JPS61108653A - 重合体組成物 - Google Patents

重合体組成物

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JPS61108653A
JPS61108653A JP23023084A JP23023084A JPS61108653A JP S61108653 A JPS61108653 A JP S61108653A JP 23023084 A JP23023084 A JP 23023084A JP 23023084 A JP23023084 A JP 23023084A JP S61108653 A JPS61108653 A JP S61108653A
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JP
Japan
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polymer
latex
syndiotactic
polybutadiene
dispersion
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JP23023084A
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English (en)
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Toshio Ono
寿男 小野
Masao Yoshizawa
吉沢 正夫
Nobuyuki Ito
信幸 伊藤
Mitsuhiko Sakakibara
満彦 榊原
Eitaro Okuya
奥谷 栄太郎
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JSR Corp
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、重合内水分散液および/又は重合体溶液と結
晶性シンジオタクチック−1,2−ポリブタジエンの水
分散液とを予め混合した後共凝固または脱溶媒すること
によって得られる結晶性シンジオタクチック−1,2−
ポリブタジエンが均一に混った重合体組成物に関するも
のである。
「従来の技術」 結晶性のシンジオタクチック−1,2−ポリブタジエン
(以下シンジオタクチック1.2BRと称す。)をシス
−1,4−ポリブタジエンに分散させた補強性重合体組
成物の製造方法としては特公昭49−17666、特開
@55−29535や特開昭55−31802などが知
られてお夛、耐屈曲性の優れたゴム弾性体として使用さ
れている。しかし該重合体組成物の製造方法としては特
公昭49−17666の如きシス−1,4−ポリブタジ
エンを製造した後に結晶性シンジオタクチック1 、2
8Rを重合する方法では、単量体がブタジェンのように
共通する場合は比較的容易に製造することができるがシ
ス−1,4−yjeリイソグレンゴムに結晶性シンジオ
タクチック1,28Hの混った重合体組成物ヤエチレン
ープロピレンー第三成分共重合体ゴムに結晶性シンジオ
タクチック1.2BHの混った重合体組成物を製造する
場合、使用する単量体が異なるために同一のプラントに
て製造すると未反応モノマーが互いに混合するなど未反
応モノマ−の回収が実質的に極めて困難である。
また特開昭55〜29535の如くシンジオタクチック
1.2BRとゴムの有機溶媒の溶液にて混合する方法は
、シンジオタクチックl、2BHの融点が高いため溶解
するのに高温に加熱する必要があ夛、シンジオタクチッ
ク1.2BRのグル化等をひき起し変質する。また一旦
重合した重合体を再溶解させる等の工程が必要であシ、
工業的方法としては好ましくない。
また特開昭55−31802の如く、重合体溶液と結晶
性シンジオタクチック1,2BRのスラリーを混合して
重合体組成物を製造する場合溶媒の種類が異なりた場に
は、回収溶媒の分離槽Illが困難になる。またスラリ
ー状の重合体を混ぜるために生じた重合体組成物中の結
晶性シンジオタクチック1.2BRの粒径が大きく補強
効果が充分得られない。
また特開昭55−31802の比較例■の如く粉末状結
晶性シンジオタクチック1.2BRをプラベンダー等で
重合体にトライブレンドによシ混ぜる方法では、粉末の
形態に依存し予め結晶性シンジオタクチック1.2BR
を微粉末にしておかなければ、充分補強効果が得られな
いという欠点を有している。更にはこれらのいずれの方
法においても、シンジオタクチック1.2BHの粒子径
を任意の大きさに制御することはきわめて困難だという
欠点を持っている。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、予めシンジオタクチック1.2BHの粒子径
を重合の段階において調節することが可能で、重合体組
成物中に分散させるシンジオタクチック1.2BHの粒
