JPS61121585A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、〔産業上の利用分野〕 本発明は、いわゆる電子スチルカメラ装置の様な静止画
像の記録再生装置を用いて音声信号の記録再生を行うこ
とに関する。

〔従来の技術〕

ＣＯＤ等の撮像装置を有し、任意の１フィールドまたは
ｌフレームの信号を磁気ディスクに記録するようにした
電子スチルカメラ装置が提案されている（実開昭５７−
１９７．０２１号等）。

すなわちこのような装置においては、撮像装置からの映
像信号が、任意のシャッター操作の時点で１フィールド
または１フレームがゲートされて取出され、この信号が
１フィールドが１本の円環状のトラックとなるように磁
気ディスクに記録される。なお１フレームの信号は２本
のトラックを用いて記録される。従ってこの装置におい
て１本のトラックを繰返し、または２本のトラックを交
互に繰返し再生することで静止画像の映像信号を　　□
形成することができる。

このような装置において、さらに音声信号の記録を行え
るようにすることが提案された。そのためには、例えば
デジタル信号処理の技術を用いて音声信号を時間軸圧縮
し、音声信号の周波数帯域を映像信号の帯域にまで高め
て、映像信号と同じ記録系を用いて記録する方法が考え
られる。

ところでこの場合に、例えば６　ｋＨｚまでの音声信号
を約５７０倍に時間軸圧縮することで、約３．８ＭＨｚ
の映像帯域の信号にすることができる。そしてこの場合
に、１フイ一ルド期間（１／６０秒）にその５７０倍の
約９．５秒間の音声信号を記録することができる。

しかしながらこの場合に、例えば９．５秒間の音声信号
に上述のデジタル処理を行うには、極めて大容量のメモ
リ装置が必要になってしまう。そこで例えば９．５秒間
を４等分し、約２．４秒分ずつデジタル処理することで
メモリ装置の容量を削減することが考えられるが、この
ように複数の部分（セグメント）に分割して記録した場
合には、再生時上述のセグメントの連続性を保つことが
極−めで困難になる。

また上述の例えば９．５秒間より長い時間の音声信号を
記録したい場合には、複数のトランクに跨って記録を行
うことになるが、その場合にも再生時にトラックの連続
性を保つことが極めて困難である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の装置は上述のように構成されていた。しかしなが
らその装置においては、記録をセグメント化した場合あ
るいは複数のトラックに跨って記録を行った場合には、
再生時にそれらの連続性を保つことが極めて困難である
という問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、１フィールドの映像信号が１本のトラックと
して同心円状に順次記録されるようにした記録再生装置
において、音声信号を時間軸圧縮（２２）　して上記映
像信号に代えて上記トラックに記録（６）するに当り、
上記音声信号の連続して記録される時間より短い長さの
メモリ　（１４）を用いて上記連続の音声信号を複数の
セグメントに分割して上記時間軸圧縮すると共に、この
圧縮された信号は所定周波数の連続波からなるパイロッ
ト信号ＰＳを重畳して記録し、再生時にこのパイロット
信号ＰＳを検出し、この検出されたパイロット信号ＰＳ
を用いて上記時間軸圧縮された信号の伸長及び連続化（
５２）を行うようにした記録再生装置である。

〔作用〕

上述の装置によれば、記録信号に所定周波数の連続波か
らなるパイロット信号を重畳しているので、この信号を
用いて極めて容易かつ良好に再生信号の連続化を行うこ
とができる。なおトラック間の連続化も上述のセグメン
ト間と同様に行うことができる。

〔実施例〕

第１図は記録系、第２図は再生系のブロック図を示す。

この第１図において、映像信号は入力端子（１）に供給
され、記録回路（２）で所定の記録信号とされ、ノンリ
ニア特性のプリエンファシス回路（３）、切換スイッチ
（４）を通じてＦＭ変調回路（５）に供給され、このＦ
Ｍ信号が混合回路（６）、記録ゲートスイッチ（７）を
通じて磁気ヘッド（８）にてディスクＤに記録される。

