JP2576115B2 - 高解像度ビデオデイスク再生装置 - Google Patents

高解像度ビデオデイスク再生装置

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JP2576115B2
JP2576115B2 JP62094305A JP9430587A JP2576115B2 JP 2576115 B2 JP2576115 B2 JP 2576115B2 JP 62094305 A JP62094305 A JP 62094305A JP 9430587 A JP9430587 A JP 9430587A JP 2576115 B2 JP2576115 B2 JP 2576115B2
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video
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伸之 出井
和男 山極
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 標準フォーマットで記録したビデオディスクと映像信
号の記録帯域を拡大して記録した高解像度ビデオディス
クとを共通の再生回路にて再生するための再生装置に関
し、特に標準フォーマットで記録したビデオディスクを
も支障なく再生することの出来る高解像度ビデオディス
ク再生装置に関する。
(ロ)従来の技術 光学式ビデオディスクに記録されるデータは、制御信
号などから成るデジタルデータと、映像信号と音声信号
とから成るアナログデータとから構成されている。光デ
ィスク盤面には、所定の深さの穴(ピット)を設けて記
録され、デジタルデータはクロック周波数に合わせて整
列した穴の有無により記録される。アナログデータは整
列した穴の密度と穴の長さの長短により記録される。従
って再生時に光学ピックアップで読出した信号は、やは
りアナログデータはアナログの電気信号として取り出さ
れる。
かかる性質から、特にアナログデータの記録のための
信号処理はVTR(ビデオテープレコーダー)と類似した
方式が採用されている。
しかし、光学式ビデオディスクでは映像信号は輝度信
号と色信号とに分離せずに周波数高域側の搬送波を用い
て周波数変調(FM映像信号)され、音声信号は、前記FM
映像信号の低域側に設けられた2つの搬送波に2つの音
声信号がそれぞれFM変調(AFM)され、映像信号に付加
されてアナログデータとして記録される。前記2つの搬
送波はそれぞれ音声ステレオ信号の右チャンネル、左チ
ャンネル用である。
しかし、最近は家庭用VTRの高解像度化及びHiFiオー
ディオ化が進んでおり、ビデオディスクの高画質及び高
音質についての優位性を保つため、記録フォーマットの
変更がせまられている。音声については最近、前記AFM
音声記録の他に、デジタル音声記録も行われるようにな
った。該デジタル音声記録はデジタルオーディオディス
クと同一の仕様である。
前記デジタルデータと前記デジタル音声記録は、ディ
スク盤面上の記録位置は異なるが周波数帯域としては前
記AFM信号より更に低周波帯域側に記録される(以後、
合わせてデジタル信号と称す)。
映像についても、特に水平解像度の一層の向上をはか
るため、前記FM映像信号の帯域を拡張することが必要と
なった。しかし、記録フォーマットを変更する場合に
は、標準のフォーマットで記録されたビデオディスクも
支障なく再生出来ることが必要とされる。
(ハ)本発明が解決すべき問題点 ビデオディスクの画質改善のためにFM映像信号の帯域
を拡大したフォーマットが必要であるが、前記デジタ音
声記録を設けたビデオディスクにおいて、前記AFMによ
る音声記録を廃止し、前記AFM信号が存在していた帯域
までFM映像信号の低域部を広げた新フォーマットとする
ことが有効な手段となる。
しかるに、該新フォーマットで記録された高解像度ビ
デオディスクを再生するための再生装置において、標準
のフォーマットで記録された標準ビデオディスクを再生
すると、記録されているAFM信号が映像信号に妨害を与
え正しく再生されない問題がある。逆に標準フォーマッ
ト用のビデオディスク再生装置で再生すると前記新フォ
ーマットで記録された高解像度ビデオディスクの映像は
再生可能であるが、前記FM映像信号の一部がAFM信号を
除去するためのフィルターで取り除かれるため、高解像
度にはならない問題がある。
また、前記2種類のビデオディスクを再生するため、
前記フィルターに切換スイッチを設けて、ビデオディス
