JPS6197498A - 強化紙 - Google Patents
強化紙Info
- Publication number
- JPS6197498A JPS6197498A JP21177484A JP21177484A JPS6197498A JP S6197498 A JPS6197498 A JP S6197498A JP 21177484 A JP21177484 A JP 21177484A JP 21177484 A JP21177484 A JP 21177484A JP S6197498 A JPS6197498 A JP S6197498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- resin
- reinforced
- reinforced paper
- basis weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は比較的低坪量の強化紙に関し、特に、表面に印
刷適性を有し、任意の接着剤の使用が可能な強化紙に関
するものである。
刷適性を有し、任意の接着剤の使用が可能な強化紙に関
するものである。
（従来の技術）
紙の欠点である紙間強度な改良した強化紙としては、抄
紙時に樹脂を内添したもの、および抄紙後に樹脂を含浸
したものの２つに大別される。
紙時に樹脂を内添したもの、および抄紙後に樹脂を含浸
したものの２つに大別される。
（発明が解決しようとする問題点）
樹脂外内添したものは、紙の坪量に関係なく略均−な強
化が行なえ、強化のための別工程を要しないという特長
を有するが、特に抄紙時の樹脂の歩どまりの悪さから紙
間強化という目的を充分達成することが困難であった。
化が行なえ、強化のための別工程を要しないという特長
を有するが、特に抄紙時の樹脂の歩どまりの悪さから紙
間強化という目的を充分達成することが困難であった。
一方、抄紙後に樹脂を含浸したものは適切な樹脂を充分
に含浸させれば紙間強化の目的は達成できるが、一般に
表面及び裏面への後加工、例えば印刷、板への接着等に
際して、表面平滑性、インキ密着性、接着剤の選択性等
の問題があった。
に含浸させれば紙間強化の目的は達成できるが、一般に
表面及び裏面への後加工、例えば印刷、板への接着等に
際して、表面平滑性、インキ密着性、接着剤の選択性等
の問題があった。
本発明者等は以上の事情に鑑み、表面が印刷、トップコ
ート等の後加工に対して適切な平滑性とインキ密着性を
有し、かつ裏面が通常用いられる接着剤に対して選択性
が少ない紙間強化紙を提供するものである。
ート等の後加工に対して適切な平滑性とインキ密着性を
有し、かつ裏面が通常用いられる接着剤に対して選択性
が少ない紙間強化紙を提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
すなわち本発明の要旨は、比較的低坪量の原紙の層内に
熱架橋性樹脂を含む水性樹脂を浸透させ、かつ裏面には
樹脂が浸透していない繊維質の層が残っており、更に表
面にはクレーコートが施されていることにある。
熱架橋性樹脂を含む水性樹脂を浸透させ、かつ裏面には
樹脂が浸透していない繊維質の層が残っており、更に表
面にはクレーコートが施されていることにある。
以下その内容を詳細に説明する。
本発明に用いられる原紙としては、坪量５０ｇ／ｍ２以
下の無サイズ紙ないしは低サイズ紙で、望ましくは坪量
２０ ｆ／ ／ ｍ”、〜４５ｇ／ｙｊの無サイズ紙で
クレム吸水度（ＪＩＳ、Ｐａ１４１ ）が１５闘／分以
上のものが浸透性の点から良い結果が得らね、る。浸透
させる樹脂としては、一般に紙間強化に寄与する熱架橋
性樹脂及びそれらを含有し、かつ、ロールコート、キス
コート、グラビアコート、ナイフコート、エアナイフコ
ート等の通常用いられる塗工方法で塗工可能なもの、例
えば架橋可能な官能基を有するアクリル、ゴムラテック
ス、ポリアミド、メラミン、尿素、フェノール樹脂やそ
の変性体が使用でき、こね２らの樹脂を熱可塑性樹脂重
合体等の水溶液に混合して用いる。
下の無サイズ紙ないしは低サイズ紙で、望ましくは坪量
２０ ｆ／ ／ ｍ”、〜４５ｇ／ｙｊの無サイズ紙で
クレム吸水度（ＪＩＳ、Ｐａ１４１ ）が１５闘／分以
上のものが浸透性の点から良い結果が得らね、る。浸透
させる樹脂としては、一般に紙間強化に寄与する熱架橋
性樹脂及びそれらを含有し、かつ、ロールコート、キス
コート、グラビアコート、ナイフコート、エアナイフコ
ート等の通常用いられる塗工方法で塗工可能なもの、例
えば架橋可能な官能基を有するアクリル、ゴムラテック
ス、ポリアミド、メラミン、尿素、フェノール樹脂やそ
の変性体が使用でき、こね２らの樹脂を熱可塑性樹脂重
合体等の水溶液に混合して用いる。
熱架橋性樹脂を水性樹脂に混合するのは紙の一方の面に
繊維質の層を残すために重要であり、この混合樹脂の濃
度を原紙のクレム吸水度（、Ｔ Ｉ ５ｐ８１４１）に
合わせて調整することによって浸透度を調節できる。
繊維質の層を残すために重要であり、この混合樹脂の濃
度を原紙のクレム吸水度（、Ｔ Ｉ ５ｐ８１４１）に
合わせて調整することによって浸透度を調節できる。
接着に必要な紙の層の厚さは１０〜２０μ程度で十分で
あり、紙の吸水度と樹脂の最適濃度との関係は、一般的
