JPS61117455A - 免疫学的自動分析方法 - Google Patents

免疫学的自動分析方法

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JPS61117455A
JPS61117455A JP23855284A JP23855284A JPS61117455A JP S61117455 A JPS61117455 A JP S61117455A JP 23855284 A JP23855284 A JP 23855284A JP 23855284 A JP23855284 A JP 23855284A JP S61117455 A JPS61117455 A JP S61117455A
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analysis
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reaction
carrier
sample
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桜田 雅彦
Masaharu Kame
亀 政春
Kazuyuki Tono
和之 東野
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は免疫学的自動分析方法に関するものである。
(従来技術) 近年、医療の進歩に伴ない極微(1)の−ト体成分の分
析が可能となり、各種疾患の早期診断等に役立っている
。例えば、α−フェトプロティン、癌胎児性抗原等で代
表される悪性腫瘍、インシユリン、サイロキシン等で代
表されるホルモンの異常分泌疾患、免疫グロブリン等で
代表される免疫疾患等の難病とされていた各種疾患の診
断が早期にできるだけでなく、それら疾患の治療後のモ
ニタ、あるいは最近では薬物等の低分子のハブテ゛ン(
不完全抗原)も測定可能となり薬物の投与計画作成にも
役立っている・ これらの生体成分の多くは抗原抗体反応を利用した免疫
化学的な方法で分析され、このような免疫化学的反応を
利用した分析方法として、従来種々の方法が提案されて
いる。例えば、抗原抗体反応の結果生じる抗原抗体複合
物の凝集塊等の有無を、凝集法、沈降法、比濁法等によ
って検出して所望の生体成分を分析する方法がある。し
かし、これらの分析方法は多聞の抗原抗体複合物を必要
とし、感度的に劣るため、専ら定性分析あるいは判定量
分析に採用されている。また、このような分析方法の欠
点を補うために、抗体または抗原を炭素粒子や合成樹脂
等の微粒子に結合させて被検物質との抗原抗体反応を行
なわせて凝集法あるいは比濁法により被検物質を分析す
る方法や、抗体または抗原に放射性同位元素、螢光性物
質、発光性物質あるいは酵素等の検知感度の高いマーカ
を標識した標識抗体または抗原を用いて抗原抗体複合物
を高感度で検出して被検物質を分析する方法も提案され
ている。しかし、前者の微粒子を用いる方法は後者のマ
ーカを用いる方法に比べ感度的に劣るため、最近では後
者の検知感度の高いマーカを用いる分析方法が主流にな
っている。
このようなマーカを用いる分析方法としては、マーカと
して放射性同位元素を用いる放射性免疫分析法、螢光性
物質を用いる@光免疫分析法、酵素を用いる酵素免疫分
析法等が知られているが、なかでも酵素免疫分析法は特
殊な設備や測定技術を必要とせず、一般に普及している
比色計を用いて容易に行なうことができるので、最近特
に注目を集めている。この酵素免疫分析法は、免疫化学
的反応の有無により標識されている酵素の活性の変化量
を直接求めて被検物質を定量するホモジニアス(Ho+
nogeneous)酵素免疫分析法と、不溶性の担体
、例えばプラスチック等の合成樹脂やガラスピーズを用
い、抗原または抗体と反応した酵素標識抗体または酵素
標識抗原と未反応のそれとを洗浄操作によりB−F分離
し、このB−F分離後の標識酵素の活性量を求めて被検
物質を定量するヘテロジニアス(Heterogene
ous)酵素免疫分析法との2つの方法に分類される。
しかし、前者のホモジニアス酵素免疫分析法は、単純な
操作で行なうことができるが、薬物等の低分子のハプテ
ンしか分析できず、高分子である生体成分の分析ができ
ない欠点がある。これに対し、後者のへテロジニアス酵
素免疫分析法はB−F分離を行なうための洗浄操作を必
要とするが、被検物質が低分子であっても高分子であっ
