JPS6110930B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110930B2 JPS6110930B2 JP17115482A JP17115482A JPS6110930B2 JP S6110930 B2 JPS6110930 B2 JP S6110930B2 JP 17115482 A JP17115482 A JP 17115482A JP 17115482 A JP17115482 A JP 17115482A JP S6110930 B2 JPS6110930 B2 JP S6110930B2
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- JP
- Japan
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- pair
- strands
- rotary
- twisted wire
- flat
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Links
- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はフラツト型対構造ケーブルの製造方
法およびその装置に関するものである。
法およびその装置に関するものである。
従来のフラツト型対構造ケーブルはたとえば第
1図に示されるように、一対の素線w1,w2の撚
線部101A,101C,………と非撚線部10
1B,101B,………とが長手方向に交互に形
成されている対撚線101を複数本平行に配置
し、これら各対撚線101,101,………をそ
れぞれの非撚部101B、において直接、素線の
絶縁体同志を互いに接着するか、あるいは接着用
シート103を用いて間接的に連結して成るもの
であり、各対撚線の隣接する撚線部は互いに逆方
向の撚りとなつている。このような従来のフラツ
ト型対構造ケーブルは隣接する対撚線の撚線部の
撚方向が前述のように互いに逆ではあるが、その
撚りピツチは互いに等しいため、各対撚線間の信
号電流の相互干渉によつて漏話特性などの電気的
特性の改善が十分でない欠点があつた。
1図に示されるように、一対の素線w1,w2の撚
線部101A,101C,………と非撚線部10
1B,101B,………とが長手方向に交互に形
成されている対撚線101を複数本平行に配置
し、これら各対撚線101,101,………をそ
れぞれの非撚部101B、において直接、素線の
絶縁体同志を互いに接着するか、あるいは接着用
シート103を用いて間接的に連結して成るもの
であり、各対撚線の隣接する撚線部は互いに逆方
向の撚りとなつている。このような従来のフラツ
ト型対構造ケーブルは隣接する対撚線の撚線部の
撚方向が前述のように互いに逆ではあるが、その
撚りピツチは互いに等しいため、各対撚線間の信
号電流の相互干渉によつて漏話特性などの電気的
特性の改善が十分でない欠点があつた。
この発明はこのような、従来の欠点を排除し
て、電気的特性のすぐれた新規なフラツト型対構
造ケーブルを製造するための方法およびその装置
を提供するものである。
て、電気的特性のすぐれた新規なフラツト型対構
造ケーブルを製造するための方法およびその装置
を提供するものである。
次に第2図についてこの発明の方法および装置
によつて製造されるフラツト型対構造ケーブルを
説明する。S1,S2,………Snは平行に配置
されるn本の対撚線であり、これらの対撚線は長
手方向に所定の間隔、図示の例では長さLの撚線
部と長さlの非撚線部を有し、この非撚部をはさ
んで両側の撚線部、たとえば対撚線S1について
言えば撚線部1Aと同1Bまた撚線部1Bと同1
Cとは互いに逆方向の撚りとなつている。すなわ
ちこの例で撚線部1AはZ方向の撚り、同1Bは
S方向撚り、同1CはZ方向撚りとなつている。
一方隣接する対撚線、たとえば対撚線S1と同S
2の対応する撚線部、たとえば撚線部1Aと同2
Aとの間も互いに逆方向の撚り、すなわち撚線部
2AはS方向撚りとなつている。しかしてこれら
n本の対撚線S1,S2,………Snは前記非撚
線部において、第3図に明示されるように、横並
びに密接してほぼ平板状に接着されてフラツト接
着部Fとなり、こうしてn本の対撚線S1,S
2,S3,………は一体にまとめられていわばす
だれ状のフラツト型対構造ケーブルを構成するの
である。ここでこの発明によつて製造されるフラ
ツト型対構造ケーブルの最も大きい特徴は互いに
