JPS61106653A - 水添ブロツク共重合体含有組成物 - Google Patents

水添ブロツク共重合体含有組成物

Info

Publication number
JPS61106653A
JPS61106653A JP22757484A JP22757484A JPS61106653A JP S61106653 A JPS61106653 A JP S61106653A JP 22757484 A JP22757484 A JP 22757484A JP 22757484 A JP22757484 A JP 22757484A JP S61106653 A JPS61106653 A JP S61106653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
weight
parts
present
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22757484A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shiraishi
雅夫 白石
Masahiro Goto
正広 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP22757484A priority Critical patent/JPS61106653A/ja
Publication of JPS61106653A publication Critical patent/JPS61106653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l亘立直1 本発明は、低温耐11!il性および耐熱変形性に優れ
、相剥離現象がなく、成形加工性が良好な水添ブロック
共重合体含有組成物に関する。
近年、自動車部品、家電部品等の用途に於いて、低温耐
衝撃性、耐熱変形性や成形加工性等の観点より、ポリプ
ロピレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂とオレフィン系
共重合体ゴムのブレンド物、ポリプロピレン系樹脂とポ
リエチレン樹脂とオレフィン系共重合体ゴムのブレンド
物、あるいはこれらのブレンド物に更に各種の無機フィ
ラーをブレンドした種々の組成物が提案され、使用され
る様になった。
しかしながら、これらの組成物は、自動車部品や家電部
品の用途に於いて、とりわけ、成形加工に於【プる段階
のでの塗装時の耐熱性変形性(一般に120℃で加熱)
と製品の使用時に於いて要求される低温耐衝撃性の二つ
の性能を同時に十分満足するものではなかった。つまり
、この二つの性能はこれらの組成物に於いて相反する性
質のものであり、例えば、耐熱変形性を向上させるべく
態様フィラーを添加すれば、低温耐衝撃性を犠牲にする
ことになるのである。
そこでこの点を改良する方法として、耐熱変形性に秀れ
た樹脂、即ち、エンジニアリングプラスチックをベース
とした組成物が提案されている。
例えば、特開昭53−138456号、同53−138
458号公報などで開示された方法がある。
しかしながら、これらエンジニアリングプラスチックを
使用した組成物に於いては、耐熱変形性、低温耐衝撃性
、成形加工性に秀れるもの)相剥離現象が発生し、成形
品の外観を悪くするなどの間)′11   ゆ、、0.
工。、え。ユ。ゆい58.4〜ヶ、−6エンジニアリン
グプラスチツクとエラストマー成分との親和性が悪いと
いうことが主因と思われる。
発明の概要 要  旨 そこで、本発明者らは、上記問題点の改良を目的として
検討を重ねた結果、水添ブロック共重合体と熱可塑性ポ
リエチレンおよび(または)ポリカーボネートを必須成
分とする組成物にカルボン酸基またはその誘導体基を含
ませることによって、低温耐衝撃性、耐熱変形性、成形
加工性等に秀れ、且つ、相剥離現象の少ない成形品を得
ることを見出し本発明を完成させた。
従って、本発明による水添ブロック共重合体含有組成物
は、下記(a)〜(13)の各成分からなり、(a)成
分5〜95重量%および(b)成分95〜5重量%の合
計量100重量部に対し、(c)成分0〜200重走部
