JPS5928107A - レンズ保持装置 - Google Patents

レンズ保持装置

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JPS5928107A
JPS5928107A JP13699582A JP13699582A JPS5928107A JP S5928107 A JPS5928107 A JP S5928107A JP 13699582 A JP13699582 A JP 13699582A JP 13699582 A JP13699582 A JP 13699582A JP S5928107 A JPS5928107 A JP S5928107A
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annular
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Hitoshi Minegishi
峯岸 仁
Noboru Yamada
登 山田
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/028Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with means for compensating for changes in temperature or for controlling the temperature; thermal stabilisation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レンズを鏡枠内に保持するレンズ保持装置に
関し、特に耐温度性の弱いプラスチックレンズを温度変
化によってもその形状を変化させないように鏡枠内に固
定することによりレンズ性能を維持し、耐温度性の強い
レンズ系を提供するとともに、プラスチックレンズ及び
その他の耐温度性の無いレンズの使用温度範囲の拡大を
目的とするものである。
従来、レンズ、例えばプラスチックレンズ7を鏡枠2内
に装着する場合には、第1図aに示す如く、鏡枠2のレ
ンズ鏡枠胴付部4にプラスチックレンズ7の背面外周縁
7&を当接しつつレンズ鏡枠嵌合部5内にプラスチック
レンズ7を嵌合するとともに鏡枠2の内周に螺設した鏡
枠ネジ部3に押え環1の外周に螺設したネジ部6を螺合
しつつ鏡枠2の内側に押えW41をネジ込み、この押え
環1の内側周縁に形成したプラスチックレンズ7との当
接mI&をプラスチックレンズ7の正面側ノ外周縁7b
に圧接し、当該プラスチックレンズTを鏡枠2内に固定
することにより構成している。
さて、か\る構成から成るプラスチックレンズTの鏡枠
2に対する部組を常温にて行った後、これを高温雰囲気
中に曝した場合、プラスチックレンズ7の成形素材の線
膨張率が鏡枠2及び押え環1の成形素材の線膨張率より
も大きいために、鏡枠2におけるレンズ鏡枠嵌合部5の
クリアランスが小さくなる。
さらに、この影響を鮫も顕著に受けるのが第1図aにお
けるレンズ7と押え環1との当り部8 (第1図すにて
示す拡大図参照)で1当該部分は常温で1itb組した
時点にて既にクリアランスはゼロの状態となっており、
前記高温雰囲気中においてはレンズ7と押え環1におけ
る成形素材の線膨張率の差が直接面形状に影響を及ばず
ことになる。
すなわち、前記レンズ7と押え環1の当り部8において
、押え環1の当接縁1aが圧接するレンズTの正面側の
外周縁7bがへこみ、かつ押え環1の当接縁1aにより
、レンズTがクリアランスゼpの状態に規制されること
になる。
したがって、温度が8濡になるに従い、前記プラスチッ
クレンズ7はラジアル方向に膨張し始めるが、前記押え
珈1による規制によって、プラスチックレンズ7のラジ
アル方向への変形が規制されるために、当該レンズ7内
部に熱応力が発生する。
そして、プラスチツクレンズ7内部に発生する熱応力が
規制を受けることのない光軸方向への変形に集中し、プ
ラスチックレンズ7が光軸方向に変形を起すことになる
プラスチックレンズ7の光軸を含む軸方向の断面を考察
