JPS61115966A - 電気絶縁用ワニス - Google Patents

電気絶縁用ワニス

Info

Publication number
JPS61115966A
JPS61115966A JP23684784A JP23684784A JPS61115966A JP S61115966 A JPS61115966 A JP S61115966A JP 23684784 A JP23684784 A JP 23684784A JP 23684784 A JP23684784 A JP 23684784A JP S61115966 A JPS61115966 A JP S61115966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
varnish
parts
agent
unsaturated polyester
manufactured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23684784A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoji Makino
牧野 喜代次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Corp
Priority to JP23684784A priority Critical patent/JPS61115966A/ja
Publication of JPS61115966A publication Critical patent/JPS61115966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、放電灯安定器等の処理に使用する電気絶縁用
ワニスの改良に関する。
C発明の技術的背景とその問題点] 従来、電気機器、特に放電灯安定器の絶縁処理には、不
飽和ポリエステル樹脂に白色顔料を加えて白色ワニスと
して、このワニスを上記の放電灯安定器に塗布もしくは
含浸処理した後、加熱硬化させていた。
しかし、このようなワニスは、ワニス中の樹脂分と白色
顔料とは大きな比重の相違があるため、ワニスとしての
安定性を欠き、放置すると白色顔料が沈降し、はなはだ
しい場合には容器の底にケーキ状に固まる欠点がある。
 また金属表面への「濡れ性」に劣り、放電灯安定器に
塗布、含浸しても、「はじき」現象が生じ仕上り外観の
均一な塗膜が得られず、放電灯安定器のデザインによっ
ては安定器自体が透けて見えて美観を損なう欠点がある
。 さらに放電灯安定器に用いられるケイ素鋼板、ケー
ス鋼板の切断、打抜きや成形過程に潤滑オイルが用いら
れるため、ワニスがさらにはしぎヤす、くなっている。
 そして、ワニスによる放電灯安定器の被覆時に、これ
らのオイルがワニス中に混入されると、不飽和ポリエス
テルワニスはこれらのオイルの溶解性に劣るため、硬化
皮膜の外観が不均一になったり、ワニスが樹脂分とモノ
マーとに分離したりする欠点がある。 これらを改良す
るものとして特開昭54−99965号公報に見られる
ように界面活性剤を添加したものや、特開昭58−98
369号公報のように油変性不飽和ポリエステル樹脂を
用いたものもあるが安定器ケース穴の穴づまりや、白色
塗膜が加熱により黄変する等の欠点があり満足すべきも
のではなかった。
[発明の目的] 本発明は、上記の欠点を解浦するためになされたもので
、その目的は、濡れ性に優れ、穴づまりや黄変のない、
白色顔料の沈降が少なく安定性のよい電気絶縁用ワニス
を提供するものである。
[発明の概要] 本発明は、上記の目的を達成しようと鋭意研究を重ねた
結果、後述する組成のワニスを用いることによって上記
の目的を達成できることを見いだし、本発明に至ったも
のである。
すなわち、本発明は、 (イ)不飽和ポリエステルにビニル系反応性モノマー、
硬化剤および硬化促進剤を含む不飽和ポリエステル樹脂
のワニスと、 (ロ)白色顔料と、 (ハ)分散剤、消泡剤、減粘剤およびチクソ剤とからな
ることを特徴とする電気絶縁ワニスである。
本発明に用いる(イ)ワニスの成分である不飽和ポリエ
ステルとしては、不飽和酸(例えば無水マレイン酸、イ
タコン酸等)と飽和酸(例えばアジピン酸、セパチン酸
、無水フタル酸、イソフタル酸、コハク酸等ンと多価ア
ルコール(例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1.5−ベンタンジオール、グリセリン等)との反
応生成物が挙げられる。
本発明に用いるビニル系反応性モノマーとしては、スチ
レン、ビニルトルエン、ジアリルフタレート、ジビニル
ベンゼン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル等が挙げら
れ、これらは単独または2種以上混合して使用される。
本発明に用いる硬化剤としては、通常不飽和ポリエステ
ルの硬化剤として用いられているものはすべて使用でき
る。 例えば、ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエート
、クメンハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド等が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合して
使用される。
本発明に用いる硬化促進剤としては、ナフテン酸コバル
ト、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸鉛等のナフテン酸
金属塩が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合して
使用される。
本発明に用いる(口)白色顔料としては、酸化チタン、
酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、チタン酸バ
リウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素等が挙げられ、
これらは単独又は2種以上混合して使用される。
本発明に用いる(ハ)分散剤、消泡剤、減粘剤よびチク
