JPH02151427A - 多孔性基材及び接着テープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業との利用分野〉 本発明は多孔性基材、貼省材及び接着テープに関するも
ので、更に詳しくは目的とする被着体Ｏの表面に確実に
追従させて接着剤等で貼り付けることがでさ、しかも不
要になり友ときは＃１＃等なく美臘に剥がすことができ
る多孔性基材、貼着材及び接着テープを提供するもので
ある。

〈従来技術とその解決課題〉 従来、多孔性基材を予め表面に形成し７ｔ！Ｉｋ′：Ｒ
剤膚或いは貼着時に何れかの少なくとも一万に塗着し次
接着剤層にて１１１’体面に貼り付け、目的終了と共に
剥がす用途に前記基材を萌用する場合は。

一般に叩解し几木材パルプと合成短繊維糸等とを混抄し
、これにブチルゴムのｇｌ＠合成ゴム類を拘−に含浸固
着させてなる多孔性基材が用いられる。

しかして、このように剥離ｔ−目的とする用途に多孔性
基材ｔ０２！用する場合１合成ゴム類の含浸量が少なす
ざると、該基材が剥ｌ１１時の接着強度に抗しきれず、
裂は之す破断したりするという問題があり１反対に含浸
量を多くすると物理的強度は着しく同上し、前記の問題
点は解消されることが多いが、多孔性基材の剛性もまた
著しく向上するために、被着体面に追従せず、浮きなど
の問題が生じるｔのである。とりわけ、前記基材の表面
に予め常温で感圧接着性ｔ−有する接着剤Ｉ−を設けて
テープ状になし、これを塗装作業時のマスキング材とし
て用いると、剛性＜起因する浮きが形成され。

この浮き部分に塗料が浸入し、直線状の巌出しを行うこ
とができないという問題がある。

従って本発明の目的は、接着剤ｔｍ　ｔ−用いて被着体
面へ貼り付ける際に、被着体の表面に良好に追従させて
貼り付けることができ、目的終了後に２ける剥離時には
裂はヤ破断なく剥離作業が行える多孔性基材、貼着材及
びＷ！看テープを提供するものである。

く課題を解決するための手段〉 本発明の目的は、ｄ雌状物質からなる多孔！１．博葉材
料にゴム及び／又ｒｊ会既樹脂類が含浸されて２す、且
つ咳含浸量ｒｆｉ第一の表１−側が第二の表ノー側より
も多い多孔性基材とすることにより達成さ几る。

本発明の実施に当って用いらルる多孔性薄葉材料として
は、クラフト紙、クレープ紙、和紙などの繊維状物質か
らなる厚さ１５〜３Ｌ）０μ溝　の紙材が挙げられるが
、好ましくは繊維状物質が叩解し之木材ハルフト、ポリ
ビニルアルコール（ビニロン）、ポリアミド（ナイロン
〕、ポリエステルポリエチレン、ポリプロピレン　ポリ
ウレタンポリ塩化ビニル　ポリ塩化ビニリデン、ポリア
クリロニトリルの如き合成短−維、セルロースの如き半
合成短−維、レーヨンの如き再生短−維とを混抄してな
る和紙である。

このような多孔性薄葉材料には、天然ゴム、合成インプ
レンゴム、インブチレン・イソグレンゴム（ブチルゴム
）、スチレンブタジェンゴム、アクリルゴムなどのゴム
及び／又はアクリル系樹脂などの合成樹脂類を主成分と
する溶剤系又は水分散系ｔｅｌ剤が、第一の表ノー側と
第二の表ｊ−側即ち表裏向のＴＩ！ｌ！固看量が異なる
ように浸漬、ｍｓなどの手段を用いて含浸固着される。