するに、第1図Cにおける弦ABの長さが押え環1によ
り規制されるため、r) 弧ABにど張が集中し、その結果、曲率牛径が小さくな
る。
レンズ7の線膨張率をαとすると、 ら1. ど) A’ B =ムB・(1+αt) に近似する。
また、逆に、常温で部組したプラスチックレンズ7と鏡
枠2を低温雰開気中に曝した場合、前述の如く、プラス
チックレンズTと鏡枠2と押え環1の成形素材の線膨張
係数の相違により、低温になるに従って、鏡枠2及び押
えIRlの収縮に比し、プラスチックレンズ7の収縮は
大きく、鏡枠2と押え環1の収縮以上に収縮しようとす
るが、この場合にも押え環1の当接縁1aの圧接によっ
て固定されるプラスチックレンズ7の正面側の外周縁7
bが規制を受ける結果、前記高温時の場合と同様にプラ
スチックレンズ7の収縮は押え環1の収縮以上に収縮す
ることができず、勢いプラスチックレンズ7の内部に熱
応力が発生するとともにこの熱応力がプラスチックレン
ズγの、押え環1に規制を受けない光軸方向に集中し、
プラスチックレンズ7の光軸方向に変形を与えることに
なる。
そこで、第1図dに示すプラスチックレンズ7の光軸を
含む軸方向の断面を考察するに、弦ABの長さが押え環
1で規制されている曲率半径は大きくなる。
ンズ7の成形素材の線膨張係数をαとすると、7、、^ AB=AB・ (1−αt) に近似する。
因で、以上のことから、プラスチックレンズ1を従来構
成から成る鏡枠2内に押え環1によって装着すると、プ
ラスチックレンズ7は温度変化により、曲率半径が変化
する。すなわち高温で小さく、低温で大きくなることが
明らかであるとともに常温時に比し、ピント位置が大き
くズしたり各種収差の悪化をきたすものであることが判
る。
また、前記従来のレンズと鏡枠の構成にわいて、第1図
eに示すように、レンズ保持部祠23のレンズ嵌合部2
6内に少なくとも2枚のレンズ21.22を嵌合すると
ともに両レンズ21.22間に調芯部材24を介装す抵
抗を減少せしめるとともに両レンズ21.22間におけ
るレンズの芯ズレを防止せしめることができるように構
成した合成レンズが実開昭55−138606号公報の
考案によって提案されている。
しかし、当該構成の場合には2枚のレンズ21.22間
の摩擦を減少せしめるのみで、レンズ21.22を嵌合
部26内に押え環25によって固定する構成は前記従来
の構成に何部変化がなく、レンズ21.22は、その外
径をレンズ保持部利23の嵌合部26または押え環25
の内径により規制され、前記プラスチックレンズ7と同
様に、両レンズ21.22の温度変化に伴う曲率半径の
変化を防止することができず、温度変化に対するピント
位置のズレ、収差の悪化を回避することは不可能である
したがって、前記従来の鏡枠に対するレンズの装着構成
において温度変化によって発生する曲率半径の変化を防
止し、ピント位置ズレあるいは各種収差の悪化をきたす
ことのないレンズ保持の構成、またはその他の適切な対
策の開発か切望されるところであった。
因で、本発明は前述してきた従来のレンズ保持装置にお
ける諸欠点を解消し、前記要望に応じ得るレンズ保持装
置をこ−に提案するところで、以下には図面とともに本
発明レンズ保持装置の各実施例を具体的に説明する。
第2図aSbは本発明レンズ保持装恒の第1実施例を示
す縦断IJ111面図及び同正面図である0 30は合成樹脂により形成した鏡枠で、この鏡枠30の
内側には自己変形吸収レンズ40のレンズ胴付部31を
設けるとともに、このレンズ胴付部31の前側に一枠変
彫吸収部32を有するレンズ嵌合部33を設け、かつレ
ンズ嵌合部33の前側周壁には押え環35のネジ36を
螺設しである。
また、前記トンズ胴付部31は第2図すに示す如く、多
・χ枠30の内側円周方向に沿って3分割した祷教のレ
ンズ餉付部31から成り、各レンズ胴付部31相互間に
は切欠部37を設けである。
さらに、前記にε枠間ノiジ吸収部32は第2図すに示
す如く、レンズ嵌合部33において、前記各レンズ胴付
部31の切欠部37の前面に位S(せしめて3ケ所に配
設され、各鏡枠変形吸収&;+ 32の内径は自己変形
級数レンズ40の外周に設けた鏡枠嵌合部43の外径に
対応せしめて形成しである。