ても適正に分析でき、その分析対象が極めて広範囲であ
るとことから一般化されつつある。
かかるヘテロジニアス酵素免疫分析法としては、競合法
、サンドインチ法等が知られている。競合法は、第1図
に示すように、不溶性の担体1にサンプル中の被検物質
と抗原抗体反応を起す抗体または抗原を予め固定化し、
この担体1とサンプルおよびその被検物質2と同一物質
に酵素標識した標識試薬3との抗原抗体反応を行なわせ
、その後洗浄を行なって抗原抗体反応により担体1に競
合して結合した被検物質2および標識試薬3と、結合し
ていないそれらとをB−F分離してから、標識試薬3中
の標識酵素と反応する発色試薬を加えて反応させた後そ
の反応液を比色測定して標識酵。
素の酵素活性を求めて被検物質2を定mするものである
。また、サンドイツチ法は、第2図に示すように、競合
法と同様にサンプル中の被検物質と抗原抗体反応を起す
抗体または抗原を予め固定化した不溶性の担体5を用い
、先ずこの担体5とサンプルとの抗原抗体反応を行なわ
せて1ナンプル中の被検物質6を担体5に結合させ、次
に洗浄を行なってB−F分離した後、その担体5に被検
物質6と抗原抗体反応を起す物質を酵素で標識した標識
試薬7を作用させて抗原抗体反応を行なわせ、その後再
び洗浄を行なってB−F分離してから標識試薬7中の標
識酵素と反応する発色試薬を加えて反応させた後、その
反応液を比色測定して標識酵素の酵素活性を求めて被検
物質6を定量するものである。なお、サンドイツチ法に
おいては、担体5、サンプルおよび標識試薬7を同時に
反応させてもよく、この場合にはB−F分離が1回とな
る。
上述したようにヘテロジニアス酵素免疫分析法において
は、1つの被検物質の分析中に少く共1回のB−F分離
が必要となり、また抗原抗体反応を行なわせる反応容器
を繰返し使用する場合には、あるサンプルの分析終了接
法のサンプルの分析開始に先立って反応容器を洗浄する
工程が加算されることになる。このように、1つの被検
物質の分析にB−F分離を含む少なく共2回の洗浄工程
を必要とする酵素免疫分析法を自動化するにあたっては
、各洗浄工程毎に専用の洗浄装置を配置することも考え
られるが、このようにすると装置が大形かつ複雑、高価
になる不具合がある。このような不具合は、マーカを用
いる上述した放射免疫分析法、蛍光免疫分析法等を自動
化する場合でも同様に生じるものである。
本願人は上述した不具合を解決し、小形で、構成が簡単
でかつ安価な分析装置によって容易に実施できる免疫学
的自動分析方法として、特開昭59−135367号公
報において反応容器を、該反応容器に収容したサンプル
中の被検物質の分析中に、エンドレス状に構成した反応
ライン中に設けた洗浄装置に循環搬送して、B−F分離
を含む洗浄を少く共2回行なうと共に反応容器へのサン
プルの分注を連続的に行なうようにしたものを提案して
いる。また、このような自動分析方法を実施する装置と
して、ターンテーブル上に多数の反応容器を円周状に設
け、各サンプルについてターンテーブルが2回または3
回回転づることによって分析を行なうようにしたものも
提案している。
このような自動分析装置においては、担体、サンプル、
各種の試薬をそれぞれ所定の位置において各反応容器に
対して所定の順序で投入、分注するが、装置の動作中に
試薬が不足したり、その分注器等が故障して所要の分析
操作が行なわれない場合がある。このような試薬不足や
装置の以上が発生したときの処置としては、例えば従来
の生化学分析装置のようにその後のサンプル分注は行な
わず、全ての反応容器が空になるまで既にサンプルを分
注した反応容器に対してそのまま分析を続行させるか、
あるいは異常が発生した時点で装置の運転を一旦停止し
、その異常を解消してから運転を再開することが考えら
れる。しかし、曲名の場合においては、例えば発色試薬
の分d:に異常が発生したときは、そのまま分析を続行
しでも以後発色試薬を分注すべき反応容器に対しては適
正な分析が行なわれないため、既に消費された担体、サ
ンプルや標識試薬等が無駄になると共に、異常発生後に
分注される標識試薬も無駄になってしまう。
また、後者の場合においては運転を一旦停止させるため
、所定の反応時間が確保されず、したがって正確な分析
結果が得られなくなり、結局前者の場合と同様に既に消
費された担体、サンプル、試薬が無駄になってしまう。
(発明の目的) 本発明の目的は上述した不具合を解決し、異常が発生し
ても既にサンプルが分注された反応容器に対してはその
