y2 JP H0421373Y2
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heat insulating
panel
insulation
sealing tape
wall
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JP1986171300U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は冷凍冷蔵倉庫などの内壁面に用いら
れる断熱パネルの接続構造に関する。
〔従来の技術〕
従来冷凍冷蔵倉庫の断熱壁は外側がコンクリー
ト壁で、そして内側が断熱壁で構成されており、
倉庫建設時両者を同時に構築する方法もすでに提
唱されている。
例えば特開昭54−69224号公報、特開昭55−
161140号公報など。
また上記従来の施工方法では、断熱材よりなる
断熱パネルを内側に、そして外側に型枠を設置し
て、これら断熱パネルと型枠の間にコンクリート
を打設することにより、コンクリート壁と断熱パ
ネルとが一体となつた断熱壁を構成しているが、
断熱パネルを設置する際、各断熱パネルの継目に
コンクリートが浸入するのを防止するのと断熱効
果を高める目的で、継目部分にシリコーンコーキ
ング材を充填している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記シリコーンコーキングの充填作業は
手作業となるため、作業に熟練と工数を必要とし
て作業能率が悪いと共に、充填作業が不完全な場
合所期の断熱効果が得られなくなるなどの不具合
があつた。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
互に接続された複数の断熱パネルと型枠の間に
コンクリートを注入して断熱壁を構築する断熱壁
の施工方法において、上記断熱パネルの継目部外
側に防水材料よりなるシールテープを継目に沿つ
て接着すると共に、上記継目部の内側には上記シ
ールテープを介して化粧板を接着することによ
り、断熱パネル接続部のシール処理を容易と共
に、倉庫内側の外観を向上させた断熱パネルの接
続構造。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述す
る。
第1図は冷凍冷蔵倉庫の一部を省略した外観図
で、断熱壁1は外側がコンクリート壁2で、そし
て内側がウレタンなどの断熱材3aの内外面及び
周囲を薄鋼板よりなるパネル3bで覆つたサンド
イツチ構造の断熱パネル3により構成されてい
る。
上記コンクリート壁2と断熱パネル3とは断熱
壁施工時に一体化されているが、各断熱パネル3
の継目部4は断熱パネル3組立て時次の処理が施
されている。
すなわち各断熱パネル3の接続部には結合装置
5が予め埋設されていて、一方の断熱パネル3の
結合装置5のフツクを他方の結合装置5のピン
(ともに図示せず)に引掛けることにより、各断
熱パネル3が接続できるようになつており、各断
熱パネル3接続後、外側すなわちコンクリート壁
2と接する側の継目部4にはゴムアスフアルトシ
ートよりなる両面自着性のシールテープ6が継目
に沿つて接着されている。
また断熱パネル3の内側継目部は、継目部4と
ほぼ同長の化粧板7内側に、上記シールテープ6
と同様のシールテープ6を予め接着して、これを
継目に沿つて接着するようになつている。
上記化粧板7は断熱パネル3のパネル3bと同
一材を使用することにより、施工後外観的に断熱
パネル3と違和感が生じないようになつていると
共に、接着後両側が長手方向に等ピツチで設けら
れたビス8により断熱パネル3に固定されて、使
用中化粧板7に外力が作用しても容易に剥離しな
いようになつている。
なお第1図は平面的に接続された断熱パネル3
の構造を示したものであるが、入隅部は第2図
に、そして出隅部は第3図に示すような構造とな
る。
入隅部に使用する化粧板7は予めアングル状に
成形されたものを用い、出隅部に使用する化粧板
7は断熱パネル3の角部が保護できるよう一辺を
長くしたチヤンネル状に成形したものを用いる。
また化粧板7のビス孔は予め工場で穿設してお
けば作業性がよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、互に接続され
た断熱パネルの継目部に内外からシールテープを
接着して継目部のシールを行うようにしたことか
ら、従来のコーキング材を充填していた場合に比
べて作業性が向上すると共に、作業に何等熟練を
必要としない。
また断熱パネルの内側継目部に化粧板を取付け
たことから、シールテープが倉庫内に露出せず、
これによつて収容物が当つてもシールテープが破
損する虞れがないと共に、外観も向上する。
しかも断熱パネルの接続部に設けられた結合装
置のロツク孔なども同時に塞ぐことができるた
め、断熱効果をさらに高めることもできるように
なる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は冷
凍冷蔵倉庫の一部切欠斜視図、第2図は断熱パネ
ル接続部の断面図、第3図は同入隅部の断面図、
第4図は同出隅部の断面図である。 2は断熱壁、3は断熱パネル、6はシールテー
プ、7は化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に接続された複数の断熱パネル3と型枠の間
    にコンクリートを打設して、コンクリート壁2と
    断熱パネル3とよりなる断熱壁1を構築するもの
    において、上記断熱パネル3の継目部4外側に防
    水材料よりなるシールテープ6を継目に沿つて接
    着すると共に、上記継目部4の内側には上記シー
    ルテープ6を介して化粧板7を接着してなる断熱
    パネルの接続構造。
JP1986171300U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH0421373Y2 (ja)

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JPS6378607U JPS6378607U (ja) 1988-05-25
JPH0421373Y2 true JPH0421373Y2 (ja) 1992-05-15

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JPS56155366A (en) * 1980-05-06 1981-12-01 Nippon Steel Corp Building of heat insulated construction
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JPS6378607U (ja) 1988-05-25

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