JPS61115711A - 自動車のウインド構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は自動車のウィンド構造に関するものである。

（従来技術） 従来ウィンドパネル（ガラス）が接着剤で固定された接
着タイプのウィンド構造としては、例えば、第４図に示
す如くクォーターパネル１０１とサイドインナパネル１
０３の端末が止し合わされたフランジ部１０５に、接着
剤１０７を用いてウィンドパネル１０９が固着されてい
る。そして、ウィンドパネルと７ランジ部１０５０間に
は、接着剤１０７の流れを規制するダムラバ１１１が、
また、ウィンドパネル１０９の周縁には装飾モールディ
ング１１３が装着された構造になっている。

このような構造をとるものに、山海堂発行の自動車工学
全書第１３巻「乗用車の車体」第１６４頁に記載されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） かかるサイドウィンド構造にあっては、接着剤１０７を
用いた接着タイプとなるため、接着面の見えを確保する
ために、ウィンドパネル１０９の内側パネル面に黒色プ
リント１１５を施す作業工程が入ることと、また、装飾
モールディング１１３をウインドバネル１０９に固着す
−る専用の接着剤が必要であった。このために、接着剤
の管理工数及び作業性の面で望ましくなかった。

そこで、この発明は、作業性の向上が図れると共にコス
ト低減にも寄与する自動車のウィンド構造を提供するこ
とを目的としている。

（発明が解決するための手段） 前記目的を一達成するために、この発明にあっては車体
開口周縁フランジ部に、ウィンドパネルを固着するよう
にした構造において、前記ウィドパネルの周縁にストリ
ップを一体成形するとともに該ストリップの内側端末部
を、少なくとも前記フランジ部の開口端末に対応する部
位までウィンドパネル面に沿って延長した構造としであ
る。そして、好ましい実施能様として、ストリップの延
長部の延長端末にフランジ部に当接する突起部を設けで
ある。

（作用） かかる構成において、ストリップは、ウィンドパネルと
一体の形状になると共に、接着面は、ストリップによっ
て隠れるようになる。

（実施例） 以下、第１図から第２図の図面を参照しながらこの発明
の一実施例を詳細に説明する。

図中１は車体開口周縁部におけるクォーターパネル３と
リヤサイドインナパネル５の端末が止し合わされたフラ
ンジ部を示しており、フランジ部１には、接着剤７によ
って後述するストリップ１１付のサイドウィンドパネル
９（ガラス）が固着されている。

サイドウィンドパネル９には、ゴム或いは軟質樹脂製の
ストリップ１１がインサート成形によって一体形状とな
っている。

ストリップ１１のストリップ本体１１ａはクォーターパ
ネル３と弾接しており、これにより、ウィンドパネルと
クォーターパネル３との間の隙間を埋めフラッシュ化し
ている。

また１、外側片部１１ｂはウィンドパネル９の周縁から
パネル面に沿って短く延長されている。

一方、ストリップ１１の内側片部１１ｃは、前記フラン
ジ部重量口端末１ａよりも開口θ側に突出するように、
ウィンドパネル面に沿って延長１１ｄシており、この延
長部１１ｄの延長端には、フランジ部１に弾性的に当接
するダムラバ１３が固着されている。而してウィンドパ
ネル９は延長部１ｄにおいて接着剤７によりフランジ部
１に接着されることになる。なお、１５はリヤサイドパ
ネル５を覆うガーニッシュを示している。

このように構成されたサイドウィンドにおいて、接着面
はストリップ１１の延長部ｌｉｄによって隠れるように
なり外観品質を損うことがなくなる。

したがって、見栄向上のために実施する黒色プリント工
程が省略出来ると共に、ストリップ１１はウィンドパネ
ルと一体となっているため、ストリップ装石用の接着剤
が不要となる。

第３図は別の実施例を示したものである。この、実施例
のものは、接着剤７によってフランジ部１に固着された
ウィンドパネル９が、ストリップ１１を一体形成すると
共に、内側片部１１ｃをフランジ部１の開口端末より開
口θ側に突出するように、ウィンドパネル面に沿って延
長１１ｄすることは前記実施例と同様であるが、この延
長部１１ｄの延長端末に、該延長１１ｄより立上がり、
かつ、フランジ部１と当接する突出部１７を設けである
。

したがって、この実施例の場合には、黒色プリント工程
の省略と併せてストリップ装着用の接着剤が不要になる
ことは、前記実施例と同様であるが、さらに加えて、ダ
ムラバの省略が可能となり部品点数を減らすことができ
る。

なお、第１図、第３図の両実施例において、延長部１１
ｄがフランジ部１より開口θへ突出するようにしたもの
を示したが、フランジ部１及び接着剤７を外観として隠
すためであるから、延長部１１ｄは少なくともフランジ
部１の端末１ａと対応する部位まで延びて入ればよい。

以上、説明したように、この発明によれば、作業性の向
上が図れると共に部品点数が減った分管理工数が軽減し
、併せてコスト低減にも大きく寄与する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す第２図の■−■線に
沿う断面図、第２図はこの発明の一実施例を採用した自
動車の側面図、第３図は別の実施例を示した第１図と同
様の断面図、第４図は従来例を示した第１図と同様の切
断面図である。 主要な図面符号の説明 １・・フランジ部　　　３・・クォータパネル７・・接
着剤 ９・・ウィンドパネル　１１・・ストリップ１１Ｃ・・
ストリップの内側片部 １１ｄ　・・延長部 １７・・突起部 特許出願人　　日産自動車株式会社 職ｎ禾ポ 第３ 第４ 、仝

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体開口縁のフランジ部に、ウインドパネルを固
   着するようにした構造において、前記ウインドパネルの
   周縁にストリップを一体成形すると共に該ストリップの
   内側端末部を少くとも、前記フランジ部の開口端末に対
   応する部位までウインドパネル面に沿って延長し、該延
   長部において前記フランジ部に接着固定したことを特徴
   とする自動車のウインド構造。
2. （２）前記延長部には、その延長端末に該フランジ部に
   当接する突起部が実設されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の自動車のウインド構造。