後適正な分析操作を行なうことができ、これにより担体
、サンプル、試薬を無駄にすることなく常に信頼性の高
い分析結果が1qられる免疫学的自動分析方法を提供し
ようとするものである。
(発明の概要) 本発明は、所定の抗体または抗原を固定化した担体と、
所定の抗体または抗原を所定の物質で標識した標識試薬
とを用い、反応容器内で抗原抗体反応を行なわせると共
に、該反応容器をエンドレスの反応ライン中に設けた洗
浄装置に循環搬送して、前記担体に結合した抗体または
抗原と結合していない抗体または抗原とを分離するB−
F分離を含む洗浄を行なってサンプル中の被検物質を免
疫学的に自動的に分析するにあたり、ある分析操作に異
常が発生たとき、サンプルの分注を受けた反応容器のう
ち、当該分析操作が既に正常に行なわれた反応容器に対
してはそのまま分析操作を続行させ、それ以外の反応容
器に対してはB−F分離を行なった状態を維持させて前
記異常の解消後に当該分析操作を含む残りの分析操作を
続行させることを特徴とするものである。
(実施例) 第3図は本発明の方法を実施する酵素免疫自動分析装置
の一例の構成を示す線図であり、第2図に示したサンド
イツチ法を採用するものである。
本例では、反応容器として第3図中にその一つを斜視図
で示すように大口部11aおよび小口部11j)を有す
るU字管11を25個用い、これらを反応管ディスク1
2の同一円周上に等間隔に保持する。反応管ディスク1
2は(J字管11を恒温槽10(第4図)に浸しながら
矢印で示す方向に所定のピッチ(例えば15秒)で間欠
的に回動させる。この反応管ディスク12の間欠的回動
によるU字管11の停止位置を符号81〜325で示す
。本例では停止位置S4にあるU字管11に、サンプル
分注装置13によりサンプラ14の所定のサンプル吸引
位置にあるサンプルカップ15からサンプルを選択的に
分注する。なお、サンプラ14としては任意の形式のも
のを用いることができるが、本例では各々が10個のサ
ンプルカップを保持する多数のラック14aを並べて保
持し、左側の列のラックは第3図にJ5いて下方へ順次
移動させてサンプル分注位置へ搬送し、分注を終ったサ
ンプルカップを保持する右側の列のラックは上方へ移動
させる。サンプル分注位置にあるラックは反応管ディス
ク12の回動と同期して矢印Sの方向へ間欠的に移動さ
せる。このラックに保持した総てのサンプルの分注が終
了したらこのラックは右側のラック列の下側に送られ、
左側の列の一番下側にあるラックが次にサンプル分注位
置に送られる。このようにした順次のサンプルを所定の
ピッチで連続的にサンプル分注位置に送ることができる
反応管ディスク12の停止位置S1にあるU?字管11
は第1試薬分注装置16により第1試薬タンク17内に
収容されている緩衝液を選択的に分注する。
また、この第1試薬タンク17には、−回の分注に必要
な緩衝液が収容されているか否かを検知するための検知
手段を設け、この検知手段が一回分の分注に必要な緩衝
液の不足を検知したときは、これによって警報を発する
と共に、その情報を装置全体の動作を制御するためのコ
ントローラに供給する。なお、緩衝液の不足を検出する
手段は、公知のもの、例えば電極を用いての導通・不導
通による電気的な検知手段や、光源および受光素子を用
いる光学的な検知手段等を用いることができる。
停止位置S3にあるU字管11には第2試薬分注装置1
8により第2試薬タンク19内に収容されているサンプ
ル中の被検物質に応じた酵素標識試薬を選択的に分注す
る。この第2試薬タンク19にも、−回の分注に必要な
酵素標識試薬が収容されているか否かを検知するための
、上述したと同様な検知手段を設ける。
また、停止位置S2のU字管11には第3試薬分注装置
20により第3試薬タンク21内に収容されている発色
試薬を選択的に分注する。この第3試薬タンク21にも
、−回の分注に必要な発色試薬が収容されているか否か
を検知するための、上述したと同様な検知手段を設ける
更に、停止位置S1にあるU字管11にはその大口部H
aから担体投入装置22により、そこに多数収容されて
いるプラスチック等の合成樹脂やガラスピーズ等の不溶
性の担体23を1個選択的に投入する。この担体投入装
置22には、担体を貯蔵するホッパ22a(第4図)内
の担体の有無を検知するための、例えば光学的な検知手
段を設ける。なお、担体23はU字管119大口部11
aから容易に出し入れでき、かつ小口部11bには入ら
ない大きさとし、その表面には上述したようにサンプル