さらに、前記鏡枠30内に収納する自己変形吸収レンズ
40はプラスナックレンズ本体41の外周に、当該本体
41の最小肉厚よりも薄い板厚により形成した環状のレ
ンズ変形吸収部42を設けるとともにこのレンズ変形吸
収部42の外周には鏡枠3oのレンズ嵌合部33に嵌合
する鏡枠嵌合部43を設は一体に形成しである。
しかして、この自己変形吸収レンズ40は、その外周の
鏡枠嵌合部43を前記鏡枠3゜のレンズ嵌合部33に嵌
合しつつレンズ胴イ」1fl(31まで落し込んだ後、
鏡枠3oのネジ36に押え環35を螺合し、が\る押え
環35にて自己変形吸収レンズ40を押圧固定する。
この方法で、鏡枠3o内に固定した自己変形吸収レンズ
40に温度変化を与えると、プラスチックレンズ本体4
1はその冷熱変化の繰返しに伴って伸縮し、高温の時に
はラジアル方向に発生ずる熱応力が鏡枠3o内部に設け
た鏡枠変形吸収部32と、プラスチックレンズ本体41
の外周に設けたレンズ変〕[≧吸収部42の弾性変形に
よって吸収され、プラスチックレンズ本体41の曲率半
径の変化を防止する。
従って、自己変形吸収レンズ40は鏡枠30内に収納す
る場合、レンズ嵌合部33とのクリアランスを特に広げ
る必要はなく、従来通りの設定が可能であるから、レン
ズ性能を従来と同じ水阜に保持することができる。
ラジアル方向の熱応力を吸収するに当って、鏡枠変形吸
収部32とレンズ変形吸収部43の弾性変形で機能させ
るので、プラスチックレンズ本体41の材質と鏡枠30
の材質の組合せで弾性率の組合せが可能であるから、そ
れぞれの変形吸収部の板厚など、形状要因にのみ頼るこ
となく設計することができ、所期の作用効果を成形性、
組立作業性を十分満足させながら実施を計ることができ
る。
次に、第3図示の第2実施例について説明すると、自己
変形吸収レンズ40は第1実施例と全く同一の構成から
成るが、鏡枠30側の構成を第1実施例の構成と異にす
るものである。
すなわち、第1実施例の鏡枠変形吸収部32と同効作用
を備える薄肉板状の鏡枠変形吸収部32を鏡枠30の内
周壁に沿って現状に股りるとともにこの現状の鏡枠変形
吸収部32に対してレンズ嵌合部39を備える環状のレ
ンズ胴伺部38を一体に形成、しである。
そして、プラスチックレンズ本体41をレンズ嵌合部3
9内に嵌合するとともに鏡枠30のネジ36に螺合した
押え環35により、レンズ胴付部38に押圧しつつ固定
することにより構成したものである。
従って、鏡枠30内に収納し押え環35により固定した
プラスチックレンズ本に4Hf1見枠30の鏡枠変形吸
収部32およびプラスチックレンズ本体41のレンズ変
形吸収部42により、第1実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
士た、鏡枠変形吸11M部32と一体にレンズ胆1付部
38を設けることにより、所期作用効果をより助長する
ことができる。
尚、第1.2実施例におけるそれ自体レンズの熱膨張に
よる熱応力を吸収する能力を備える自己変形吸収レンズ
40のプラスチックレンズ本体41の外周に設けたレン
ズ変形吸収部42については、外周の全周にわたって環
状の変形吸収部42を設けた場合の実施例(第3図す参
照)を示したが、これに換えて第3図Oに示す如く、プ
ラスチックレンズ本体41の外周に部分環状の複数から
成、るレンズ変形吸収部42を設けることにより自己変
形吸収レンズ40を構成して実施することも可能である
さらに、鏡枠30の鏡枠変形吸収部32についても同様
のことがゴえ、鏡枠30の内周壁に沿って環状の鏡枠変
形吸収部32を設ける第3図a図示の実施例に換えて、
後述する第7図の第4実施例に1−1ける第7図Cに示
すレンズ嵌合部39およびレンズ胴材部38を形成する
保合片3B&、39&を備える部分環状の鏡枠変形吸収
部32を複数個設けることにより実施することもEiJ
能である。
第4図は本発明の第3実施例を示すもので当該実施例は
、鏡枠30の構成は前述の第1実1庇例における襞、枠
30の構成と全く同一であるのであるが、第12実施例
の自己変形吸収レンズ40としての構成、を異にする。
すなわち、プラスチックレンズ本体41の外周縁に沿っ
てレンズアンカー45を突設するとともにこのレンズア
