JPS61109778A - 被覆用材料及び該被覆用材料に含有される - Google Patents

被覆用材料及び該被覆用材料に含有される

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JPS61109778A
JPS61109778A JP60246089A JP24608985A JPS61109778A JP S61109778 A JPS61109778 A JP S61109778A JP 60246089 A JP60246089 A JP 60246089A JP 24608985 A JP24608985 A JP 24608985A JP S61109778 A JPS61109778 A JP S61109778A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クリブト光安定剤を含有する被覆用材料に関
するものである。
上記の如き化合物は、短波光の作用によシ活性化されて
、光化学的に光安定剤に転化する。
それに関する化合物はブロックトヒドロキシル基を有す
る2−(2−ヒト四キシフェニル)−ベンゾトリアゾー
ルの特定の誘導体である。
(従来の技術) オルソンとシエレーテル((10son and Se
hroe−tar ; J、Appl、Po1.5ci
ence 22(1978) 、 2 j 65−72
)Ic!、!7% 2−(2−ヒドロキシフェニル)−
ベンゾトリアゾールの7エノール性水酸基を例えば加水
分解、光分解または加熱によって引き続き除去できる化
学的保護基でブロックすることがすでに提案されている
。これらのブロックトベンゾトリアゾール誘導体は、3
3Gなhし400 nmの範囲の紫外線を吸収しないの
で、その結果として紫外線(UV)−硬化性組成物の光
重合を妨げない。しかし、それらの変化したUV−吸収
レベル(それらの吸収の最大は約290ないし510n
mである@)のために、それらは光安定剤として適当で
なく、従って光重合の後、公知の光安定剤である。遊離
のOH基を有するベンゾトリアゾールに転化しなければ
ならない。前記の著者は、シリル化によ)、カルバモイ
ル化により、そして、後の著作(J、Appl。
Po1.5eisnce 28 (198!S) 、 
1159−65)においてはエーテル化、エステル化及
びスルホニル化によシOH基をブロックする可能性につ
いて研究し友。これに関連して種々の問題例えば不十分
な開裂または副生成物の形成に由来する変色が生じてい
る。0−スルホニル化及び光化学的開裂は最も優れた方
法であるように記載されている。この開裂の場合には、
本質的にオル)−スルホニルフェノールに対して光化学
的フリース転位を発生する。これは、全ての試験された
化合物がオルト−位において未置換であるから可能であ
る(OHftK関して)。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者等は、OH基に関してバラ−位及びオルト−位
の双方が置換されている2−(2−ヒドロキシフェニル
)−ベンゾトリアゾールを使用し%OH基をブロックす
ることKよシ、同様に2?G−310nmで吸収最大を
有するが、バラ−位及びオルト−位に置換基があるKも
かかわらず、遊離のOH基を有する化合物に光化学的に
再変換できるクリプト光安定剤が得られることを見い出
した。それらは、未置換のオルト−位を有する化合物の
レベルよシも高い暗所における安定性レベルを有する。
この因子は、ラッカーがしばしば長期間貯蔵されるから
、市販する場合には重要である。
遊離のOH基を有する公知のベンゾトリアゾール光安定
剤と比較して、被覆用材料が塗布前または塗布中に金属
と接触するとき、これらのクリプト光安定剤は有利であ
る。全ての2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾト
リアゾールは、しばしば有色である金属イオンと錯体を
形成し、(例えばCu、NiまたはCoの場合)そして
それらは被覆用材料の変色を引き起こす。
クリプト光安定剤のための別の意義深い適用分野は、硬
化触媒(ドライヤー)として有機金属化合物を含有する
酸化乾燥被覆用材料を包含している。遊離の2−(2−
ヒドロキシフェニル)−ベンゾトリアゾールの存在中で
、これらの金属化合物はベンゾトリアゾールに配位結合
し、そして硬化触媒としてはもはや有効でなくなる。
したがって、本発明は、クリプト光安定゛剤として、次
式Iまたは■: (上記各式中、 Xは1′tたは2を表わし。
R1は、Xが1であるとき及び式■においては、式ニー
Co−R’で表わされるアシル基、式ニー5(h−R@
テ表すされるスルホニル基、式ニーP (0)r(R1
4)(R”)で表わされるホスホリル基を表わし、Xが
2のときは一〇〇−または式ニー co −co−若し
くは−Co−R’−Co−で表わされるジアシル基を表
わし、 R2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子
数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素
原子数7ないし9のフェニルアルキル基、炭素原子数5
ないし5のアルケニル基またはノーロゲン原子を表わし
、 R2は、式lにおいては、炭素原子数1ないし12のア
ルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基
、フェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキ
ル基、ハロゲン原子または式: −(CL)n−COO
R’若しくは−(CHJn−Co−NCR”XR”) 
 で表わされる基を表わし、そして、式■においては、
次式ニ ー CCL)H−C0−0−(CHJq−0−CO−C
C&)n −−−(CHJH−Co −0−(CH鵞C
HsO)p −Co −(C)h)。−1−(C)h)
n−CO−NH−R”−NH−CO−(CHs)、−ま
たはCHz−CH−CHx−0−CO−(CHs)H−
−all で表わされる二価基を表わし、 R4は水素原子、I・ロゲン原子、炭素原子数1ないし
8のアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアル
キル基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基tiは炭