中の被検物質と抗原抗体反応を起す抵抗または抗原を予
め固定化しておく。
また、停止位置820にあるU字管11からは、これに
収容されている反応液を比色装置24に選択的に吸引し
、停止位置S23にあるU字管11からは、これに収容
されている担体23を担体排出装置25により選択的に
取出して排出する。更にまた、停止位置S25にあるU
字管11には洗浄装置26により、洗浄液タンク26a
(第4図)内に収容されでいるイオン交換水、免疫分析
用緩衝液、生し!I!食塩水などの洗浄液を選択的に注
入排出してB −F分離やU字管11の洗浄を行なう。
次に、第3図に示す酵素免疫学的自動分析装置の動作を
第4図および第5図をも参照しながら説明する。
本例ではサンドイツチ法により分析を行なうものであり
、各サンプルについて見ると反応E’Fイスク12が3
回転して分析が完了するものである3゜すなわらB−F
分離を2回行なうと共にU?!を繰返し使用するための
洗浄を1回行なうものである。
反応管ディスク12の1回転目においては、先ず停止位
置S1にあるU字管11に第4図に示ずように担体投入
装置22から1個の担体23を、その大口部11aから
投入する。この停止位置S1では同時に第1試薬分注装
置16により緩衝液が所定量分注される。この反応管1
1は3ピッチ送られた後、停止位置S4においてサンプ
ル分注装置13によりサンプルが所定量分注される。こ
れにより抗原抗体反応が開始される。1回転目の最後に
この反応管は停止位置S に到達し、ここで洗浄装置2
6により洗浄が行なわれ、第1回目のB−F分離が行な
われる。第5図においては当該サンプルに対して行なわ
れる動作タイミングを左下がりの斜線で示しである。
次に反応管ディスク12は2回転目に入り、停止位置S
3において当該U字管11内に第2試薬分注装置18に
より酵素標識試薬が所定−分注されて第2の反応が開始
され、この2回転目の最後の停止位置S25において洗
浄装置25により第2回目のB・F分離が行なわれる。
さらに反応管ディスク12は3回転目に入り、停止位置
S2において、この0字管内に第3の試薬分注装置20
により発色試薬が所定量分注されて第3の反応が開始さ
れ、停止位置S26においてU字管11内の検液が比色
装置24のポンプ24aにより吸引されて比色セル24
bへ導かれ、ここで光源24Cからフィルタ24dを経
て放射される所定の波長の光を比色セル24bに通して
受光装置24eで受光することにより比色測定が行なわ
れる。次に3ピッチ回転すると、停止位置323におい
て担体排出装置25によりU字管11内に残っている担
体23が除去される。3回転目のfilの停止位置82
5にJ3いて、U字管11は洗浄装置26により洗浄さ
れ、次のサンプルに対する分析に繰返し使用される。第
5図においては、次の4Jンプルに対する動作タイミン
グを右下がりの斜線で示しである。
洗浄装置26による洗浄は、U字管11の人口部11a
から洗浄液をシャワー状に間欠的に注入すると共に廃液
ポンプにより小口部i1bから吸引排出して行なうこと
ができる。第4図に示すように洗浄装置26には洗浄液
タンク26a、洗浄液供給ポンプ26b、ノズル26C
1廃液容器26d、減圧ポンプ26eなどが設けられて
いる。また、担体投入装置22は、同じく第4図に示す
ように多数の担体23を貯蔵するホッパ22a1ホツパ
から担体23を1個づつ分離して供給するように担体落
下通路に対して交互に挿脱する2枚のプレートを有する
ゲート装置22bなどが設けられている。一般に担体2
3は緩衝液で湿潤された状態でホッパ22a内に保持さ
れている。ざらに担体排出装置25はノズル25aをU
字管11の大口部11aに降下させ、吸引ポンプ25b
を作動させて担体23を吸引によりノズル先端に吸着さ
せて取出すものであるが、アームをU字管の大口部中に
降下させ、担体23を把んで取出したりすることもでき
る。
以上の動作説明は各分析操作が正常に11なわれている
場合であるが、本実施例ではある分析操作に異常が゛発
生したときは、装置を停止させることなく、サンプルが
分注されたU?管11のうら当該分析操作が正常に行な
われたU字管11に対してはそのまま分析操作を続行さ
せ、それ以外のU字管11に対してはB−F分離を行な
った状態を維持させて異常の解消後に当該分析操作を含
む残りの分析操作を続行させる。すなわら、ボツバ22
a内の担体23が無くなったり、また第1試薬タンク1
7内の緩衝液が一回の分注に不足することが各検知手段
によって検知されたときは、それによって警報を発する