ソ剤としては、次のものが挙げられる。
分散剤としては、ディスバロン#2150、KS−86
0(補水化成社製、商品名)、BYK−W930.BY
K−W940 (マリンクロット社製、商品名)、ホモ
ゲノールM−8,L−18(花王石鹸社製、商品名)等
が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合して用いる
。 分散剤は比重の異なる物質を混合して、しかも低粘
度で使用している間、また保管状態で白色顔料の沈降分
離するのを防ぐ作用をもたせるために用いる。
消泡剤としては、ディスバロン#1610.#1920
(補水化成社製、商品名)、8YK−510(マリンク
ロット社製、商品名)等が挙げられ、これらは単独又は
2種以上混合して用いる。
消泡剤は、各種の添加剤を加えるためにワニス使用時に
泡切れが悪くなるのを防止するために加えるものである
。 減粘剤は、安定器のケースに種々の大きさの取付用
穴があり、穴をワニスにつけて硬化させた際にきれいに
破くように、表面張力を低下させるために用いるもので
具体的なものとして、BYK−W2B5.BYK−W2
O3(マリンクロット社製、商品名)等が挙げられる。
チクソ剤としては、エアロシール°(日本エアロシール
社製、商品名)が一般的に使用される。 チクソ剤は減
粘剤の効果を低下させることなくある程度の粘度を保持
させ、塗膜厚さを調整するために用いるものである。
本発明の電気絶縁ワニスの配合割合は、不飽和ポリエス
テル100重量部に対し、ビニル系反応性上ツマー50
〜200重量部、白色顔料30〜60重量部、適量の硬
化剤および硬化剤促進剤、分離剤、消泡剤、減粘剤およ
びチクソ剤0.1〜2.0重量部配合され、これ以外の
範囲では特性に効果なく好ましくない。 電気絶縁ワニ
スの製造は、前記の配合割合の各成分をボールミル、三
本ロール等で十分混合して製造される。
[発明の実施例] 次に本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。
以下「部」とは「重量部」を意味する。
実施例 1 無水マレイン酸98部、テトラヒドロ無水フタル酸15
2部、プロピレングリコール182部、ハイドロキノン
0.1部を11のフラスコに入れ、最高温度210℃で
酸価30まで反応させ、その後、減圧反応で酸価20〜
25まで反応させて不飽和ポリエステルを得た。 この
不飽和ポリエステル100部、スチロール100部、ハ
イドロキノン0.06部、ナフテン酸コバルト6%溶液
0.2部、酸化チタン35部、炭酸カルシウムNS−1
000(日東粉化社製、商品名)15部、ホモゲノール
0.5部、マリングロッドBYK−A501 (マリン
グロッド社製、商品名)0.5部、エアロシール(日本
エアロシール社製、商品名) 2部、マリングロッドB
YK−W980(マリングロッド社製商品名)  0.
25部を均一に混合して電気絶縁用ワニスを製造した。
実施例 2 無水マレイン酸98部、無水フタル酸148部、ジエチ
レングリコール127部、プロピレングリコール91部
、ハイドロキノン0.12部を11°のフラスコに入れ
て実施例1と同様にして不飽和ポリエステルを得た。 
この不飽和ポリエステル100部にスチロール100部
、ハイドロキノン0.08部、ナフテン酸コバルト6%
溶液0.2部、酸化チタン40部、炭酸カルシウムNS
−200(日東粉化社製、商品名)15部、ディスパロ
ンKS−860(種本化成社製、商品名)0.7部、マ
リングロッドA310(マリングロツド社製、商品名)
0.5部、マリングロッドBYK−W900 (マリン
グロッド社製、商品名)1.5部、エアロシール(日本
エアロシール社製、商品名)1.5部を均一に混合して
電気絶縁用ワニスを製造した。
比較例 1 実施例1の電気絶縁ワニスの製造において、ホモゲール
(分散剤)を添加配合しない他はすべて実施例1と同一
にして電気絶縁用ワニスを製造した。
比較例 2 実施例1の電気絶縁用ワニスの製造において、マリング
ロツドBYK−W980 (減粘剤)を添加配合しない
他はすべて実施例1と同一にして電気絶縁用ワニスを製
造した。
以上の実施例および比較例で製造した各電気絶縁用ワニ
スについて各々スチロールで希釈し比重1.2 (25
℃)に調整し、放電灯安定器の実機で濡れ性(外観、穴
づまり)、またワニスの安定性について試験したのでそ
の結果を第1表に示した。
安定性の試験は、20 mlシリンダーの1501の目
盛りのところまでワニスをいれて96時間放置債の、添
加配合物の分離沈降したクリヤー液の深さを測定した。
第1表 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の電気絶縁用ワ
ニスは濡れ性に優れているため、はじき現象がなく、外
観仕上がりがよ(、また穴づまりもなく、大変きれいに
塗膜を形成するうえに、黄変゛のない、安定性の優れた
もので放電灯安定器の電気絶縁処理に好適なものである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(イ)不飽和ポリエステルにビニル系反応性モノマー
    、硬化剤および硬化促進 剤を含む不飽和ポリエステル樹脂の ワニスと、 (ロ)白色顔料と、 (ハ)分散剤、消泡剤、減粘剤およびチク ソ剤と からなることを特徴とする電気絶縁用ワニス。
JP23684784A 1984-11-12 1984-11-12 電気絶縁用ワニス Pending JPS61115966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23684784A JPS61115966A (ja) 1984-11-12 1984-11-12 電気絶縁用ワニス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23684784A JPS61115966A (ja) 1984-11-12 1984-11-12 電気絶縁用ワニス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61115966A true JPS61115966A (ja) 1986-06-03

