JPS6112032Y2 - - Google Patents

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JPS6112032Y2
JPS6112032Y2 JP615682U JP615682U JPS6112032Y2 JP S6112032 Y2 JPS6112032 Y2 JP S6112032Y2 JP 615682 U JP615682 U JP 615682U JP 615682 U JP615682 U JP 615682U JP S6112032 Y2 JPS6112032 Y2 JP S6112032Y2
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JP
Japan
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screw
head
stopper
operation head
plug part
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JP615682U
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JPS58109430U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種ポツトのスクリユー栓に関す
る。
スクリユー栓は、ポツト外部に露出する回動操
作頭部を、ポツト外観に似合う色調や材質にする
等のため、螺合栓部と別体に形成されることが多
い。従来、この別体の回動操作頭部と螺合栓部と
の一体化は、例えば、大径の回動操作頭部に対
し、螺合栓部の上端外向きフランジ部を下方から
数本のビスでビス止めする。大径の回動操作頭
部内周に螺合栓部の上端外向きフランジ部外周を
直接螺合させる。大径の回動操作頭部内周に螺
合栓部の上端外向きフランジ部外周を無理嵌めす
ると云つた方法を採つている。しかし、の場合
は、数本のビスと、それらをいちいちねじ込む作
業とを要し、比較的高価につく。、の場合
は、成形歪の生じ易い大径部分での螺合や無理嵌
めであるため、螺合や無理嵌めに過度の無理があ
つてヒビ割れたり、その反対に螺合や無理嵌めが
緩み過ぎると云つた不都合がある。また、の場
合は、回動操作頭部および螺合栓部を螺合した後
に、それら両部の相対回動を阻止する何らかの回
り止め処理作業が必要であり、の場合は、回動
操作頭部と螺合栓部のどちらかが不良であつたり
あるいは損傷したりして、一方を取り替えようと
しても、無理嵌めを外そうとすれば両部とも損傷
するきらいがあつて、一方の取り替えでは済まな
くなる等、どれも満足できないものである。
一方、実開昭56−14535号公報では、螺合栓部
をさらに回動操作頭部にビス止めする栓本体と、
該栓本体に対し嵌着一体化される栓子とに分割形
成し、寸法誤差を持ち易い回動操作頭部と螺合栓
部との結合一体化を容易にしたものが知られてい
る。
この場合、栓の構成部材およびそれらの結合箇
所が増加するので、部品の製作や組立て上有利で
なくなるし、嵌着部に嵌合度のバラツキによるト
ラブルが生じる。
この考案は、前記のような問題点を解消するた
めに、別体の螺合栓部と回動操作頭部とを、それ
らが少なくとも偏心一部で凹凸係合した回り止め
状態にし、螺合栓部にその下面から回動操作頭部
近くに達する沈み孔を形成し、該沈み孔側から挿
入したビスによつて螺合栓部に対し回動操作頭部
をビス止めする。
この構成上、螺合栓部および回動操作頭部の2
部材が、それらの回り止めと相俟ち1箇所のビス
止めで結合一体化されて、スクリユー栓をなす。
螺合栓部の沈み孔は、前記ビス止めのためのビス
を、螺合栓部の回動操作頭部からの突出寸法にか
かわりなく回動操作頭部に近接させてビス止め可
能にすると共に、ビス頭部の外部からの目視範囲
を大幅に狭める。
図に示される実施例について説明すれば、保温
器体1は、ハンドル2と共にブロー成形された合
成樹脂外装ケース3内に、真空二重瓶4を収容
し、外装ケース3上端に取付けた注ぎ口部材5と
外装ケース3下端に取付けた底盤6中央に螺合し
た中螺子7との間に瓶4を挟着保持している。注
ぎ口部材5は、底部中央に瓶4と連通する給液口
8を持つた皿形をなし、外装ケース3上端の内向
きフランジ9上に載架されて、フランジ9の直径
線上2箇所に形成されている切欠き部10に回り
止め突部11を係合させると共に、フランジ9内
周に取付けスリーブ12を嵌め合わせ、スリーブ
12外周に螺合13した螺子ワツパ14と注ぎ口
部材5とのフランジ9を挟着して、外装ケース3
上端に固着されている。15は給液口8と瓶4と
口部との間のシールパツキングである。
注ぎ口部材5は、合成樹脂製であつて、給液口
8を開閉するスクリユー栓16が螺合する螺子1
7を内周に形成している周壁18の一部に、嘴状
に一側へ張り出す注ぎ口19が形成され、該注ぎ
口19には整流板20を持ちかつ金属鍍金した合
成樹脂製天板21が設けられ、注ぎ口部材5に対
しその周壁18周り四箇所でビス22により取付
けている。注ぎ口19の先端には、上端を水平軸
で枢支23したフラツプ弁24が設けられてい
る。25はフラツプ弁24の注ぎ口19内側への
回動を阻止するストツパー突部であつて、注ぎ口
19先端底部の中央に一体形成されている。
底板6は、合成樹脂製であつて、外装ケース3
の下端外周に螺着26すると共に、その螺着26
部へ外部からビス27をねじ込んで回り止めする
ことにより、外装ケース3の下端へ固着されてい
る。外装ケース3およびハンドル2の表面には籐
製装飾カバー28が直接編み付けられており、カ
バー28の下端は外装ケース3下端外周の上向き
段部29により、また上端は外装ケース3上端外
周に注ぎ口部材5の一部が形成している下向き段
部30によりそれぞれ滑り止めされている。
スクリユー栓16は、注ぎ口部材周壁18内周
の前記螺子17と螺合する螺子31を外周に形成
されかつ下部に給液口8を開閉するシールパツキ
ング32が溝33に嵌着されている合成樹脂製の
螺合栓部34と、注ぎ口部材5上に露出された状
態で回動操作される木製の回動操作頭部35とか
らなる。木製回動操作頭部35は、その材質上、
外装ケース3およびハンドル2に施されている籐
製装飾カバー28との意匠的調和のほか、操作に
際し自然な親しみのある感触を与える。
螺合栓部34と回動操作頭部35とは、頭部3