素原子数2ないし8のアルコキシカルボニル基を表わし
、 Rsは炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子
数2ないし18のアルケニル基、−CH5−CO−CH
s 、 7 s ニル基、炭素原子数1ないし12のア
ルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基若しく
はベンゾイル基によって置換されたフェニル基を表わす
か、あるいは炭素原子数7ないし12のアルアルキル基
または炭素原子数1ないし12のアルコキシ基を表わし
、 R6は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子
数6ないし10のアリール基または炭素原子数7ないし
18のアルキルアリール基を表わし。
R7は炭素原子数1ないし10のアルキレン基またはフ
ェニレシ基を表わし、 R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基
または式: −(CHsC&0)p−Rxで表わされる
基を表わし、 RIO及びR11は互1/%に独立してそれぞれ水素原
子、OまたはNによって中断されることができる炭素原
子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし1
2のシクロアルキル基、炭素原子数7女いし9のフェニ
ルアルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、
フェニル基、または2.2.6.6−テトラメチル−4
−ピペリジニル基を表わすか、あるいは110及びR1
が一緒になって炭素原子数4ないし6のフルキレン基、
炭素原子数4ないし6のオキナアルキレン基または炭素
■子数4ないし6のアザアルキレン基を表わし、 R1は1個ないし3個の酸素原子によって中断されるこ
とができる炭素原子数1ないし12のアルキレフ基を表
わし、 R13は炭素原子数1ないし12のアルキル基または炭
素原子数6ないし10のアリール基を表わし、 114及びR11は互いに独立してそれぞれ炭素原子数
1ないし12のアルコキシ基、フェノキシ基、炭素原子
数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基、ベン
ジル基、フェニル基またはトリル基を表わし、   ” nは1または2を表わし、 pは1ないし10の数であ)、 qは2ないし12の数でアシ、そして ヒはatたは1を表わす。)で表わされる化合物を含有
する被覆用材料に関する。
R1は一価のアシル基としては例えば次のものを表わす
ニ アセチル、プロピニル、ブチリル、バレリアニル、カプ
ロニル(n−ヘキサノニル)、2−エチルヘキサノニル
、カプリロイル(n−オクタノイル)、カブリオニル(
n−デカノイル)、ラウロイル(n−ドデカノイル)、
パルミチル(n−ヘキサデカノイル)%ステアロイル(
n−オクタデカノイル)、アクリロイル、メタクリロイ
ル、クロトニル、オレイル、リルイル、ベンゾイル、3
−メチルベンゾイル、4−第三−ブチルベンゾイル、4
−へキシルベンゾイル、4−ドデシルベンゾイル、3−
若しくは4蓋メトキシ−またはエトキシベンゾイル、4
−ベンゾイルベンゾイル、フェニルアセチル、フェニル
グロピオエル、ナフチルアセチル、メトキシカルボニル
、エトキシカルボニル、ブトキシカルボニル、オクチル
オキシカルボニルまたはドデシルオキシカルボニル基。
スルホニル基トシてのR1の例は、fCとえばメチル−
1第三−プチル−、オクチル−、ドデシル−、フェニル
、トIJ ルー 、tフチルー、4−ノニルフェニル−
14−)”7’シルフェニル−またはメシチレンスルホ
ニル基である。
ジアシル基としての81は例えばオキサリル、スクシニ
ル、グルタロイル、アジポイル、2,2゜4−トリメチ
ルアジポイル、セバコイル(オクタメチレンジカルボニ
ル)、デカメチレンジカルボニル、テレフタロイルまた
はインフタロイル基である。アぶキル基としてのR2、
R3、R4、R9、R1(: Hll、R”7 n”、
 R15Id、、与、tラレタ炭i原子数の範囲回内で
、例えばメチル、エチル、プロピル、イノプロピル、n
−ブチル、イソブチル、第ニーブチル、第三−ブチル、
ペンチル、5キシル、ヘプチル、オクチル、デシルまた
はドデシル基であることができる。
R2及びR3は好ましくは枝分だ鎖のアルキル基である
0またはNKよって中断されたアルキル基としてのR1
0及びR”は、例えば2−ブトキシエチル、3−メトキ
シプロビル、5−エトキシプロピル、3−イソプロポキ
シプロビル、3−エチルアミノグロビルま友は3−エチ
ルアミノプロピル基であることができる。
アルケニル基としてのR”% R”及びHllは、例え
ばアリル、メタリルまたは2−ブテニル基であることが
できる。
アルコキシ基としての114及びR”は1例えばメトキ
シ、エトキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、ヘキシルオ
キシ、オクチルオキシ、デシルオキシまたはドデシルオ
キシ基であることができる。
ハロゲン原子としてのR2及びR3は、例えばフッ素原
子、塩素原子または臭素原子であることができる。
シ/aアルキル基としてのR”% R3% R10及ヒ
R”ハ、例Lハシクロペンチル、シクロヘキシル、メチ
ルシクロヘキシル、シクロオクチルま九はシクロドデシ
ル基であることができる。
フェニルアルキル基としてのR”、R”、R”及びR”
 ハ1例、t Hヘンシル、α−メチルベンジル、α−
ジメチルベンジルまたハ2− :y zニルエチル基で
あることができる。フェニルアルキル基としてのR2及
びR3は好ましくはα−ジメチルベンジル基である。
アルコキシまたはアルコキシカルボニル基トしてのR4
は、例えばメトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、ヘキシルオキシ、オクチルオキシ、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、ブトキシカルボニルま九
はペンチルオキシカルボニル基であることができる。炭
素原子数1ないし4のアルコキシ基またはアルコキシカ
ルボニル基が好ましい。
アルキレン基としてのR7は、例えばメチレン、1.2
−エチレン、トリー、テトラ、ベンター1、ヘキサ、オ
クタまたはデカメチレンであることができる。
R16及びR11が一緒になってアルキレン基、オキサ
