JPS60119296A - 強化紙の製造方法 - Google Patents
強化紙の製造方法Info
- Publication number
- JPS60119296A JPS60119296A JP22770983A JP22770983A JPS60119296A JP S60119296 A JPS60119296 A JP S60119296A JP 22770983 A JP22770983 A JP 22770983A JP 22770983 A JP22770983 A JP 22770983A JP S60119296 A JPS60119296 A JP S60119296A
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- paper
- resin
- coating
- base paper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（メＣ−業」二の利用分野）
本発明は、比較的低坪駄の紙の樹脂強化方法に関し、特
に、表面印刷適性を有する強化紙の能率的生産方法に関
する。
に、表面印刷適性を有する強化紙の能率的生産方法に関
する。
（従来技術）
従来、紙の欠点である紙間強度を改良する方法としての
樹脂強化の方法は、大別すると抄紙時の樹脂の内添、お
よび抄紙後の樹脂含浸の２つの方法によって行なわれて
（・る。
樹脂強化の方法は、大別すると抄紙時の樹脂の内添、お
よび抄紙後の樹脂含浸の２つの方法によって行なわれて
（・る。
樹脂内添の方法は、紙の坪量によらず略均−な強化が行
なえ、強化のための別工程を安しないという特長を有す
るが、と（に抄紙時の樹脂の歩どまりの悪さから紙間強
化という目的を充分達成することは困難であった。一方
、抄紙後の樹脂含浸の方法は、適切な樹脂を充分に含浸
させれば紙間強化の目的は達成できるが、二股に表面及
び裏面への後加工、例えば印刷、板への接着等に際して
、表面平滑性、インキ密着性、接着剤の選択性等の問題
があるのみならず、工程的にも含浸及び乾燥工程での生
産性が抄紙等の一般的な速度に比べて著しく劣り、実際
上は価格的に非常に制約されたものとなっていた。
なえ、強化のための別工程を安しないという特長を有す
るが、と（に抄紙時の樹脂の歩どまりの悪さから紙間強
化という目的を充分達成することは困難であった。一方
、抄紙後の樹脂含浸の方法は、適切な樹脂を充分に含浸
させれば紙間強化の目的は達成できるが、二股に表面及
び裏面への後加工、例えば印刷、板への接着等に際して
、表面平滑性、インキ密着性、接着剤の選択性等の問題
があるのみならず、工程的にも含浸及び乾燥工程での生
産性が抄紙等の一般的な速度に比べて著しく劣り、実際
上は価格的に非常に制約されたものとなっていた。
（目 的）
本発明者等は以上の事情に鑑み、表面が印刷、トップコ
ート等の後加工に対して適切な平滑性、インキ密着性を
有し、かつ裏面が、通常用いられる接着剤に対して選択
性が少ない紙間強化された紙を能率的に製造する方法を
裡々検討した結果、本発明に到達したものである。
ート等の後加工に対して適切な平滑性、インキ密着性を
有し、かつ裏面が、通常用いられる接着剤に対して選択
性が少ない紙間強化された紙を能率的に製造する方法を
裡々検討した結果、本発明に到達したものである。
（構 成）
すなわち、本発明の要旨は比較的低坪量の原紙に片面よ
り熱架橋性樹脂を塗工して浸透させた後に、他面よりこ
れと異なる樹脂を塗工して浸透させることにより、原紙
を樹脂強化することにある。
り熱架橋性樹脂を塗工して浸透させた後に、他面よりこ
れと異なる樹脂を塗工して浸透させることにより、原紙
を樹脂強化することにある。
以下その内容を詳細に説明する。
本発明の方法に用いられる原紙としては、坪量＋００１
７ｍ’以下の無サイズ紙ないしは低サイズ紙が使用テキ
、望マＬ （ｉ４ 坪ｆｉ ２０ ｆ／ｎｊ〜１００１
９／１ｒＸ ）ｊｌＪｌｌｉ ”ｊ イズ紙が浸透性の
点から良い結果が得られる、塗工する樹脂としては、一
般に紙間強化に寄与する熱架橋性樹脂及びそれらを成分
として含むものであり、かつロールコート、キスコート
、グラビアコート、ナイフコート、エアナイフコート等
の通常用し・られる塗工方式で塗工可能なもの、例えば
、架橋可能な官能基を有するアクリル、ゴムラテックス
、ポリアミド、メラミン、尿素、フェノール樹脂やその
変性体、あるいはそれらを含む熱可塑性重合体の水溶液
、分散体等が使用できる。
７ｍ’以下の無サイズ紙ないしは低サイズ紙が使用テキ
、望マＬ （ｉ４ 坪ｆｉ ２０ ｆ／ｎｊ〜１００１
９／１ｒＸ ）ｊｌＪｌｌｉ ”ｊ イズ紙が浸透性の
点から良い結果が得られる、塗工する樹脂としては、一
般に紙間強化に寄与する熱架橋性樹脂及びそれらを成分
として含むものであり、かつロールコート、キスコート
、グラビアコート、ナイフコート、エアナイフコート等
の通常用し・られる塗工方式で塗工可能なもの、例えば
、架橋可能な官能基を有するアクリル、ゴムラテックス
、ポリアミド、メラミン、尿素、フェノール樹脂やその
変性体、あるいはそれらを含む熱可塑性重合体の水溶液
、分散体等が使用できる。
原紙にこれらの樹脂を通常の方法で含浸した場合には、
先に述べたような欠点をさけることができず、また、通