クの種類ごとに切換操作を行う必要がある。これらの諸
問題を解決するビデオディスク再生装置を得ることが必
要である。
(ニ)問題点を解決するための手段 前記高解像度ビデオディスクを再生するための再生装
置において、再生しようとするビデオディスクが前記高
解像度ビデオディスクであるか、前記標準ビデオディス
クであるかを識別するための識別手段を設け、さらに標
準フォーマットで記録されたAFM信号除去のためのフィ
ルター及び切換スイッチを設け、前記識別手段の出力に
より、前記切換スイッチを切り換えて、前記高解像度ビ
デオディスク再生時は前記フィルターを介さずに、前記
標準ビデオディスク再生時は前記フィルターを介して映
像信号を取り出す構成とする。
(ホ)作用 前項の手段において、前記識別手段としては、例えば
次のように構成されている。
即ち、前記AFMされた音声信号もしくは搬送波を検出
するための検出器を設けるか、あるいは前記新フォーマ
ットにおいて前記デジタルデータに前記新フォーマット
であることを示す符号を加え、該符号を検出するための
検出器を設けている。
該検出器の出力により、前記切換スイッチを切り換え
て、前記標準ビデオディスクの再生時はAFM信号を除去
するためのフィルターを介して映像信号を取り出すこと
により、映像信号がAFM信号に妨害されることなく取り
出される。前記高解像度ビデオディスクの再生時はAFM
信号を除去するためのフィルターを介さないで映像信号
を取り出すことにより、映像信号の一部が除去されるこ
となく高解像度の映像を再生することが出来る。
(ヘ)実施例 第1図に本実施例のビデオディスク再生装置主要部を
示す。再生ピックアップ1は光学式ピックアップで、回
転するビデオディスク上の記録トラックに正しく位置合
わせされるように制御されており、読み出された信号は
再生アンプ2を経て分岐される。一方は再生中のビデオ
ディスクが標準ビデオディスクであるか、前記高解像度
ビデオディスクであるかを、識別するための識別装置3
に入力される。他方は前記AFM信号除去のためのフィル
ター4と該フィルターを通さないためのバイパス回路と
を切り換えるための切換スイッチ5を経て、ビデオ信号
処理回路6へ入力される。該回路6では、通常のビデオ
信号再生のための処理が行われ、ビデオ信号出力7とし
て取り出される。
第2図は本実施例のビデオディスクの周波数分布を示
す。第2図(a)は標準ビデオディスクで、第2図
(b)は高解像度ビデオディスクである。高解像度ビデ
オディスクでは、標準ビデオディスクに含まれているAF
M音声信号103を除去し、FM映像信号101Aの下側波帯帯域
を、標準ビデオディスクのFM映像信号101に比べて約1MH
z拡大している。これにより高解像度ビデオディスクで
は水平解像度が約80本増える効果がある。
第3図は第1図のフィルター4の作用を示す周波数分
布である。第3図(a)はフィルターOFF時、第3図
(b)はフィルターON時を示す。ここでフィルター4は
共振周波数を1つとし、標準ビデオディスクの左右両チ
ャンネルのステレオ音声FM搬送波である2.3MHz(AFM1)
と2.8MHz(AFM2)とを同時に取り除くように表示した
が、前記2つの周波数に対して別々のフィルターを設置
し、より觧鋭なフィルターを用いてもよい。
次に、第1図の識別装置3の構成について述べる。前
記識別装置3を構成するための第1の手段は、第3図
(a)に示したAFM1及びAFM2の搬送波である2.3MHzまた
は2.8MHzを検出するため検出器を具えることである。も
ちろん、FM検波された音声を検出してもよいが、その場
合は無音期間の補償のため長時間の積分と記憶装置が必
要となるので、搬送波を觧鋭なフィルターで検出する方
法が簡便である。この方法による場合、標準ビデオディ
スクを再生している間、連続してAFM搬送波が検出さ
れ、検波ダイオードによる直流出力が得られる。切換ス
イッチ5はトランジスタなどの電子スイッチで構成さ
れ、前記検出器の出力により、再生中のビデオディスク
が標準ビデオディスクと識別された時はフィルター4を
介する側に、高解像度ビデオディスクと識別された時
(前記検出器にAFM搬送波出力無し)はフィルター4を
介さない側に切換スイッチ5が接続される。
前記識別装置を構成するための第2の手段は、前記高
解像度ビデオディスクの前記デジタルデータに高解像度
ビデオディスクであることを識別するための符号を付加
し、該符号を検出するための検出器を設けることであ
る。
一般にビデオディスクには、映像信号などを記録する