子径を任意に制御することを可能とするものである。
更には他の重合体の水分散液および/又は有機溶剤溶液
と均一に混合されるため重合体中に予め粒子径の制御さ
れた結晶性シンジオタクチック1゜2BRが均一に分散
されるので重合体組成物において従来の方法に比べて充
分なる補強効果を発揮するものである。
本発明者は鋭意検討を行ない、結晶性シンジオタクチッ
ク1.2BRラテツクスを他の重合体の水分散液および
/または有機溶剤溶液に混ぜた後、共凝固もしくは脱溶
媒することによって、結晶性シンジオタクチック1.2
BHの微粒子が均一に分散もしくは混合した重合体組成
物の製造に成功した。
「問題点を解決するための手段」 すなわち、本発明は結晶性シンジオタクチック−1,2
−ポリブタジエンを含有する水分散液と他の重合体の水
分散液および/または有機溶剤溶液とを均一に混合し、
固化してなることを特徴とする重合体組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。本発明において使用さ
れる重合体水分散液としては、乳化重合によって得られ
る合成ラテックス以外に天然ゴムラテックスの如き天然
ラテックス、さらに再乳化によって得られる人造ラテッ
クスを使用することができる。
乳化重合によって得られる合成ラテックスとしては、ス
チレン−ブタジェン共重合体ラテックス、?リプタジエ
ンラテックスポリクロログレンラテックス、プリ(メタ
)アクリル酸エステルラテックス、アクリロニトリル−
ブタツエン共重合体ラテックスなどのゴム質重合体のラ
テックスポリアクリロニトリルラテックス、ポリ(メタ
)アクリル酸エステルラテックスなどのアクリル樹脂ラ
テックス、ポリエチレン−酢酸ビニル共重合体ラテック
ス、ポリ酢酸ビニルラテックスなどの酢酸ビニル系ラテ
ックスアクリロニトリループタゾエンーステレン共重合
樹脂ラテックス、アクリロニトリル−スチレン共重合体
ラテックス、ポリスチレンラテックスなどのスチレン系
樹脂ラテックスポリ塩化ビニルラテックスなどを挙げる
ことができる。
人造ラテックスとしては、ポリシス−1,4−イソプレ
ンラテックス、ポリシス−1,4−ブタジェンラテック
ス、ポリエテンンーグロピレンージエン共重合ゴムラテ
ックスなどのゴム質重合体のラテックス、ポリエチレン
やポリエチレン等のプリオレフィンのラテックス、ポリ
エステルラテッシス、ポリウレタンラテックスなどを挙
げることができる。
また本発明において使用される重合体溶液としては、シ
ス−1,4−ポリイソプレン、l、2−ポリブタノエン
樹脂、シス−1,4−ポリブタジエン、エチレンーグロ
ピレン共M合体、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリ
X、a−″I!ンタジェン、トランス1,4−ポリイン
グレンなどのゴム質重合体、ポリスチレン、スチレン−
メチル(メタ)アクリレート共重合体、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体などのスチレン系樹脂アクリロニ
トリル−メチル(メタ)アクリレート共重合体、ポリメ
チルメタアクリレート、ポリアクリロニトリルなどのア
クリル樹脂スチレン−ブタジェンプロ、り共重合体、ス
チレンーブタノエンースチレンブロック共重合体、スチ
レンーイソルンースチレン共重合体などの芳香族ビニル
−共役ジエンプロ、り共重合体、ポリエチレンオキシド
、Iリテトラヒドロフラン、ポリオキシメチレン、ポリ
フェニレンエーテルなどのポリエーテル、ポリエチレン
テレフタレートなどのポリエステル、各種ナイロン等の
ポリアミド、ポリウレタン、ポリアセタール、ポリカー
ボネートなどの有機溶剤による溶液を挙げることができ
る。
有機溶剤としては ベンゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン、などの炭化水素化合物、メタノール、エタノ
ール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
などのエーテル類、ジオキサン、THFなどのエーテル
類、フェノール類酢酸メチルなどのエステル類、 クロロホルム、四塩化炭素、塩化メチレン等の含ハロr
ン化合物、 DME’、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、二硫
化炭素、DMSOなどの含イオウ化合物などをあげるこ
とができる。重合体と溶媒との組合せは特に限定するも
のではない。
本発明において使用されるシンジオタクチ、り1.2B
Rを含有する水分散液は例えば特願昭59−14222
1や特願昭59−142222や特願昭59−1628
73、特願昭59−176757の如き方法によりて得
られる水分散液を好適に使用することができ、好ましく
は懸濁状もしくは乳化ラテックス状の重合体を用いるこ
とができる。
その製造法の一例を示せば、(4)コバルト化合物と(
B)周期律表第■族〜第■族の金属の有機金属化合物も