隣接する対撚線の撚線部、たとえば対撚線S1の
撚線部1Aと同S2の撚線部2Aとの関係あるい
は対撚線S2の撚線部と同S3の撚線部との関係
は撚りの方向および撚りピツチが相互に異なる点
である。たとえば第2図に示すように1Bおよび
2Bの撚りの方向はS方向およびZ方向であり、
撚りピツチp1およびp2も互いに異なり、対撚り線
S2およびS3についても同様に撚線部の撚り方
向および撚りピツチが互いに異なつている。
によつて製造されるフラツト型対構造ケーブルを
説明する。S1,S2,………Snは平行に配置
されるn本の対撚線であり、これらの対撚線は長
手方向に所定の間隔、図示の例では長さLの撚線
部と長さlの非撚線部を有し、この非撚部をはさ
んで両側の撚線部、たとえば対撚線S1について
言えば撚線部1Aと同1Bまた撚線部1Bと同1
Cとは互いに逆方向の撚りとなつている。すなわ
ちこの例で撚線部1AはZ方向の撚り、同1Bは
S方向撚り、同1CはZ方向撚りとなつている。
一方隣接する対撚線、たとえば対撚線S1と同S
2の対応する撚線部、たとえば撚線部1Aと同2
Aとの間も互いに逆方向の撚り、すなわち撚線部
2AはS方向撚りとなつている。しかしてこれら
n本の対撚線S1,S2,………Snは前記非撚
線部において、第3図に明示されるように、横並
びに密接してほぼ平板状に接着されてフラツト接
着部Fとなり、こうしてn本の対撚線S1,S
2,S3,………は一体にまとめられていわばす
だれ状のフラツト型対構造ケーブルを構成するの
である。ここでこの発明によつて製造されるフラ
ツト型対構造ケーブルの最も大きい特徴は互いに
隣接する対撚線の撚線部、たとえば対撚線S1の
撚線部1Aと同S2の撚線部2Aとの関係あるい
は対撚線S2の撚線部と同S3の撚線部との関係
は撚りの方向および撚りピツチが相互に異なる点
である。たとえば第2図に示すように1Bおよび
2Bの撚りの方向はS方向およびZ方向であり、
撚りピツチp1およびp2も互いに異なり、対撚り線
S2およびS3についても同様に撚線部の撚り方
向および撚りピツチが互いに異なつている。
次に第4図〜第8図によつてこの発明の一実施
例について説明する。
例について説明する。
一対素線案内孔を有する多数の回転目板p11,
p12,p13,………,p1o、が歯車列を成し、かつ
この歯車列が多段にわたつて平行に設置されてい
る。そして各列の回転目板p11,p12,………,p
1oあるいはp21,p22,………,p2oさらにはp31,
p32,………,p3o等の各回転目板の歯車列は
各々異なつた駆動源M1,M2およびM3によつ
て、これ等の駆動源M1,M2およびM3の具備して
いる駆動歯車を介して駆動される。そして各歯車
列の回転目板の有効径、正確に言うと歯車のピツ
チ円の直経Dが各々等しく、かつ互いに隣接する
歯車列の横方向に対して対撚線の巾dだけ順次位
相を持つて配列される。つまりp11の回転目板の
横方向の絶対位置をoとすれば、p21はo+d、
p31はo+2d、p12はo+3d、p22はo+4d………
となる。
p12,p13,………,p1o、が歯車列を成し、かつ
この歯車列が多段にわたつて平行に設置されてい
る。そして各列の回転目板p11,p12,………,p
1oあるいはp21,p22,………,p2oさらにはp31,
p32,………,p3o等の各回転目板の歯車列は
各々異なつた駆動源M1,M2およびM3によつ
て、これ等の駆動源M1,M2およびM3の具備して
いる駆動歯車を介して駆動される。そして各歯車
列の回転目板の有効径、正確に言うと歯車のピツ
チ円の直経Dが各々等しく、かつ互いに隣接する
歯車列の横方向に対して対撚線の巾dだけ順次位
相を持つて配列される。つまりp11の回転目板の
横方向の絶対位置をoとすれば、p21はo+d、
p31はo+2d、p12はo+3d、p22はo+4d………
となる。
さらに前記回転目板の下流には多数の素線群
w,………を平板状に整列させるための整列手段
2Aおよび2Bが素線の移動方向に沿つて前後に
配置されている。各整列手段は例えば第9図に示
すように二つのブロツク21,21′が対向配置
され、対向面には円弧状の溝22;22,………
および22′,22′,………が刻設されている。
そしてこの一対のブロツク21,21′が接近す
ると各素線w,w,………が前記各溝に係合して
全体として平板状になる。
w,………を平板状に整列させるための整列手段
2Aおよび2Bが素線の移動方向に沿つて前後に
配置されている。各整列手段は例えば第9図に示