第一の表層側と第二の表層側との含浸量ｔよ１例えば第
二の表ノー側よＯ第１　（Ｄｌｌｌ−側へ順次含浸量を
多くする力為、或いは多孔注目＋Ｈ１！材料の厚み方向
における任意の位置で区分けし、−万ｍｋ多くし他方１
０Ｊ２少なくすることによって、異ならしめることがで
きる。こ几らの含浸量分布は、含浸剤中の固形分−度を
目的とする含浸量となるように調整し九同種又は異種の
含浸剤を夫々の表面から塗布含浸し友り、含浸剤を一万
の表面から塗布含浸後他方の表面側から吸引等の物理的
刺激を与えて含浸剤を偏在させ７？、すすることにて可
能である。

しかして、抄紙の工程中に＞Ｖｈて操作ｔ−加え。

多孔性薄葉材料の第一の表ノー側と第二の表１ｆｌ＊と
の一維状＠質のＭ度を異ならしめ、こ几に含浸剤を含浸
せしめることによって、ｍ雄状物質密度の高い表ノー側
に多鐘の含浸剤が固着させ１反対に密度の低い表ｊ−側
に少量の含浸剤が固着させることＶＣよって言浸ｔｔｌ
″異ならしめることができる。密度ｋＡならしめるには
、別々に抄紙しｔもの全界面が１刺で＠ないよ５Ｖこ抄
き合せて一体的に貼り会せ几９．−維状物質の比重金利
用して工程中にノー分離状Ｍを構成させて略二層状に抄
紙したり。

或いは抄紙後加熱加圧などの外的要因を付、７ＪＯさせ
て一万調の′！！ｊ度を高め次すして１坪盪比で９：１
〜４：６の割合となるように仕とげるのが好筐しいもの
である。

第一の表層＠（含浸量の多い表層側）と第二の表ｆｔ１
１９ｊＡｃ含浸童の少ない表層側）との厚さ比は。

多孔性薄葉材料ｔ−ｍ成する繊維状物質の材質及び坪量
、を浸剤の材質及び含浸量などによっても異なるが、全
体の厚みを１ｕｌｌとすると、ｉ＃！−の表１−１Ｉ：
第二の表ｊ−側＝５：９５〜８０：２ｔ）、好ましくは
ＩＬＩ　：　９０〜７Ｌ）：３０．実用的には６０：４
０〜４０：　６０の範囲とされる。前記薄葉材料のＩ−
間強度が強い場合にはｌ−間に未含浸部分を含んでいて
もよい。

含ａｔは、薄葉材料の坪量及び材料などによっても異な
るが、固形分で２〜３　Ｌ）　１１／ｒｌ　、好ましく
は３〜ｌ　５１７ｒｌの範囲とさ几る。含浸量が２　、
！ｌ？７１禾膚であると目的とする含浸効果が得ら几ず
、３０１１／ｒｌ　？ｔ：超えると不経済であるばかり
か、剛性が強すざて目的とする追従性が得られないので
好筐しくないものである。

このように構成してなる多孔性基材は、ＷＪ−の表ｔｔ
ｔｉ側が第二の表Ｓ＊より含浸剤の含浸固肴麓が多くな
さルでいるので、第二の表ノ＃１側に比して第一の表Ｊ
ｉＩＩ側の物理的強度が大きいものである。

該多孔性基材を用いて、壁紙などの貼着材を作るに際し
ては、第二の表Ｊｆ１面に要すれば′Ｆ池処理金施して
から絵柄等を印刷、うξネートなどの手段上用いて設け
て作られ、第一の表層側に予め或いは貼着時に接着剤塗
布〃ロエを施す′ことｌＣ工って壁面に貼着される。

ま友、塗装作業時のマスキングを目的とする接着テープ
を作るに際しては、第二の表ＪＩｉｌＩ面にポリ酢酸ビ
ニル系エマルジョン、ポリアクリル系エマルジョンなど
のバックサイズ剤を建設後、この表面にシリコーン系樹
脂、長鎖アル中ルエステル樹脂などの非又は弱接肴性樹
力旨ノーを背面処理剤１−として設け、第一の表層面に
常温で感圧接着性をイする物質等全常法にて塗設し、こ
ｎ２０−ル状に庵回することりこよって得られるもので
ある。