な紙含浸用のアクリルエマルジョン／メラミン−７０１
５０の系を例にとると次表のようになる。
あり、紙の吸水度と樹脂の最適濃度との関係は、一般的
な紙含浸用のアクリルエマルジョン／メラミン−７０１
５０の系を例にとると次表のようになる。
※ 紙間強度を保持できない。
表面に施すクレーコートは、熱可塑性樹脂又は熱架橋性
樹脂又はその混合物をバインダーとし、これに体質顔料
、着色用の顔料等を混合したものを、通常の塗布方法に
よって施すもので、その塗布量は１２〜１８ｇ／ｍ”（
固形分）が適当である。
樹脂又はその混合物をバインダーとし、これに体質顔料
、着色用の顔料等を混合したものを、通常の塗布方法に
よって施すもので、その塗布量は１２〜１８ｇ／ｍ”（
固形分）が適当である。
（作用）
熱架橋性樹脂を含む水性樹脂の濃度を原紙のクレム吸水
度に合わせて調整することによって樹脂の浸透度を調節
し、それによって原紙の片面に樹脂カ浸透していない繊
維質の層を残しているので、強化紙を基材に貼り合わせ
る際に接着剤がこの繊維質の層に浸透して接着力を発揮
できるので、酢酸ビニル系、尿素ホルムアルデヒド系等
の安価な接着剤も含めて任意の接着剤の使用が可能とな
る。
度に合わせて調整することによって樹脂の浸透度を調節
し、それによって原紙の片面に樹脂カ浸透していない繊
維質の層を残しているので、強化紙を基材に貼り合わせ
る際に接着剤がこの繊維質の層に浸透して接着力を発揮
できるので、酢酸ビニル系、尿素ホルムアルデヒド系等
の安価な接着剤も含めて任意の接着剤の使用が可能とな
る。
又、原紙の他の一面にはクレーコートを施し、カレンダ
ーをかげるので、その表面は非常に平滑↑生 になっており、印刷連記が格段に向上する。
ーをかげるので、その表面は非常に平滑↑生 になっており、印刷連記が格段に向上する。
（実施例）
坪量４０９／ｎＸの無サイズ紙（クレム吸水度２１ｍｍ
）の表面より、アクリルエマルジョンとメラミン・ホル
ムアルデヒド樹脂及びその硬化剤を固形分比で８５：１
５：０．６の割合で混合した組成物をその樹脂濃度を６
２％に調整し、エアナイフコーターを用いて固形分で１
６９／ｒｒｔ塗布し、１５０℃で３０秒間乾燥した後に
表面に更にアクリルエマルジョンをバインダーとするク
レーを同じくエアナイフコーターを用いて固形分で１５
ｇ／ｍ２塗布し、１６０℃で更に２０秒間乾燥した。
）の表面より、アクリルエマルジョンとメラミン・ホル
ムアルデヒド樹脂及びその硬化剤を固形分比で８５：１
５：０．６の割合で混合した組成物をその樹脂濃度を６
２％に調整し、エアナイフコーターを用いて固形分で１
６９／ｒｒｔ塗布し、１５０℃で３０秒間乾燥した後に
表面に更にアクリルエマルジョンをバインダーとするク
レーを同じくエアナイフコーターを用いて固形分で１５
ｇ／ｍ２塗布し、１６０℃で更に２０秒間乾燥した。
次にこれをカレンダーロールにかけてプレスして表面を
平滑化した後、セルロース系インキを用いてグラビア印
刷により木目柄を印刷し、更にその上にアクリルウレタ
ン系トップコート樹脂をグラビアコーターを用いて塗布
し、１７０℃で３０秒間乾燥して化粧シートを作製した
。この化粧シートを酢ビエマルジョン系接着剤を用いて
パーチクルボードの表面に貼り合わせて化粧板を作製し
た。
平滑化した後、セルロース系インキを用いてグラビア印
刷により木目柄を印刷し、更にその上にアクリルウレタ
ン系トップコート樹脂をグラビアコーターを用いて塗布
し、１７０℃で３０秒間乾燥して化粧シートを作製した
。この化粧シートを酢ビエマルジョン系接着剤を用いて
パーチクルボードの表面に貼り合わせて化粧板を作製し
た。
この化粧板は、セロテープ剥離試験でも全く剥離せず、
又、印刷された木目柄も再現性の良好なものであった。
又、印刷された木目柄も再現性の良好なものであった。
（発明の効果）
■ 熱架橋性樹脂が紙層内に浸透しているので紙間強度
が非常に犬さく、耐久性の大なる化粧紙を製造できる。
が非常に犬さく、耐久性の大なる化粧紙を製造できる。
■ 樹脂の浸透していない繊維質の層が残っているので
、任意の接着剤が使用できる。
、任意の接着剤が使用できる。
■ 通常の含浸紙、薄葉紙又はチタン紙と比較して印刷
適性が優れており、意匠的に優ねた化粧紙を得ることが
できる。
適性が優れており、意匠的に優ねた化粧紙を得ることが
できる。
Claims (1)
- 坪量２０〜５０ｇ／ｍ＾２の原紙の一方の面から他方の
面にかけて紙間強化用の樹脂が浸透している強化紙であ
って、浸透している樹脂が熱架橋性樹脂を含む水性樹脂
で、紙の一方の面には樹脂が浸透していない繊維質の層
が残っており、かつ、他方の面にはクレーコートが施さ