5の下面外周部に形成されている凹溝36に栓部
34上端の外向きフランジ部37を遊嵌した状態
で、フランジ部37上面の直径線上二箇所に突設
されている凸部38と凹溝36底部に穿たれてい
る凹部39とを係合させて回り止め状態にし、栓
部34の中央部下方から頭部35へねじ込んだ一
本のビス40により一体化されている。栓部34
は頭部35によつて施蓋された中空室41を形成
し、該中空室41内に断熱材42′が装填されて
いる。栓部34の底部には、ビス40の頭部40
aを頭部35の近くまで沈ませる頭部沈み孔42
が形成され、スクリユー栓16を注ぎ口部材5か
ら取り外しても、ビス40の頭部40aが目立た
ないようにするほか、ビス40の必要長さを短く
してコストの低減を計つている。沈み孔42の下
端開口には、シリコンゴム製のパツキング蓋43
が嵌着されているが、なくても差支えない。フラ
ンジ部37と凹溝36との間にもシールパツキン
グ44が介装されている。
回動操作頭部35と螺合栓部34とは、それら
の中央部で一本のビス40によるビス止めで一体
化されているだけであるが、前記凸部38と凹部
39との係合によつて、ビス40を中心とした相
対回動を阻止され、回動操作頭部35を回動操作
しての栓体開閉時、どのように強い操作力を作用
させても、螺合栓部34と回動操作頭部35との
ビス40による一体化状態が緩むことはない。
両部34,35の間のビス40を中心とした回
り止めは、前記のような円周上局部での凸部38
と凹部との凹凸係合のほか、回動操作頭部35下
面に形成したビス40を中心とする角形凹部に、
螺合栓部34上端に形成した角形フランジを嵌め
合わせる等、両部34,35をビス40により一
体化するよう互いに寄せ合わせたとき嵌り合うも
のであればどのような形態の凹凸係合であつても
よいし、ビス40による両部34,35の一体化
後にそれらに対する回り止め機能を発揮するもの
でもよい。従つて、前記凸部38と凹部39との
凹凸係合箇所を、どちらか一箇所にすることもで
きる。
ビス40は、螺合栓部34の下方よりねじ込ん
だ場合のほか、回動操作頭部35の上方より螺合
栓部34へねじ込んでも、両部34,35の一体
化効果に差はない。この場合、回動操作頭部35
上面にできるビス40の頭部40aに対する頭部
沈み孔は、回動操作頭部35上面に銘板や装飾板
等を装着して隠すこともできる。
この考案によれば、螺合栓部と回動操作頭部と
を、それらが少なくとも偏心一部で凹凸係合した
回り止め状態にて、中央部一箇所で沈み孔を利用
しビス止めして一体化したから、短い一本のビス
とそれによる一箇所でのビス止め作業だけで、そ
のビス止め部を中心とした螺合栓部および回動操
作頭部の相対回動をも阻止してそれによる緩みが
起らない確固な結合状態に一体化することがで
き、前記相対回動阻止のための螺合栓部および回
動操作頭部の凹凸係合は、それら両部の短いビス
による一体化の際の寄せ合わせ作業上、特別な部
品や作業を要することなく自然に行われ得て、部
品点数が少なく構造および組立て作業の簡単なも
のとなり、安価に供し得る。また、ビスによる一
体化構造上分解やそれによる一部取替えも自由に
行えるし、凹凸係合は比較的ラフに行われればよ
いことと相俟つて、成形歪や回動操作頭部が木等
の自然材であるときの乾燥度合等による寸法変化
等の影響による組立段階での一部破損や一体化結
合力が不足すると云つた下都合が生じない利点が
あり、歩留りも向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す一部を残して断面で見
た保温ポツトの側面図、第2図は一部の分解斜面
図である。 {34……螺合栓部、35……回動操作頭
部、}16……スクリユー栓、31……螺子、3
2……シールパツキング、38……凸部、39…
…凹部、40……ビス、40a……頭部、42…
…頭部沈み孔、43……パツキング蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 別体の螺合栓部と回動操作頭部とを、それら
    が少なくとも偏心一部で凹凸係合した回り止め
    状態にし、 螺合栓部にその下面から回動操作頭部近くに
    達する沈み孔を形成し、 該沈み孔側から挿入したビスによつて螺合栓
    部に対し回動操作頭部をビス止めした ことを特徴とするポツトのスクリユー栓 (2) 螺合栓部のビス頭部沈み孔は、施蓋されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のポツト
    のスクリユー栓
JP615682U 1982-01-19 1982-01-19 ポツトのスクリユ−栓 Granted JPS58109430U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP615682U JPS58109430U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 ポツトのスクリユ−栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP615682U JPS58109430U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 ポツトのスクリユ−栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58109430U JPS58109430U (ja) 1983-07-26
JPS6112032Y2 true JPS6112032Y2 (ja) 1986-04-15

Family

ID=30018939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP615682U Granted JPS58109430U (ja) 1982-01-19 1982-01-19 ポツトのスクリユ−栓

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JP (1) JPS58109430U (ja)

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JPS58109430U (ja) 1983-07-26

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