く効果〉 本発明の多孔性基材は、第一０表層側を第二の表）１側
より含浸剤の含浸型を多くして、物理的強度を強くし２
しかも第二の表層側の存在により剛性が抑制さｎている
ので、第一の表層ｉｊＩ！ｌを介して？Ｂ！、看体面に
貼着するときの追従性にすぐ几、浮きなく貼り付けでき
、しかも剥離時は第一〇表／１ｌｉｌｌ１１のｖｌＪ理
的強度が強い之めに裂は友り、散所し之りすることなく
剥がせるという特徴’Ｌ［する。

ま九、該基材を貼着材として用いると貼ｔ）替え作業が
間車であるという特徴がめる。

さらに、該基材をマスキングテープの支持体として用い
ると、追従性に起因して浮きなく貼着でき、その結果塗
装作業に２いて良好な巌出し性を有し、しかも剥離が間
車であるとい９特徴を有する。

〈実施例〉 以下本発明の実施例上水す。

実施例 叩解し九木材パルプとビニロン短繊維糸とｔ−１：ｌＣ
）、４１１合で配合し、第１表に示す坪量比で抄き合ぜ
て総坪量３０９／−の和紙を得た。

一方、含浸剤としてブチルゴムｔｏｔ１ｇ％トルエン浴
液を用意し、これを前記和紙に固形分で４Ｉ／ゼとなる
ように含浸塗布して、多孔性基材を得次。この基材の各
面の表面ｌ−間強度は第１表に示す通りである。

次にこの基材の坪量の大きい側のｆｉ面（以下Ａ面とい
う）に常法にて天然ゴム系感圧性接着剤Ｊ−（厚さ３０
μ鳩）を設け、他方の坪量の小さい側の表面（以下３面
という）ＶＣ，ポリ酢酸ビニルエマルジョン（固形分８
Ｉ／ゼ）を塗布乾燥し、この上面にさらに弱逆讐性樹脂
ノー（厚さ０．５〜１μ鴨）を設けてロール状の接涜テ
ーグｔ−得之。このテープの長さ方向引張強度及び耐裂
は性ｒｉ第１表に示す通りである。

第１表 第−表中の比較例は、実施例資料−１の和紙に含浸処理
をしていないものを便用した。

第１表中の！２２Ｉ／ゼ強度は、ベークライト板に多孔
性基材ｆ：測測定ようとする面を表側にして貼り付け１
次にこの露出面に市販の接着テープを貼り合せ、このテ
ープ’１３０（１１１１／分（ａｔ２３−ＣＸ６５％Ｒ
６Ｈ）の速度で１８１Ｊ度剥嘔を行い、／［！！１破壊
開始時の強度の値を求め友。

ま７？、、耐裂は性は１幅１８７１ｍに切所し比接−テ
ープをベークライト板に２Ｋｌｉｌゴムローラで一任復
圧看して貼り付けて８０℃で６０分１ｍ　７ＪＯ熱し１
次にこｎｔ−ｕ℃で１２＃間放ｍ後、υ℃の雰囲気中で
約３　Ｌｌ　ｕ　ｉｕ／秒の速度で１８０度剥＃１！を
行い、目視に工９裂けを判別し友。

本発明の多孔性基Ｎｔ−用い之接着テープは、前述のマ
スキング用以外に、追従性良好、耐裂は注良好という特
性を活かし２例えば封緘用。包装用。

食品等の結束用などにもＭ用である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、繊維状物質からなる多孔性薄葉材料にゴム及び／又
   は合成樹脂類が含浸されており、且つ該含浸量は第一の
   表層側が第二の表層側より多いものである多孔性基材。 ２、請求項１記載の多孔性基材において、第二の表層面
   に絵柄等を設けてなる貼着材。 ３、請求項１記載の多孔性基材において、第一の表層面
   に接着剤層を設けてなる接着テープ。