JPS61107862A - フアクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、同一内容の電文を複数の宛先へ送信可能な
同報通信機能及び私書箱通信機能を有するファクシミリ
蓄積交換装置に関するものである［発明の技術的背景］ 従来、・斯種のファクシミリ装置においては、電文の最
上欄に送信元の情報が現われるように送信元情報を送出
していた。このように構成することにより、受信機（電
文を受信するファクシミリ装置をいう。〉においては電
文毎に送信元を確認でき便利なものである。特に、ファ
クシミリ蓄積交換装置を介して電文が配信されたときな
どには、本当の発信元を知り得るので便利なものである
。

［背景技術の問題点］ これに対して、宛先に関しては送信側で知っていれば十
分なものと考えられ、特別な処理はされていなかった。

しかし、同報通信の場合には、受信側で同一内容の電文
の宛先が必要となる場合がある。例えば、同一内容の電
文を受は取った一つの受信機から、当該電文を受は取っ
た他の受信機へ間合せ、打合せ、更に関連する文章等の
原稿を送出したいときがある。また、どの宛先が同一電
文を受信したかを知って、何らかの新たな処理を行なう
場合がある。このようなときに、宛先情報が受信側へも
たらされると都合が良いものである。

［発明の目的］ 本発明は上記のような要望に基づいてなされたもので、
その目的は宛先情報を送出するファクシミリ蓄積交換装
置を提供することである。

［発明の概要］ そこで本発明では、電文毎の宛先情報が記憶される記憶
部を設け、電文の送信時に該電文の宛先情報を該電文と
ともに送出するようにファクシミリ蓄積交換装置を構成
し、上記目的を達成したものである。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第２図は本発明の実施例のファクシミリ蓄積交換装置１
と、ファクシミリ装置５１　、６２　、・・・からなる
システムのブロック図である。ファクシミリ蓄積交換装
置１にはＣＰＵ２が含まれ、このＣＰＵ２が各部を制御
する。ＣＰＵ２には通信制御装置３が接続され、ＣＰＵ
２はこの通信制御装置３を介してファクシミリ装置６１
　、６２　、・・・と電文の送受を行なう。また、ＣＰ
Ｕ２には、蓄積部４と記憶部５とから接続されている。

蓄積部４１．：は、電文が格納され、記憶部５には、電
文毎の宛先情報が格納されている。従って、ファクシミ
リ蓄積交換装置１の通信制御装置３はファクシミリ装置
の機能を実行し、ＣＰＵ２と蓄積部４と記憶部５とは電
文の蓄積管理の機能を実行している。

例えば、ファクシミリ装置６１から電文が送信されると
、通信制御装置３がこれを受は取りＣＰＵ２へ送出する
。ＣＰＵ２はこれに電文ＩＤを付して蓄積部４へ格納す
る。また、ＣＰＵ２は通信制御装置３を介してファクシ
ミリ装置６１から上記電文に関する宛先情報を、上記電
文ＩＤがインデックスとなるように、記憶手段５へ格納
する。ＣＰＵ２は実際にはコンピュータで構成され、プ
ログラムに基づく処理で所要の機能を実現するものであ
るが、ここでは第１図のような機能ブロックから成るも
のとして説明する。

第１図において、第２図と同一番号を付した構成要素は
第２図と同一の構成要素である。７は判別手段を示す。

この判別手段７は、宛先ＩＤと電文ＩＤとが与えられる
と、電文ＩＤに基づいて記憶部５をサーチし、記憶部５
に格納されている当該電文に関する全情報を読み出し、
当該宛先に下線が付されるようにし、全情報を電文編集
手段８へ送出する。ところで、記憶部５には、第１図に
示されるように、電文ＩＤ情報をインデックスとして、
送信元情報通番情報、ボックス番号情報。

宛先情報７通信種別情報、パスワード情報等が格納され
ている。電文編集手段８には、タイマ部９キャラクタジ
ェネレータ１ｏ、フォーマットテーブル１１が含まれて
いる。電文編集手段８は判別手段７から情報を受は取る
と、タイマ部９を参照して月２日２時２分、曜日情報を
読み出し、上記情報とともに、キャラクタジェネレータ
１０により画信号化する。更に、電文編集手段８は電文
■Ｄに基づいて、蓄積部４から電文（ここでは画信号と
する）を読み出し、これとキャラクタジェネレータ１０
から出力された画信号とを、フォーマットテーブル１１
を参照して所定のフォーマットの電文に編集し、これを
送出する。フォーマットテーブル１１には、キャラクタ
ジェネレータ１０から出力された画信号を電文の先頭に
配置し、かつ各情報を第３図に示すような順で一列に配
置するように指示するフォーマットが格納されている。

