JPH0228091Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228091Y2 JPH0228091Y2 JP17321884U JP17321884U JPH0228091Y2 JP H0228091 Y2 JPH0228091 Y2 JP H0228091Y2 JP 17321884 U JP17321884 U JP 17321884U JP 17321884 U JP17321884 U JP 17321884U JP H0228091 Y2 JPH0228091 Y2 JP H0228091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- weather strip
- vehicle body
- adhesive
- corners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 22
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 12
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、車体に設けた孔にウインドガラス
を接着により取付けた自動車における窓枠構造に
関するものである。
を接着により取付けた自動車における窓枠構造に
関するものである。
「従来の技術」
自動車には、第７図に示すように、車体１の一
部にウインドガラス２を接着により取付けたもの
がある。このように車体１にウインドガラス２を
接着により取付ける場合の従来の構造は、第８図
に示すように車体１を形成するアウタパネル３と
インナパネル４とを接合した孔部にトリム５を被
せ、次にウインドガラス２にダムラバー６を接着
して、このダムラバー６で仕切られた部分のウイ
ンドガラス２の裏面に接着剤７を塗布しておく。
そしてこのように接着剤７を塗布したウインドガ
ラス２を車体１の孔の部分に押し当てて接着剤７
が硬化するのを待つことになる。８は接着剤７を
かくすモールデイングである。
部にウインドガラス２を接着により取付けたもの
がある。このように車体１にウインドガラス２を
接着により取付ける場合の従来の構造は、第８図
に示すように車体１を形成するアウタパネル３と
インナパネル４とを接合した孔部にトリム５を被
せ、次にウインドガラス２にダムラバー６を接着
して、このダムラバー６で仕切られた部分のウイ
ンドガラス２の裏面に接着剤７を塗布しておく。
そしてこのように接着剤７を塗布したウインドガ
ラス２を車体１の孔の部分に押し当てて接着剤７
が硬化するのを待つことになる。８は接着剤７を
かくすモールデイングである。
「考案が解決しようとする問題点」
このような構成の従来の窓枠構造は、接着剤７
が硬化するまでウインドガラス２を一定の状態で
保持しておかなければならないので工数がかか
り、また作業に熟練を要することになる問題があ
る。この考案はこの問題を解決するためになされ
たものである。
が硬化するまでウインドガラス２を一定の状態で
保持しておかなければならないので工数がかか
り、また作業に熟練を要することになる問題があ
る。この考案はこの問題を解決するためになされ
たものである。
「問題点を解決するための手段」
この考案が上記問題点解決のために構成した手
段は、上述した従来のものと同様に車体の一部に
設けた孔部にウインドガラスを当てがい、その縁
部を車体に接着してウインドガラスを車体に取付
けた自動車において、孔部に嵌着するウエザスト
リツプをウインドガラスの周縁に沿う大きさのロ
字状の形状に形成し、このウエザストリツプの四
隅に吸盤を設けると共にこの四隅の間の部分にも
ウインドガラスに対して吸着作用を行なう凹部を
形成したことである。
段は、上述した従来のものと同様に車体の一部に
設けた孔部にウインドガラスを当てがい、その縁
部を車体に接着してウインドガラスを車体に取付
けた自動車において、孔部に嵌着するウエザスト
リツプをウインドガラスの周縁に沿う大きさのロ
字状の形状に形成し、このウエザストリツプの四
隅に吸盤を設けると共にこの四隅の間の部分にも
ウインドガラスに対して吸着作用を行なう凹部を
形成したことである。
「作用」
このような構成とすれば、ウエザストリツプの
吸盤と凹部とがウインドガラスを吸着するので、
ウインドガラスは接着剤が硬化するまで、そして
その後もウインドガラスを一定の状態に保つこと
になる。したがつて接着剤が硬化するまで人手や
治具でウインドガラスを保持する必要はないこと
になる。
吸盤と凹部とがウインドガラスを吸着するので、
ウインドガラスは接着剤が硬化するまで、そして
その後もウインドガラスを一定の状態に保つこと
になる。したがつて接着剤が硬化するまで人手や
治具でウインドガラスを保持する必要はないこと
になる。
「実施例」
次に、この考案の一実施例を第１図ないし第５
図について説明すると、第１図に示すものはウエ
ザストリツプ９であり、ウインドガラス２の周縁
に沿う大きさのロ字状の形状に形成されたもので
ある。そして四隅内側は小さな円弧ｒに形成され
ている。これは外観を良好に保つためのものであ
る。このウエザストリツプ９の四隅には第２図に
示すように吸盤１０が設けられており、また吸盤
１０，１０を結んでいる辺の部分もリツプ１１，
１１を設けてその間を凹部１２に形成してある。
図について説明すると、第１図に示すものはウエ
ザストリツプ９であり、ウインドガラス２の周縁
に沿う大きさのロ字状の形状に形成されたもので
ある。そして四隅内側は小さな円弧ｒに形成され