−ま九はアザアルキレン基であるとき、それらが結合し
ているN原子と一緒になって複素環、例えばピロリジン
、ピペリジン、モルホリン、ピペラジンまたはへキサメ
チレン環を形成する。
R13は、例えば1.2−エチレン、トリー、テトラ、
ベンター、ヘキサ−、オクタ−1またはドデカメチレン
、2,4.4−トリメチルへキサメチレン、3−オキサ
ヘプタメチレンまたは3゜6−シオキナデカメチレン基
ゐらることができる。
式■で表わされる好ましい化合物は、前記式Iにおいて
、Xが1を表わし、 R1が式: −Co−R’、 −8o−R’ または−
P (0)−(Rx4)(R町で表わされる基を表わし
 B2が炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロ
ヘキシル基または炭素原子数7ないし9のフェニルアル
キル基を表わし BBが炭素原子数゛1ないし12のア
ルキル基、シクロヘキシル基、炭素原子数7ないし9の
フェニルアルキル基ま九は基ニー CLCLCOOR’
を表わし、84が水素原子、メチル基または塩素原子を
表わし、Rsが炭素原子数1ないし12のアルキル基、
炭素原子数2ないし4のアルケニル基、フェニル基、ベ
ンジル基またはナフチルメチル基金表わし、Rsがメチ
ル基、フェニル基または炭素原子数7ないし18のフル
キル7エエル基を表わしI R’が炭素原子数1ないし
12のアルキル基を表わし、そして、R14及びRuが
互いに独立してそれぞれ炭素原子数1ないし4のアルコ
キシ基、メチル基またはフェニル基を表わす化合物であ
る。この化合物において、好ましくは 11は基−Co
−R’または−S Ox −R’を表わし、R2は炭素
原子数1ないし8のアルキル基またはα−ジメチルベン
ジル基を表わし Haは炭素原子数1ないし8のアルキ
ル基、α−ジメチルベンジル基ま九は基−CHzCHs
COOR’を表わし、そしてR4は水素原子または塩素
原子を表わす。
式1で表わされるIFPK好ましい化合物は、前記式1
において、Xが1を表わし R1が基ニー Co −R
’または一8O鵞−Rsを表わし、R1が炭素原子数1
ないし8のアルキル基★たはα−ジメチルベンジル基金
表わし% R”が炭素原子数1ないし8のアルキル基:
α−ジメチルベンジル基または−C&C迅C0OR’を
表わし、R4が水素原子または塩素原子を表わし Hm
が炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2
ないし4のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基また
はす7チルメチル基を表わし R6がメチル基、フェニ
ル基または炭素原子数7ないし1Bのアルキルフェニル
基を表わし、そして、Hsが炭素原子数1ないし12の
アルキル基を表わす化合物である。
前記式■において、Xが2を表わし、R1が基ニーCo
−R’−Co−を表わし、Vが炭素原子数1−ないし8
のアルキル基またはα−ジメチルベンジル基を表わし、
R3が炭素原子数1ないし8のアルキル基、α−ジメチ
ルベンジル基または基ニーC迅C迅C0OR’を表わし
 14が水素原子または塩素原子を表わし R?が炭素
原子数2ないし8のアルキレン基を表わし、そして、R
9が炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす化合
物も好ましい。
更に好ましい化合物社、前記式INにおいて、R’ 2
>E 式: −Co−R’ 1 * a −8(h−R
’ テob サtLル基を表わし%R8が炭素原子数1
ないし8のアルキル基ま九はα−ジメチルベンジル基を
表わし、R3が式: −CLCLCOO−(CHz)q
−OCOCHzCHz−または−C迅CH冨CON’H
−R”−NHCOCHzCH*−で表わされる基を表わ
し、R4が水素原子または塩素原子を表わし、 R5が
炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2な
いし4のアルケニル基、フェニル基、ヘンシル基または
ナフチルメチル基を表わし、R6がメチル基、フェニル
基または炭素原子数7ないし18のフルキルフェニル基
を表わし、R1が炭素原子数2ないし8のアルキレジ基
を表わし、そして、q、が2ないし8の数を表わす化合
物である。
これらの化合物のある種のものは公知であり。
またある種のものは新規化合物であイ。それらは本質的
にはフェノール性OH基のアシル化という慣用方法によ
り水酸基をエステル化することによって、例えばカルボ
ン酸無水物、カルボン酸塩化物、スルホン駿塩化物また
はりはロホスフェートと反応させることによって、対応
するとド霞キシル化合物(R”ミH)から製造すること
ができる。これらの例は、後記製造例に挙げる。出発物
質として使用するヒドロキシル化合物は、一部は市販さ
れており、他のものは2−(2−ヒドロキシフェニル)
−ペンゾトリアゾ−ルの製造のために一般に知られてい
る方法によシ製造することができる。
新規化合物は1例えば式IにおいてR3が基−(C&)
、 −C0OR’または−(C&)n−C0N(R”X
R”)を表わす化合物、及び、式■において、R3が−
(CEt)n −Co −0−(CHs)q −0−C
O−(C迅)H−−−(CHs)n−CO−0−(C&
CHsO)p−CO−(CHt)H−。
−(C1(雪)n −CO−NH−R” −NH−Co
 −(C&)1−またはで表わされる二価基を表わす化
合物である。
式Iで表わされる個々の化合物の例は、次のものである
: 2−(2−アセトキク−3−メチル−5−g三−フチル
ーフェニル)−ベンゾトリアゾール、2− (2−7−
k)$シー s、5−−/ (g=−ブチル)−フェニ
ルツーベンゾトリアゾール、2−(2−プロピオニルオ
キシ−3−イソプロピに−5−IKE−”!チルーフェ
ニル)−ペンツトリアゾール、2−(2−ブチロイルオ
キシ−3−第2−ブチル−5−第三−ブチル−フェニル
)−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヘキサノイルオキ
シ−3,5−ジ(第三−ペンチル)−フェニル〕−ヘン
ソトリアゾール、5−クロロ−2−オクタノエルオキシ
−3,5−ジ(第三−ブチル)−フェニルツーベンゾト
リアゾール、5−メチル−2−(2−ベンゾイルオキシ
−3゜5−ジメチル−フェニル)−ヘン1 ) 、IJ
アソール、5−メトキシ−2−(2−(4−クロロベン
ゾイルオキシ)−3,5−ジ(第三−ブチル)−7エニ