、(d)成分O〜100重団部および(e)成分0.0
1〜10!量部を含むこと、を特徴とするものである。
(a)  一般式 %式%) (ここで、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体
ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー性重合体ブロ
ックであり、nは1〜5の整数である。)で表わされる
ブロック共重合体の水素添加誘導体 (b)  熱可塑性ポリエステルまたはポリカーボネー
ト若しくは両者の混合物 (c)  ポリオレフィン (d)  非芳香族系ゴム用軟化剤 (e)  不飽和カルボン酸またはその無水物旌−1 本発明組成物によれば、上記の目的が達成される。ずな
わら、本発明組成物によれば、低温耐衝撃性、耐熱変形
性、成形加工性等に秀れ、しかも相剥離現象の少ない成
形品が得られる。
本発明の組成物は、成分(a)〜(e)を必須若しくは
任意成分として含んでなるものである。
成  分 (a) 本発明で用いられる成分(a)は、一般式がA + B
 −A )。で表わされるブロック共重合体を水素添加
処理して得られる水素添加誘導体である。こ)で、上記
一般式において、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の
重合体ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー性重合
体ブロックであり、nは1〜5の整数である。
重合体ブロックAを構成する単量体のモノビニル置換芳
香族炭化水素は、好ましくはスチレンであるが、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエンその他の低級アルキル置
換スチレン、ビニルナフタレン等も用いられる。重合体
ブロックBにおける共役ジエン単量体はブタジェン若し
くはイソプレンが好ましく、また、両者の混合物でもよ
い。重合体ブロックBを形成するためにブタジェンが単
一の共役ジエン単量体として用いられる場合には、ブロ
ック共重合体が水素添加されて二重結合が飽和された後
にエラストマー性を保持しているためには、ポリブタジ
ェンブロックにおけるミクロ構造中1,2−ミクロ構造
が20〜50%となる重合条件を採用することが好まし
い。より好ましくは1,2−ミクロ構造が35〜45%
のものである。
ブロック共重合体中の重合体ブロックAの重量平均分子
Φは5.000〜125,000.重合体ブロックBの
それは15.000〜250.000の範囲にあること
が好ましい。
これらのブロック共重合体の製造方法としては、数多く
の方法が提案されている。′代表的な方法としては、例
えば特公昭40−23798号公報明m占に記載された
方法があって、リチウム触媒またはチーグラー型触媒を
用いて不活性溶媒中でブロック共重合を行なわせる。
これらのブロック共重合体の水素添加処理は、例えば特
公昭42−8704号、同43−6636号あるいは同
46−20814号等の各公報明amに記載された方法
により、不活性溶媒11     中で水素添加触媒の
存在下に水素添加することに′1    よ・で行われ
る。この水素添加では、重合体ブロックB中のオレフィ
ン型二重結合の少なくとも50%、好ましくは80%以
上、が水素添加され、重合体ブロックA中の芳香族性不
飽和結合の25%以下が水素添加される。このような水
素添加されたブロック共重合体の一つとして、シェル・
ケミカル社よりrKRATON−Gjという商品名で市
販されているものがある。
成  分 (b> 本発明で用いられる成分(b)の一つは、熱可塑性ポリ
エステルである。これは、ジカルボン酸またはそのアル
キルエステルまたはこれらの無水物誘導体をグリコール
と縮合させるなどの方法により公知技術を用いて製造す
ることができる。ジカルボン酸は、芳香族ジカルボン酸
であることが好ましい。
ポリエステルの例としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ボリブOピレンテレフタレートおよびボリブタレン
テレフタレートなどがあり、好ましくは、ポリブチレン