ている。これは外観を良好に保つためのものであ
る。このウエザストリツプ９の四隅には第２図に
示すように吸盤１０が設けられており、また吸盤
１０，１０を結んでいる辺の部分もリツプ１１，
１１を設けてその間を凹部１２に形成してある。
次に組付手順を説明すると、まずウエザストリ
ツプ９をアウタパネル３とインナパネル４との接
合部に嵌着しておき、ウインドガラス２の内側周
面に接着剤７を盛り付けて、それを車体１のウエ
ザストリツプ９を嵌着した部分の外側部分に押し
付けて、第４図、第５図に示すように接着する。
このとき、ウエザストリツプ９の吸盤１０と凹部
１２とでウインドガラス２を吸着して保持する。
次にモールデイング８を差し込んで作業を終了す
る。第４図、第５図はこのようにしてウインドガ
ラス２を取付けた後の状態を示すものである。
ツプ９をアウタパネル３とインナパネル４との接
合部に嵌着しておき、ウインドガラス２の内側周
面に接着剤７を盛り付けて、それを車体１のウエ
ザストリツプ９を嵌着した部分の外側部分に押し
付けて、第４図、第５図に示すように接着する。
このとき、ウエザストリツプ９の吸盤１０と凹部
１２とでウインドガラス２を吸着して保持する。
次にモールデイング８を差し込んで作業を終了す
る。第４図、第５図はこのようにしてウインドガ
ラス２を取付けた後の状態を示すものである。
第６図に示すものはウエザストリツプ９の形状
を若干変え、アウタパネル３とインナパネル４と
の係合部に若干の変更を加えたものである。この
ようにすれば車内側からウエザストリツプ９が見
えなくなる。
を若干変え、アウタパネル３とインナパネル４と
の係合部に若干の変更を加えたものである。この
ようにすれば車内側からウエザストリツプ９が見
えなくなる。
「考案の効果」
この考案は以上説明したような構成としたこと
により、ウインドガラス２の取付時に、ウインド
ガラス２をウエザストリツプ９で保持できるの
で、ウインドガラス２の取付作業が著しく容易に
なるほか、位置ずれなどを生ずることがない。こ
れにより作業工数が削減するので、コストダウン
が図れる。またウエザストリツプ９にトリムやダ
ムラバーの機能をも兼ねさせることができ、構造
が簡単になる。
により、ウインドガラス２の取付時に、ウインド
ガラス２をウエザストリツプ９で保持できるの
で、ウインドガラス２の取付作業が著しく容易に
なるほか、位置ずれなどを生ずることがない。こ
れにより作業工数が削減するので、コストダウン
が図れる。またウエザストリツプ９にトリムやダ
ムラバーの機能をも兼ねさせることができ、構造
が簡単になる。
第１図はこの考案に係るウエザストリツプの正
面図、第２図は第１図の−線に沿う拡大断面
図、第３図は第１図の−線に沿う拡大断面
図、第４図は第７図の−線に沿う拡大断面
図、第５図は第７図の−線に沿う拡大断面
図、第６図は第５図の一部を変更したものの断面
図、第７図はこの考案を適用する自動車の斜視
図、第８図は従来構造を示す断面図である。 １……車体、２……ウインドガラス、７……接
着剤、９……ウエザストリツプ、１０……吸盤、
１２……凹部。
面図、第２図は第１図の−線に沿う拡大断面
図、第３図は第１図の−線に沿う拡大断面
図、第４図は第７図の−線に沿う拡大断面
図、第５図は第７図の−線に沿う拡大断面
図、第６図は第５図の一部を変更したものの断面
図、第７図はこの考案を適用する自動車の斜視
図、第８図は従来構造を示す断面図である。 １……車体、２……ウインドガラス、７……接
着剤、９……ウエザストリツプ、１０……吸盤、
１２……凹部。
Claims (1)
- 車体の一部に設けた孔部にウインドガラスを当
てがい、その縁部を車体に接着して該ウインドガ
ラスを車体に取付けた自動車において、前記孔部
に嵌着するウエザストリツプをウインドガラスの
周縁に沿う大きさのロ字状の形状に形成し、該ウ
エザストリツプの四隅に吸盤を設けると共に該四
隅の間の部分にもウインドガラスに対して吸着作
用を行なう凹部を形成したことを特徴とする自動
車の窓枠構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17321884U JPH0228091Y2 (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17321884U JPH0228091Y2 (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6187715U JPS6187715U (ja) | 1986-06-09 |
| JPH0228091Y2 true JPH0228091Y2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=30730874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17321884U Expired JPH0228091Y2 (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0228091Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP17321884U patent/JPH0228091Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6187715U (ja) | 1986-06-09 |
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