すように二つのブロツク21,21′が対向配置
され、対向面には円弧状の溝22;22,………
および22′,22′,………が刻設されている。
そしてこの一対のブロツク21,21′が接近す
ると各素線w,w,………が前記各溝に係合して
全体として平板状になる。
さらに前記整列手段の下流には平板状に整列さ
れた各素線のプラスチツク絶縁被覆を加熱溶融さ
せ相互に融着させるための熱融着機3が設置され
ている。この熱融着機は素線の移動方向に対して
垂直方向に開閉する一対の熱プレスダイ31,3
2を備える。
れた各素線のプラスチツク絶縁被覆を加熱溶融さ
せ相互に融着させるための熱融着機3が設置され
ている。この熱融着機は素線の移動方向に対して
垂直方向に開閉する一対の熱プレスダイ31,3
2を備える。
さらにまた熱融着機の下流には第2図における
融着部Fを挾持して、(l+L)の長さ分だけ引
取るための引取クランプ4が設置されている。こ
の引取クランプ4は後述するように熱融着機3と
これにより(l+L)だけ下流の位置までの間を
往復移動するものである。
融着部Fを挾持して、(l+L)の長さ分だけ引
取るための引取クランプ4が設置されている。こ
の引取クランプ4は後述するように熱融着機3と
これにより(l+L)だけ下流の位置までの間を
往復移動するものである。
次に前述の装置を使用してフラツト型対構造ケ
ーブルの製造方法について説明する。
ーブルの製造方法について説明する。
多数の素線wは離れた送り出し源から各々の歯
車列の各回転目板p11,p12,………の各素線案内
孔に二本づつ通され、二本一組として下流に案内
される。
車列の各回転目板p11,p12,………の各素線案内
孔に二本づつ通され、二本一組として下流に案内
される。
まず熱融着機3の熱プレスダイ31および32
を互いに離隔させておき、この熱プレスダイの内
側に引取クランプ4を位置させると共に各素線を
クランプさせる。なお熱プレスダイの位置をAと
する。
を互いに離隔させておき、この熱プレスダイの内
側に引取クランプ4を位置させると共に各素線を
クランプさせる。なお熱プレスダイの位置をAと
する。
次いで各列の回転目板を各々の駆動モータM
1,M2,………で回転駆動させる。このとき、
各列の最初の目板、すなわちp11,p21,………,
po1の回転方向が互いに反対方向、つまりp11が
S方向であればp21はZ方向、p31がS方向になる
ように駆動する。このようにして各列の素線が所
定のピツチを備えた対撚線に形成されたとき、回
転目板の回転を停止させる。
1,M2,………で回転駆動させる。このとき、
各列の最初の目板、すなわちp11,p21,………,
po1の回転方向が互いに反対方向、つまりp11が
S方向であればp21はZ方向、p31がS方向になる
ように駆動する。このようにして各列の素線が所
定のピツチを備えた対撚線に形成されたとき、回
転目板の回転を停止させる。
次いで前記引取りクランプ4を素線群を挾持さ
せたまま引取クランプ4を(l+L)の長さだけ
下流に移動させる。この位置を第4図においてB
で示す。このとき前述のように回転目板は静止し
ているので前記の付与されていない素線群が各回
転目板から引き出されることになる。
せたまま引取クランプ4を(l+L)の長さだけ
下流に移動させる。この位置を第4図においてB
で示す。このとき前述のように回転目板は静止し
ているので前記の付与されていない素線群が各回
転目板から引き出されることになる。
次に整列機2A,2Bを第4図におけるCの位
置に移動させて前述の撚りの付与されていない各
素線を整列溝21,21′に係合させた後、この
整列機2A,2Bを素線に沿つて下流にスライド
させ、第4図Aの位置に移動させる。このとき各
素線は長さ方向に沿つて一部が上下方向から平面
状に集束されることになる。次にこの前後一対の
整列機2A,2Bの間に熱融着機3の熱プレスダ
イ31,32を互いに接近させて前記平面状に集
束された各素線のプラスチツク絶縁被覆を融着さ
せて融着部Fを形成する。次に熱融着機3を解放
して、この融着部Fを冷却固化させた後前述の整
列機2A,2Bを共に素線群から解放し、かつ遠
ざける。
置に移動させて前述の撚りの付与されていない各
素線を整列溝21,21′に係合させた後、この
整列機2A,2Bを素線に沿つて下流にスライド
させ、第4図Aの位置に移動させる。このとき各
素線は長さ方向に沿つて一部が上下方向から平面
状に集束されることになる。次にこの前後一対の
整列機2A,2Bの間に熱融着機3の熱プレスダ
