JP3776559B2 - 化粧シートの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の内装、建具の表面化粧、戸棚や箪笥などの家具類等に使用される化粧シートとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の化粧シートは、基体として一般的に紙基体を使用し、これに印刷を施してなる印刷シートがそのまま用いられ、被着体の表面に貼り合わせて化粧板として使用されている。ところが、化粧シートを貼り合わせる被着体の中には、ホルムアルデヒドを発生させる材料が用いられているものが多く存在する。たとえば、木材合板、パーティクルボード、木質繊維板等を形成するための接着剤、FRPを構成する樹脂、あるいは、樹脂基体を構成する樹脂それ自体に尿素樹脂等のホルムアルデヒド発生物質が用いられている。従って、このような被着体に印刷シートをそのまま貼り合わせると、ホルムアルデヒドが室内等に放出され、室内の衛生環境を損なうことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、これらの被着体からのホルムアルデヒドの放出を防止する方法として数多くの提案がなされている。たとえば、酢酸ビニル系樹脂等のホルムアルデヒドを含まない樹脂を使用したり、尿素樹脂等のホルムアルデヒドを発生する樹脂の中に有機アミノ化合物からなるホルムアルデヒド捕捉物質を添加するなどの対策が採られているが、ホルムアルデヒドを含まない樹脂は接着力が弱いために、合板の場合には層間の接着力が不十分になる(特に初期接着力が弱い)という問題があり、パーティクルボード、木質繊維板、FRPの場合には強度等の物性が変わってしまうという問題がある。また、ホルムアルデヒド捕捉物質を被着体自体に添加して使用すると、価格が高くなる上に、出来上がったものの物性が変わる恐れがあるという問題点もある。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、有害なホルムアルデヒドの捕捉機能を有する化粧シートとその製造方法を提供することにあるが、ホルムアルデヒド捕捉作用のある物質としては有機アミノ化合物が代表的なものであり、ホルムアルデヒドの捕捉機能を有する化粧シートには、通常、有機アミノ化合物が含有されたホルムアルデヒド捕捉層が形成されていて、該ホルムアルデヒド捕捉層により、被着体等から放出されるホルムアルデヒドを捕捉するように設計されている。
【0005】
また、化粧シートには、木目柄やベタ柄、抽象柄等の装飾層が通常設けられると共に、さらに前記装飾層の保護および化粧シート表面の摩擦性や薬品性の向上から保護層が設けられているが、前記保護層は加工適性やコストや性能等の点からポリオール基を有する主剤にイソシアネート基を有する硬化剤で反応させる2液硬化型ポリウレタン系樹脂が広く用いられている。また、前記装飾層にも紙基体との接着性を向上させる目的で2液硬化型ポリウレタン系樹脂が用いられることもある。
【0006】
しかし、この2液硬化型ポリウレタン系樹脂で形成された保護層と有機アミノ化合物で形成されたホルムアルデヒド捕捉層とを有する化粧シートは、製造時において、2液硬化型ポリウレタン系樹脂の硬化剤であるイソシアネートと有機アミノ化合物のアミンが反応してウレタン単分子を形成し、ホルムアルデヒドを捕捉する機能を消滅させると共に保護層である2液硬化型ポリウレタン系樹脂が完全に硬化せずに化粧シート表面の摩擦性や薬品性が所期の耐性まで至らないといった問題が生じる。
【0007】
そこで本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、保護層あるいは装飾層の少なくとも一つの層に2液硬化型ポリウレタン系樹脂を用い、かつ、ホルムアルデヒド捕捉層に有機アミン化合物を用いた構成からなるホルムアルデヒドの捕捉機能を有する化粧シートの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、装飾層、保護層の少なくとも一つの層がイソシアネート基によりウレタン結合する樹脂からなり、紙基体の一方の面に前記装飾層を設けると共に、前記装飾層面全面に前記保護層を形成し、前記装飾層、前記保護層を硬化させて後に、前記紙基体の他方の面にホルムアルデヒド捕捉層を形成することを特徴とする化粧シートの製造方法である。このように製造することにより、紙基体の一方の面に形成した2液硬化型ポリウレタン系樹脂の装飾層あるいは保護層中にイソシアネートが未反応物として残存する量を極小にすることができ、その結果紙基体に浸透し他方の面に設けられたホルムアルデヒド捕捉層のアミンとの反応を極小にすることができる。また、通常、化粧シートは製造時においてはロール状であるために、紙基体の一方の面に設けた保護層と他方の面に設けたホルムアルデヒド捕捉層が接触することになるが、この場合においても、保護層中の未反応のイソシアネートが極小であり、ホルムアルデヒド捕捉層のアミンとの反応を極小にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