ル〕−ベンゾトリアゾール、2−(2−p−)ルエンス
ルホエルオキシー5.5−ジ(第三−ブチル)−フェニ
ルツーベンゾトリアゾール、2−(2−ドデシルスルホ
ニルオキシ−5,5−ジ(1,1−ジメチルベンジル)
−7エ二ル〕−ベン/)17ア:/−ル、2− (2−
(、p−ドデシルベンゼンスルホニルオキシ)−3−第
二一プチル−5−第二一ブチルフェニル〕−ベンゾトリ
アゾール、ジー〔2−(ベンゾトリアゾール−2−イル
)−4,6−ジ(第三−ブチル)−7エ二ル〕−アジベ
ー)、−/−(2−<s−pロロペンゾトリアゾール−
2−イル)−4−メチル−6−第E−ブチルフェニル〕
−イソ7タレート、β−(3−(ぺlシトリアゾール−
2−イに、) −4−アセトキシ−5−第三−ブチル−
フェニルツープロピオン酸メチルエステル、(S−(ベ
ンゾトリアゾール−2−イル)−4−p−)ルエンスル
ホニルオキシー5−第三一プチルフェニル〕−酢酸ブチ
ルエステル、及びβ−〔3−(ベンゾトリアゾール−2
−イル)−4−ベンゾイルオキシ−5−シクロヘキクル
フェニル〕−プ四ピオン酸−2−ブトキシエチルエステ
ル。
式■で表わされる個々の化合物の何社、次のものである
ニジエチレングリコールのジー(3−ベンゾトリアゾー
ル−2−イル)−4−アセトキシ−5−第三−ブチル−
フェニル−酢酸エステル、ブタンジオール−1,4のジ
ー〔β−(3−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−
p−トルエンスルホニルオキシ−5−第二一プチル−フ
ェニル)−プロピオン酸エステル〕、及びN、N−へキ
サメチレン−ビス〔β−(3−(ベンゾトリアゾール−
2−イル)−4−ブチロイルオキシ−5−メチル−フェ
ニル)−プロピオン酸アミド、〕。
以下の実施例で、上記の如き化合物の製造例管更に詳し
く説明する。
無水酢酸100−を5−クロロ−2−(2−ヒドロキシ
−3,5−ジ(第三−ブチル)−7エ二ル〕−ベンゾト
リアゾール1モルtlO,t、その混合物を還流する(
140℃)。ジメチルアミノピリジン(L6Jlを添加
した後、その混合物を更に7時間還流する。その試料は
薄層クロマトグラフィーにおいてもはや出発物質が存在
していないことを示す、過剰の無水酢酸を減圧下に蒸留
して除き、そしてその茶色の残留物をメチシンクロライ
ド中に溶解する。その溶液を5チのNa*COs溶液及
び水で洗い、次KNa言SO4で乾燥し、そして蒸発に
よシ濃縮する。結晶質の残留物をメタノールから再結晶
して、132ないし134℃で溶融する白色結晶の形態
で5−クロロ−2−〔2−アセトキシ−3,5−ジ(第
三−ブチル(−フェニルツーペンツトリアソールを得る
。(化合物ム1)。
一般式: で表わされる下記の7セトキシ化合物は、類似の方法に
よシ得られる。
実施例B−)シル化 2−(2−ヒドロキシ−5−@ニーブチルー5−第三一
プチル−フェニル)−ベンシトIJ 7ゾ一ルα1モル
をトルエン200 dVc溶屏fる。
次に攪拌しながら、Na0H2ONを水2(10に溶解
した溶液及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム(相関
移動触媒として)1(10モルを加えるがその間に有機
層がどぎつい黄色がかった橙’色K 着色する。次に%
p−)ルエンスルホニルクロライド111モルをトルエ
ン50−に溶解した溶液を室温でゆつくシと少しづつ加
える。
その発熱反応は氷−水で冷却することによシ補なう。続
いて、その混合物を室温で5時間攪拌すると、その間に
トルエン溶液の色はしだいに消える。試料は薄層クロマ
トグラフィーにおいて、もはや出発物質が存在しないこ
とを示す。
その反応混合物を氷−水1ノに注ぎ、その有機層を分離
し、各hsQQtdの水で2回流b1そしてNa*SO
aで乾燥する。その溶液を減圧下に濃縮し、そして残留
物をエタノールから結晶化すると、159ないし141
℃で溶融する白色結晶o形態f2− (2−)ルエンス
ルホニルオキシー3−第二一プチル−5−@三−プチル
ーフェニル)−ベンゾトリアゾールが得られる(化合物
滅11)。
一般式: で表わされる下記のスルホネートは、類似の方法によシ
得られる。
下記式で表わされるビス−トシレートは、類似の方法で
製造される: (化合物A24)融点:215ないし217℃。
トリエチルアミン(L12モルを、2−(2−ヒドロキ
シ−3,5−ジ(第三−ブチル)−7エニル〕−ペンツ
トリアゾール108モルをメチレンクロライド150d
に溶解した溶液に加える。この溶液に、10ないし15
℃で攪拌しながら、2−ナフチルアセチルクロライド(
108モルをメチレンクロライド5(10R1に溶解し
た溶液をゆっくシと少しづつ加える。次に温度を20な
いし25℃に上昇させ、そしてその混合物を6時間この
温度で攪拌する。沈殿したトリエチルアンモニウムクロ
ライドを戸別し、そしてそのF液を水で洗い、Na18
04で乾燥し、そして蒸発により濃縮する。その結晶性
で赤色を帯びた残留物をヘキサンから再結晶して、15
0ないし151℃で溶融する白色結晶の形態である2−
(2−(1−ナフチルアセトキシ)−3゜s−シCIK
三−プチル)−フェニルツーベンゾトリアゾールが得ら
れる(化合物A25)。
一般式: で表わされる下記の7エノールエステルは、類似の方法
で得られる。
ステル化 2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ジ(第三−ブチル)−
フェニルツーベンゾトリアゾール0.1モルをトルエン
150ないし200dに溶解する。この溶液に、水2Q
tt4に溶解しqlNaOH20F(50S NaOH
g液)及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム(p’r
c)α(10モルを加える、すぐに橙色に着色した乳濁
液を形成し、そしてこれf:40Cに加熱する。この温
度でトルエン約5Oxl中にクロロギ酸ブチルエステル
0.11モルを溶解した溶液をゆっくり少しづつ加える
。その反応は発熱的に進行し、セして45ないし50℃
から氷−水で冷却する。少量づつの添加が終了したとき
、その反応溶液は、明るい黄色になる。
攪拌を更に2時間つづけると、その後もはや出発物質は
薄層クロマトグラフィーにおいては確認できない。その
反応溶液を室温まで冷却し、そして約200dの水を加
える。次に、その有機層を分離し、そして各々100d
の水で2回洗う。
そのトルエン溶液を硫酸ナトリクムモ乾燥し、その後ロ
