JPS6110920Y2 - - Google Patents

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JPS6110920Y2
JPS6110920Y2 JP19265081U JP19265081U JPS6110920Y2 JP S6110920 Y2 JPS6110920 Y2 JP S6110920Y2 JP 19265081 U JP19265081 U JP 19265081U JP 19265081 U JP19265081 U JP 19265081U JP S6110920 Y2 JPS6110920 Y2 JP S6110920Y2
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rotating
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JP19265081U
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JPS5898142U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランスフアバーによつて搬送される
ワークの回転装置に関するものである。
本考案の目的は、上昇、前進、下降及び後退運
動する、いわゆるリフトアンドキヤリー方式のト
ランスフアバーの昇降動を利用してワークの向き
を変更するワーク回転装置へのワークの着脱を行
うようにし、従来装置におけるワーククランプ装
置やワークの上下動装置を不要とし、以つて機構
を簡素化したワーク回転装置を提供することであ
る。
複数の加工ステーシヨンにワークを搬入する場
合、その搬送の途中でワークの向きを変更させて
加工ステーシヨンに搬入させる場合がある。この
場合、ワーク搬送路にワーク回転装置が設置され
るが、従来のワーク回転装置は、実公昭50−
33740号に示されているように搬送ラインの側方
に旋回アームを設け、ワークの下面を支えてアー
ムを所要角度旋回させることにより同一搬送ライ
ン上でワークの向きを変更するワーク回転装置が
知られているが、このような回転装置ではトラン
スフアバーによる搬送動作とともに、旋回運動が
開始されるため加工治具からワークを搬出すると
か、加工治具にワークを搬入する場合にはワーク
と治具の干渉があるために使用することができな
い。このため、前後にアイドラステーシヨンを必
要とする不具合がある。
さらに、トランスフアバーに干渉しないように
旋回装置を吊下げ式に固定部に設けたものにおい
ては、機台にワークの両側面を挾持する一対のク
ランプ装置を備えた回転部材を上下動自在に吊下
げて、上下動装置により回転部材を下降動してワ
ークをクランプし、上昇動してラツクピニオン機
構によつて90゜回転させ、再び下降動してアンク
ランプし、上昇動して90゜反転させる構造のもの
があるが、これはワークを回転させるために多く
の動作を必要とし、迅速な回転動作を要求するこ
とが難かしい。また、ワークのクランプ装置や上
下動装置を必要とし機構や制御が複雑である。
本考案は上記従来の問題に鑑み、簡単な機構に
より迅速且つ確実にワークの回転を行うトランス
フアマシン専用のワーク回転装置を考案したもの
である。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
第1図において、1はワークWの搬入ステーシヨ
ン、2は加工ステーシヨン、3は治具、4は搬入
ステーシヨン1に搬入されたワークWを加工ステ
ーシヨン2に搬送するトランスフアバー、5は本
考案によるワーク回転装置である。
トランスフアバー4は第2図に示すように、ト
ランスフアバー4上に載置されるワークWに設け
られたピン穴6aに係合する係合ピン6が突設さ
れており、作動ロツド8の進退移動で上下方向に
旋回動する揺動アーム7によつてトランスフアバ
ー4を昇降動し、トランスフアシリンダ9の進退
移動により送り棒10を介してトランスフアバー
4を前進後退させる公知の構造である。
前記ワーク回転装置5はトランスフアバー4の
上方に固定部に対し吊下げ式に設置される。図例
ではワーク搬入ステーシヨン1と加工ステーシヨ
ン2間の搬送路上に設置されている。
このワーク回転装置5は、トランスフアバー4
を挟んで床面上に立設された支柱11と、この支
柱11の上端にトランスフアバー4の上方を跨い
で架設された支持板12とよりなる回転装置本体
を備えている。この支持板12に、平行する一対
の前記トランスフアバー4の中央を回転中心とす
