JPS61120795A - 感熱記録紙 - Google Patents
感熱記録紙Info
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- JPS61120795A JPS61120795A JP59242142A JP24214284A JPS61120795A JP S61120795 A JPS61120795 A JP S61120795A JP 59242142 A JP59242142 A JP 59242142A JP 24214284 A JP24214284 A JP 24214284A JP S61120795 A JPS61120795 A JP S61120795A
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- Japan
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- recording paper
- stabilizer
- phthalate
- color
- isoproboxy
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/333—Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
- B41M5/3333—Non-macromolecular compounds
- B41M5/3335—Compounds containing phenolic or carboxylic acid groups or metal salts thereof
- B41M5/3336—Sulfur compounds, e.g. sulfones, sulfides, sulfonamides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/337—Additives; Binders
- B41M5/3377—Inorganic compounds, e.g. metal salts of organic acids
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は耐油脂性及び保存安定性に優れた感熱記録紙に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術)
通常無色ないし淡色の所謂塩基性無色染料と7エノール
類、有機酸などの有機顕色剤との加熱発色反応を利用し
た感熱記録紙は、特公昭43−4160号、特公昭45
−14059号、特開昭48−27736号等に発表さ
れ広く実用化されている。一般に、感熱記録紙は、塩基
性無色染料と有@顕色剤とをそれぞれ別々に微細な粒子
に磨砕分散した後、両者を混合し、バインダー、充填剤
、感度向上剤、滑剤その他の助剤を添加して得た塗液を
紙およびフィルム等の支持体に塗工したもので、加熱に
よる瞬時の化学反応によシ発色記録を得るものである。
類、有機酸などの有機顕色剤との加熱発色反応を利用し
た感熱記録紙は、特公昭43−4160号、特公昭45
−14059号、特開昭48−27736号等に発表さ
れ広く実用化されている。一般に、感熱記録紙は、塩基
性無色染料と有@顕色剤とをそれぞれ別々に微細な粒子
に磨砕分散した後、両者を混合し、バインダー、充填剤
、感度向上剤、滑剤その他の助剤を添加して得た塗液を
紙およびフィルム等の支持体に塗工したもので、加熱に
よる瞬時の化学反応によシ発色記録を得るものである。
この場合、無色染料の品種を選択することで6携の色相
の発色が得られる。
の発色が得られる。
これらの感熱記録紙は医療分野あるいは工業分野の計測
用記録計、コンビエータ−および情報通信の端末機、フ
ァクシミリ、電子式卓上計算機のプリンター、乗車券自
動券売機など広範囲の分野に応用が進められておシ、高
濃度で鮮明な記録が得られ、サーマルヘッドに対する粕
付着やスティツキングなどのトラブルが無く、記録適性
が優れていると共に、経時による地色発色が少ないこと
などの基本的な品質の向上が要求されている。
用記録計、コンビエータ−および情報通信の端末機、フ
ァクシミリ、電子式卓上計算機のプリンター、乗車券自
動券売機など広範囲の分野に応用が進められておシ、高
濃度で鮮明な記録が得られ、サーマルヘッドに対する粕
付着やスティツキングなどのトラブルが無く、記録適性
が優れていると共に、経時による地色発色が少ないこと
などの基本的な品質の向上が要求されている。
本件出願人は先に特願昭59−17557ii号におい
て4−イングロボキシー4′−ヒドロキシジフェニルス
ルホンを顕色剤として使用した感熱記録紙は上記基本的
品質において極めて優れていることを明らかにした。
て4−イングロボキシー4′−ヒドロキシジフェニルス
ルホンを顕色剤として使用した感熱記録紙は上記基本的
品質において極めて優れていることを明らかにした。
一方、感熱記録紙は、情報記録用紙としての機能上人間
の手に触れることは避けられないが、取扱い者の手指に
は日常的に使用している整髪料や皮膚の汗に含まれる油
脂類などの油状物質が付着していることが多いので、感
熱記録紙がこれらの油状物質によシ汚染される機会も非
常に多いといえる。ところが、一般に感熱記録紙はこれ
らの油状物質に対する安定性が十分でなく、汚染部分の
発色画像濃度が低下したり消失してしまうことも56)
、又白地部分が汚染されると変色する現象も見られる。
の手に触れることは避けられないが、取扱い者の手指に
は日常的に使用している整髪料や皮膚の汗に含まれる油
脂類などの油状物質が付着していることが多いので、感
熱記録紙がこれらの油状物質によシ汚染される機会も非
常に多いといえる。ところが、一般に感熱記録紙はこれ
らの油状物質に対する安定性が十分でなく、汚染部分の
