JPS61121018A - レンズ構体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はレンズと鏡枠とから成るレンズ構体に関するも
のである。

従来技術 第４図は特開昭５８−４３４０７号公報等にて知られる
従来のレンズ構体を示す主要部断面図である。

レンズ１１は鏡枠７２内に押え環７３で固定されておシ
、７４はレンズ７１と押え環７３との間に設けられた摩
擦減衰シートで、レンズと押え環の間の摩擦力を吸収低
減するためのものであるが、第４図に示すような押え環
７３を使用する固定形式では、特にレンズの材料が高分
子のプラスチック材料である場合、熱膨張等における変
形量が多く、押え環とレンズの間に働く応力の大きさは
無視出来ないものがある。

また、レンズ７１の芯出しを行うため、レンズ７１をレ
ンズの鏡枠７２の嵌合部７５に嵌合して固定するように
なっているので、レンズと鏡枠の線膨張係数の相異にょ
シレンズ７１が半径方向の圧力を受は変形を生じやすい
、等の欠点を有していた。

発明の目的 本発明は、前記欠点を解消し、レンズの熱膨張や機械的
圧力による変形を極力小さくするためのレンズ構体を提
供することを目的とするものである０ 発明の概要 本発明は、鏡枠に設けたレンズの取付用の座にシリコン
ラバーを設け、その上にレンズを取付けることによシ、
レンズの変形を防止するようにしたものであって、シリ
コンラバーに粘着剤をあらかじめ塗布したシ、位置決め
用の凹凸部を設けたシすることＫよシ、作業性の向上を
も図るようにしている。

実　　施　　例 以下に示す実施例によ・シ、本発明を具体的に説明する
。

（第１実施例） 第１図は本発明の第１の実施例を示すレンズ構体の断面
図である。

１はプラスチック等の光学素材よシ成形されたレンズで
、２はレンズを取付ける鏡枠、３はシリコンラバーを示
している。

鏡枠２はレンズ１の外径よシも稍大きい径を有するレン
ズ取付座４を形成し、この取付座にシリコン系の接着剤
によシ、前記シリコンラバーとレンズを接着固定する。

なお、接着剤で固定する代シに、シリコンラバーの表裏
面に離形紙等にて保護された粘着剤を予め塗布しておく
ことによシ組立現場において接着剤を塗布する作業が省
略される。

前記シリコンラバー３は、硬度が十分低く（）、それ自
体非常に柔軟性に富むものであるから、レンズ１が温度
変化のため変膨張を行っても、レンズの膨張のさまたげ
とならないので、レンズ１１Ｃ変形は生じない。その結
果光学的な歪も生じないのでレンズ自体精密な光学特性
を維持できるのである。

（第２実施例） 第２図は本発明の第２の実施例を示すレンズ構体の断面
図で、１はレンズ、２は鏡枠、２．はＬ／７ズ取付座、
３はシリコンラバーであるが、第１実施例との相違は、
レンズ１とシリコンラバー３に、それぞれが嵌合し合う
段部５，６を設けた点である。

即ち、レンズ１の取付座側の端面の内周部に、リング状
の嵌合段凹部５を設け、シリコンラバー３には前記・レ
ンズのリング状の嵌合段凹部５に嵌合するリング状の嵌
合段凸部６を設けたものである０ このような構成となすことにより、レンズ１は鏡枠２に
対し、偏芯の少い状態で固定することが出来るのである
。

（第３実施例） 第３図は、本発明の第３の実施例を示すレンズ構体の組
立分解斜視図で、１はレンズ、２は鏡枠、３はシリコン
ラバーである。

本実施例においては、前記第２実施例におけるシリコン
ラバー３に、レンズ１と鏡枠２に　それぞれ係合する一
対の凹凸係合部８，９を設けたものである。

係合部Ｔは第２図におけるレンズ１の取付座側の下端面
の外側リング状部、即ちリング状の嵌合段凹部５の外周
壁の一部に１載嵌合凹部の底面に連通する切欠きを設け
たものである。

係合部８は第２図におけるシリコンラバー３のリング状
の係合段凸部６に前記レンズの係合部７に係合する半径
方向に突出する突部を設けたもので係合部９は同じく第
２図におけるシリコンラバー３の取付座に載置する鍔状
部に設けた切欠で、鏡枠２の取付座面に設けた突出係合
部１０と係合するものである。

このような係合部を各部品に成形することによシ、レン
ズ１とシリコンラバー３とが係合部７゜８で係合し、シ
リコンラバー３と鏡枠２とが係合部８，１０で係合する
ことになるので、王者は偏芯の防止はもちろんそれぞれ
、レンズ１の円周方向の位置関係をも確実に決定される
。

以上、三つの実施例においては、シリコンラバーはレン
ズの全周に対して設けたものを説明したが、いくつかに
分割して配置しても、本来の目的。

作用効果は同じである。

発明の効果 本発明によれば、レンズの熱膨張や機械的圧力による変
形を極力小さくする変形を極力小さくすることが出来る
ので、安定したレンズの光学的特性を維持することので
きるレンズ構体を実現できる効果を有する＠

【図面の簡単な説明】

第４図は従来のレンズ構体を示す主要断面図、第１図は
本発明の第１の実施例を示すレンズ構体の断面図、第２
図は本発明の第２の実施例を示すレンズ構体の断面図、
第３図は本発明の第３の実施例を示すレンズ構体の組立
分解斜視図である０１　・・・・・―…・・・レンズ ２　・・・・・・・・・・・・鏡枠 ３　・・・・・・・・・・・・シリコンラバー４　・・
・・・・・・・・・・　レンズ取付座７．８，９．１０
・・・凹凸係合部 ７、補正の内容 手続補正書（自発） 昭和６０年４月９日 １、事件の表示 昭和５９年特許願第２４１７７９号 ２、発明の名称 し　　　　　　ン　　　　　ズ　　　　　構　　　　　
体３、補正をする者 事件との関係　　特　許　出　願　大 佐　所　東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号４、代　
理　人 ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 を「（４０°以下）」と補正する。 （２）　　明細書第５頁第８行目に記載する「２．は」
を「４は」と補正する。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）鏡枠に設けたレンズ取付座と、該取付座に取付け
   るレンズとの間にシリコンラバーを設けたことを特徴と
   するレンズ構体。
2. （２）シリコンラバーには、あらかじめその両面或は片
   面に粘着剤を塗布したものであることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のレンズ構体。
3. （３）レンズの取付座側の端面の内周部に、リング状の
   嵌合段凹部を設け、シリコンラバーには、前記レンズの
   リング状の嵌合段凸部を設けたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項又は第２項記載のレンズ構体。
4. （４）シリコンラバーは、少くとも一対のレンズ側と鏡
   枠側の両方に係合する凹凸係合部を設けたことを特徴と
   する特許請求の範囲第３項記載のレンズ構体。