ータリーエバポレータで濃縮する。その明るい黄色の残
留物をエタノールから再結晶すると、116ないし11
8℃で溶融する白色結晶の形態で2−(2−(ブトキシ
−カルボニルオキシ)−3,5−ジ(第ミーブチル)−
フェニルツーベンゾトリアゾール(化合物/1659)
が得られる。
酸塩化物を変えることKより、下記のフェノール性エス
テルが類似の方法で得られる:本発明の被覆用材料は着
色されるか、未着色であることができる。それらは主成
分として最初は可溶性樹脂で、塗布後年溶性の状態に転
化する結合剤を含有する。硬化は加熱によるか、あるい
は化学反応により行なうことができる。
そのような結合剤の例は、たとえばアルキル樹脂、アク
リル樹脂、エポキシド樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、
ポリウレタン、ポリエステルまたはフェノール性樹脂及
びこれらの相互の混合物である。
被覆用材料は通常溶液として塗布する。少量の溶媒を使
用する(ハイソリッド)あるいは溶媒を使用しない(反
応性希釈剤を添加する)被覆用材料が、近年、塗装の実
祿においてますます重要になっている。全ての場合にお
いて、光安定剤の添加は意義深い。これに関する例は、
たとえば多層被覆のための表面ラッカーであり、七のラ
ッカーは光による損傷から着色された低層を保護しよう
とするものである。このタイプの表面被覆は特に車両の
製造において使用される。別の例は、家具またはプラス
チックフィルム若しくはシートのための(JV保藤ラッ
カーである。本発明は塗布の除銅とあるいは銅合金と接
触するようになる被覆用材料に関して殊に重要である。
塗布の目的により、被覆用材料が顔料及び溶媒のほかに
、別の添加剤例えば流動調節剤、チキントロープ剤、湿
潤剤、金属不活性化剤または酸化防止剤を含有すること
ができる。それらは、また本発明のクリプト光安定剤に
加えて、立体障害アミン類からの別の光安定剤を含有す
ることもでき、これは、これらの光安定剤が同様に33
0ないし400℃mの範囲のUVt−吸収しないからで
ある。
本発明の被覆用材料は、いかなる所望の基材例えば金属
、ガラス、セラミック、木材、紙またはプラスチックの
表面にも塗布することができる。七の塗布は被覆用材料
のための慣用方法により、例えばはけ塗り、浸漬または
噴霧により、あるいは静電加工により行なわれる。光安
定剤の活性化の程度は、短波光が塗料に作用する程度に
よって決定される。したがって、照射が低い水準ではゆ
っくりした活性化を生じ、これに対して強烈な照射は急
速な活性化を生ずる。
その光安定剤はまた塗布前の塗料をUV光にさらすこと
Kよって人為的に活性化することもできる。こnは塗料
の硬化前または後に行なうことができる。硬化を行なう
方法は、使用する結合剤の性質によ0%例えば加熱また
は酸化硬化によるだろう。
以下の実施例で、クリプト光安定剤の本発明による適用
を詳しく説明する。特に記載しなければ、記号チは重量
%を示す。
実施例1:2層のメタリック効果のラッカーの安定化 厚さα511+11のアルミニウムシートラ、ポリエス
テル/セルロースアセトブチレート/メラミン樹脂に基
づくアルミニウムで着色された基材ラッカーで被覆する
。次に、その湿った基材ラッカーに下記の組成を有する
透明なラッカーを噴霧する: とアクリル(ViacryJ■)VC5755層5部〔
アクリル樹脂、ピアツバ(Vianova)、ビエンナ
(Vienna))マプレナール(Maprenal■
)MP590      27.5部〔メラミン樹脂、
ヘキストアクチェンゲゼルシャ7 ト(H’ochst
AG)、フランクフルト〕 キシレン中にシリコーン油を入れた1%溶液     
 1.0部ツルペッツ(Solvesso■)150 
          40部(芳香族溶媒の混合物) キシレン           54部、及びエチルグ
リフールアセテ−)               4
.0 部。
更に、表1に挙げたクリプト光安定剤α9部(結合剤に
対して2%に相当する。)を加える。
この透明なラッカーの粘度は、21秒/DINカクプ4
に調整する。それを乾燥層厚40μmに塗布し、そして
130℃で50分間焼付ける。
その試験片を、一方の場合にはQUVラピッドウエザロ
メーター(Q−パネル社製)にて風化させ、そして他方
の場合にはキセノテスト(Xenotest■)12o
o〔ヘラエラ、< (Heraeus)社製〕にて52
00時間まで風化させる。各々の場合にオイテ800時
間後、DIN67530にJニル20’の光沢度tl−
測定し、そして試験片の表面は立木顕微鏡によりクラッ
クの発生を検査する。比較の基礎として、a)安定化し
ていない試験片、及びb)次式: で表わされるブロック化されていないUv吸収剤を使用
する(比較例A)。
結果を表1及び2に要約する。
上記表から明らかなように、クリプト光安定剤の保護作
用はブロックしていない光安定剤のものとほぼ等しい。
実施例2:銅と接触した結果としての変色実施例1にお
いて記載した透明なラッカーを、塗布前に鋼板と48時
間接触する。次に、ポリエステル樹脂に基づ(Ti0z
で着色された白色のラッカーで下塗されたシートに、4
0μmの層厚にて塗布する。続いて、その試験片を30
分間150℃で焼付ける。
その試験片の変色は、一方の場合には、黄色インデック
ス(Yl)に従って、他方の場合には、DIN6174
(ΔEとして)に従って測定する。
比較例として市販のLIV吸収剤2−〔2−ヒトaキシ
−3,5−ジー(1,1−ジメチルベンジル)−フェニ
ル〕−ベンゾトリアゾール(=比較例B)を使用する。
結果t−表3に要約する。
表3 表から明らかなように、遊離のヒドロキシフ工二ルペン
ゾトリアゾールは、黄変を引き起こすが、こ几に対して
クリプト光安定剤は黄変を引き起こさない。
ベンゾトリアゾール誘導体のメタノール溶液5 X 1
0−’モル/1e14日間暗所に貯蔵する。
その溶液のUvスペクトルを貯蔵前及び後に測定する。
化合物Nos、 2.5.6.7.8.11.12゜1
3.14,15,17及び18の溶液は、スペクトルの
変化を示さなかった。
ブロックされたOH基ついてのオルト−位において未置
換である同様のブロックトベンゾトリアゾール誘導体は
、貯蔵後スペクトルの変化を示す。これは暗所における
貯蔵中に、部分的に非ブロック化が発生することを示し
ている。
実施例4ニアクリル樹脂に基づく2成分の焼付ラッカー
は、下記成分から調製される:画分A: アミン官能アクリル樹脂          7LB?