しくは水素化物とを、前記囚コバルト化合物に対して1
〜1000倍モルの(C)共役ジエン化合物の存在下に
おいて接触させて得られる第1の触媒成分溶液を乳化剤
の存在下において水中に乳化分散させ、ついで共役ジエ
ン単量体ならびにΦ)二硫化炭素、フェニルインチオシ
アン酸およびキサントダン化合物の群から選ばれた少く
とも一種の化合物よシなる第2の触媒成分を加えて重合
することによ)シンジオタクチック1.2−BRの水性
乳化分散体を製造することができる。水に分散した重合
体の平均粒子径は通常100μmから0.01μ、、t
FFましくは50〜0.0111m、更に好ましくは1
0μmから0.01μmである。又固形分濃度は3%以
上60%以下が好ましい。
本発明は結晶性シンジオタクチック1.2BH重合体の
水分散液を他の重合体の水分散液又は他の重合体溶液と
混合した後、共凝固および/または脱溶媒することによ
って達成される。結晶性シンジオタクチック1.28H
の水分散液と他の重合体ラテックスとの混合方法は通常
ラテックスの混合釦用いられも程度の攪拌で充分である
。また結晶性シンジオタクチック1.2BHの水分散液
と他の重合体溶液との混合は通常の攪拌程度では不充分
なことが多く強いせん断力のかかるホモミキサー等を用
いることが好ましい。
以上の様にして混合した水分散液の凝固方法としては混
合水分散液に希硫酸や塩化カルシウム水溶液等の通常の
ラテックスの凝固剤を加えることによって達成される。
添加方法を逆にして凝固剤に混合水分散液を加えても良
い。凝固時には効果的な攪拌をするととくよって凝固し
た重合体の粒径を調節することができる。結晶性シンジ
オタクチック1.2BHの水分散液と他の重合体溶液と
の混合物から重合体を得るにはアルコール等によシ凝固
を行なってもよい。また凝固剤を加えた後スチームスト
リッピングを行ない溶媒を除くことによっても目的とす
る粒子径のシンジオタクチック1.28Rが均一に分散
する重合体組成物は得られる。
本発明において、シンジオタクチ、り1 、2−BRと
ゴム状重合体とを組合せた組成物は、ゴム質重合体のモ
ジュラス、硬度、引張強度等を向上させることができ、
カーボンブラックやシリカなどのフィラーと同様の補強
効果を有する。しかも該フィラーよシも比重が小さ込の
でゴム配合物の軽量化も同時にできる。また押出加工性
に優れ、押出されたゴム成形品のニップがきれいなもの
が得られる。更に、他の乳化重合−リマーや天然ゴムラ
、テククス等との複合化も容易にできる。
またシンジオタクチック1,2−BRとABS樹脂等の
スチレン系樹脂とを組合せた組成物は、表面の光沢を抑
えた艶消し成形物を得ることができる。
またポリグロピレン等のポリオレフィンとを組合せた組
成物は、耐衝撃性と被塗装性を改良したものが得られる
マタスチレンープタノエンースチレンブロック共重合体
などのブロック共重合体、ポリエステル系熱可里性エラ
ストマー、ポリウレタン系熱可塑性ニジストマーなどと
シンジオタクチック1.2BRとを組合せた組成物は、
該エラストマー等の耐屈曲性、耐摩耗性の改良を行なう
ことができる。
本発明の組成物には、上記脱水もしくは脱溶媒処理の前
および/または後忙充填剤、顔料、老化防止剤、加硫剤
などの各種添加剤を配合することができる。本発明によ
って得られる重合体組成物はその重合体がゴム状の場合
は、カーボンブラックやシリカ等のフィラーと混合し、
イオウ、加硫促進剤等のゴム薬を用いるととによって、
タイヤ、履物、防振ゴム窓枠等に使用することが出来る
またカーボンプラ、りやシリカ等の無機フィラーを使用
することなくカラータイヤや明色加硫ゴムとして利用す
ることができる。
又重合体が樹脂状の場合は樹脂例えばABS樹脂等のつ
や消しや1,2ポリブタジエン樹脂やエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂等の軟質樹脂の剛性率の向上を図るこ
とができる。
重合体と結晶性シンジオタクチックl、2BHの好まし
い割合は重合1$100部に対し、1部以上200部以
下である。結晶性シンジオタクチック1.23Hの割合
が1部よシ少ないと効果が低く実用的でないまた200
部以上では加工性が悪くなシ好ましくない。
また本発明の重合本組成物は上記以外にも各覆合酸コ9
ム合成樹脂(例えばポリオレフィン系、スチレン系、ポ
リエーテル系、/ ’)エステル系、?リアミド系など
)と混合して使用することもできる。
「実施例」 以下、本発明の実施例について述べるが、本発明がこれ
らに限定されるものではない。なお、「部」および「%
」は重量部および重量%を表わす。
実施例1 (シンジオタクチック1,2Iリブタジエンラテ。
クスの調製) 予め窒素置換した容量1000ゴのオートクレーブにコ
バルトオクチル酸0.25モルフtのシクロヘキサン溶
液を240t/入れた後磁気回転子を入れ打栓した。ブ
タジェン104ゴを加えた後磁気回転子をはげしく回転
させながら温度θ℃でトリイソブチルアルミニウム1.