紙基体としては、上質紙、薄葉紙、和紙、クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏ボード紙などが使用される。これらの紙基体は単体あるいは2層以上の積層体のいずれでもよい。
【0012】
紙基体の表面に設ける装飾層は、インキ絵柄層や金属層の模様からなる装飾層形成、凹凸模様形成等がある。
【0013】
インキ絵柄層により模様を形成する場合には、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷等のような周知の印刷法を用いることができるが、描画でも差し支えない。絵柄層は硝化綿/アルキッド系、セルロース系、塩化ビニル系、塩化ビニルー酢酸ビニル系、アクリル系、アクリルポリオール系、エステル系、ウレタン系等のビヒクルと顔料または染料からなるインキを任意の模様状に形成してなる。模様の例としては、木目、石目、布目、皮紋、文字、図形等の木目柄、抽象柄、全面ベタ等がある。
【0014】
金属層による模様は、アルミニウム、クロム、金、銀、銅等の金属を真空蒸着するなどして形成する。金属層は全面に形成してもよく、あるいは、模様状等のパターンで部分的に形成してもよい。
【0015】
凹凸模様を形成する方法としては、ヘアライン加工、サンドプラスト加工、エンボス加工等により、基体に凹凸形状からなる凹凸模様を形成する。
【0016】
エンボス加工は、熱プレス方式の枚葉または輪転式エンボス機を用い、加熱し軟化した紙基体の表面にエンボス版を押圧し、該エンボス版表面の凹凸形状を賦形することにより凹凸模様を形成する方法である。このエンボス加工により形成する凹凸模様としては、木目導管溝、木目木肌、石材表面凹凸、布帛の表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン等を表現したもの、または、それらを組み合わせたものが挙げられる。また、該凹凸模様の凹部には必要に応じて周知のワイピング法により着色インキが充填される。該着色インキとしてはウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂その他の常用のビヒクルに顔料または染料を加えたものを選択使用するが、2液硬化型の密着性、耐溶剤性の良好なものが好ましい。また、ワイピングは、ドクターブレード法、ロールコート法等、従来から使用されているワイピング法のいずれによってもよい。これらの方法により、凹凸模様全面に着色インキを塗工し、その後に凸部のインキを掻き取り、凹部に着色インキを残留せしめる。また、紙基体と装飾層の間に、必要に応じて紙基体と装飾層の接着強度を向上させる易接着プライマー層を設けてもよい。
【0017】
次に、前記装飾層の上、すなわち、化粧シートの最表面には、化粧シートを磨耗、水、薬品等の影響から保護することを目的として、透明樹脂からなる保護層が形成されている。この保護層を形成する樹脂としては、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂、2液硬化型ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂等が用いられるが、加工性、コスト、性能等の点から2液硬化型ポリウレタン樹脂が通常よく用いられる。前記保護層を形成する方法としては、前記樹脂のビヒクルに添加剤等を加えて混練りした塗工液をグラビア印刷、ロールコート、ナイフコート等のような周知の塗工法で塗工することにより形成することができ、塗工量としてはドライ時に1〜5g/m2 が適当である。また、必要に応じて顔料や染料等を加えて着色してもよい。
【0018】
次に、ホルムアルデヒド捕捉層は、硝化綿/アルキッド系、セルロース系、塩化ビニル系、塩化ビニルー酢酸ビニル系、アクリル系、アクリルポリオール系、エステル系等の溶剤タイプやエマルジョンタイプのビヒクルにホルムアルデヒド捕捉作用のある物質と添加剤等を任意に加えて混練りした塗工液を紙基体に塗布あるいは含浸することにより形成することができる。ホルムアルデヒド捕捉作用のある代表的な物質は有機アミノ化合物であり、たとえば、尿素、エチレン尿素、プロピレン尿素、5ーヒドロキシプロピレン尿素、5ーメトキシプロピレン尿素、5ーメチルプロピレン尿素、パラバン酸(グリオキザールモノウレイン)、4,5ージメトキシエチレン尿素、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、2ーヒドラゾベンゾチアゾールもしくはその誘導体、ジシアンジアミド等のアミン類、アミド類、イミド類などが挙げられる。また、必要に応じて水酸化アンモニウムを添加してもよい。さらに、上記ホルムアルデヒド捕捉物質をシリカ、タルク、クレー、活性炭、ゼオライト、セピオライト等の無機質系粉末に担持させたものであってもよい。
【0019】
しかしながら、紙基体に装飾層と保護層を形成する際に、装飾層あるいは保護層の少なくとも一つの層がイソシアネート基によりウレタン結合する樹脂で形成されている場合においては、前記イソシアネート基によりウレタン結合する樹脂が硬化する前、すなわち、硬化の進行途上にある段階で、有機アミノ化合物からなるホルムアルデヒド捕捉層を紙基体に形成すると、ウレタン結合する前のイソシアネート(未反応のイソシアネート)と有機アミノ化合物のアミンが反応してウレタン単分子を形成し、ホルムアルデヒドを捕捉する機能を低下させると共に保護層であるポリウレタン系樹脂が完全に硬化せずに化粧シート表面の摩擦性や薬品性あるいは紙基体と装飾層の接着強度が所期の耐性まで至らないといった結果になる。