る回転枢軸14を鉛直軸線方向に回転自在に軸承
し、この回転枢軸14の下端に交差した一対の支
持腕13の交点を固着する。この一対のの支持腕
13の交差角度は直角交差であり、トランスフア
バー4に対しては45゜の角度で交差させる。
前記支持腕13の両端には鉛直方向に支承バー
15が固着され、その下端には支持腕13と同一
方向にワーク受け部材16が中心方向に向つて突
設されている。この各ワーク受け部材16の先端
部相互間にはトランスフアバー4の昇降を許容す
る間隔が保たれており、その先端上面にはワーク
Wの下面に形成されている位置決め穴18に係合
する係合ピン17が突設されている。
一方、前記回転枢軸14の上部にはピニオン1
9が遊嵌され、このピニオン19の一方向の回転
は回転枢軸14に伝達し、他方向の回転は遊転し
て回転枢軸14には伝達しない一方向クラツチ2
1と連繋している。さらに、ピニオン19には割
出し用シリンダ29の作動によつて進退移動する
ラツク20が噛合している。
上記ラツク20及びピニオン19によつて一方
向に回転駆動する回転枢軸14の回転角を所定の
角度で割出し規定する割出装置は、支持板12の
下方と支持腕13の上方との間の回転枢軸14に
割出板22が固着され、この割出板22の回転を
規制するストツパ装置が支持板12に設置されて
いる。前記割出板22は、90゜間隔で回転枢軸1
4の軸線と直交する方向のの当接面22aが4個
所に突設されている。また、ストツパ装置は、支
持板12上に設置されたシリンダ24によつて鉛
直軸線方向で上下動し、前記割出板22の1個の
当接面22aに係脱するストツパピン23より構
成されている。30は前記ストツパピン23に当
接した割出板22の回り止め部材であり、支持板
12の下面に枢軸31によつて揺動自在に枢支さ
れ、割出板22の反時計方向回転は許容するが、
時計方向回転は当接面22aの背面に係合して回
り止め作用を行うようにされている。すなわち、
回り止め部材30の先端部にはスプリング32が
設けられ、後端部には止めピン33が設けられて
いる。スプリング32は回り止め部材30の先端
を常に割出板22との係合方向に押圧し、当接面
22a側が回り止め部材30の先端に当接したと
きのみ当接面22aによつて回り止め部材30は
スプリング32を圧縮して当接面22aを形成す
る突出部の通過を許容すべく回避し、通過後は直
ちに当接面22aの背面に係合すべく原位置に復
帰するようになつている。
25は回転枢軸14の上端部に固着されたドツ
グ支持円板であり、支持腕13の割出し位置に相
応するドツグ26が設けられ、割出し位置におい
てドツグ26によつて作動されるシリンダ作動用
スイツチ27と割出確認用スイツチ28が配設さ
れている。
次に上記構成の作用について説明する。搬入ス
テーシヨン1に搬入されたワークWはトランスフ
アバー4のリフトアンドキヤリーの運動によつて
搬入された姿勢でワーク回転装置5まで搬送され
る。ワークWはトランスフアバー4の上昇並びに
前進運動で搬送移動される。従つて、ワーク回転
装置5に搬送されたワークWはワーク受け部材1
6の上方に搬入される。次いでトランスフアバー
4は下降する。この下降する途中でトランスフア
バー4上に載置されているワークWはワーク受け
部材16上に支持され係合ピン17が位置決め穴
18に係合する。下降端に至つたトランスフアバ
ー4は後退し、次回の搬送運動に備える。
一方、ワークWを受け取つたワーク回転装置5
は旋回してワークWの姿勢を転換する。その動作
は、先ず割出板22の当接面22aに当接してい
るストツパピン23がシリンダ24の作動で上昇
し係合を解脱する。次いで割出し用シリンダ20
が作動し、ラツク20が前進してピニオン19及
び一方向クラツチ21を介して回転枢軸14を回
転し、支持腕13を回転する。この支持腕13の
回転後に今までストツパピン23に当接していた
当接面22aがストツパピン23の位置から離れ
て干渉しないところに移動した適当な時期にシリ
ンダ24に下降動の信号を送りストツパピン23
を再び下降位置に移動する。従つて支持腕13と
一体に回転する割出板22は前回当接していた当
接面22aの次の位置の当接面22aがストツパ
ピン23に当接し、90゜回転角で割出しされ、ワ
ーク受け部材16上のワークWは搬入ステーシヨ
ン1より搬送された姿勢を90゜転換する。
当接面22aがストツパピン23に当接して割
出しが完了すると、これをスイツチ28が確認
し、割出し用シリンダ29はラツク20を後退動
する。このとき割出板22は回り止め部材30に
よつて逆転を阻止されており、また一方向クラツ