Family

ID=17006672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23684784A Pending JPS61115966A (ja) 1984-11-12 1984-11-12 電気絶縁用ワニス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61115966A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148512A (ja) * 1988-11-29 1990-06-07 Toshiba Chem Corp 電気機器
KR20020063683A (ko) * 2001-01-30 2002-08-05 주식회사 대한트랜스 코일 절연용 수지조성물
JP2002348452A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Hitachi Chem Co Ltd 電気絶縁用樹脂組成物
JP2010229355A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kyocera Chemical Corp 絶縁ワニス
CN104403482A (zh) * 2014-11-11 2015-03-11 黄勇 一种绝缘、耐磨聚酯漆的制备工艺

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499965A (en) * 1978-01-24 1979-08-07 Matsushita Electric Works Ltd Method of painting discharge lamp stabilizer
JPS5898369A (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 Nitto Electric Ind Co Ltd 電気絶縁用ワニス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499965A (en) * 1978-01-24 1979-08-07 Matsushita Electric Works Ltd Method of painting discharge lamp stabilizer
JPS5898369A (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 Nitto Electric Ind Co Ltd 電気絶縁用ワニス

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148512A (ja) * 1988-11-29 1990-06-07 Toshiba Chem Corp 電気機器
KR20020063683A (ko) * 2001-01-30 2002-08-05 주식회사 대한트랜스 코일 절연용 수지조성물
JP2002348452A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Hitachi Chem Co Ltd 電気絶縁用樹脂組成物
JP2010229355A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kyocera Chemical Corp 絶縁ワニス
CN104403482A (zh) * 2014-11-11 2015-03-11 黄勇 一种绝缘、耐磨聚酯漆的制备工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04500222A (ja) 軟質保護塗料用ワックス、スルホネート、分散油、セビオライトクレー組成物
JP5046823B2 (ja) 水系塗布型制振材料
US4056495A (en) High solid alkyd resin coating composition curable at ambient temperature
CN114181607A (zh) 一种水性聚氨酯防水涂料及其冷法制备工艺
JPS61115966A (ja) 電気絶縁用ワニス
JP2000106037A (ja) コンデンサ用チキソトロピック絶縁流体
US4218252A (en) Ink compositions for carbon paper
JPS59501415A (ja) 小胞状ポリエステルグラニュ−ルを製造する方法
EP0016640B1 (en) Xanthan gum slurries
EP0593487A1 (en) AQUEOUS AUTOXIDATIVE DRYING ALKYD COMPOSITION.
JPS60231775A (ja) 電気絶縁用ワニス
US4048138A (en) Stabilization of talc-filled polystyrene
US2572803A (en) Stabilized solutions of metallic salts
US3660336A (en) Process for blending high molecular weight polyethylene into wax and wax coating composition produced therefrom
JPH0315936B2 (ja)
CN108530973A (zh) 环保型无苯涂料及其制备方法
JP2024045049A (ja) アスファルト乳剤用分解剤組成物及びアスファルトコンクリートの製造方法
JPS61275359A (ja) 水酸化マグネシウムを充填した樹脂組成物
JP2780049B2 (ja) 金属のクロメート系処理液用低発泡性重合体水性エマルジョン
JPS5898369A (ja) 電気絶縁用ワニス
JPS6322870A (ja) 液体塗料組成物
DE1769701A1 (de) Als Spachtelmasse geeignete Polyestergemische
JP3136195B2 (ja) 樹脂組成物及び電気機器
CN114369407A (zh) 智能涂装pe白色底漆及其制备方法
US2396342A (en) Waterproofing composition