発色画像濃度が低下したり消失してしまうことも56)
、又白地部分が汚染されると変色する現象も見られる。
これらの原因は十分に解明されていないが、油状物質が
、微粒子の塩基性無色染料と有機顕色剤とで形成されて
いる発色層あるいはその発色反応物を部分的に溶かした
夛、不安定な状態にするものと考えられる。
、微粒子の塩基性無色染料と有機顕色剤とで形成されて
いる発色層あるいはその発色反応物を部分的に溶かした
夛、不安定な状態にするものと考えられる。
既述した通シ、4−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシ
ジフェニルスルホンを顕色剤とする感熱記録紙は基本的
な品質が優れているが、その反面、油状物質に対する安
定性が従来一般に使用されているビスフェノール系顕色
剤に比較して若干劣ることがわかりた。
ジフェニルスルホンを顕色剤とする感熱記録紙は基本的
な品質が優れているが、その反面、油状物質に対する安
定性が従来一般に使用されているビスフェノール系顕色
剤に比較して若干劣ることがわかりた。
ビスフェノール系顕色剤については、耐可塑剤性等の保
存安定性を改良する方法として、特開昭57−6795
号公報に、脂肪族カルボン酸の金属塩又は芳香族カルボ
ン酸の金属塩を併用することが提案されている。ところ
が、4−インクロボキシ−4′−ヒドロキシジフエニル
スルホンを顕色剤とする感熱記録紙に対しては、これら
のカルボン酸金属塩を組合わせても油状物質に対する安
定性は殆んど向上せず、むしろ地色及び画像の保存安定
性の低下が認められた。
存安定性を改良する方法として、特開昭57−6795
号公報に、脂肪族カルボン酸の金属塩又は芳香族カルボ
ン酸の金属塩を併用することが提案されている。ところ
が、4−インクロボキシ−4′−ヒドロキシジフエニル
スルホンを顕色剤とする感熱記録紙に対しては、これら
のカルボン酸金属塩を組合わせても油状物質に対する安
定性は殆んど向上せず、むしろ地色及び画像の保存安定
性の低下が認められた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、4−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフ
ェニルスルホンを有機顕色剤として使用した感熱記録紙
において、その優れた基本品質、特に地色の安定性を損
なうことなく、同時に整髪料や油脂類の付着に対する発
色画像の安定性と高温・高湿の条件下における地色の安
定性を改善しようとするものである。
ェニルスルホンを有機顕色剤として使用した感熱記録紙
において、その優れた基本品質、特に地色の安定性を損
なうことなく、同時に整髪料や油脂類の付着に対する発
色画像の安定性と高温・高湿の条件下における地色の安
定性を改善しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点は下記一般式(I)で示される4−イソ7’
oポキシー4′−ヒドロキシジフェニルスルホンに対し
て、安定剤として下記一般式(II)で示されるフタル
酸モノベンジルカルシウムを併用することによシ解決さ
れた。
oポキシー4′−ヒドロキシジフェニルスルホンに対し
て、安定剤として下記一般式(II)で示されるフタル
酸モノベンジルカルシウムを併用することによシ解決さ
れた。
HO−@−8o□%0−C)i(CH3)2・・・・・
・CI)本発明で使用する有機顕色剤4−イソプロポキ
シ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホンハ融点129
〜130℃の化合物である。フタル酸モノベンジルカル
シウムはフタル酸モノベンジルのナトリウム塩と塩化カ
ルシウムとの反応で得られる無色の高融点物質(融点2
50℃以上)である。
・CI)本発明で使用する有機顕色剤4−イソプロポキ
シ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホンハ融点129
〜130℃の化合物である。フタル酸モノベンジルカル
シウムはフタル酸モノベンジルのナトリウム塩と塩化カ
ルシウムとの反応で得られる無色の高融点物質(融点2
50℃以上)である。
本発明で使用する上記の安定剤は、多くの有機カルボン
酸金属塩の中から選択された特異的な分子構造を有する
化合物、である。これらの安定剤は有機顕色剤4−イン
グロボキシー4′−ヒドロキシジフェニルスルホンに対
して10〜60重量−の範囲で添加するのが良い。10
重量%未満では少なすぎるために効果が少なく、一方6
0重量%を超えると希釈効果による発色濃度の低下やス
ティッキングのトラブルを招く處れがある。
酸金属塩の中から選択された特異的な分子構造を有する
化合物、である。これらの安定剤は有機顕色剤4−イン
グロボキシー4′−ヒドロキシジフェニルスルホンに対
して10〜60重量−の範囲で添加するのが良い。10
重量%未満では少なすぎるために効果が少なく、一方6
0重量%を超えると希釈効果による発色濃度の低下やス
ティッキングのトラブルを招く處れがある。
本発明に使用する塩基性無色染料としては特に制限され
るものではないが、トリフェニルメタン系、フルオラン
系、アザフタリド系等が好ましく、以下にこれらの具体
例を示す。
るものではないが、トリフェニルメタン系、フルオラン
系、アザフタリド系等が好ましく、以下にこれらの具体
例を示す。
トリフェニルメタン系ロイコ染料