常の方法でのコーティングでは紙間強化させるための充
分な浸透量を得ることが困難である。本発明の方法の特
長は、表裏から各々異なる樹脂を施すことにより、表面
と裏面の印刷インキあるいは接着剤に対する適合性を任
意に選択することができ、そのことによって、通常の含
浸方法では表裏が同一の樹脂であるために困難であった
異なる後加工材料、たとえば印刷インキと接着剤とに、
共に適応できるような表裏の性質の異なる強化紙を製造
することであり、さらに、原紙の両面から樹脂を塗工す
ることにより、片面からの塗工では得られなかった紙間
強化のために必要な樹脂の浸透量を得ることができる点
にある。
先に述べたような欠点をさけることができず、また、通
常の方法でのコーティングでは紙間強化させるための充
分な浸透量を得ることが困難である。本発明の方法の特
長は、表裏から各々異なる樹脂を施すことにより、表面
と裏面の印刷インキあるいは接着剤に対する適合性を任
意に選択することができ、そのことによって、通常の含
浸方法では表裏が同一の樹脂であるために困難であった
異なる後加工材料、たとえば印刷インキと接着剤とに、
共に適応できるような表裏の性質の異なる強化紙を製造
することであり、さらに、原紙の両面から樹脂を塗工す
ることにより、片面からの塗工では得られなかった紙間
強化のために必要な樹脂の浸透量を得ることができる点
にある。
原紙の両面から樹脂を塗工浸透させるに当って、塗工す
る樹脂および塗工順序と浸透強化の状態を仔細に検討し
た結果、アクリルエマルジョン、ゴムラテックス等の熱
可塑性樹脂のみでは紙間強化に不充分であること、また
、最初の塗工における浸透量と次の塗工における浸透量
とでは前者の方が大きいことから、原紙の両面から樹脂
を塗工して紙間を強化するためには、熱架橋性樹脂をは
じめにコーティングして浸透させたのちに、他面より熱
可塑性樹脂をも含むこれと異なる樹脂をコーティングす
ることにより、効果的に紙間が強化され、かつ表裏の性
質の異なる強化紙を能率的に製造できるとの結論を得た
。この２つの工程はその間に乾燥工程をはさむが、これ
は省略することもでき、あるいは、実際には２つの頭エ
ヘッドを用いて連続的に行なうことも可能である。
る樹脂および塗工順序と浸透強化の状態を仔細に検討し
た結果、アクリルエマルジョン、ゴムラテックス等の熱
可塑性樹脂のみでは紙間強化に不充分であること、また
、最初の塗工における浸透量と次の塗工における浸透量
とでは前者の方が大きいことから、原紙の両面から樹脂
を塗工して紙間を強化するためには、熱架橋性樹脂をは
じめにコーティングして浸透させたのちに、他面より熱
可塑性樹脂をも含むこれと異なる樹脂をコーティングす
ることにより、効果的に紙間が強化され、かつ表裏の性
質の異なる強化紙を能率的に製造できるとの結論を得た
。この２つの工程はその間に乾燥工程をはさむが、これ
は省略することもでき、あるいは、実際には２つの頭エ
ヘッドを用いて連続的に行なうことも可能である。
以下、本発明の実施例を示す
（実施例）
坪量４０ ｇ ／ｍ’の無サイズ紙の裏面よりアクリル
エマルジョンとメラミン・ホルムアルデヒド樹脂及びそ
の硬化剤を固型分比４０：６０：０６の割合で含む塗工
剤を、エアナイフコーターを用いて固型分で１２２／ｍ
２塗工し、１６０℃で２０秒乾燥した後、表面からポリ
アミド樹脂水溶液を同じくエアナイフコーターを用いて
固型分で７１７ｍ塗工し、１６０′呵らに３０秒乾燥し
た。これにセルロース系インキヲ用いてグラビア印刷に
より木目柄を印刷し、アクリルウレタン系トップコート
を同じくグラビア印刷により行ない１７０℃で６０秒乾
燥して化粧シートを作成した。この化粧シートを酢ビエ
マルジョン及び尿素・ホルムアルデヒド系の接着剤を用
いてパーチクルボードにプレス貼りし、化粧板を作成し
た。
エマルジョンとメラミン・ホルムアルデヒド樹脂及びそ
の硬化剤を固型分比４０：６０：０６の割合で含む塗工
剤を、エアナイフコーターを用いて固型分で１２２／ｍ
２塗工し、１６０℃で２０秒乾燥した後、表面からポリ
アミド樹脂水溶液を同じくエアナイフコーターを用いて
固型分で７１７ｍ塗工し、１６０′呵らに３０秒乾燥し
た。これにセルロース系インキヲ用いてグラビア印刷に
より木目柄を印刷し、アクリルウレタン系トップコート
を同じくグラビア印刷により行ない１７０℃で６０秒乾
燥して化粧シートを作成した。この化粧シートを酢ビエ
マルジョン及び尿素・ホルムアルデヒド系の接着剤を用
いてパーチクルボードにプレス貼りし、化粧板を作成し
た。
この化粧板は、酢ビエマルジョン、尿素・ホルムアルデ
ヒド系接着剤のいずれで貼った場合にも、セロテープで
の剥離試験においてトップコート層、インキ層、紙層、
接着剤層の各々及びそれらの界面で剥離せず、きわめて
耐セロテープ剥離性の良好な化粧板となった。
ヒド系接着剤のいずれで貼った場合にも、セロテープで
の剥離試験においてトップコート層、インキ層、紙層、
接着剤層の各々及びそれらの界面で剥離せず、きわめて
耐セロテープ剥離性の良好な化粧板となった。
同様にして、上記の強化紙のかわりにアクリル樹脂内添
強化紙およびアクリル樹脂含浸強化紙を各々使用し−（
製造した化粧板では、印刷インキ層と紙の界面及び酢ビ
エマルジョン接着剤層と紙の界面での剥離が見られた。
強化紙およびアクリル樹脂含浸強化紙を各々使用し−（