と共に、その時点で停止位置S1にあるU字管11以降
のU字管11に対しては担体投入(13よび緩衝液分注
を含む全ての分析操作を11なわず、既に担体投入およ
び緩衝液分注を行なったU字管11に対してのみ一連の
分析操作を続行させ、ホッパ22aへの担体23の装填
、また第1試薬タンク17への緩衝液の補充後に、これ
ら担体23の没入J5よび緩衝液の分注が可能なU字管
11が停止位置S+にきたときに、それらの投入および
分注を行なって一連の分析操作を行なわゼる。
また、第2試薬タンク19内の酵素標識試薬か−回の分
注に不足することがその検知手段によって検知されたと
きは、それによって警報を発すると共に、その時点で既
に酵素標識試薬を分注したU字管11に対してはそのま
ま正常な分析操作を続行させ、それ以降のU字管11の
うち停止位置S3で酵素標識試薬の分注を行なうべきU
字管11に対しては停止位置SZ5での第1反応のB 
−14I11mの状態あるいはこのB−F分離において
洗浄液を排出せず担体が洗浄液に浸った状態を保持させ
て酵素標識試薬の補充後に、これらのU字管11に対し
て酵素標識試薬分注あるいはその直前のB−F分離を含
む残りの分析操作を続行させる。なお、本例ではこの試
薬分注の異常が発生してからそれが解除されるまでの間
は、停止位置S+での担体、緩衝液の投入、分注操作は
行なわないと共に、停止位置S4でのサンプル分注操作
は既に担体、緩衝液の投入、分注操作が行なわれたもの
に対してのみ行ない、異常の解除後にこれらの分析操作
を所要のU字管11に対して行なうようにして、上述し
た正常動作での分析を行なう。
更に、第3試桑タンク21内の発色試薬が一回の分注に
不足することがその検知手段によって検知されたときは
、上述した酵素標識試薬の不足の場合と同様に作動させ
る。すなわら、不足の検知によって警報を発すると共に
、その時点で既に発色試薬を分注したU字管11に対し
てはそのまま正常な分析操作を続行させ、それ以降のU
字管11のうち停止位置S2で発色試薬の分注を行なう
べきU字管11に対しては停止位置825での第2反応
のB・F分離後の状態あるいはこのB−F分離において
洗浄液を排出せず担体が洗浄液に浸った状態を保持させ
て発色試薬の補充後に、これらのU字管11に対して発
色試薬分注あるいはその直前のB・F分離を含む残りの
分析操作を続行させる。なお、この発色試薬分注の異常
が発生してからそれが解除されるまでの間は、上述した
酵素標識試薬の分注異常の場合と同様、停止位置S1で
の担体、緩衝液の投入、分注操作は行なわないと共に、
停止位MS4でのサンプル分注操作は既に担体、緩衝液
の投入、分注操作が行なわれたものに対してのみ行ない
、異常の解除後にこれらの分析操作を所要のU字管11
に対して行なうようにして、上)ホした正常動作での分
析を行なう。
このように本実施例によれば、担体23、緩衝液、酵素
標識試薬、発色試薬が不足しても、サンプルの分注を受
けたU字管11のうち、試薬の不足が発生する館に当該
試薬が既に正常に分注されたU字管についてはそのまま
分析が続行され、またその後当該試薬を分注すべきU字
管11にっていはB・F分離が行なわれた状態が維持さ
れ、不足の解除後に当該試薬の分注を含む残りの分析操
作が続行されるから、担体、サンプル、各種試薬を無駄
にすることがないと共に、第1〜第3の各々の反応も所
定の時間とすることができ、常に信頼性の高い分析結果
を得ることができる。
なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形または変更が可能である。
例えば、上述した実施例では、酵素[識試薬、発色試薬
の不足が発生したときは、それが解除されるまでの間は
担体、緩衝液の投入、分注を行なわないようにしたが、
それらの分析操作、したがってサンプルの分注操作も行
なうようにすることもできる。また、上述した実施例で
は担体、各種試薬の不足についても説明したが、装置の
1−ラブル、例えば担体投入装置I¥22、各試薬の分
注装置16.18゜20が故障した場合にも同様の制御
が可能である。
更に、上述した実施例ではサンドイツチ法による酵素免
疫分析を行なっているが、競合法による分析にも同様に
適用することができると共に、マーカとして放射性同位
元素を用いる放射免疫分析、マーカとして螢光物質を用
いる螢光免疫分析などにも同様に適用することができる
。また、反応容器は必ずしもディスク上に保持する必要
はなく、例えばスネークチェーンやゴンドラ方式の搬送