ンカー45を備えるレンズ41の外周縁に発泡成形加工
番こより、環状の発泡部46を設けろこと番こより、自
己変形吸収レンズ44を構成し、この自己変形吸収レン
ズ44を鏡枠30の鏡枠変形吸iIy、部32間に嵌合
するとともにネジ36に螺合した押え環35により、レ
ンズ胴材部38にtF圧固足固定ことにより構成したも
のである。
また、自己変形吸収レンズ44を鏡枠30の変形吸収部
32間に嵌合する際には、レンズ変形吸収部としての発
泡部46が、その弾力性の為に変形して、その外周面が
鏡枠30の変形吸収部32に密着するので、しっかりと
自己変形吸収レンズ40を鏡枠30内に固定し得る利点
を有する。
但し、この嵌合同定作用を得るには、予め発泡部46の
外径と各鏡枠変形吸収部32間における径とを、発泡部
46の弾性変形作用が発揮されるように構成、シておく
必要のあることは言うまでもない。
さて、か−る構成から成るレンズ保持装置において、鏡
枠30内に固定した自己変形吸収レンズ44に温度変化
を与えると、プラスチックレンズ本体41は、その冷熱
変化の繰り返しに伴って伸縮するが、高温時のラジアル
方向に発生する熱応力は鏡枠30の鏡枠変形吸収部32
とプラスチックレンズ本体41の発泡部46の弾性変形
によって吸収することができ、プラスチックレンズ本体
41の曲率半径の変化を防止することができる。
尚、前記発泡部46の外皮層にはスキン層4Tを形成し
た場合を第4図0の拡大断面図にて示したが、このスキ
ン847は、発泡部46の発泡成形加工により必然的に
形成される場合に加えて、これを細極的に形成する場合
もあるが、逆に、このスキン層47を形成せずに実施す
ることも可能で、その場合、前記発泡部46の発泡成形
加工により必然的に形成されるスキン層はこれを排除す
ることに実施例 また、当該実施例における自己変形吸収レンズ44の構
成については、第5.6図示の実施例を具体的に挙げる
ことができる。
すなわち、第5図a1bに示す如く、発泡部46をプラ
スチックレンズ本体41の外周に環状に設ける構成に換
えて、第5図Cに示す如く、プラスチックレンズ本体4
1の外周に部分環状の発泡片48を突設することにより
構成する実施例を挙げることができる。但し、発泡片4
Bの突設に当っては、レンズアンカー片45&を突設し
て発泡片4日を固定するとともに外周にはスキン層47
&を設け、鏡枠30との嵌合部を形成する。
また、第4.5図示の発泡部46および発泡片48の外
周が鏡枠30との嵌合部となるが、これとは別体に鏡枠
嵌合部49を形成し、これを発泡部46、あるいは発泡
片48間に外嵌することにより自己変形吸収レンズ44
を構成する実施例を第6図a−oに示す。
鏡枠嵌合部49の外嵌固定は、環体の鏡枠嵌合部49の
内周に嵌合部アンカー50を突設し、これとプラスチッ
クレンズ本体41の外周に突設したレンズアンカー45
間に発泡部46を発泡成形加工により形成し、一体化す
る実施例を挙げることができる。
但し、第61aOの実施例の場合には、レンズアンカー
片45&に対応する嵌合部アンカー片50&を突設し、
それぞれのアンカー片45a、50a間に発泡片48a
を発泡成形加工して一体化するものである。
第6図a−oの発泡部46あるいは各発泡片48間に鏡
枠30との鏡枠嵌合部49を設ける実施例の場合には、
第5図a〜0の、これを設けることのない実施例に比較
して、鏡枠30との嵌合に除し、鏡枠との偏芯、光軸に
対する傾き等のレンズ組立粘度をより高くすることがで
きる利点を有する。
また、環状の発泡部46に換えて、これを部分環状の発
泡片48.48aの構成とすることにより、発泡部46
に期待する所期作用効果、すなわち、環状の発泡部46
より弾性変形作用を助長し得る特徴を備えるものである
O さて、第7図は本発明の第4実施例を示すもので、鏡枠
30における鏡枠変形吸収部32にレンズ嵌合部39を
備えるレンズ胴材部38を一体に形成した第3図示の鏡
枠30に対して、前記帖3実施例の自己変形吸収レンズ
44を押え環35により固定することにより構成したも
のである。
尚、第7図すは鏡枠30に環状のレンズ胴材部3Bを環
状の鏡枠変形吸収部32に対して一体成形した実施例、