【0020】
また、有機アミノ化合物からなるホルムアルデヒド捕捉層が前もって形成された紙基体を用いた場合においても、前記紙基体に装飾層あるいは保護層の少なくとも一つの層がイソシアネート基によりウレタン結合する樹脂で形成される化粧シートにおいては前項と同様な結果になる。
【0021】
そこで、本発明は、紙基体に有機アミノ化合物からなるホルムアルデヒド捕捉層が形成されると共に該紙基体の表面に装飾層あるいは保護層の少なくとも一つの層がイソシアネート基によりウレタン結合する樹脂で形成された化粧シートを製造する場合、紙基体の一方の面に装飾層を設け、前記装飾層面全面に前記保護層を形成して後に、装飾層あるいは保護層の少なくとも一つの層に設けられたイソシアネート基によりウレタン結合する樹脂を熱乾熟成等の処理を施して硬化させることにより、未反応のイソシアネートをほぼ皆無にして後に、前記紙基体の他方の面に有機アミノ化合物からなるホルムアルデヒド捕捉層を形成することにより、ホルムアルデヒドを捕捉する機能を有すると共にポリウレタン系樹脂が完全に硬化した表面の摩擦性や薬品性に優れた保護層あるいは紙基体に強固に接着した装飾層を有する化粧シートを得ることができる。
【0022】
【実施例】
上記の本発明について、以下に実施例をあげて、更に詳しく説明する。
実施例1
斤量30g/ m2 の薄葉紙の一方の面にニトロセルロース系インキにて木目模様絵柄層をグラビア印刷法で形成すると共に、木目柄模様絵柄層面全面に2液硬化型ポリウレタン樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法で表面保護層を形成し、40°Cで48時間熱乾熟成して後に、前記薄葉紙の他方の面にホルムアルデヒド捕捉物質である六員環の飽和環状第二アミンのピペリジンを担持したクレーを10%添加したニトロセルロース系塗工液をグラビア印刷法で印刷して、ホルムアルデヒド捕捉層を形成した化粧シートAを作製した。
比較例1
斤量30g/ m2 の薄葉紙の一方の面にニトロセルロース系インキにて木目模様絵柄層をグラビア印刷法で形成すると共に、木目柄模様絵柄層面全面に2液硬化型ポリウレタン樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法で表面保護層を形成して後に、継続して前記薄葉紙の他方の面にホルムアルデヒド捕捉物質である六員環の飽和環状第二アミンのピペリジンを担持したクレーを10%添加したニトロセルロース系塗工液をグラビア印刷法で印刷して、ホルムアルデヒド捕捉層を形成した化粧シートBを作製した。
【0023】
比較例2
斤量30g/ m2 の薄葉紙の一方の面にニトロセルロース系インキにて木目模様絵柄層をグラビア印刷法で形成すると共に、木目柄模様絵柄層面全面に2液硬化型ポリウレタン樹脂の塗工液を用いてグラビア印刷法で表面保護層を形成して化粧シートCを作製した。
【0024】
前記化粧シートA、BおよびCをラワン材単板相互を尿素樹脂系接着剤で貼合せた2.5mm の木質合板の両面に、前記化粧シートA、BおよびCのホルムアルデヒド捕捉層を形成した面ないし紙基体面を木質合板側にして、エチレンー酢酸ビニル系接着剤を用いてそれぞれ貼り合わせた化粧板を作製した。
【0025】
上記の実施例1、比較例1および2で作製した化粧シートA、BおよびCを用いた化粧板を日本農林規格に定めるホルムアルデヒド定量試験に準じて実施し、その結果を表1にまとめて示した。
【0026】
【表1】
表1からも明らかなように、本発明の製造方法で作製されたホルムアルデヒド捕捉層を有する化粧シートAを用いた化粧板は、木質合板から発生するホルムアルデヒドを捕捉している効果が認められたが、ホルムアルデヒド捕捉層を有する化粧シートBを用いた化粧板は、ホルムアルデヒド捕捉層のない化粧シートCを用いた化粧板に比較すると木質合板から発生するホルムアルデヒドを捕捉している効果は認められるものの、化粧シートAの効果には及ばない結果となった。よって、本発明の製造方法で作製された化粧シートAの優秀性が確認された。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の化粧シートは、木質合板等から発生するホルムアルデヒドを有効に捕捉することができると共に、本発明の化粧シートは、本発明の製造方法で製造することによりホルムアルデヒドを有効に捕捉する性能を有するものである。
Claims (1)
- 装飾層、保護層の少なくとも一つの層がイソシアネート基によりウレタン結合する樹脂からなり、紙基体の一方の面に前記装飾層を設けると共に、前記装飾層面全面に前記保護層を形成し、前記装飾層、前記保護層を硬化させて後に、前記紙基体の他方の面にホルムアルデヒド捕捉層を形成することを特徴とする化粧シートの製造方法。
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