れていることを特長とする強化紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21177484A JPS6197498A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 強化紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21177484A JPS6197498A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 強化紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6197498A true JPS6197498A (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=16611367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21177484A Pending JPS6197498A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 強化紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6197498A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07268799A (ja) * | 1994-03-28 | 1995-10-17 | Nankai Plywood Kk | 化粧シート |
| WO1997015430A1 (en) * | 1995-10-23 | 1997-05-01 | Maecher Pictureproducts Pty. Limited | Laminated products |
| US6001490A (en) * | 1997-04-12 | 1999-12-14 | Kammerer Gmbh | Single-sided impregnated printing paper carriers |
| JP2003094593A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧紙及びそれを用いた化粧板の製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506806A (ja) * | 1973-05-30 | 1975-01-24 | ||
| JPS52124070A (en) * | 1976-04-12 | 1977-10-18 | Toppan Printing Co Ltd | Method of manufacture of decorative material |
| JPS53124576A (en) * | 1977-04-06 | 1978-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | Manufacture of decorative laminate |
| JPS57117699A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-22 | Chiyoda Gravure Printing | Production of decorative material |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP21177484A patent/JPS6197498A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506806A (ja) * | 1973-05-30 | 1975-01-24 | ||
| JPS52124070A (en) * | 1976-04-12 | 1977-10-18 | Toppan Printing Co Ltd | Method of manufacture of decorative material |
| JPS53124576A (en) * | 1977-04-06 | 1978-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | Manufacture of decorative laminate |
| JPS57117699A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-22 | Chiyoda Gravure Printing | Production of decorative material |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07268799A (ja) * | 1994-03-28 | 1995-10-17 | Nankai Plywood Kk | 化粧シート |
| WO1997015430A1 (en) * | 1995-10-23 | 1997-05-01 | Maecher Pictureproducts Pty. Limited | Laminated products |
| US6001490A (en) * | 1997-04-12 | 1999-12-14 | Kammerer Gmbh | Single-sided impregnated printing paper carriers |
| JP2003094593A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧紙及びそれを用いた化粧板の製造方法 |
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