第7図Oは部分環状の鏡枠変形吸収片32&に対して、
レンズ嵌合片39&を備えるレンズ膜付片38&を一体
成形した実施例をそれぞれ示すものである。
さて、本発明のレンズ保持装置は以上のような構成から
成るもので、鏡枠内のレンズ嵌合部とこれに収納するレ
ンズの構成において、鏡枠にあってはプラスチックレン
ズの熱膨張によるラジアル方向への熱応力を吸収する父
形吸収部を設け、レンズにあっては前述の熱応力を吸収
する変形吸収部を設け、両者が互いの変形吸収部で嵌合
し合う構成にすることによって、温度変化によるレンズ
のラジアル方向への熱応力を吸収し、レンズの曲率牛径
の変化を防止する。
従って、温度変化による焦点位置の移動や収差の悪化を
防止することができ、特にプラスチックレンズにおいて
はその使用温度範囲の拡大を実現することができる。
特に、変形吸収部を分割した複数の部分環状とした構成
からC;J: % ri)枠及び/またはプラスチック
レンズとの接触面積を小さくすることができ、構造的に
変形し易くなり、変形吸収部の所期作用効果を向上し得
る。
また、鏡枠とプラスチックレンズ両方に熱応力を吸収す
る変形吸収部材を備え熱応力を吸収させるに必要な両者
の素材の弾性率を組合せることによって、材質上からも
吸収の程度を選択することができ、形状対策と合せて設
計がし易くなる。
さらに、変形吸収部とレンズ嵌合部、レンズ胴材部が鏡
枠においてもプラスチックレンズ側においても、それぞ
れ一体構造で形成することができ、レンズ組立工数は従
来に比較して増加することはなく、鏡枠においてレンズ
嵌合部とレンズ胴材部を鏡枠変形吸収部の内側に一体化
して設けることにより、金型構造をシンプルにでき、金
型製作コストを低減することができる。
尚・プラスチックレンズの変形吸収部を発泡部とした場
合は、鏡枠内に固定した時の鏡枠との偏芯、光軸とのズ
レな小さくすることができ、また、押え現で抑圧固定後
の応力緩和に対して効果があり、具体的には押え環のゆ
るみトルクの低下を防止することができるという効果も
合せて得ることができ、更に、発泡部を設けた場合は鏡
枠の材質と発泡層の材質とプラスチックレンズの材質の
組合せが可能であるから、熱応力吸収に対して弾性率を
各種設定することができ、レンズ形状変化に対して対策
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図a−eは従来のレンズ保持装置を説明するための
もので、第1図aは断面図、第1図すは同部分拡大図、
第1図6.(Lは温度変化に伴うレンズの熱応力を示す
説明図、第1図・は第1図aとは別のレンズ保持装置を
示す断面図、第2〜7図は本発明のレンズ保持装置の各
実施例を示すもので、第2図aは第1実施例を示す側断
面図、第2図すは同正面図、第3図aは第2実施例を示
す側断面図、第3図すは同実施例における自己変形吸収
レンズの正面図、第3図0は第3図すとは別の実施例を
示す一部を省略した正面図、第4図aは第3実施例を示
す側断面図、第4図すは同正面図、第5.6図は同実施
例における自己変形吸収レンズの実施例を示すもので、
第5.6図aはそれぞれ側断面図、第5.6図す、、C
はそれぞれ一部を省略した正面図、第7図aは第4実施
例を示す側断面図、第7図す、oは同実施例における鏡
枠変形吸収部の実施例を示す一部を省略した正面図であ
る。 30・・・鏡 枠 31.38・・・レンズ胴付部 32φ・・鏡枠変形吸収部 33.39・拳・レンズ嵌合部 35・・・押え環 36・・・ネ ジ 40.44・・・自己変形吸収レンズ 41・・・プラスチックレンズ本体 42・・・レンズ変形吸収部 43.49・・・鏡枠嵌合部 45・・Φレンズアンカー 46・・・発泡部 4T・・・スキン層 48・・・発泡片 特許出願人  オリンパス光学工業株式会社第1図 ((1) (b) 第1図 (C) (d) 第1図 (e) (b) 9 (C) (b) 第5図 (G) (b)     (C) 第6図 (G) (b)(。) 第7図 (O) (b)(C) 手続補正書(方式) 昭和57年12月29日 昭和57年特   許願第136!995号発明の名称 2° レンズ保持装置 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号yvti