〔セタルックx(Setalu$))83−03BX5
5゜シンテーゼ(Synthese)社製、ネーデルラ
ンド〕シリコーン油に基づく流動調節剤       
 α9f〔バイシロン油(Baysilon■oil)
、バイエルアクチェンゲゼルシャフト社製〕、及び キシレン             9.Of計8L7
f 画分B: エポキシ官能アクリル樹脂17. s y〔セタルック
x(Setalux■)85−04 55 70゜シン
テーゼ(Synthese)社製ネーブルランド〕。
画分A及びBi−緒にし、そしてキシレン中に表4に挙
げた光安定剤を入れた溶液を加える。
このラッカー’r、 * ポリエステル/セルロースア
セトブチレート/メラミン樹脂に基づく銀−メタリック
焼付ラッカで下塗した金属シートに噴霧する。室温で1
時間空気にさらした後、試験片を50分間135℃で焼
付ける。表面ラッカーの層厚は約40μmである。
焼付けの際に発生した変色を色相差異ΔEとしてDiN
6174により測定する。
各々の場合について、遊離のヒドロキシベンゾトリアゾ
ールとそのO−アシル化化合物とを比較する。
表4 2チの化合物A681・0 2チの化合物i(、6[17 2チの比較例C4,4 比較例B=、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ジ(1,
1−ジメチルベンジル)−フェニルツーベンゾトリアゾ
ール 比較例c=z −(2−ヒドロキシ−3,5−ジCU三
−ベンチル)−フェニルクーベンツトリアゾール。
実施例1において記載した透明なラッカーを、白色に下
塗された金属板に厚さ40μmの乾燥フィルムとして塗
布する。その試験片を130℃にて50分間焼付けて、
次にフロリダ装置中で3チ月間風化させる=DIN61
74による白色度の程度を、風化の前及び後に測定し、
その結果から各々の場合について色相差異ΔEi測定す
る。
結果t−表5に要約する。
表5 光安定剤      ΔE な   し             五22%の化合
物/1661・0 2esの化合物413     (1部2%+7)化合
4Mi 20     [162チの化合物/1646
    1・02チの化合物/1662    1.2
きる触媒との併用 酸硬化性アクリル樹脂/メラミン樹脂の透明なラッカー
を、次のものから製造するニアクリロイド(Acryl
oid■)AT410     57.3部〔アクリル
樹脂、ローム アンド )1ス コーポレーション()
Lohm and Haas Corp、 )米国;固
体含量75チ〕、 シメル(Cymel■)3(10       111
LO部〔メラミン樹脂、アメリカンサイアナミド(Am
er。
Cyanamid))、 ブチルアセテート        110部セルロース
アセトブチレートCA3551       1.8部
〔イーストマンケミカル社(Eastman Chem
、Corp、))、流動調節剤           
 2.6部〔モダ70−(Modaflow■)、モン
サント社(Monsant。
Corp、))                及び
、ブタノール           115部〇ラッカ
ーの固体含量は65チである。そのラッカーをガラス板
上に厚さ40μmの乾燥フィルムとしてナイフ塗布する
。その試験片を160WのUv−ランプで10秒間照射
し、次に120℃にて30分間焼付ける。Uv光で活性
化できる硬化触媒として、ベンゾイン−p−)ルエンス
ルホネート1チを使用すると、Uv光に暴露したと!p
−)ルエンスルホン酸が分裂する。このタイプのブロッ
クト酸触媒は、暗所において硬化しないという利点を有
する。Uv−吸収剤の光安定剤の存在下においては、ラ
ッカーの硬化が不完全であるという不都合を有する。し
かし、光安定剤として本発明の0−アシル化ベンゾトリ
アゾールを使用すると、硬化触媒の活性化は、下記表6
に示すように妨げらnない。ラッカーの硬化はこれらの
試験においてL)IN53157による振子硬度(Pe
ndulum hardness)の測定によて評価す
る。続いて、その試験片をキセノンウエザロメーター中
で風化し、そして光沢残留パーセントを測定する。
表6 (転)比較例C=2−[2−ヒドロキシ−3,5−シー
第三−ペンチル−フェニルクーベンゾトリアゾール〔チ
ヌビン(Tinuvjn■)3213)経ン )1AL
s=、8−7セチルー3−ドデシル−7、7,9,9−
テトラメチル−1,5,8−)リアザースピロ(4,5
):rカンジオン−2゜4〔チx ヒy (Tjnuv
in”) 440 )上記の記載から明らかなように、
遊離のベンシトIJアゾール(比較例C)は光から良好
に保護するが、ラッカーの硬化を著しく減する。これに
対して、本発明の光安定剤においては、光からの良好な
保護及び満足な硬化の双方が得られる。光からの保護の
水準は立体障害アミンタイプの光安定剤(HALS)の
添加によって増加することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式 I またはII:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ I ▲数式、化学式、表等があります▼II (上記各式中、 Xは1または2を表わし、 R_1は、Xが1であるとき及び式IIにおいては、式:
    −CO−R^5で表わされるアシル基、式:−SO_2
    −R^6で表わされるスルホニル基、式:−P(O)r
    (R^1^4)(R^1^5)で表わされるホスホリル
    基を表わし、Xが2のときは−CO−または式:−CO
    −CO−若しくは−CO−R^7−CO−で表わされる
    ジアシン基を表わし、 R^2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
    子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭
    素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、炭素原子数
    3ないし5のアルケニル基またはハロゲン原子を表わし
    、 R^3は、式 I においては、炭素原子数1ないし12
    のアルキル基、炭素原子数5ないし 12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7な
    いし9のフェニルアルキル基、ハロゲン原子または式:
    −(CH_2)n−COOR^9若しくは−(CH_2
    )n−CO−N(R^1^0)(R^1^1)で表わさ
    れる基を表わし、そして、式IIにおいては、次式:−(
    CH_2)n−CO−O−(CH_2)q−O−CO−
    (CH_2)n−、−(CH_2)n−CO−O−(C
    H_2CH_2O)p−CO−(CH_2)n−、−(
    CH_2)n−CO−NH−R^1^2−NH−CO−
    (CH_2)n−または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、で表わされる 二価基を表わし、 R^4は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1ないし
    8のアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアル
    キル基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基または炭
    素原子数2ないし8のアルコキシカルボニル基を表わし
    、R^5は炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素
    原子数2ないし18のアルケニル基、 −CH_2−CO−CH_3、フェニル基、炭素原子数
    1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし4のア
    ルコキシ基若しくはベンゾイル基によって置換されたフ
    ェニル基を表わすか、あるいは炭素原子数7ないし12
    のアリールアルキル基または炭素原子数1ないし12の
    アルコキシ基を表わし、 R^6は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
    子数6ないし10のアリール基または炭素原子数7ない
    し18のアルキルアリール基を表わし、 R^7は炭素原子数、ないし10のアルキレン基または
    フェニレン基を表わし、 R^9は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル
    基または式:−(CH_2CH_2O)p−R^1で表
    わされる基を表わし、 R^1^0及びR^1^1は互いに独立してそれぞれ水
    素原子、OまたはNによって中断されることができる炭
    素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ない
    し12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のフ
    ェニルアルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル
    基、フェニル基、または2,2,6,6−テトラメチル
    −4−ピペリジニル基を表わすか、あるいはR^1^0
    及びR^1^1が一緒になって炭素原子数4ないし6の
    アルキレン基、炭素原子数4ないし6のオキサアルキレ
    ン基または炭素原子数4ないし6のアザアルキレン基を
    表わし、 R^1^2は1個ないし3個の酸素原子によって中断さ
    れることができる炭素原子数1ないし 12のアルキレン基を表わし、 R^1^3は炭素原子数1ないし12のアルキル基また
    は炭素原子数6ないし10のアリール基を表わし、 R^1^4及びR^1^5は互いに独立してそれぞれ炭
    素原子数1ないし12のアルコキシ基、フェノキシ基、
    炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル
    基、ベンジル基、フェニル基またはトリル基を表わし、 nは1または2を表わし、 pは1ないし10の数であり、 qは2ないし12の数であり、そして rは0または1を表わす。)で表わされる 化合物を、クリプト光安定剤として含有する被覆用材料
    。 (2)前記式 I において、 Xが1を表わし、 R^1が式:−CO−R^5、−SO−R^6または−
    P(O)(R^1^4)(R^1^5)で表わされる基
    を表わし、R^2が炭素原子数1ないし12のアルキル
    基、シクロヘキシル基または炭素原子数7ないし9のフ
    ェニルアルキル基を表わし、 R^3が炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロ
    ヘキシル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル
    基または基:−CH_2CH_2COOR^9を表わし
    、 R^4が水素原子、メチル基または塩素原子を表わし、 R^5が炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
    子数2ないし4のアルケニル基、フェニル基、ベンジル
    基またはナフチルメチル基を表わし、 R^6がメチル基、フェニル基または炭素原子数7ない
    し18のアルキルフェニル基を表わし、 R^9が炭素原子数、ないし12のアルキル基を表わし
    、そして、 R^1^4及びR^1^5が互いに独立してそれぞれ炭
    素原子数1ないし4のアルコキシ基、メチル基またはフ
    ェニル基を表わす化合物を含有する特許請求の範囲第1
    項記載の被覆用材料。 (3)前記式 I において、 R^1が式:−CO−R^5または−SO_2R^6で
    表わされる基を表わし、そして、 R^5及びR^6が特許請求の範囲第2項記載の意味を
    有する特許請求の範囲第2項記載の被覆用材料。 (4)前記式 I において、 R^2が炭素原子数1ないし8のアルキル基またはα−
    ジメチルベンジル基を表わし、 R^3が炭素原子数1ないし8のアルキル基、α−ジメ
    チルベンジル基または基:−CH_2CH_2COOR
    ^9を表わし、 R^4が水素原子または塩素原子を表わし、そして、 R^1及びR^9が特許請求の範囲第3項記載の意味を
    有する特許請求の範囲第3項記載の被覆用材料。 (6)前記式 I において、 Xが1を表わし、 R^1が基:−CO−R^5または−SO_2R^6を
    表わし、R^2が炭素原子数1ないし8のアルキル基ま
    たはα−ジメチルベンジル基を表わし、 R^3が炭素原子数1ないし8のアルキル基、α−ジメ
    メルベンジル基または−CH_2CH_2COOR^9
    を表わし、 R^4が水素原子または塩素原子を表わし、R^5が炭
    素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2ない
    し4のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基またはナ
    フチルメチル基を表わし、 R^6がメチル基、フェニル基または炭素原子数7ない
    し18のアルキルフェニル基を表わし、そして、 R^9が炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす
    化合物を含有する特許請求の範囲第1項記載の被覆用材
    料。 (6)前記式 I において、 Xが2を表わし、 R^1が基:−CO−R^7−CO−を表わし、R^2
    が炭素原子数1ないし8のアルキル基またはα−ジメチ
    ルベンジル基を表わし、 R^3が炭素原子数1ないし8のアルキル基、α−ジメ
    チルベンジル基または基:−CH_2CH_2COOR
    ^9を表わし、 R^4が水素原子または塩素原子を表わし、R^7が炭
    素原子数2ないし8のアルキレン基を表わし、そして、 R^9が炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす
    化合物を含有する特許請求の範囲第1項記載の被覆用材
    料。 (7)前記式IIにおいて、 R^1が式:−CO−R^5または−SO_2R^6で
    表わされる基を表わし、 R^2が炭素原子数1ないし8のアルキル基またはα−
    ジメチルベンジル基を表わし、 R^3が式:−CH_2CH_2COO−(CH_2)
    q−OCOCCH_2CH_2−または−CH_2CH
    _2CONH−R^1^2−NHCOCH_2CH_2
    で表わされる基を表わし、 R^4が水素原子または塩素原子を表わし、R^5が炭
    素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2ない
    し4のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基またはナ
    フチルメチル基を表わし、 R^6がメチル基、フェニル基または炭素原子数7ない
    し18のアルキルフェニル基を表わし、 R^1^2が炭素原子数2ないし8のアルキレン基を表
    わし、そして、 qが2ないし8の数を表わす化合物を含有 する特許請求の範囲第1項記載の被覆用材料。 (8)アルキド樹脂、アクリル樹脂、エポキシド樹脂、
    メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン、ポリエステル
    及びフェノール樹脂及びこれら相互の混合物からなる群
    から選択される結合剤を含有する特許請求の範囲第1項
    記載の被覆用材料。 (9)結合剤として酸化乾燥樹脂または樹脂混合物を、
    そして硬化触媒として有機金属化合物を含有する特許請
    求の範囲第1項記載の被覆用材料。 (10)塗布中に、銅または銅合金と接触させる特許請
    求の範囲第1項記載の被覆用材料。 (11)次式 I またはII:▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ I ▲数式、化学式、表等があります▼II(上
    記各式中、 Xは1または2を表わし、 R^1は、Xが1であるとき及び式IIにおいては、式:
    −CO−R^5で表わされるアシル基、式:−SO_2
    R^6で表わされるスルホニル基、式:−P(O)r(
    R^1^4)(R^1^5)で表わされるホスホリル基
    を表わし、Xが2のときは−CO−または式:−CO−
    CO−若しくは−CO−R^7−CO−で表わされるジ
    アシル基を表わし、 R^2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
    子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基炭素
    原子数7ないし9のフェニルアルキル基、炭素原子数3
    ないし5のアルケニル基またはハロゲン原子を表わし、 R^3は、式 I においては、式:−(CH_2)n−
    COOR^9または−(CH_2)n−CO−N(R^
    1^0)(R^1^1)で表わされる基を表わし、そし
    て、式IIにおいては、次式:−(CH_2)n−CO−
    O−(CH_2)q−O−CO−(CH_2)n−、−
    (CH_2)n−CO−O−(CH_2CH_2O)p
    −CO−(CH_2)n−、−(CH_2)n−CO−
    NH−R^1^2−NH−CO−(CH_2)n−また
    は▲数式、化学式、表等があります▼、 で表わされる二価基を表わし、 R^4は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子1ないし8
    のアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキ
    ル基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基または炭素
    原子数2ないし8のアルコキシカルボニル基を表わし、 R^5は炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原
    子数2ないし18のアルケニル基、 −CH_2−CO−CH_3、フェニル基、炭素原子数
    1ないし12のアルキル基、炭素原子数、ないし4のア
    ルコキシ基若しくはベンゾイル基によって置換されたフ
    ェニル基を表わすか、あるいは炭素原子数7ないし12
    のアルキル基または炭素原子数1ないし12のアルコキ
    シ基を表わし、 R^6は炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
    子数6ないし10のアリール基または炭素原子数7ない
    し18のアルキルアリール基を表わし、 R^7は炭素原子数1ないし10のアルキレン基または
    フェニレン基を表わし、 R^9は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル
    基または式:−(CH_2CH_2O)p−R^1で表
    わされる基を表わし、 R^1^0及びR^1^1は互いに独立してそれぞれ水
    素原子、OまたはNによって中断されることができる炭
    素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ない
    し12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のフ
    ェニルアルキル基、炭素原子数5ないし5のアルケニル
    基、フェニル基、または2,2,6,6−テトラメチル
    −4−ピペリジニル基を表わすか、あるいはR^1^0
    及びR^1^1が一緒になって炭素原子数4ないし6の
    アルキレン基、炭素原子数4ないし6のオキサアルキレ
    ン基または炭素原子数4ないし6のアザアルキレン基を
    表わし、 R^1^2は1個ないし3個の酸素原子によって中断さ
    れることができる炭素原子数1ないし 12のアルキレン基を表わし、 R^1^3は炭素原子数1ないし12のアルキル基また
    は炭素原子数6ないし10のアリール基を表わし、 R^1^4及びR^1^5は互いに独立してそれぞれ炭
    素原子数、ないし12のアルコキシ基、フェノキシ基、
    炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル
    基、ベンジル基、フェニル基またはトリル基を表わし、 nは1または2を表わし、 pは1ないし10の数であり、 qは2ないし12の数であり、そして rは0または1を表わす。)で表わされる 化合物。 (12)前記式 I において、 Xが1または2を表わし、 R^1は、Xが1のとき、式:−CO−R^5または−
    SO−R^6で表わされる基を表わし、Xが2のとき、
    基−CO−R^7−CO−を表わし、R^2が炭素原子
    数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基または
    炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表わし、 R^3が基:−CH_2CH_2COOR^9を表わし
    、R^4が水素原子、メチル基または塩素原子を表わし
    、 R^5が炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
    子数2ないし4のアルケニル基、フェニル基、ベンジル
    基またはナフチルメチル基を表わし、 R^6がメチル基、フェニル基または炭素原子数7ない
    し15のアルキルフェニル基を表わし、 R^7が炭素原子数2ないし8のアルキレン基を表わし
    、そして、 R^9が炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす
    特許請求の範囲第11項記載の化合物。 (13)前記式 I において、 Xが1を表わし、 R^1が基:−CO−R^5または−SO_2R^6を
    表わし、R^2が炭素原子数1ないし8のアルキル基ま
    たはα−ジメチルベンジル基を表わし、 R^4が水素原子または塩素原子を表わし、そして、 R^3、R^5及びR^6が特許請求の範囲第12項記
    載の意味を有する特許請求の範囲第12項記載の化合物
    。 (14)前記式IIにおいて、 Xが2を表わし、 R^1が基:−CO−R^5または−SO_2R^6を
    表わし、R^2が炭素原子数1ないし8のアルキル基ま
    たはα−ジメチルベンジル基を表わし、 R^3が式:−CH_2CH_2COO−(CH_2)
    q−OCOCH_2CH_2−または−CH_2CH_
    2CONH−R^1^2−NHCOCH_2CH_2−
    で表わされる基を表わし、 R^4が水素原子または塩素原子を表わし、R^5が炭
    素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2ない
    し4のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基またはナ
    フチルメチル基を表わし、 R^6がメチル基、フェニル基または炭素原子数7ない
    し18のアルキルフェニル基を表わし、 R^1^2が炭素原子数2ないし8のアルキル基を表わ
    し、そして、 qが2ないし8の数を表わす特許請求の範 囲第11項記載の化合物。
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