JPS61108795A - 化粧紙およびその製造方法 - Google Patents

化粧紙およびその製造方法

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JPS61108795A
JPS61108795A JP22855584A JP22855584A JPS61108795A JP S61108795 A JPS61108795 A JP S61108795A JP 22855584 A JP22855584 A JP 22855584A JP 22855584 A JP22855584 A JP 22855584A JP S61108795 A JPS61108795 A JP S61108795A
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JP
Japan
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paper
resin
impregnated
synthetic resin
resins
Prior art date
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Application number
JP22855584A
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English (en)
Inventor
茂知 榊原
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建材用化粧板に使用する化粧紙およびその製造
方法に関する。
(従来の技術) 従来建材用の化粧紙にはウレタン系樹脂やアミノ系樹脂
などで表面をコーティングしていたが、コーティングで
は樹脂が紙層内部に充分に浸透せず、紙間強度が低いと
いう欠点があった。また硬化型の合成樹脂を含浸硬化さ
せる方法もあるが、板材等の基材への接着施工の際に、
一般的な接着剤では上記硬化型合成樹脂に対する接着強
度が不充分であり、したがって該硬化型合成樹脂に対し
て接着性の優れた、高価で、しかも取扱いの面倒な接着
剤を使用しなければならない等の不都合な点があった。
(発明の目的) 本発明は紙層全体にわたり、表面と裏面から性能の異る
合成樹脂をそれぞれ含浸させて製造された優れた化粧紙
を提供することを目的とするものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来からの化粧紙は大体硬化型の合成樹脂を含浸させて
製造され、その含浸は充分に紙層中心まで浸透せず、紙
間強度が充分でない点を改善して、表裏から性能の異る
合成樹脂を含浸せしめて化粧紙を製造しようとするもの
である。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は上記の目的を解決するために含浸性のよい紙に
合成樹脂を含浸して得られる化粧紙であり、表面側より
硬化型の合成樹脂を含浸せしめ、裏面からは化粧紙と基
材との接着剤樹脂と親和性のある合成樹脂を含浸せしめ
、紙層の中心部で表裏からの両含浸合成樹脂が少くとも
相接するように塗工含浸させることを要旨とするもので
ある。
(作 用) 本発明は上記のような構成となっているから化粧紙の表
面は硬化型の樹脂が含浸されて、裏面からは化粧紙と基
材と接着剤に親和性の高い合成樹脂が含浸されて紙層全
体を通じて中心層部で両樹脂が少くとも相接するように
しであるから紙間強度は従来のものよりすべての点で従
来の化粧紙よりも優れた性能を有する。
(実施例) 本発明を図面をも参照して更に詳しく説明する。
本発明で使用する紙は一般に使用されているような充填
剤の多いものでは合成樹脂液含浸にあたり浸透が充分行
われないから、とくにパルプの多い含浸性のよい紙が使
用される。
表面からの含浸合成樹脂は表面性能の充分な硬化型合成
樹脂を用いる。すなわち熱硬化型の樹脂としては、不飽
和ポリエステル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹
脂、尿素系樹脂、フェノール系樹脂、ジアリルフタレー
ト樹脂、ベンゾグアナミン樹脂などがよく、またU、 
V、硬化型樹脂としては不飽和/ IJエステル系樹脂
、アクリル系樹脂、アルキド系樹脂、エポキシ系樹脂、
ウレタン系樹脂などがよい。
裏面からの含浸合成樹脂としては製造された化粧紙が板
材等への接着に使用される接着剤樹脂と親和性の高い合
成樹脂を含浸させるべきもので、接着剤は主としては安
価で取扱いの簡便な酢酸ビニルエマルジョンを一般に使
用するため、こレト親和性の高い/jJビニルアルコー
ル系、酢酸ビニル系の樹脂が推奨される。
含浸は常法によるが第1図に示すように紙層中心部で表
裏両面からの含浸樹脂が少くとも互に接するように含浸
させることが大切である。図において1は表面の硬化型
樹脂層、2は紙層に含浸されている硬化型樹脂1が浸透
している層、3は裏面からの主として酢酸ビニル系樹脂
4の紙層への含浸部であり、5は紙層である。6は印刷
部であり7は表面樹脂含浸部2と裏面からの樹脂含浸部
3との境界面である。
チタン紙PM −8(80t / m2、株式会社興人
製)Kグラビア印刷にてウオールナツト柄を施し、印刷
面の裏面に酢酸ビニルエマルジョン(CH3、コニシ社
製)をロールコータ−にて60t〜701/m2塗工し
て800Cの温風にて2分乾燥する。
次に印刷面にυV−工Iキシ樹脂(アゾカウルトラセッ
ト、旭電化工業社製)のフェスと触媒をの配合で混合し
たものをロールコータ−にて252/m2塗工した後1
ff−ランプを照射することによって製品とするもので
ある。
(効 果) 本発明は第1図のように表面に硬化型合成樹脂が含浸さ
れて硬化しているので表面性能は優れておりまた裏面よ
シの含浸樹脂は化粧紙を板材等に接着する場合に使用す
る接着剤と親和性の大きい樹脂であるから製造後、板材
等への化粧紙の接着強度が強く、しかも紙間に紙のみの
層(樹脂のハングリーエリア)がないから紙間強度が優
れている上に使用する原料紙が含浸性のよいものを選ぶ
から含浸が充分に行われるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の化粧紙の断面説明図である。 l・・・・・・表面の硬化型樹脂層 2・・・・・・紙層への表面樹脂含浸部3・・・・・・
紙層への裏面からの樹脂含浸部4・・・・・・裏面樹脂
層   5・・・・・・紙層6・・・・・・印刷部 7・・・・・・表面からの樹脂含浸部と裏面からの樹脂
含浸部との境界面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含浸性の良い紙に合成樹脂を含浸して得られる化
    粧紙であり、表面側よりの含浸樹脂は硬化型であり、裏
    面からの含浸樹脂は基材への接着剤と親和性を有するも
    のであり、両樹脂は紙層の中心部で互に接合してなるこ
    とを特徴とする化粧紙。
  2. (2)含浸性のよい紙に表面からは硬化型の合成樹脂を
    含浸せしめ、裏面からは基板への接着剤と親和性を有す
    る合成樹脂を含浸させて紙層の中心部で上記表裏からの
    含浸合成樹脂が相接する状態になるように塗工含浸させ
    ることを特徴とする化粧紙の製造方法。
JP22855584A 1984-10-30 1984-10-30 化粧紙およびその製造方法 Pending JPS61108795A (ja)

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JP (1) JPS61108795A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02235000A (ja) * 1988-06-30 1990-09-18 Yoshihiro Wada 織物用装飾糸の素材シート
JP2019171833A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 住友ベークライト株式会社 化粧板および化粧板の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02235000A (ja) * 1988-06-30 1990-09-18 Yoshihiro Wada 織物用装飾糸の素材シート
JP2019171833A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 住友ベークライト株式会社 化粧板および化粧板の製造方法

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