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド 〔別名 クリスタル・バイオレット・ラクトン〕3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−ア;リッフルオラン 3−(N−エチル−p−トルイブイノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3〜(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 6〜ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ビaリゾイノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン 3−ピペリディノー6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン 3−(N−シクロへキシル−N−メチルアミン)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン3−ジエ≠ルアミノ−
7−(m−トリフルオロへ メチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−クロルフル第2ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−フルオラン3−シク
ロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(O−クロルアニリノ)フル
オラン 3〜ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕−フルオラン3−(
4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(
1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−
アザフタリド3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシ
フェール)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−7−アザフタリド3−(4−ジエチルア
ミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−
2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3−(4−N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ−2
−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)−4−アザフタリド これらの染料も単独又は2種以上混合して使用できる。
メチルアミノフタリド 〔別名 クリスタル・バイオレット・ラクトン〕3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−ア;リッフルオラン 3−(N−エチル−p−トルイブイノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3〜(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 6〜ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ビaリゾイノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン 3−ピペリディノー6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン 3−(N−シクロへキシル−N−メチルアミン)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン3−ジエ≠ルアミノ−
7−(m−トリフルオロへ メチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−クロルフル第2ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−フルオラン3−シク
ロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(O−クロルアニリノ)フル
オラン 3〜ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕−フルオラン3−(
4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(
1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−
アザフタリド3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシ
フェール)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−7−アザフタリド3−(4−ジエチルア
ミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−
2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド
3−(4−N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ−2
−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)−4−アザフタリド これらの染料も単独又は2種以上混合して使用できる。
特に、本発明においては、塩基性染料として3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−シフaへキシル−N−メチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−
イソアミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニ
ル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−6−
イル)−4−アザフタリドな単独に使用した場合に、動
的発色濃度の著しく高い感熱記録紙が得られる。
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−シフaへキシル−N−メチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−
イソアミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニ
ル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−6−
イル)−4−アザフタリドな単独に使用した場合に、動
的発色濃度の著しく高い感熱記録紙が得られる。
又、塩基性染料として6−ジエチルアミノ−6−メチル
ーフ−アニリノフルオランと3−(N−シクロへキシル
−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オランとを混合して使用した場合には、動的発色濃度が
著しく高く、耐油性及び保存安定性の優れた感熱記録紙
が得られる。
ーフ−アニリノフルオランと3−(N−シクロへキシル
−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オランとを混合して使用した場合には、動的発色濃度が
著しく高く、耐油性及び保存安定性の優れた感熱記録紙
が得られる。
さらに、増感剤(例えばテレフタル漿ジベンジル、p−
ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、ジ−p−トリルカー
ボネート、p−ベンジルビフェニル、フェニルα−ナフ
チルカーボネート)を添加することもできる。
ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、ジ−p−トリルカー
ボネート、p−ベンジルビフェニル、フェニルα−ナフ
チルカーボネート)を添加することもできる。
前述の有機顕色剤、塩基性無色染料及び安定剤は、アト
ライター、サンドグラインダーなどの磨砕機あるいは適
当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるま
で微粒化し、目的に応じて各種の添加材料を加えて塗液
とする。本発明の効果を損わない範囲で他の顕色剤を併
用してもよい。
ライター、サンドグラインダーなどの磨砕機あるいは適
当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるま
で微粒化し、目的に応じて各種の添加材料を加えて塗液
とする。本発明の効果を損わない範囲で他の顕色剤を併
用してもよい。
この塗液には通常ポリビニルアルコール、変性ポリビニ
ルアルコール、ヒトミキシエチルセルローズ、メチルセ
ルローズ、デンプン類、スチレン−無水マレイン酸共重
合体、酢酸ビニル無水マレイン酸共重合体、スチレン−
ブタジェン共重合体などの結合剤、並びにカオリン、焼
成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、水酸化
アルミニウムなどの無機または有機充填剤を添加するが
、このほかに脂肪酸金属塩などの離型剤、ワックス類な
どの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール系の紫外線
吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、分散剤、消泡
剤、圧力カブリ防止剤(例えば、脂肪酸アマイド、エチ
レンビスアマイド、モンタン系ワックス、ポリエチレン
ワックス)などを使用することができる。
ルアルコール、ヒトミキシエチルセルローズ、メチルセ
ルローズ、デンプン類、スチレン−無水マレイン酸共重
合体、酢酸ビニル無水マレイン酸共重合体、スチレン−
ブタジェン共重合体などの結合剤、並びにカオリン、焼
成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、水酸化
アルミニウムなどの無機または有機充填剤を添加するが
、このほかに脂肪酸金属塩などの離型剤、ワックス類な
どの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール系の紫外線
吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、分散剤、消泡
剤、圧力カブリ防止剤(例えば、脂肪酸アマイド、エチ
レンビスアマイド、モンタン系ワックス、ポリエチレン
ワックス)などを使用することができる。
本発明に使用する有機顕色剤、塩基性無色染料、安定剤
、その他の各種成分の種類及び量は要求される性能およ
び記録適性に従って決定され、特に限定されるものでは
ないが、通常、塩基性無色染料1部に対して、有機顕色
剤4−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフェニルス
ルホン3〜12部、安定剤1〜4部、充填剤1〜20部
を使用し、結合剤は全固形分中10〜25部が適当であ
る。
、その他の各種成分の種類及び量は要求される性能およ
び記録適性に従って決定され、特に限定されるものでは
ないが、通常、塩基性無色染料1部に対して、有機顕色
剤4−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフェニルス
ルホン3〜12部、安定剤1〜4部、充填剤1〜20部
を使用し、結合剤は全固形分中10〜25部が適当であ
る。
上記組成から成る塗液を紙や各種フィルム類に塗布する
ことによって目的と′する感熱記録紙が得られる。