テレフタレートが用いられる。これは、1,4−ブタン
ジオールとジメチル    1テレフタレートまたはテ
レフタル酸との縮合により公知技術により製造され得る
ものであって、下記の一般式を有する。
(式中、nは70〜140である。) ポリブチレンテレフタレートは、結晶性を有し、分子m
は通常20.000〜25,000程度であり、融点は
232〜267℃である。このようなもの)例の一つと
して、エンジニアリングプラスチック社より「バロック
ス」という商品名で市販されているものがある。
成分(b)の他の一つはポリカーボネートである。これ
は、ビスフェノールAを原料として公知技術で製造され
て、下記で表わされる構造を持つものを代表例とする芳
香族ポリカーボネートを主体とするものである。
本発明で対象とするポリカーボネートは、上記の代表的
なもの)外に、ビスフェノールA以外のジオキシ化合物
(芳香族のものが好ましい)をジオキシ化合物成分とす
−るもの(単独重合体)、ビスフェノールAとそれ以外
のジオキシ化合物成分とするもの(共重合体)、および
エステルなどとのへテロ結合共重合体などの共重合体、
ならびにこれらのポリカーボネートの粒子にスチレンな
どのビニルモノマーを含浸させて重合させた変性ポリカ
ーボネートをも包含するものである。
本発明で用いられるポリカーボネートの例として、三菱
瓦斯化学社より「ニーピロン」という商品名で市販され
ているものがある。
成分(b)として熱可塑性ポリエステルを単独であるい
はポリカーボネートを単独で使用しても良く、またこれ
らを任意の割合で併用することもできる。
本発明の組成物に於いて、成分(a)に対する成分(b
)の割合は、成分(a)が5〜95重量%に対し、成分
(b)が95〜5重量%である。
成分(a>はエラストマー状の耐w撃性付与成分である
ので、上記範囲を下回ると、特に低温耐衝撃性が著しく
損われ、上記範囲を超えると耐熱変形性が劣る。好まし
い配合割合は、成分(a>10〜90車聞%に対し成分
(b)90〜10重量%である。更に好ましくは、成分
(a)15〜80重量%に対し成分(b)85〜20重
量%である。
成分(a)および(b)は、成分(e)で変性されてい
る可能性がある(詳細後記)。
成  分 (c) 本発明で用いられる成分(c)すなわちポリオレフィン
は、必要に応じて使用できる成分である。
これを使用する目的は、例えば、成形加工性の改良など
である。
本発明で用いられるポリオレフィンとは、過半中量の炭
素原子2〜5個のα−オレフィンから導かれる単独重合
体および共重合体である。
[1!□・(ポリオレフィンの例としては、低密度ポリ
エチレン、中Naポリエチレン、高密度ポリエチレン、
アイソタクチックポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポ
リ4−メチル−1−ペンテン等があげられ、これらを1
種または2種以上同時に使用することができる。
これらのポリオレフィンの中でアイソタクチックポリプ
ロピレンやプロピレンと他の少量のα−オレフィンとの
共重合体が最も好適に用いられる。
共重合体の例として、プロピレン−エチレン共重合体、
プロピレン−1−ブテン共重合体、プロピレン−1−ヘ
キセン共重合体、プロピレン−4−メチル−1−ペンテ
ン共重合体をあげることができる。
用いられるポリプロピレンは、MFR(ASTM  D
−12381条件)が0.1〜50g/10分の範囲の
ものが好ましい。
成分(c)の配合mは、成分(a)と(b)の合計fi
1100重量部に対して200i1!闇部まで、好まし
くは100重量部まで、である。成分(c)の配合層が
200重世部を超えると成分(a)と(b)の相対的な
配合割合が低くなり、耐熱変形性と低温耐衝撃性のバラ
ンスが悪くなる。
成分(c)も、成分(e)で変性されている可能性があ
る(詳t7IA後記)。
成  分 (d) 本発明で用いられる成分(d)すなわち非芳香族系ゴム
軟化剤は、必要に応じて使用できる成分である。これを
使用する目的は、例えば成形、加工性(特に流動性)の
改良である。
成分(d)としては、非芳香族系の鉱物油または液状も
しくは低分子量の合成軟化剤が適している。一般にゴム
の軟化、増容、加工性向上等に用いられるプロセスオイ