0モル/1のシクロヘキサン溶液を180d加えた。約
60分間反応させた後、さらに吸収助剤としてn−ヘキ
サデカンを4404添加し、第1の触媒成分溶液を得た
この第1の触媒成分溶液400ゴ、窒素ガスを十分に吹
込んだ水(以下「N2バブリング水」という。)400
 Qm、ラウリル硫酸ナトリウム80.9を混合し、窒
素ガス雰囲気下、ホモジナイザー(15M型マ/トンガ
ウリン社iA)によって第1の触媒成分溶液を0.2〜
0.6μmの粒径となるよう乳化分散させた。この乳化
液をs s o71!/と夛、容量7tのオートクレー
ブに入れ、N2バブリング水3200mと、ブタジェン
54ovtを加えた。
次に第2の触媒成分として二硫化炭素1モル/lのn−
へキサン溶液を40m1添加し、温度30℃で1時間重
合した。得られたラテックスは重合収率が96チ、固形
分が7.5チ、重合体粒子の粒径が0.2〜0.7μm
(平均粒径は0.4μmである。測定法は動的光散乱法
(モデル/N4 Coulter社製)によった。)で
あった。このラテックスは長時間静置しても分離せず安
定であった。得られた重合体を回収、乾燥し、その赤外
吸収スペクトルを求めたところ、1,2−ポリブタジエ
ンの吸収と一致し、1.2−ビニル結合の含有量は97
%であった。また示差走査熱量計による融点は200℃
であった。
(試料の調製) 上記の方法によって得たシンジオタクチック1゜2BR
ラテツクス670Iと固形分が20%の5BR1500
番のラテックス500Iを加え充分攪拌の後塩化カルシ
ウム20Fを溶解、させた熱水1tを加え凝固を行なっ
た後熱水にて3回重合体を洗浄した。重合体を60℃の
真空乾燥機にて4日間乾燥したところ146gの重合体
を得た。
(加硫ゴム評価) 配合表−1 加硫促進剤とイオウを除く重合体等を予め小型バンバリ
ーミキサ−にて冷却水温70℃の条件で5分間混練した
後、ロールにて加硫促進剤とイオウを加えた。
150℃にて30分加硫を行なった後引張試験を実施し
た。
比較例1 シンジオタクチ、り1,2BRを含まない5B1150
0番を用いて同様に加硫し引張試験を実施した。
本発明によって得られた加硫ゴムは優れた引張強度を示
すことが判った。
比較例2 実施例1で得たシンジオタクチック1 、2BR100
ONに塩化カルシウム101を含む熱水1000dを加
え凝固した後実施例1と同様に処理し、粉末状の重合体
を70.9得た。
配合表 2 実施例1と同様に配合表2の処方に従って加硫を行なっ
た。結果を表1に示した。
実施例2 実施例1の処方にて試作したシンジオタクチ。
り1,2BRラテックス800gと固形分20%の5B
R1500番ラテックス22511と固形分60%の天
然ゴムラテックス75.9を加え充分攪拌した後実施例
1と同様に凝固および乾燥を行なった。
重合体を148I得た。実施例1の配合処方にカーボン
ブラック50部を加え加硫を実施した。
引張試験結果を表1に示す。引張強度の優れた高硬度ゴ
ムとして有用であることが判る。
実施例3 (シンジオタクチック1 、2BRのNRクシ−ラテッ
クスの調製)予め窒素置換した容f300ゴの耐圧ピン
にコバルトオクチル酸0.2モル/リッターのn−ヘキ
サン溶液を25ゴとシクロヘキサン36プおよびブタジ
ェン8.5コを入れ氷水にて冷却しながらトリインブチ
ルアルミニウム0.5モル/リッターのn−ヘキサン溶
液30m/をゆりくシと加え一時間攪拌を続けた。この
様にして調製した触媒溶液を1tオートクレーブに入れ
、予め窒素バブリングした水500.!ijとドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム10gを加え、ホモジナ
イザー(15M5Mマントンガラリン)にて分散粒子7
5? 0. Os〜0.2μmの分散体となる様に調製
