JPS5816068B2 - タイル取付け工法 - Google Patents
タイル取付け工法Info
- Publication number
- JPS5816068B2 JPS5816068B2 JP51081366A JP8136676A JPS5816068B2 JP S5816068 B2 JPS5816068 B2 JP S5816068B2 JP 51081366 A JP51081366 A JP 51081366A JP 8136676 A JP8136676 A JP 8136676A JP S5816068 B2 JPS5816068 B2 JP S5816068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- fixed
- tiles
- gap
- grout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はタイル取付は工法に関するもので、その目的
はタイルと既設構造構造物の対象面との間隙にグラウト
材を注入充填することにより、迅速かつ強固に固定でき
るタイル固定工法を提供することにある。
はタイルと既設構造構造物の対象面との間隙にグラウト
材を注入充填することにより、迅速かつ強固に固定でき
るタイル固定工法を提供することにある。
従来、既設の壁面をタイル壁とする場合、たとえば第一
の方法として第7図に示すように、複数層のセメントモ
ルタル層50を壁面51に塗着し、表面にタイル52を
圧着し、後に目地モルタル53を施すもの、第二の方法
として第8図に示すように、壁面51にセメントモルタ
ル層50を施しり後、こhyタイル52に塊状のセメン
トモルタル50′ を塗り付けたものを押し付けるい
わゆる積上げ貼りによる方法、第3の方法として第9図
に示すように、セメントモルタル層50を複数層施した
後、薄く引き伸したセメントモルタル50“をタイル5
2に塗り付けてこれを圧着する方法などが行なわれてい
る。
の方法として第7図に示すように、複数層のセメントモ
ルタル層50を壁面51に塗着し、表面にタイル52を
圧着し、後に目地モルタル53を施すもの、第二の方法
として第8図に示すように、壁面51にセメントモルタ
ル層50を施しり後、こhyタイル52に塊状のセメン
トモルタル50′ を塗り付けたものを押し付けるい
わゆる積上げ貼りによる方法、第3の方法として第9図
に示すように、セメントモルタル層50を複数層施した
後、薄く引き伸したセメントモルタル50“をタイル5
2に塗り付けてこれを圧着する方法などが行なわれてい
る。
しかしながら、塗着材の粘度を一定以上にしなければな
らないだめ境界面となじみ難く剥離を生じやすいばかり
でなく1.複数の塗着材層°から構成するのでそれだけ
剥離の危険性が増す。
らないだめ境界面となじみ難く剥離を生じやすいばかり
でなく1.複数の塗着材層°から構成するのでそれだけ
剥離の危険性が増す。
また目地を施しだとしても、完全な目地の形成が困難で
ある。
ある。
さらに施工に手間がかかり、モルタルの可使時間が過ぎ
たものを使用すると剥離の原因となるなど種々の問題が
ある。
たものを使用すると剥離の原因となるなど種々の問題が
ある。
その他部体コンクリートの打設に際して型枠にタイルを
取付けておく方法もあるが、既設躯体にタイルを取付け
る場合間隙が狭いのでコンクリートの打込みができない
。
取付けておく方法もあるが、既設躯体にタイルを取付け
る場合間隙が狭いのでコンクリートの打込みができない
。
この発明は、前記問題点を解消すべくしたもので、以下
この発明を図面によって説明すると、第1図において、
既設のコンクリート壁面等の固定対象面1から間隙2を
置いてタイル3を保持する。
この発明を図面によって説明すると、第1図において、
既設のコンクリート壁面等の固定対象面1から間隙2を
置いてタイル3を保持する。
この保持は、合板4からなる基板の裏面に、裏面側に係
合凸部5aが形成されたネオプレンゴム等のゴム板5が
取り付けられたタイル位置決め用の保持板の係合凸部5
aにより構成される凹部内にタイル3を係合して行う。
合凸部5aが形成されたネオプレンゴム等のゴム板5が
取り付けられたタイル位置決め用の保持板の係合凸部5
aにより構成される凹部内にタイル3を係合して行う。
保持板は市販のセパレータ等を用いて組み立てる。
そして保持板にはこれを貫通して注入管6が配設されて
おり、タイル3を保持した後、間隙2内に注入管6を介
してグラウト材γ好ましくはフロー値が犬できめ細かな
骨材を用いたものをグラウト注入し充填する。
おり、タイル3を保持した後、間隙2内に注入管6を介
してグラウト材γ好ましくはフロー値が犬できめ細かな
骨材を用いたものをグラウト注入し充填する。
次いで固化を持って、保持板を取り外せば、タイル3を
固定対象面1と一体化させることができる。
固定対象面1と一体化させることができる。
ここで、タイル3.1=−よびまたは固定対象面1にあ
り溝3a、1aを形成しておけば、付着性が向上し剥離
の恐れがなくなる。
り溝3a、1aを形成しておけば、付着性が向上し剥離
の恐れがなくなる。
さらに対象面1を第4図のように粗面1′ としても同
様な効果がある。
様な効果がある。
ところでグラウト材としては、セメントモルタル、樹脂
混入セメントモルタル、樹脂モルタルまたハ膨張剤混入
セメントモルタル等を用いることができる。
混入セメントモルタル、樹脂モルタルまたハ膨張剤混入
セメントモルタル等を用いることができる。
一方、タイルの保持に際しては、第5図に示すように、
合板4に合成樹脂フィルム8を接着剤9を介して配し、
かつ一部を突出して係合凸部8aを形成して係合しても
よい。
合板4に合成樹脂フィルム8を接着剤9を介して配し、
かつ一部を突出して係合凸部8aを形成して係合しても
よい。
また第6図に示すように、合板に両面粘着テープ10を
配しタイル3を仮止めするとともに、横材11を設けて
保持してもよい。
配しタイル3を仮止めするとともに、横材11を設けて
保持してもよい。
以上の通り、この発明によれば間隙にグラウト材を注入
して固定するので、注入作業のみでタイルの固定ができ
るので施工性が向上し、工期が短かくてよい。
して固定するので、注入作業のみでタイルの固定ができ
るので施工性が向上し、工期が短かくてよい。
しかもグラフト材の注入に際しては保持板を貫通した注
入管を介して注入するので狭い間隙でも確実に注入でき
、グラウト材も少量でよく、特に必要な箇所に重点的に
注入することもできる。
入管を介して注入するので狭い間隙でも確実に注入でき
、グラウト材も少量でよく、特に必要な箇所に重点的に
注入することもできる。
また何層も塗ることがないから、それだけ施工性がよく
、また剥離界面が少ないから剥離することがない。
、また剥離界面が少ないから剥離することがない。
