JPH055050Y2 - - Google Patents

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JPH055050Y2
JPH055050Y2 JP1986048909U JP4890986U JPH055050Y2 JP H055050 Y2 JPH055050 Y2 JP H055050Y2 JP 1986048909 U JP1986048909 U JP 1986048909U JP 4890986 U JP4890986 U JP 4890986U JP H055050 Y2 JPH055050 Y2 JP H055050Y2
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JP
Japan
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panel
flange portion
adhesive
decorative molding
window
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車のウインド構造に関するもの
である。
[従来技術] 従来、ウインドパネル(ガラス)が接着剤で固
着される接着タイプのウインド構造としては、例
えば山海堂発行の自動車工学全書第13巻「乗用車
の車体」第164頁に記載のものが知られている。
接着タイプのウインド構造は、例えば、第3図
に示す如くクオータパネル101とインナパネル
103の端末が止じ合わされた車体開口のフラン
ジ部105に接着剤107を介してウインドパネ
ル109(ガラス)が固着されている。ウインド
パネル109とフランジ部105との間には前記
接着剤107の流れを規制するダムラバ111
が、また、ウインドパネル109の周縁には装飾
モールデイング113が装着された構造となつて
いる。
なお、115はナツト117によつてフランジ
部105に固定支持された仮保持用のボルトでウ
インドパネル109に接着されている。また、1
19は接着領域を目隠しする黒色プリントを示し
ており、ウインドパネル119の周縁に沿つて塗
布されている。
[考案が解決しようとする問題点] かかるウインド構造にあつては、接着剤107
を用いた接着タイプとなるため接着領域の見栄え
を確保するためにウインドパネル109の内側パ
ネル面に黒色プリント119を施す作業工程が入
ることと、また、接着剤107が固まる間ウイン
ドパネル109仮保持するボルト115、ナツト
117等の部品が必要であり、特に、ボルト11
5はウインドパネル109に固着する作業工程を
要する等、作業工数、部品点数の面で望ましくな
かつた。
そこで、この考案は部品点数の削減と作業性の
向上が図れると共に外観品質面でも好ましい自動
車のウインド構造を提供することを目的としてい
る。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、車体開口縁のフランジ部に、ウインドパネル
を固着するようにした構造において、前記ウイン
ドパネルの周縁に合成樹脂製の装飾モールデイン
グを固着すると共に該装飾モールデイングの内側
端末部を、少なくとも前記車体開口縁の開口端末
に対応する部位まで全領域にわたつてウインドパ
ネル面に沿つて延長し、該延長部の所定箇所に、
前記フランジ部と係合し合う突起体を前記延長部
と一体に設けてある。
[実施例] 以下、第1図と第2図の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は車体開口周縁部におけるクオーターパ
ネル3とインナパネル5の端末が止じ合わされた
フランジ部を示している。フランジ部1には、後
述する装飾モールデイング7付のサイドウインド
パネル9(ガラス)が接着剤11を介して固着さ
れている。
装飾モールデイング7はいわゆるモジユールウ
インド工法により熱可塑性の合成樹脂材でウイン
ドパネル9の周縁に沿つて一体成形された形状と
なつている。
装飾モールデイング7の本体7aはクオーター
パネル3のウエスト部3aと当接しており、これ
によりウインドパネル9とクオーターパネル3と
の間隙が埋められている。
また、本体7aより延びる外側片部13はウイ
ンドパネル9の端縁から外側パネル面に沿つて短
く延長されている。
一方、本体7aより延びる内側片部は、前記フ
ランジ部1の端末1aよりも開口P側に突出する
ように全領域にわたり内側パネル面に沿つて延長
しており、この延長部15は、車体開口縁を形成
する前記フランジ部1及びインナーパネル5を覆
うガーニツシユ23の先端までそれぞれ目隠しし
ている。また、延長部15には、前記フランジ部
1の係合孔17と係合し合う突起体19が該延長
部15と一体に設けられている。また、延長部1
5には、前記フランジ部1と弾接し合うダムラバ
21が固着されている。
このように構成されたウインド構造において、
接着領域は装飾モールデイング7の延長部15に
よつて隠れるようになり外観品質が確保される。
したがつて、見栄え向上のために実施する黒色
プリント工程が省略できるようになる。また、接
着時において、接着剤11が固まる間、フランジ
部1と係合し合う突起体19によつてウインドパ
ネル9は仮保持されるため仮保持用のボルト及び
ナツトが不要となる。
なお、この実施例において、延長部15は接着
領域を隠すためであるから少なくともフランジ部
1の端末1aと対応する部位まで延びていればよ
い。
[従来の効果] 以上、説明したようにこの考案のウインド構造
によれば、ウインドパネル仮保持用のボルト及び
ナツトの削減ができるため管理工数の軽減が図れ
ると共にコスト低減に寄与する。また、黒色プリ
ントの作業工数が省略できるため作業性が向上す
るようになる。しかも外観品質面の確保が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のウインド構造を示した第2
図の−線断面図、第2図はこの考案を実施し
た自動車の側面図、第3図は従来例を示した第1
図と同様の断面図である。 主要な図面符号の説明、1……フランジ部、7
……装飾モールデイング、9……ウインドパネ
ル、15……延長部、19……突起体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体開口縁のフランジ部に、ウインドパネルを
    固着するようにした構造において、前記ウインド
    パネルの周縁に合成樹脂製の装飾モールデイング
    を固着すると共に該装飾モールデイングの内側端
    末部を、少なくとも前記車体開口縁の開口端末に
    対応する部位まで全領域にわたつてウインドパネ
    ル面に沿つて延長し、該延長部の所定箇所に、前
    記フランジ部と係合し合う突起体を前記延長部と
    一体に設けたことを特徴とする自動車のウインド
    構造。
JP1986048909U 1986-04-03 1986-04-03 Expired - Lifetime JPH055050Y2 (ja)

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JP1986048909U JPH055050Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JP1986048909U JPH055050Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JPS62163118U JPS62163118U (ja) 1987-10-16
JPH055050Y2 true JPH055050Y2 (ja) 1993-02-09

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JPS60104412A (ja) * 1983-09-26 1985-06-08 リビ−−オ−ウエンズ−フオ−ド・カンパニ− 窓材アセンブリ及びその製造方法

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