また音声信号は入力端子（１１）に供給され、ノイズリ
ダクションのエンコーダ回路（１２）を通じてＡＤ変換
回路（１３）に供給される。このデジタル変換された信
号がメモリ装置（１４）に供給され、このメモリ装置（
１４）からの信号がＤＡ変換回路（１５）に供給される
。また６　ｋＨｚの帯域の音声信号をサンプリングする
例えば１４ｋＨｚのサンプリング信号が発振器（２１）
で発生され、この信号がＡＤ変換回路（１３）及びメモ
リ装置（１４）を駆動するメモリコントローラ（２２）
に供給される。さらに発振周波数が例えば８　ＭＨｚの
発振器（２３）が設けられ、この発振器（２３）からの
信号がメモリコントローラ（２２）及びＤＡ変換回路（
１５）に供給される。

またディスクＤの所定部に設けられた磁性片からのディ
スクの回転位相に関連したパルスがピックアップヘッド
（２４）で検出され、この信号がメモリコントローラ（
２２）に供給される。ここでメモリ装置（１４）は例え
ば第３図に示すように３つの部分Ａ、Ｂ、Ｃに分割され
ている。そして例えば第４図に示すように、９．５秒間
を４等分した２、４秒ごとにメモリ装置（１４）に書込
まれた信号が５７０倍の早さで読出されると共に、その
タイミングが第５図に示すように、ヘッド（２４）から
の回転位相に関連したパルスに対して、２．４秒ごとに
順次１／４ずつ位相遅れしたタイミングで続出が行われ
る。

この読出された信号がＤＡ変換回路（１５）に供給され
、このアナログ変換された信号が混合回路（１６）を通
じてリニア特性のプリエンファシス回路（１７）に供給
される。このプリエンファシス回路（１７）からの信号
が切換スイッチ（４）を通じてＦＭ変調回路（５）に供
給され、このＦＭ信号が混合回路（６）を通じて記録ゲ
ートスイッチ（７）に供給される。

このスイッチ（７）がメモリコントローラ（２２）から
のメモリ装置（１４）の読出しに同期した記録ゲート信
号ＲＧでオンされ、上述のＦＭ信号が磁気ヘッド（８）
にてディスクＤに記録される。

そしてこの回路において、ＤＡ変換回路（１５）とプリ
エンファシス回路（１７）との間に設けられた混合回路
（１６）にて、第６図に示すようなスタート識別信号Ｓ
ＩＤが時間軸圧縮された音声信号に対して所定の時間前
の部分に挿入される。なおこの識別信号ＳＩＤは例えば
メモリコントローラ（２２）からの記録ゲート信号ＲＧ
が識別信号発生回路（２５）に供給されて発生される。

さらに発振器（２３）からの信号が゛８分周回路（２６
）を通じてローパスフィルタ（２７）に供給されて、例
えばＩ　ＭＨ２の正弦波の連続波が形成され、この信号
がパイロット信号ＰＳとして混合回路（６）に供給され
てＦＭ信号に重畳される。

このようにして時間軸圧縮された音声信号がＦＭ変調さ
れてディスクＤに記録される。なお第７図に記録信号の
周波数スペクトラムを示す。

さらに第２図において、ディスクＤから磁気ヘッド（３
１）で再生された信号はバイパスフィルタ（３２）に供
給されてＦＭ信号が分離され、このＦＭ信号がＦＭ復開
開回路３３）に供給される。そして復調された信号が映
像信号のときは、この信号がノンリニア特性のデエンフ
ァシス回ＩＩ（３４）、再生回路（３５）を通じて出力
端子（３６）に取出される。

