JPS61111376A - フツ素系樹脂プライマ−組成物 - Google Patents

フツ素系樹脂プライマ−組成物

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JPS61111376A
JPS61111376A JP23132884A JP23132884A JPS61111376A JP S61111376 A JPS61111376 A JP S61111376A JP 23132884 A JP23132884 A JP 23132884A JP 23132884 A JP23132884 A JP 23132884A JP S61111376 A JPS61111376 A JP S61111376A
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JP
Japan
Prior art keywords
polymer
primer composition
weight
fluororesin
particle size
Prior art date
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Pending
Application number
JP23132884A
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English (en)
Inventor
Keizo Abe
阿部 桂三
Kanji Narasaki
奈良崎 幹二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、フッ素系樹脂(以下、フッ素樹脂という)を
基材に接着する際に、基材とフッ素樹脂間の接着性を付
与するためのフッ素雪吋旨プライマー組成物に関する。
〈従来の技術〉 フッ素樹脂は化学薬品愕安定で、摩擦係数も小さく、ま
た、非粘着性、耐熱性、耐候性等に優れることから、各
種部品のほか板材のコーティングやライニング等に利用
されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、非粘着性に優れるが故に金属やガラス、
あるいは陶器などの基材との接着性が劣っていて、長時
間使用しているとフッ素樹脂層が基材から剥離するとい
う問題がある。
フッ素樹脂と基材間の接着性を改良する研究に関しては
、従来より数多く行われており、たとえば、フッ素樹脂
の接着面を予めナトリウムやアンモニウム錯塩等で処理
して脱フッ蒸化したり、あるいは、コロナ放電処理等に
より極性基をもたせて表面接着性を付与したりして基材
と強固に接着させる方法、および、基材表面上を物理的
または化学的手段により粗面化してアンカー効果により
ない。
く問題点を解決するだめの手段〉 本発明は、特定のアルミノ硅酸塩を配合することにより
、外観に悪影響を与えないで上記の問題点を解消し得る
ことを見い出して為されたものである。
即ち、本発明は、「(至)フッ素含有重合体、(B)該
重合体を分散または溶解し得る液体媒体および(C)平
均粒径が0.01〜10μで、酸化アルミニウム含量が
10〜60重1%であるアルミノ硅酸塩粉末からなり、
(A)対口の重量比が100対15〜60であることを
特徴とするフッ素系樹脂プライマー組成1勿」である。
く作用〉 本発明で用いるフッ素含有重合体は、例えば、テトラフ
ルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフル
オロアルコキシテトラフルオロエチレン、クロロトリフ
ルオロエチレン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等の
単独または共重合体である。これらは併用しても良い。
また、本発明で用いる液体媒体としては、上記1   
   07ツ素含有重合体を8散□や溶解す、溶媒ヤ広
範囲に使用することができる。具体列をらげれば、酢酸
エチル、フタル酸ジメチル等のエステル類;メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブアセテート、ジエチルセロソ
ルフ、エチレングリコール等の多価アルコール又はその
誘導体;ヘプタン、トルエン等の炭化水素類;メチルエ
チルケトン、メチルインブチルケトン等のケトン類;イ
ソプロパツール、オクタツール等のアルコール類;メチ
ルフェニルニーチル、テトロヒドロフラン等のエーテル
類;および水等がある。
液体媒体は、単独または混合使用してよいが、プライマ
ー組成物の組成および塗布乾燥の方式により、液状態や
沸点を考慮して選択する。液体媒体の使用前は、プライ
マー組成物の組成および塗布方t、に対応して選択する
為、−概には決められないが、通常はフッ素含有重合体
およびアルミノ硅酸塩粉末の合計に対する液体媒体の重
量比は5対95乃至50対50である。
さらに、本発明で用いるアルミノ硅酸塩粉末は、平均粒
径が0.01〜10μ(好ましくは0.1〜7μ)で、
酸化アルミニウム含量が10〜60重号%(好ましくは
10〜45重士%)のものである。
具体的には、例えば、プロゴバイト、マスコバイト等の
雲母、クレー、カオリン等があり、併用できる。これら
の中でも雲母が最も好ましい。
平均粒径が0.01μ未満では基材に対する接着性が低
下し、一方、10μ超過ではプライマ一層が粗面化して
外観が悪化し、接着性も低下する。
また、酸化アルミニウム含量か上記範囲をはずれるもの
は、接着性の点で発明の効果を発揮しない。
このアルミノ硅酸塩は、当然、少量の他成分、例え:4
、アルカリ金属等を含んでいても一向に差し支えない。
本発明のプライマー組成物は、公知の種々の方法で得る
ことができる。すなわち、例えば、高速度剪断接伴混合
機で上記各成分の分散液を作製することにより得られる
。さらに、必要に応じてフッ素含有は合体および/また
社アルミノ硅酸塩粉末をり砕−微細化または均一分散さ
せる為に、ボールミル、サンドミル、アトライター等の
湿式粉砕を行なってもよい。
この様にして得られるプライマー組成物は、フッ素含有
重合体とアルミノ硅酸塩粉末とが重量比で100対15
〜60、好ましくは100対20〜50である。この範
囲を°はずれると、基材とプライマー間の接着性が良好
ではない。
また、本発明のプライマー組成物には、公知の種々の添
加剤を配合してよい。この様な添加剤としてハ、例えば
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、フルオロアル
キル基を有するノニオン系活性剤;ポリエチレンオキサ