イ31,32を互いに接近させて前記平面状に集
束された各素線のプラスチツク絶縁被覆を融着さ
せて融着部Fを形成する。次に熱融着機3を解放
して、この融着部Fを冷却固化させた後前述の整
列機2A,2Bを共に素線群から解放し、かつ遠
ざける。
次に第4図Bの位置にあつた引取クランプ4を
素線群より解放すると共に再び第4図Aの位置ま
で復帰させ、熱プレスダイ31および32の間に
位置させ、かつ融着部Fを挾持する。このように
して一つのサイクルが終了するのである。
素線群より解放すると共に再び第4図Aの位置ま
で復帰させ、熱プレスダイ31および32の間に
位置させ、かつ融着部Fを挾持する。このように
して一つのサイクルが終了するのである。
なお前述の実施例においては各歯車列の駆動源
として各々独立したモータを採用しているが、こ
れに代えて共通のモータを設置してもよい。
として各々独立したモータを採用しているが、こ
れに代えて共通のモータを設置してもよい。
以上のように第1の発明によれば複数段の回転
目板による歯車列で多数のSZ対撚り線を形成
し、これらの対撚り線を上下方向より平面上に集
めて間欠的に融着部を形成するように構成したの
で、多数の対撚り線の正しい位置関係を損うこと
なく容易に平面状に集めることができる。さらに
各段の回転目板による歯車列の回転速度、回転方
向を各段ごとに変化させることによつて互いに撚
りピツチ、撚り方向の異なる対撚り線同士が隣接
する、すなわち漏話特性の良いケーブルを得るこ
とができる等の効果がある。
目板による歯車列で多数のSZ対撚り線を形成
し、これらの対撚り線を上下方向より平面上に集
めて間欠的に融着部を形成するように構成したの
で、多数の対撚り線の正しい位置関係を損うこと
なく容易に平面状に集めることができる。さらに
各段の回転目板による歯車列の回転速度、回転方
向を各段ごとに変化させることによつて互いに撚
りピツチ、撚り方向の異なる対撚り線同士が隣接
する、すなわち漏話特性の良いケーブルを得るこ
とができる等の効果がある。
第2の発明によれば複数段の歯車列が平行に設
置され、かつ隣接する歯車列の回転目板が対撚り
線の巾dだけ順次ずれているので、各歯車列で撚
り合わされた対撚り線を上下方向に集めるだけで
多数の対撚り線を全体としてほぼ平板に並べるこ
とができる。さらに回転目板と熱融着機との間を
往復移動する前後一対の整列機を設けたので各素
線を正しい位置関係に保ち、かつ平板状にしごき
つつ集めることができる等の効果がある。
置され、かつ隣接する歯車列の回転目板が対撚り
線の巾dだけ順次ずれているので、各歯車列で撚
り合わされた対撚り線を上下方向に集めるだけで
多数の対撚り線を全体としてほぼ平板に並べるこ
とができる。さらに回転目板と熱融着機との間を
往復移動する前後一対の整列機を設けたので各素
線を正しい位置関係に保ち、かつ平板状にしごき
つつ集めることができる等の効果がある。
第1図は従来のフラツト型対構造ケーブルを示
す平面図、第2図は本発明によるフラツト型対構
造ケーブルを示す平面図、第3図は第2図におけ
る−断面図、第4図は本発明装置を示す側面
図、第5図イは第4図における−断面図、第
5図ロは回転目板の平面図、第6図は第5図にお
ける−断面図、第7図は第5図における−
断面図、第8図は本発明の時間的作動状況を示
すグラフ、第9図は本発明における整列装置の一
部拡大正面図である。 図中、2Aおよび2B……整列機、3……熱融
着機、4……引取クランプ装置、p11,p12……回
転目板、である。
す平面図、第2図は本発明によるフラツト型対構
造ケーブルを示す平面図、第3図は第2図におけ
る−断面図、第4図は本発明装置を示す側面
図、第5図イは第4図における−断面図、第
5図ロは回転目板の平面図、第6図は第5図にお
ける−断面図、第7図は第5図における−
断面図、第8図は本発明の時間的作動状況を示
すグラフ、第9図は本発明における整列装置の一
部拡大正面図である。 図中、2Aおよび2B……整列機、3……熱融
着機、4……引取クランプ装置、p11,p12……回
転目板、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 一対の素線を通過させるための案内孔を
有する複数個の回転目板をほぼ直線状に並べて
成る歯車列を複数段にわたつて平行に設置し、
これらの各列の回転目板にフラツト型対構造ケ
ーブルの素線を挿通し、かつ下流で素線群を一
時的に固定すると共に各回転目板の歯車列を各
列ごとに異なつた駆動源で異なつた回転方向に