装置を用いることもできる。更に上述した例では最終的
に得られる検液を比色セルに導いて比色測定を行なった
が、透明な反応容器を用い、検波が反応容器内に存在す
る状態で比色測定を行なうダイレクト測光方式を採用す
ることもできる。この場合、反応容器内に残存する担体
が測光の妨げとなるような場合には測光前に担体を取除
くこともできる。また、このようなダイレクト測光方式
を採る場合には、測光後担体を検液と共に排出できるの
で担体排出装置が簡単となる。更に上述した実施例にお
いては洗浄装置を1個設けたが複数個設けることもでき
る。例えば第3図に示す実施例において、洗浄装置26
と直径的にほぼ対向する位置に第2の洗浄装置を設ける
こともできる。このようにしても洗浄装置を3個設ける
ものに比べれば装置は簡単かつ小形になる効果は得られ
る。更に上述した実施例では反応容器は繰返し使用する
ようにしたが、このことも必ずしも必要ではなく、分析
に使用した反応容器を使い捨てとすることもできる。ま
た、上述した実施例ではすべてのサンプルについて同一
の測定項目の分析を行なうようにしたが、一つの反応ラ
インで、あるいは複数の反応ラインを設けて同時に多項
目の分析を行なうようにすることもできる。更に、各種
分注位置、担体の投入、排出位置、比色測定位置なども
上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変更
が可能である。また、上述した例では攪拌については何
んら述べていないが、適当な@拌機構を適当な停止位置
に設けることができる。例えばU字状の反応管を用いる
場合にはその小口部から丁−アを送給することにより攪
拌することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の免疫学的自動分析方法にお
いては、ある分析操作に異常が発生したとき、サンプル
の分注を受けた反応容器のうち、当該分析操作が既に正
常に行なわれた反応容器に対してはそのまま分析操作を
続行させ、それ以外の反応容器に対してはB−F分離を
行なった状態を維持させて前記異常の解消後に当該分析
操作を含む残りの分析操作を続行させるようにしたから
、異常が発生しても担体、サンプル、試薬を無駄にする
ことなく、しかも所定の反応時間を確保でき、常に信頼
性の高い分析結果を)qることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は競合法による酵素免疫分析の過程を示す線図、 第2図はサンドイツチ法による酵素免疫分析の過程を示
す線図、 第3図は本発明による分析方法を実施する自動分析装置
の一例の構成を示す線図、 第4図は同じくその順次の動作を示す図、第5図は同じ
(その各部の動作を示すタイミングチV−ト図である。 11・・・0字管     12・・・反応管ディスク
13・・・サンプル分注装置 14・・・サンプラ    15・・・サンプルカップ
16、18.20・・・試薬分注装置 22・・・担体投入装置  23・・・担体24・・・
比色装置    25・・・担体排出装置26・・・洗
浄装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、所定の抗体または抗原を固定化した担体と、所定の
    抗体または抗原を所定の物質で標識した標識試薬とを用
    い、反応容器内で抗原抗体反応を行なわせると共に、該
    反応容器をエンドレスの反応ライン中に設けた洗浄装置
    に循環搬送して、前記担体に結合した抗体または抗原と
    結合していない抗体または抗原とを分離するB・F分離
    を含む洗浄を行なってサンプル中の被検物質を免疫学的
    に自動的に分析するにあたり、ある分析操作に異常が発
    生したとき、サンプルの分注を受けた反応容器のうち、
    当該分析操作が既に正常に行なわれた反応容器に対して
    はそのまま分析操作を続行させ、それ以外の反応容器に
    対してはB・F分離を行なった状態を維持させて前記異
    常の解消後に当該分析操作を含む残りの分析操作を続行
    させることを特徴とする免疫学的自動分析方法。
JP59238552A 1984-11-14 1984-11-14 免疫学的自動分析方法 Expired - Lifetime JPH0664069B2 (ja)

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