ためのアナログデータの前または例えば映像信号の垂直
帰線期間中などに、光ピックアップをディスク盤面上の
所定位置に案内する制御のためなどのデジタルデータ及
び、該デジタルデータのクロック信号を送るための
“0"、“1"の繰返波からなるデジタルデータなどが挿入
され、全体としてデジタルデータとアナログデータとが
規則的に配置されて記録されている。例えば、前記デジ
タルデータのアナログデータに先行する一部に位置を決
めて、1桁あるいは予告符号を含めて複数桁を割り当て
て、高解像度ビデオディスクであることを示す符号とす
る。該符号の検出器は、他のデジタルデータ読出し装置
の一部に、前記符号が挿入された桁であることを判読す
るためカウンターを具え、該桁に到達したときに“0"で
あるか“1"であるかを判別するものとする。前記符号検
出器の出力はラッチ回路により保持され、標準ビデオデ
ィスクと識別された時(高解像度ビデオディスクを示す
符号出力無し)は、前記出力により第1図の切換スイッ
チ5をフィルター4を介する側に切換え、高解像度ビデ
オディスクと識別された時は、前記出力により第1図の
切換スイッチ5をフィルター4を介さない側へ切換え
る。
なお、前記符号は、規則的に配置された前記デジタル
信号の一部に位置を決めて付加すれば、例えば前記デジ
タル音声記録の一部に付加してもよい。
(ト)効果 再生しようとするビデオディスクが前記高解像度ビデ
オディスクであるか、前記標準ビデオディスクであるか
を前記識別手段により識別し、映像信号回路の途中に設
けられた前記フィルター切換スイッチが前記識別手段の
出力により切換えられる結果、前記いずれのビデオディ
スクも画質劣化なく再生出来る高解像度ビデオディスク
再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の再生装置主要部を示す。 第2図は本実施例のビデオディスクの周波数分布を示
し、第2図(a)は標準ビデオディスクで第2図(b)
は高解像度ビデオディスクである。 第3図はフィルターの作用を示す周波数分布で、第3図
(a)はフィルターのOFF時、第3図(b)はフィルタ
ーON時である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数変調された映像信号低域側に、周波
    数変調された音声信号を配置した信号を記録する標準ビ
    デオディスクと、前記低域側に前記周波数変調された音
    声信号を配置しないことにより、前記周波数変調信号の
    記録周波数帯域を拡大して記録した高解像度ビデオディ
    スクとを共通の再生回路により再生するための高解像度
    ビデオディスク再生装置において、 前記標準ビデオディスクと前記高解像度ビデオディスク
    とを判別するための符号検出手段と、 前記標準ビデオディスクで記録された前記周波数変調さ
    れた音声信号を除去するためのフィルタ手段と、 前記フィルタ手段の切換手段とを有し、 前記符号検出手段の判別出力により、前記切換手段を切
    り換えて前記標準ビデオディスク再生時には、前記フィ
    ルタ手段を介して前記周波数変調映像信号を取り出すと
    共に、前記高解像度ビデオディスク再生時には前記フィ
    ルタ手段を介さないで前記周波数変調映像信号を取り出
    すように構成し、 前記符号検出手段は、前記高解像度ビデオディスクに記
    録された符号の桁に応じて計数を開始し、所定値をカウ
    ントした時に前記判別出力を発生するカウンタ手段から
    なることを特徴とする高解像度ビデオディスク再生装
    置。
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JPH02193356A (ja) * 1989-01-20 1990-07-31 Sony Corp ディスク再生装置

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JPS50104910A (ja) * 1974-01-23 1975-08-19
JPS5981989A (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号再生装置
JPS61256682A (ja) * 1985-05-08 1986-11-14 Pioneer Electronic Corp レ−ザダイオ−ド駆動回路

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