した。調製した分散体を5tオートクレーブに移し、予
め窒素・ぐプリングした水2tと天然ゴムラテックス5
00.F(天然ゴム310I相尚)を加え攪拌しつつ、
ブタジェン200Iを加えた。約30分間攪拌の後二硫
化炭素IM/Lのn−ヘキサン溶液を5ゴ加え20℃に
で1時間重合を行なった。
(試料の調製) この様にして得た重合体ラテックスから未反応ブタノエ
ンを除去した後、天然ゴムラテックス5ooyを加え攪
拌した後5チ塩化カルシウム水溶液を加え重合体を凝固
させた。実施例1と同様に後処理を行ない732yの重
合体組成物を得た。
(シンジオタクチック1.28R含量15.3重量%)
得られた重合体の収量よシ、ブタジェンの転化率は56
チ(112,9)であった。またDSCによ)重合体組
成物の融点は195℃であった。重合体をトルエンに溶
解し、不溶部分をKBr法によ)赤外吸収スペクトルを
測定したところ910の−1に強いビニル結合に基づく
吸収を認めた。
得られた重合体組成物を配合表−1の処方に従い混練の
後150℃にて10分加硫を行なった。
結果を表1に示した。
カーボンブラックの如き補強性フィラーを用いなくても
充分強度の優れた加硫ゴムが得られることが判る。
実施例−4 (試料の調製) EPDM (日本合成ゴム社製EP96)のヘキサン溶
液(固形分5%)2800gと実施例1にて試作したシ
ンジオタクチック1.2BRラテツクス1341(固形
分7.54 )をホモミキサーにて混合しつつ、1%塩
化カルシウム水溶液100プをゆっくシと加えた。充分
攪拌混合の後スチームを入れヘキサンを蒸発させ、重合
体クラムを得た。
60℃にて真空乾燥を行ない152.9の重合体を得た
上記の重合体を配合表−3の配合に従って混線を行ない
加硫シートを得た。実施例1と同様に引張試験を行ない
表1に結果を示した。
配合表−3 実施例5 ポリブタジェンゴムを20チ含むアクリロニトリル、ブ
タジェン、スチレン共重合体樹脂ラテックス(固形分3
0%)5kgと実施例1と同じ処方によシ得たシンジオ
タクチック1.2BRラテツクス(固形分7.5%)1
.6kli+とを混合の後、実施例1と同様に処理し1
620、.9の重合体を得た。この重合体を射出成形し
、表面光沢を測定したところ表面光沢は40%を示し、
光沢は低下し艶消し外観を有しまた光沢むら、表面荒れ
もなく表面外観も良好であった。一方シンジオタクチッ
ク1,2?リプタジエンを含有しないアクリロニトリル
−ブタジェン−スチレン共重合体樹脂の表面光沢は90
チでらった。
なお、表面光沢の測定はスガ試験機株製デジタル変角光
沢計UGV−4Dを用い、入射角600での反射光の測
定を行なった。
「発明の効果」 以上から明らかな如く本発明は結晶性シンジオタクチッ
ク1.2BRが他の重合体と均一に混合されるため、該
重合体中に予め粒子径の制御された結晶性シンジオタク
チック1.28Rが均一に分散されるので例えばゴム状
重合体との組成物において従来の方法に比べて充分なる
補強効果を発揮するものである。
またABS樹脂などを用いた場合には、該樹脂の艶消し
効果を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶性シンジオタクチック−1,2−ポリブタジ
    エンを含有する水分散液と他の重合体の水分散液および
    /または有機溶剤溶液とを均一に混合し、固化してなる
    ことを特徴とする重合体組成物。
  2. (2)他の重合体がゴム質重合体である特許請求の範囲
    第1項記載の重合体組成物。
  3. (3)他の重合体がスチレン系樹脂である特許請求の範
    囲第1項記載の重合体組成物。
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