回転させて多数の対撚線を形成する工程と (ロ) 前記多数の対撚線の撚りピツチが所定のピツ
チに達したとき各回転目板の回転を停止させる
と共に各対撚線を(l+L)だけ下流に移動さ
せた後、回転目板の近傍において撚りの付与さ
れていない各素線を長さ方向に沿つて一部を平
面状に集束せしめ、この平面を保つたまま各素
線を下流に位置する熱融着機の熱プレスダイま
でしごく工程と、 (ハ) 平面上に集められた各素線を一体に熱融着し
て融着部を形成した後、この融着部を(l+
L)だけ下流に移動させる工程と、 (ニ) 再び素線群を前記熱プレスダイの近傍で一時
的に固定した後、各回転目板を前記(イ)の工程と
反対の方向に回転させて多数の対撚線を形成す
る工程とを順次くりかえすことを特徴とするフ
ラツト型構造ケーブルの製造方法。 2 一対の素線を通過させるための案内孔を有す
る複数個の回転目板をほぼ直線状に並べて成る歯
車列を複数段にわたつて上下方向にかつ平行に設
置し、かつ各歯車列には独立した駆動源が設けら
れ、さらに隣接する歯車列における回転目板の横
方向の位置が対撚線の巾だけ位相をもつて順次配
列されるSZ対撚り装置とこのSZ対撚り装置の下
流に位置し、一対の熱プレスダイが開閉自在に装
着された熱融着機と、 この熱融着機とこれより(l+L)だけ下流の
間を往復移動する引取クランプ装置と、前記熱融
着機と回転目板近傍の間を往復移動する前後一対
の整列機とを備え、前記引取クランプ装置は熱プ
レスダイが開の状態のとき熱プレスダイの間隙に
入り込んで素線群を挾持して一時的に固定して素
線群の撚りを押え、また前記一対の整列機は回転
目板の近くで素線群を平面状に集め、この素線群
をしごいて熱プレスダイの直下に平面状の素線群
を形成するように構成したフラツト型対構造ケー
ブルの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17115482A JPS5960909A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | フラツト型対構造ケ−ブルの製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17115482A JPS5960909A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | フラツト型対構造ケ−ブルの製造方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5960909A JPS5960909A (ja) | 1984-04-07 |
JPS6110930B2 true JPS6110930B2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=15917985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17115482A Granted JPS5960909A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | フラツト型対構造ケ−ブルの製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5960909A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0733303Y2 (ja) * | 1985-01-18 | 1995-07-31 | 日立電線株式会社 | 平行融着部付多心丸形ケ−ブル |
JPH0733304Y2 (ja) * | 1985-01-18 | 1995-07-31 | 日立電線株式会社 | 平行融着部付多対丸形ケ−ブル |
JP5600683B2 (ja) * | 2008-11-14 | 2014-10-01 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータベルト形成方法 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP17115482A patent/JPS5960909A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5960909A (ja) | 1984-04-07 |
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