製造した化粧板では、印刷インキ層と紙の界面及び酢ビ
エマルジョン接着剤層と紙の界面での剥離が見られた。
（効 果）
（Ｉ）樹脂の塗工は原紙の両面から行なうので、原紙の
紙間強化に充分な量の樹脂を原紙中に浸透させることが
できる。
紙間強化に充分な量の樹脂を原紙中に浸透させることが
できる。
（２，）原紙の表裏から塗布する樹脂は各々異なる性質
のものを選択できるので、後加工である印刷や接着剤塗
布にＬ６、じて任意の性質の樹脂を選択できる。
のものを選択できるので、後加工である印刷や接着剤塗
布にＬ６、じて任意の性質の樹脂を選択できる。
特許出願人
凸版印刷株式会社
代表者 鈴 木 相 夫１１．−１
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （Ｉｔ Ｊ′１′；ｉｉ ２０１１ ／＋ｒ＋’〜１０
０ 、！’乙？Ｚ’の原紙の片面より熱架橋性（☆・１
脂を塗工して浸透させた後に、他面よりこれと異なる樹
脂を掌上して浸透させることにより、原紙を樹脂強化す
ることを特徴とする強化紙の製造方法。 （２１原紙の両面に各々の樹脂を塗工した後に、カレン
ダープレスを施して表面の平滑度を、上げることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の方法。 （、“（） 原紙の表面及び裏向に樹脂を塗工する方法
として、グラビアコーティングあるいはエアーナイフコ
ーティングを利用することを特徴とする特＋ｔ′１．請
求の範囲第１項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22770983A JPS60119296A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 強化紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22770983A JPS60119296A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 強化紙の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60119296A true JPS60119296A (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16865120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22770983A Pending JPS60119296A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-01 | 強化紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60119296A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6610358B1 (en) | 1999-03-12 | 2003-08-26 | Premark Rwp Holdings, Inc. | System and method for two sided sheet treating |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52124070A (en) * | 1976-04-12 | 1977-10-18 | Toppan Printing Co Ltd | Method of manufacture of decorative material |
-
1983
- 1983-12-01 JP JP22770983A patent/JPS60119296A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52124070A (en) * | 1976-04-12 | 1977-10-18 | Toppan Printing Co Ltd | Method of manufacture of decorative material |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6610358B1 (en) | 1999-03-12 | 2003-08-26 | Premark Rwp Holdings, Inc. | System and method for two sided sheet treating |
| US6887584B2 (en) | 1999-03-12 | 2005-05-03 | Premark Rwp Holdings, Inc. | System and method for two sided sheet treating |
| US6896971B2 (en) | 1999-03-12 | 2005-05-24 | Premark Rwp Holdings, Inc. | System and method for two sided sheet treating |
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