イド−ポリプロピレンオキサイドブロック共重合体等の
分散剤もしくはレペリンク剤;メチルセルロース、ワッ
クス等の精度調整剤−着色剤としての顔料等が挙げられ
る。
本発明のプライマー組成物の対象となる基材は、例エバ
、秩、アルミニウム、ステンレス等の金属やガラス、陶
器等いかなる材成・形状のものでもよく、また、プライ
マー組成物との接着性を向上させる為、基材にサンドブ
ラスト、ショツトブラスト、グリッドプラスト、ワイヤ
ースクラッチ、ヘヤーライン処理、ケミカルエツチング
等の処理を施しても良い。
さらに、本発明のブライマー組成物により補材と接着さ
せるフッ素樹脂は、本発明で用いる上記のフッ素含有重
合体を用いろことが好ましいが、必要ならば異なる樹脂
としてもよい。また、このフッ素樹脂には必要に応じて
、メチルメタアクリレート、ブチジメタアクリレート、
メチルアクリレート等の重合体や共重合体である(メタ
)アクリル系樹脂を混合使用してもよいし、着色剤とし
ての顔料等を配合してもよい。
この接着させるフッ素樹脂の形態は、扮末状、粒状、フ
ィルム、シート、水性または有機性分散液、オルガノゾ
ル、オルガノゾルの水中エマルジョン等いずれの形態で
もかまわない。
〈実施例〉 実施例1 1      ポリフッ化ビニリデン樹脂扮末Zoo重
量部、各種鉱物系粉末30重量部およびエチレングリコ
ールジエチルエーテル170重量部を配合し、高速度剪
断(景拌混合機(ディシルバー)を用いてブライマー組
成物を製遺した。
この咀rft物を各種金属板上に塗布しく乾燥膜厚10
μ)、280℃で3分間焼成した。さらにポリフッ化ビ
ニリデン樹脂フィルム(厚さ120μ)を加熱圧縮成型
装置により180℃、200に+7/−で5分間熱圧着
した。
この試倹片を用いて、自動引張り試験機により150m
11/分の速度で溶着フィルムを180度方向に引き剥
がし、接着力を測定した。結果を第1表に示す。
(以下余白) 実施例2 平均粒径20μ、酸化アルミニウム含量18暇量%のク
レー粉末30重量部および3:酸エチル170准看部を
配合してナンドミルで粉砕処理し、各平均粒径の分散液
を得た。
この分散液200重量部に対してポリフッ化ビニリデン
附脂粉末100取隈部を加え、高速度剪断攪拌混合機を
用いてプライマー組成物を4造した。
次(で、寿’im列1と同様にして接着力を評価した。
ただし、塗布する金属板は、リン酸亜鉛処理した鉄板を
用いた。結果を第2表に示す。
第2表 (注)  A19.20および夕は比較例。
実施例3 ポリフッ化ビニリデン樹脂粉末および酸化アルミニウム
含量35重量%で平均粒径3μの白雲母を第3表に示す
所定量配合し、さらに、これらの45tWk部に対し、
メチルエチルケトン57重量部を加え、高速度剪断攪拌
混合機を用いてプライマー組成物を製造した。
この組成物をサンドブラストにより粗面化した鉄板上に
塗布しく乾燥膜厚10μ)、280℃で3分間焼成した
。さらにポリフッ化ビニリデン樹脂粉末のオルガノゾル
(ジメチルフタレート及びメチルエチルケトン溶媒)を
塗布しく乾燥膜厚200μ)、250℃で30分間焼成
して試験片を得た。
この試験片を用いて、実施例1と同様にして接着力を測
定した。結果を第3表に示す。
(以下余白) 第3表 (注)扁26.27および33は比較例*ポリフッ化ビ
ニリデン100重791部に対する量。
実施例4 各種フッ素含有重合体雪脂100貢俄部、平均粒径3μ
で酸化アルミニウム含量35重量%の白空母粉末30重
量部、表体媒体170@量部を配合し、高速剪断攪拌混
合機を用いてプライマー組成物を製造した。
この組成物をサンドブラストにより粗面化した鉄板上に
塗布しく乾燥膜厚10μ)、各設定条件で焼成した。さ
らにプライマー組成物のフルオロオレフィン系樹脂と同
一のフルオロオレフィン系樹脂粉末を静電塗装し、所定
の条件下で焼成焼付して膜厚SOOμの試験片を得たつ この試験片を用いて、実施(flllと同様にして接着
力を測定した。結果を44表に示す。
(以下余白) 〈発明の効果〉 本発明のプライマー組成物は、実施例でも示した通り、
優れた接着力を示し、かつ表面樹月旨の外観を悪化させ
ない顕著な効果を有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)フッ素含有重合体、(B)該重合体を分散または
    溶解し得る液体媒体および(C)平均粒径が0.01〜
    10μで、酸化アルミニウム含量が10〜60重量%で
    あるアルミノ硅酸塩粉末からなり、(A)対(C)の重
    量比が100対15〜60であることを特徴とするフッ
    素系樹脂プライマー組成物。
JP23132884A 1984-11-05 1984-11-05 フツ素系樹脂プライマ−組成物 Pending JPS61111376A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011129407A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭硝子株式会社 含フッ素共重合体組成物の製造方法、コーティング用組成物、塗膜を有する物品、および成形品
WO2011129406A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭硝子株式会社 含フッ素共重合体組成物およびその製造方法
WO2011129032A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭硝子株式会社 コーティング用組成物およびその製造方法ならびにこれを用いた塗膜の形成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011129407A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭硝子株式会社 含フッ素共重合体組成物の製造方法、コーティング用組成物、塗膜を有する物品、および成形品
WO2011129406A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭硝子株式会社 含フッ素共重合体組成物およびその製造方法
WO2011129032A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭硝子株式会社 コーティング用組成物およびその製造方法ならびにこれを用いた塗膜の形成方法

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