ことによって目的と′する感熱記録紙が得られる。
5 (作用)
本発明の有機顕色剤4−イングロボキシー4′−ヒドa
キシジ7二二ルスルホンと安定剤フタル酸モノベンジル
カルシウムとを併用すると何故先述の効果艇得られるか
については定かではない。しかし、フタル酸モノベンジ
ルカルシウムは分子内に疎水基として立体的にかさ高い
ベンジル基をもつカルシウム塩であり適度な疎水性と親
水性のバランスを保持している。このために、加熱によ
シ有ia色剤4−イングロボキシ−4′−ヒドロキシジ
7エールスルホントクイコ染料、フタル酸モノベンジル
カルシウムとが物理化学反応を起こし発色組成物を形成
した場合には、この発色組成物は油に対して離溶性とな
シ又、地色の保存性が良くなシ、本発明の効果が得られ
るものと考えられる。
キシジ7二二ルスルホンと安定剤フタル酸モノベンジル
カルシウムとを併用すると何故先述の効果艇得られるか
については定かではない。しかし、フタル酸モノベンジ
ルカルシウムは分子内に疎水基として立体的にかさ高い
ベンジル基をもつカルシウム塩であり適度な疎水性と親
水性のバランスを保持している。このために、加熱によ
シ有ia色剤4−イングロボキシ−4′−ヒドロキシジ
7エールスルホントクイコ染料、フタル酸モノベンジル
カルシウムとが物理化学反応を起こし発色組成物を形成
した場合には、この発色組成物は油に対して離溶性とな
シ又、地色の保存性が良くなシ、本発明の効果が得られ
るものと考えられる。
(発明の効果)
本発明の効果としては次の点が挙けられる。
(1)整髪料や油脂類の付着に対して発色画像が安定し
ている。
ている。
(2)高温・高湿の条件下においても地色が安定してい
る。
る。
(実施例)
以下に本発明を実施例によって説明する。尚、説明中、
部は重量部を示す。
部は重量部を示す。
〔実施例1〕
A液(染料分散液)
B液(顕色剤分散液)
C液(安定剤分散液)
上記の組成物の缶液をアトライターで粒子径3ミクロン
まで磨砕する。
まで磨砕する。
次いで下記の割合で分散液を混合して塗液とするO
上記の塗液を50 g/m”の基紙の片面に塗布量はぼ
6.0g/WXになるように塗布乾燥し、これらのシー
トをスーパーカレンダーで平滑度が200〜600秒に
なるように処理した。得られた感熱記録紙について品質
性能試験を行った結果を表1に示す0 〔比較例1〕 実施例1で使用したC液を使用しない以外はすべて実施
例1と同様にして感熱記録紙を作成した。
6.0g/WXになるように塗布乾燥し、これらのシー
トをスーパーカレンダーで平滑度が200〜600秒に
なるように処理した。得られた感熱記録紙について品質
性能試験を行った結果を表1に示す0 〔比較例1〕 実施例1で使用したC液を使用しない以外はすべて実施
例1と同様にして感熱記録紙を作成した。
品質性能試験結果を表1に示す。
〔比較例2〜5〕
D液(安定剤分散液)
実施例1において、C液に代えてアトライタ−処理した
上記のD液を使用した以外は同様にして感熱記録紙を作
成した。品質性能試験結果を表1に示す。
上記のD液を使用した以外は同様にして感熱記録紙を作
成した。品質性能試験結果を表1に示す。
〔比較例6〕
A液(染料分散液)
E液(顕色剤分散液)
C液(安定剤分散液)
上記の組成物の缶液をアトライターで粒子径5ミクロン
まで磨砕する。
まで磨砕する。
次いで下記の割合で分散液を混合して塗液とする0
上記の塗液を501g/m’の基紙の片面に塗布量はぼ
6.0g〜になるように塗布乾燥し、これらのシートラ
ス−パーカレンダーで平滑度が200〜600秒になる
ように処理した。得られた感熱記録紙について品質性能
試験を行った結果を表1に示す0 〔比較例7〕 比較例6において、C液を使用しない以外はすべて比較
例6と同様にして感熱記録紙を作成した。
6.0g〜になるように塗布乾燥し、これらのシートラ
ス−パーカレンダーで平滑度が200〜600秒になる
ように処理した。得られた感熱記録紙について品質性能
試験を行った結果を表1に示す0 〔比較例7〕 比較例6において、C液を使用しない以外はすべて比較
例6と同様にして感熱記録紙を作成した。
品質性能試験結果を表1に示す。
〔比較例8〜11〕
比較例6において、C液の代わシにD液を使用した以外
は同様にして感熱記録紙を作成した。品質性能試験結果
を表1に示す。
は同様にして感熱記録紙を作成した。品質性能試験結果
を表1に示す。
〔比較例12〕
へ液(染料分散液)
F液(顕色剤分散液)
C液(安定剤分散液)
上記の組成物の缶液をアトライターで粒子径6ミクロン
まで磨砕する。
まで磨砕する。
次いで下記の割合で分散液を混合して塗液とする0
上記の塗液を50 g/rrlの基紙の片面に塗布量は
゛ぼ6.Og/m’になるように塗布乾燥し、こ
れらのシートラス−パーカレンダーで平滑度が200〜
600秒になるように処理した。得られた感熱記録紙に
ついて品質性能試験を行った結果を表1に示す。
゛ぼ6.Og/m’になるように塗布乾燥し、こ
れらのシートラス−パーカレンダーで平滑度が200〜
600秒になるように処理した。得られた感熱記録紙に
ついて品質性能試験を行った結果を表1に示す。
〔比較例13〕
比較例12において、C液を使用しない以外はすべて比
較例12と同様にして感熱記録紙を作成した。品質性能
試験結果を表1に示す。
較例12と同様にして感熱記録紙を作成した。品質性能
試験結果を表1に示す。
〔比較例14〜17〕
比較例12において、C液に代えてD液を使用した以外
は同様にして感熱記録紙を作成した。品質性能試験結果
を表1に示す。
は同様にして感熱記録紙を作成した。品質性能試験結果
を表1に示す。
注(1)IPHDS ; 4− イソグaボキシ−4’
−ヒドロキシジフェニルスルホンヲ表わす。
−ヒドロキシジフェニルスルホンヲ表わす。
注(2)BPA;ビスフェノール人を表わす。
注(31PHBB ; p−ヒドロキシ安息香酸ベンジ