以上のように構成されたファクシミリ蓄積交換装置１か
ら送信される電文の先頭に付加された情報が受信機にお
いて記録され出力された例を第３図に示す。第３図（Ａ
＞は、個別同報通信がなされた場合の情報の記録例であ
る。ここで、■に示されている情報は時２分情報で、１
２時１０分を示す。■に示されている情報は月７日情報
で７月２６日を記す。■に示されている情報は曜日情報
で火曜日を示す。■に示されている情報は発信元情報で
、ＩＤｔｆｉＯＯｌのファクシミリ装置から発信された
ことを示す。■に示されている情報は通信種別情報で、
同報通信であることを示す。■に示されているのは、宛
先情報であり、当該受信機のＩＤが００２であることが
下線によって示されている。■に示されているのは、宛
先情報であり（ない時はブランクとする）ＩＤが００３
〜ＯＯ６のファクシミリ装置へ当該電文ＩＤの電文と同
一内容の電文が送信されていることを示す。Ｏに示され
ているのは、通番情報であり、１２３通信目を示す。第
３図（Ｂ）は、グループ同報通信がなされた場合の情報
の記録例である。第３図（Ａ）と異なるのは■である。

■に示されているのは、宛先情報の特殊なものであり、
グループ７７７（対応する複数のファクシミリ装置のＩ
Ｄはオペレータに既知である。）のファクシミリ装置へ
送信されることを示す。第３図（Ｃ）は、私書箱通信が
なされた場合の情報の記録例である。私書箱通信とは、
ある宛先に対する電文を一括して蓄積しておき、宛先か
らの呼び出しに応じて蓄積しである電文を送出する通信
である。この例で第３図（Ａ）（Ｂ）と異なるのは、■
と■である。■はボックス番号情報であり、９９番を示
す。［株］はパスワード情報であり、パスワード１２３
４によって私書箱内の電文を読み出し得ることを示す。

このような情報が電文の先頭に配されて記録されて出力
されることにより、ファクシミリ装置６１．６２・・・
のオペレータは、宛先情報やパスワードをただちに操作
ボタンの操作に使用できる態様で（数字で）知ることが
でき、これを使用して必要な間合せ、打合せ、更に関連
する文章の送信や、パスワードを用いて後日私書箱通信
する際に確認する等に使用でき便利なものである。

尚、実施例では、電文が画信号であることにしたが、キ
ャラクタコードであっても良い。この場合、電文編集手
段８のキャラクタジェネレータ１Ｇは不要である。また
、宛先情報はＩＤでなく電話番号データであっても良い
。更に、現に電文が送信される宛先の宛先情報は、下線
を付す以外に、枠で囲んだり、白黒部分を反転させたり
特殊な態様で表示しても良い。また、最大宛先を５とし
たが第３図（Ｄ＞のように文字を２行にして宛先を表示
して５良い。さらに本発明ではキャラクタ−ジェネレー
タにより画信号を作成するようにしているが通信制御装
置が生データをＣＰＵからもらい画信号を編集する方法
もある。又、原稿を受信した段階で、本発明の文字を作
成し、該当端末へ送る時に、下線等をつける方法もある
。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、電文に宛先情報が
付加されて送信されるので、受信機のオペレータはこれ
を用いて必要な処理を行なうことができ便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部ブロック図、第２図は
本発明の一実施例を含むファクシミリ通信システムのブ
ロック図、第３図は本発明により送信された情報が受信
機にて記録された例を示す図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一内容の電文を複数の宛先へ送信可能な同報通
   信機能を有するファクシミリ蓄積交換装置において、電
   文毎の宛先情報が記憶される記憶部を設け、電文の送信
   時に該電文の送信情報を該電文とともに送出するように
   構成してなるファクシミリ蓄積交換装置。
2. （２）複数の宛先が存在するときは、宛先情報をすべて
   送出することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ファクシミリ蓄積交換装置。
3. （３）宛先情報中の現に電文を送信している宛先が、残
   りの宛先と異なる態様の記録画となつて出力されるよう
   に宛先情報を構成して送出することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項または第２項記載のファクシミリ蓄積交
   換装置。
4. （４）宛先情報は、ＩＤコードまたは電話番号データで
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項
   いずれかに記載のファクシミリ蓄積交換装置。