チ21の作用によつてピニオン19だけがラツク
20の後退により逆回転する。尚上記はワークW
を180゜回転させる場合は、90゜間隔で設けられ
ている割出板22の当接面22aを1つ飛び越し
てストツパピン23を下降動させることによつて
得られる。
前記ワークWの回転後は、トランスフアバー4
の上昇動によつてワーク受け部材16上のワーク
Wをトランスフアバー4が受け取つて持ち上げ、
係合ピン17と位置決め穴18との係合を解脱
し、トランスフアバー4の前進によつて姿勢転換
したワークWはワーク回転装置5から搬出されて
加工ステーシヨン2に搬送される。これと同時に
搬入ステーシヨン1側からは姿勢転換を行うワー
クWがワーク回転装置5に導入されるのである。
以上のように本考案装置によると、ワーク回転
装置に対するワークの着脱はトランスフアバーの
上下運動を利用して行うものであるから、従来の
ように専用のワーク上下動装置を不要とし、ま
た、ワーク受け部材に支持係合する機構であるた
めにワークのクランプ、アンクランプ装置も不要
となり構造が簡素化されコストダウンが図られる
と共に、トランスフアマシンに適したワーク回転
装置が得られる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を設置したワーク搬送ライ
ンの平面図、第2図は第1図矢視拡大図、第3
図は第2図−線断面図、第4図は第3図−
線断面図である。 1……搬入ステーシヨン、2……加工ステーシ
ヨン、4……トランスフアバー、5……ワーク回
転装置、12……支持板、13……支持腕、14
……回転枢軸、16……ワーク受け部材、17…
…係合ピン、18……位置決め穴、19……ピニ
オン、20……ラツク、21……一方向クラツ
チ、22……割出板、22a……当接面、23…
…ストツパピン、24……シリンダ、25……ド
ツグ支持円板、29……割出し用シリンダ、30
……回り止め部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上昇、前進、下降及び後退運動して載置したワ
    ークを搬送するトランスフアバーによるワーク搬
    送路上に、回転装置本体を配設し、この回転装置
    本体にはトランスフアバーの下降時にトランスフ
    アバー上のワークを受け取るワーク受け部材を水
    平回転自在に設け、このワーク受け部材を回転さ
    せる回転駆動装置と、ワーク受け部材の回転位置
    を規定する割出装置とを備えたトランスフアマシ
    ン用ワーク回転装置。
JP19265081U 1981-12-25 1981-12-25 トランスフアマシン用ワ−ク回転装置 Granted JPS5898142U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19265081U JPS5898142U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 トランスフアマシン用ワ−ク回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19265081U JPS5898142U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 トランスフアマシン用ワ−ク回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5898142U JPS5898142U (ja) 1983-07-04
JPS6110920Y2 true JPS6110920Y2 (ja) 1986-04-07

Family

ID=30106044

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19265081U Granted JPS5898142U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 トランスフアマシン用ワ−ク回転装置

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JP (1) JPS5898142U (ja)

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JPS5898142U (ja) 1983-07-04

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