まだタイルはその裏面側に係合凸部を形成した位置決め
用の保持板に保持されているので、グラウト材の注入に
際して外れることがない。
用の保持板に保持されているので、グラウト材の注入に
際して外れることがない。
そして別途タイル間にも入り込み目地材を施す必要もな
い。
い。
さらにあり溝を形成した場合、固定材の粘度を低くした
ものを用いることができるから、あり溝内に確実に充填
でき、この点から剥離の危険性を除去できる。
ものを用いることができるから、あり溝内に確実に充填
でき、この点から剥離の危険性を除去できる。
さらにグラウト材の種類を問うことがないので、目的に
応じたタイル取付けができる。
応じたタイル取付けができる。
第1図は施工状態断面図、第2図は態様を異にする壁面
へのタイル固定状態縦断面図、第3図はその横断面図、
第4図は壁面を粗とした断面図、第5図および第6図は
他のタイル取付方法を示す断面図、第7図〜第9図は従
来法を示す断面図である。 1・・・・・・固定対象面、1′ ・・・・・・粗面、
1a・・・・・・あり溝、2・・・・・・間隙、3・・
・・・・タイル、3a・・・・・・あり溝1.4・・・
・・・合板、5・・・・・・ゴム板、5a・・・・・・
係合凸部、6・・・・・・注入管、7・・・・・・固定
材、8・・・・・・フィルム、8a・・・・・・係合凸
部、9・・・・・・接着剤、10・・・・・・両面粘着
テープ、11・・・・・・横材。
へのタイル固定状態縦断面図、第3図はその横断面図、
第4図は壁面を粗とした断面図、第5図および第6図は
他のタイル取付方法を示す断面図、第7図〜第9図は従
来法を示す断面図である。 1・・・・・・固定対象面、1′ ・・・・・・粗面、
1a・・・・・・あり溝、2・・・・・・間隙、3・・
・・・・タイル、3a・・・・・・あり溝1.4・・・
・・・合板、5・・・・・・ゴム板、5a・・・・・・
係合凸部、6・・・・・・注入管、7・・・・・・固定
材、8・・・・・・フィルム、8a・・・・・・係合凸
部、9・・・・・・接着剤、10・・・・・・両面粘着
テープ、11・・・・・・横材。
Claims (1)
- 1 基板の裏面に、その裏面側に係合凸部を形成したタ
イル位置決め用の保持板を取付け、その保持板にタイル
を保持させること(でより、そのタイルを既設固定対象
面から間隙を置いて保持させ、前記間隙内に保持板を貫
通した注入管を介してグラウト材を注入充填し、前記既
設固定対象面にタイルを固定し、次いで前記保持板を取
り外すことを特徴とするタイル取付は工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51081366A JPS5816068B2 (ja) | 1976-07-08 | 1976-07-08 | タイル取付け工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51081366A JPS5816068B2 (ja) | 1976-07-08 | 1976-07-08 | タイル取付け工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS537929A JPS537929A (en) | 1978-01-24 |
JPS5816068B2 true JPS5816068B2 (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=13744311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51081366A Expired JPS5816068B2 (ja) | 1976-07-08 | 1976-07-08 | タイル取付け工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816068B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219565A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動襞折り装置 |
JPH0451590Y2 (ja) * | 1985-09-19 | 1992-12-04 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121046A (en) * | 1975-04-16 | 1976-10-22 | Nitto Seiko Co Ltd | An automated dip coating apparatus |
DE2837753A1 (de) * | 1978-08-30 | 1980-03-13 | Linnhoff Ohg Wilhelm | Einrichtung zur fluessigkeitsbehandlung von massenteilen in einer rotierenden trommel |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058831A (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-21 | ||
JPS5061030A (ja) * | 1973-10-01 | 1975-05-26 | ||
JPS5082823A (ja) * | 1973-11-24 | 1975-07-04 |
-
1976
- 1976-07-08 JP JP51081366A patent/JPS5816068B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058831A (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-21 | ||
JPS5061030A (ja) * | 1973-10-01 | 1975-05-26 | ||
JPS5082823A (ja) * | 1973-11-24 | 1975-07-04 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0451590Y2 (ja) * | 1985-09-19 | 1992-12-04 | ||
JPH0219565A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動襞折り装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS537929A (en) | 1978-01-24 |
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