またｆｊ［された信号が音声信号のときは、この信号が
リニア特性のデエンファシス回路（４１）を通じてＡＤ
変換回路（４２）に供給される。このデジタル変換され
た信号がメモリ装置（４３）に供給され、このメモリ装
置（４３）からの信号がＤＡ変換回路（４４）に供給さ
れる。

また磁気ヘッド（３１）からの信号がバイパスフィルタ
（５１）に供給され、上述のパイロット信号ＰＳが分離
され、この信号がリミッタ（５２）を通じて位相比較回
路（５３）に供給される。この比較回路（５３）の出力
がループフィルタ（５４）を通じてｖＣＯ（５５）に供
給され、このＶＣＯ（５５）の出力が８分周回路（５６
）を通じて位相比較回路（５３）に供給される。これに
よってＰＬＬ（５０）が形成され、パイロット信号を８
逓倍した８　ＭＨｚの信号がＶＣＯ（５５）から出力さ
れる。

このＶＣＯ（５５）からの信号がＡＤ変換回路（４２）
及びメモリ装置（４３）を駆動するメモリコントローラ
（５７）に供給される。さらに上述の発振器（２１）と
等しい周波数の発振器（５８）が設けられ、この発振器
（５８）からの信号がメモリコントローラ（５７）及び
ＤＡ変換回路（４４）に供給される。

また上述のヘッド（２４）と同等のピックアップヘッド
（５９）からの信号がメモリコントローラ（５７）に供
給される。

さらにデエンファシス回路（４１）の出力信号が識別信
号の検出回路（６１）に供給され、検出されたスタート
識別信号ＳＩＤがカウンタ（６２）　　（６３）の従続
回路に供給される。このカウンタ（６２）（６３）にＶ
ＣＯ（５５）からの信号が供給される。

これによってカウンタ（６２）　　（６３）から所定の
音声信号の期間に相当するパルスが形成され、この信号
がメモリコントローラ（５７）に供給される。

そして例えば上述の第４図、第５図に示した記録時と逆
の動作が行われてメモリ装置（４３）に書込まれた信号
が１／　５７０の早さで読出される。

この読出された信号がＤＡ変換回路（４４）に供給され
、このアナログ変換された信号がノイズリダクションの
デコーダ回路（４５）を通じて出力端子（４６）に取出
される。

こうして音声信号の記録再生が行われるわけであるが、
上述の装置によればパイロット信号を重畳したことによ
り、極めて容易かつ良好に再生信号の連続化を行うこと
ができる。

なお複数のトランクに跨っている場合の連続化も、上述
の回路によって同様に行うことができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、記録信号に所定周波数の連続波からな
るパイロット信号を重畳しているので、この信号を用い
て極めて容易かつ良好に再生信号の連続化を行うことが
できるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一例の構成図、第３図〜第７
図はその説明のための図である。 （１１）は入力端子、（１３）　　（４２）はＡＤ変換
回路、（１４）　　（４３）はメモリ装置、（１５）　
　（４４）はＤＡ変換回路、（２２）　　（５７）はメ
モリコントローラ、（２５）は識別信号発生回路、（２
６）は８分周回路、（４６）は出力端子、（５０）　ハ
Ｐ　Ｌ　Ｌ、（６０）は識別信号検出回路である。 第５図 第６図 第７図 （Ｈｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １フィールドの映像信号が１本のトラックとして同心円
   状に順次記録されるようにした記録再生装置において、
   音声信号を時間軸圧縮して上記映像信号に代えて上記ト
   ラックに記録するに当り、上記音声信号の連続して記録
   される時間より短い長さのメモリを用いて上記連続の音
   声信号を複数のセグメントに分割して上記時間軸圧縮す
   ると共に、この圧縮された信号に所定周波数の連続波か
   らなるパイロット信号を重畳して記録し、再生時にこの
   パイロット信号を検出し、この検出された上記パイロッ
   ト信号を用いて上記時間軸圧縮された信号の伸長及び連
   続化を行うようにした記録再生装置。