基。ゎ (037)オリンパス光学工業株式会社取締役
社長 北  村  茂  男 4、代理人 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 り補正する。 「は正面図、第4図Cは自己変形吸収レンズの部分拡大
断面図、第5,6図は同実施例における」 手続補正書(目見) 昭和58年4月25日 昭和57年特  許願第136995ぢ発明の名称 2゛ レンズ保持装置 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 、:、 ″°1− 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2
号氏 名(名称>  (037) 、t !Jンパス光
学工業株式会社取締役社長 北  村  茂  男 4、代理人 8、補正の内容 (1)  明細曹#!24頁第20行目に記載する「3
6・・・ネジ」の次行に「31・・・切入部」を挿入す
る。 (2)  図中、第2図すを別紙の通り補正する。 9、添付T4類の目録 (1)補正図面   1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)鏡枠内に収納したレンズを押え環により固定する
    レンズ保持′装置において、前記鏡枠のレンズ嵌合部の
    内壁に沿ってレンズの熱膨張による熱応力を吸収する変
    形吸収部を設けるとけ、鏡枠のレンズ嵌合部にレンズを
    嵌合するに当り、前記両者の変形吸収部を互いに嵌合せ
    しめ合いつつ収納することにより構成したことを特徴と
    するレンズ保持装置。 (2)鏡枠内に収納したレンズを押え環により固定する
    レンズ保持装置において、前記鏡枠のレンズ嵌合部の内
    壁に沿ってレンズの熱膨張による熱応力を吸収する環状
    または部分環状の変形吸収部を設けるとともに前記レン
    ズの外周縁に沿って熱膨張による熱応力を吸収する環状
    または部分環状の変形吸収部を設け、前記鏡枠のレンズ
    嵌合部にレンズを嵌合するに当り、前記両者の変形吸収
    部を互いに嵌合せ1しめ合いつつ収納することにより構
    成したことを特徴とするレンズ保持装置。 (3)トχ枠内に収納したレンズを押え環により固定す
    るレンズ保持装置において、前記鏡枠のレンズ嵌合部の
    内壁に沿ってレンズの熱膨張による熱応力を吸収する環
    状または部分環状の変形吸収部を設け、ア)つこの変形
    吸収部に環状または部分環状のレンズ胴付部を一体に設
    けるとともに前記レンズとしてのプラスチックレンズの
    外周縁に沿って熱膨張による熱応力を吸収する環状また
    は部分環状の変形吸収部を設け、前記鏡枠のレンズ嵌合
    部にレンズを嵌合するに当り、前記両者の変形吸収部を
    互いに嵌合せしめ合いつつ収納することにより構成した
    ことを特徴とするレンズ保持装置。 ((4)前記鏡枠のレンズ嵌合部の変形吸収部はレンズ
    嵌合部の内壁に沿って設けた薄肉板厚の環吠または部分
    環状片から成る特許請求の範囲第1項、第2項または第
    3項記載のレンズ保持装置。 (5)前記レンズの変形吸収部は環状または部分環状の
    鏡枠嵌合部を備えるレンズの最小肉厚より薄い薄肉板厚
    の環状または部分環状片から成る特許請求の範囲第1項
    、tlX2項または第3項記載のレンズ保持装置。 は部分環状の発泡部から成る特許請求の範囲第1項、f
    s2項または第3項記載のレンズ保持装置。 (力前記レンズの変形吸収部はレンズの外周に設けたレ
    ンズアンカーを介して固定した環状の鏡枠嵌合部を備え
    る環状または部分環状の発泡部から成る特許請求の範囲
    第1項、第2項または第3項記載のレンズ保持装置。
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Cited By (6)

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