ルを表わす。
ルを表わす。
注(4)耐油性;東京芝浦電気製−感熱ファクシミリK
B−4800を使用し、印加電圧18゜03v、パルス
幅3,2 ミv秒で記録した画像濃度をマクベス濃度計
(R,D−514アンバーフイルター使用。)で測定し
たものを未処埠の濃度とした。そして印字発色部にとマ
シ油を滴下し、10秒後軽く濾紙で拭き取シ、室温下で
6日間放置した後、発色濃度をマクベス濃度計で測定。
B−4800を使用し、印加電圧18゜03v、パルス
幅3,2 ミv秒で記録した画像濃度をマクベス濃度計
(R,D−514アンバーフイルター使用。)で測定し
たものを未処埠の濃度とした。そして印字発色部にとマ
シ油を滴下し、10秒後軽く濾紙で拭き取シ、室温下で
6日間放置した後、発色濃度をマクベス濃度計で測定。
残存率は下記式よシ算出。
注(5) 白紙保存性;未発色部分をマクベス濃度計
で測定した。
で測定した。
注(6)耐湿性;40℃、90%RHの高湿条件下に2
4時間放置後の画像濃度。
4時間放置後の画像濃度。
注(力 耐熱性;60℃の高温乾燥条件下に24時間放
置後の画像濃度。
置後の画像濃度。
Claims (1)
- (1)塩基性無色染料と有機顕色剤を主成分とする感熱
発色層を設けた感熱記録紙において、該有機顕色剤とし
て下記一般式( I )で示される4−イソプロポキシ−
4′−ヒドロキシジフェニルスルホンを含有し、かつ該
感熱発色層中に安定剤として下記一般式(II)で示され
るフタル酸モノベンジルカルシウムを含有することを特
徴とする感熱記録紙。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
(II)
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59242142A JPS61120795A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 感熱記録紙 |
US06/795,991 US4630080A (en) | 1984-11-16 | 1985-11-06 | Heat-sensitive recording sheet |
DE8585114546T DE3573565D1 (en) | 1984-11-16 | 1985-11-15 | Heat-sensitive registration foil |
EP85114546A EP0181646B1 (de) | 1984-11-16 | 1985-11-15 | Wärmeempfindliches Aufzeichnungsblatt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59242142A JPS61120795A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 感熱記録紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120795A true JPS61120795A (ja) | 1986-06-07 |
JPH0336033B2 JPH0336033B2 (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=17084936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59242142A Granted JPS61120795A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 感熱記録紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61120795A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058540A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-19 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 耐薬品性、耐文具性に優れた感熱記録体 |
JP2003049884A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Japan Exlan Co Ltd | 湿式摩擦材用繊維基材 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP59242142A patent/JPS61120795A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058540A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-19 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 耐薬品性、耐文具性に優れた感熱記録体 |
JP2003049884A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Japan Exlan Co Ltd | 湿式摩擦材用繊維基材 |
US7309725B2 (en) | 2001-08-03 | 2007-12-18 | Japan Exlan Company Limited | Fiber base material for wet friction material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336033B2 (ja) | 1991-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |