JPS61109410A - ガス絶縁電気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガス絶縁電気装置に関するもので。

特にガス絶縁電気装置の部品加工や組立作業を容従来の
ガス絶縁電気装置の一例を説明すると。

第ｑ図に示すように、　ＳＦ、ガスを封入した接地タン
ク（１）内には導体（２）があって、絶縁スペーサ（３
）と一体注型されて、タンク内に支持されている。陣）
も導体で、コンタクト（３）によって導体（２）と電気
的体（２）に固着されている。

ボルト（７）はシールド（Ａ）と導体（２）とを機械的
に固着させていると共に、シールド（６）と導体（２）
との固着面に圧力を加えてシールド（６）と導体（２）
とを密着させて１両者を電気的に接続させている。ボル
ト（り）はガス絶縁電気装置に生ずる電タカや輸送の際
又は地震等による振動でゆるまないことを考慮して、そ
の人件さ、数量を決定する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の構造においては、導体（、りとシー
ルド（Ａ）をボルト（り）によって締結しているので。

導体（２）にけねじ加工を、またシールド（６）には穴
加工を必要とする上に２組立にはボルト締付は作業が必
要であった。ガス絶縁電気装置には上記のような組立て
箇所が他にも沢山あるので、これらに要する部品の加工
及び組立作業の時間や費用は非常に大きいものになると
いう問題点があった。

またボルトの代わりに接着剤を用いようとした場合、接
着剤は一般的には電気絶縁物なので、導体（２）とシー
ルド（６）との間に接着剤による絶縁層が形成され、シ
ールド（６）と導体（２）との間に電位差が生じ１部分
放電が起こる等の問題点があった。

この発明は従来の技術の上記のような問題点にかんがみ
てなされたもので１部品の加工及び組立ての費用と時間
とを大幅に節減し得、安価で組立ての容易なガス絶縁電
気装置を得ることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかわるガス絶縁電気装置は、装置に用いる
第１の導電性部品と第２の導電性部品とを接着剤で機械
的に固着すると共に、第１及び第２の導電性部品を電気
的接続手段で電気的に接続することを特徴としている。

〔作　用〕

従って、接着剤は第１の導電性部品と第２の導電性部品
とを機械的に固着させ、電気的接続手段は第１及び第２
の部品を同電位になるように接続（グ　） す暑る。

〔実施例〕

以下１図示する実施例について、この発明の詳細な説明
する。

この発明においては、第１図に示すように、接着剤（ｇ
）で第２の導電性部品である導体（２）と第１の導電性
部品である電界緩和用のシールド（Ａ）とを機械的に固
着し、第３の導電性部品であるリード線（９）の両端な
ねじ（／θ）でそれぞれ導体（２）とシールド（Ａ）と
に機械的に取付けている。すなわちリード線（９）とね
じ（１０）が電気的接続手段を構成している。他の部分
は第４図の従来のものと同様であるから、同−又は相当
部品に同一符号を付し、説明は省略する。この発明によ
れば、シールド（６）と導体（２）とは接着剤（ｆｆ）
によって機械的に固着されるので、シールド（Ａ）のボ
ルト用穴加工及び導体（２）のボルト締付は用ねじ加工
は不要となる。またリード線（デ）とねじ（１０）とに
よって導体（２）とシールド（Ａ）との電気的接続が行
われるので、接着剤（ｆｆ）が絶縁材料であっても、導
体（２）とシールド（６）とが絶縁されて不具合を生ず
るおそれはない。

シールド（６）と導体（２）との機械的固着力は両者の
接着面積を大きくすること、接着剤の種類を適当に選ぶ
ことにより、実用上充分な強度が得られる。

接着剤としてエポキシ系、アクリル系、シアンアクリル
系の接着剤が使用できる。

上記の図示した実施例では、リード線（ワ）とねじ（１
０）とで電気的接続手段を構成したことを示したが、第
３の導電性部品として、スプリングビンやボルトを用い
ることができる。また接着剤（１）を例えば金属粉等を
混入することによって導電性とした等の導電性接着剤と
することにより、リード線とねじを省略しうる。また導
電性塗料をシールドと導体の両者にまたがって塗布して
電気的接続手段とすることができる。

また上記実施例はシールド（６）が導体（２）という充
電電極に固着される場合であるが、電極は接地電極や中
間電極であってもよく上記実施例と同様の効果を奏する
。

第２図は第１の導電性部品であるシールドが。

第２の導電性部品となる接地されたタンクに固着される
場合の実施例を示し、タンク（１）の主胴（ｌａ）と枝
管（ｚｂ）との接合部分をシールド（ｉｔ）で電界緩和
している。シールド（ｔｉ）はタンクの主胴（ｌａ）に
導電性の接着剤（ｆ）によって電気的かつ機械的に接続
されている。

第３図は第１の導電性部品であるシールドが第２の導電
性部品すなわちガスブッシングの中間電極に機械的に固
着されかつ電気的に接続される実施例を示し、接地シー
ルド（１６）及び気中接地シールド（１３）の電界緩和
を行っているシールド（１３）は、接地されたタンク（
１）と充電部である導体（り）との間にがい管（１２）
を介して絶縁支持されている中間電極（ｔ４１）に、導
電性の接着剤＜１）によって機械的に固着されかつ電気
的に接続されている。第３図で（／＃ａ）は気中中間電
極シールドである。

〔発明の効果〕、） 以上のように、この発明によると、第７の導電部品と第
２の導電性部品とを電気的に接続する電気的接続手段を
設けているので、第１及び第２の導電性部品を接着剤で
機械的に固着させても１両か゛ 者の電位ス同電位に保たれ、：１つの導電性部品の楼械
的固着にボルトを用いる必要がなく、ボルト締結のため
の穴加工、ねじ加工が省略でき、ボルト締付作業もなく
なり、装置が安価にでき１組立時間が短縮できる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

ｆｇｔ図はこの発明によるガス絶縁電気装置の一実施例
を示す要部の断面図、第２図は第１の導電性部品である
シールドをタンクに固着するこの発明の一実施例を示す
断面図、第３図は他の実施例を示す断面図、第ｑ図は従
来のガス絶縁電気装置の第１図に対応する部分を示す断
面図である。 図において、（１）はタンク、（ｌａ）はタンク主胴。 （２）は導体、（６）はシールド、（ｔ）は接着剤、（
９）はリード線、（ｉｏ）はねじ、（１１）はシールド
、（１ダ）は中間電極、（ｔＳ）はシールドである。 琢あ、スジ図中、■へ一符号ｔｚｒ４−又リオ目当音亡
イト阪プ【す。 年１図 ９　：　リード線 １ｏ：　ねじ 帛２図 １ｏ：タエク主８町 １１：　　三−几ド 紀３図 ８・　欅瑞介Ｊ １４：　申開電極

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）接着剤によって互に機械的に固着された第１の導
   電性部品と第２の導電性部品とを備えると共に、上記第
   １及び第２の導電性部品を電気的に接続する電気的接続
   手段を設けたことを特徴とするガス絶縁電気装置。
2. （２）電気的接続手段は接着剤に金属粉を混入する等に
   よって導電性を持たせた導電性接着剤であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁電気装置。
3. （３）電気的接続手段は第１の導電性部品及び第２の導
   電性部品にまたがって塗布された導電性塗料であること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁電気
   装置。
4. （４）電気的接続手段は第３の導電性部品を第１及び第
   ２の導電性部品とそれぞれ機械的に固着させてなること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁電気
   装置。
5. （５）第３の導電性部品はスプリングピンであることを
   特徴とする特許請求の範囲第４項記載のガス絶縁電気装
   置。
6. （６）第３の導電性部品はボルトであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第４項記載のガス絶縁電気装置。
7. （７）第１の導電性部品及び第２の導電性部品は絶縁性
   ガス中にあることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のガス絶縁電気装置。
8. （８）第１の導電性部品及び第２の導電性部品はガスを
   封入するための容器であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のガス絶縁電気装置。
9. （９）第１の導電性部品は電界緩和用のシールドであり
   、第２の導電性部品はシールドを支持する支持電極であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のガス絶
   縁電気装置。
10. （１０）支持電極は電気装置の充電電極であることを特
    徴とする特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁電気装置
    。
11. （１１）支持電極は電気装置の接地電極であることを特
    徴とする特許請求の範囲第９項記載のガス絶縁電気装置
    。
12. （１２）支持電極け電気装置の充電部と接地部との間に
    置かれた中間電極であることを特徴とする特許請求の範
    囲第９項記載のガス絶縁電気装置。
13. （１３）接着剤はエポキシ系、アクリル系、シアノアク
    リル系のいずれかの接着剤であることを特徴とする特許
    請求の範囲第１項記載のガス絶縁電気装置。