ルまたはエクステンダーオイルと呼ばれる鉱物油系ゴム
用軟化剤は、芳香族環、ナフテン環およびパラフィン鎖
の王者が組合わさった混合物であって、パラフィン鎖の
炭素数が全炭素中50%以上を占めるものがパラフィン
系と呼ばれ、ナフテン環炭素数が30〜45%のものが
ナフテン系、また、芳香族炭素数が30%より多いもの
が芳香族系とされる。本発明の成分(d)として用いら
れる鉱物油ゴム軟化剤は、上 〜記の区分でナフテン系
およびパラフィン系のものが好ましく、芳香族炭素数が
30%以上の芳香族系のものは、前記成分(a)との組
成において分散性の点で好ましくない。これらの非芳香
族系ゴム用軟化剤は、たとえば、37.8℃における動
粘度が20〜500cst、流動点が−10〜−15℃
および引火点が170〜300℃を示す。
成分(d)の配合層は、成分(a)および(b)の合計
量100重最部に対して100重量部まで、好ましくは
50重量部まで、である。成分(d)の配合mが10C
1ffi部を超えると、機械的物性、特に低温耐VfI
撃性、が大巾に低下する。
【−立ユ旦上 本発明の組成物は、上記成分に加えて必須成分(e)と
して、不飽和カルボン酸またはその無水物を含む。不飽
和カルボン酸は、成分(a)〜(d)の一つまたは二つ
以上にグラフト結合させた形で存在するか、単に存在す
るか、の何れの形でも良い。グラフ1〜結合は、通常は
成分(a)または成分(c)について行なわれる。
不飽和カルボン酸をグラフト結合させる方法として、ア
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ハイミック酸、あ
るいはこれらの無水物などを用いて、好ましくは、無水
マレイン酸を用いて、例えば、特公昭58−43426
号、特開昭58−19376号各公報転量示された方法
を適用することができる。この様にしてt7られたもの
は、通常、不飽和カルボン酸濃度は0.01〜10重量
%のものである。
坦監羞遣゛ 本発明の組成物は、上記成分以外に本発明の効果を茗し
く損わない範囲で他の成分を加えることができる。例え
ば、本発明組成物は、溶融混線可能な樹脂成分を含むこ
とができる。この場合の樹脂成分はそれ自身として本発
明組成物に配合することができる外に、成分(a)〜(
c)の変性剤としてこれらに予め配合された形で本発明
組成物に導入することができる。たとえば、アクリロニ
、9′・、   “”1°7″”> −2%Ii>EX
@@@@、 ;gリブチレンテレフタレート、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン、ポ
リアミド、ポリ7セタール、ボリスヂレン、ポリフェニ
レンオキシドなどのポリマーを配合した変性ポリカーボ
ネートを成分(b)として使用することによって、本発
明組成物をこれらポリマーを含むものとすることができ
る。本発明組成物は、また、タルり、シリカ、炭酸カル
シウム、マイカ、クレー、ガラス繊維等の無機フィラー
類や、抗酸化剤、顔料等の着色剤、耐候安定剤などを含
有することができる。
且羞」し1鼠り 本発明の組成物を得る方法として、次の方法が取り得る
。(1)構成成分をカルボンl基またはカルボンMW導
体基を含む単m体により予め変性させておき、次いで、
これらの成分(場合によっては未変性成分も加え)をヘ
ンシェルミキサー等で坩−に混合して、プラスチック等
通常用いられる方法、例えば、−軸押出機、二軸押出機
等の混線機を使用して、組成物を得る。(2)カルボン
酸基またはカルボンFIiM導体基による変性と各々構
成成分の混線を同時に(1)と同様の混線機を用いて行
う。
艶1」し先杜浬 本発明の組成物は一般に熱可塑性樹脂で用いられる成形
法で容易に成形可能であって、射出成形、押出成形、ブ
ロー成形などの方法によって各種の成形物とすることが
できる。
本発明の組成物の使用分野は、自動車部品、家電部品に
用いられ、具体的用途として、バンパー、フェンダ−、
モール、エンブレム、などの自動車外装部品、インスト
ルメントパネル、コンソールボッシスなどの自動車内装
部品が挙げられる。
実  験  例 本実施例および比較例において適用した試験法は下記の
通りである。
(1) 曲げ弾性率 JIS  K−7203(2) 
引張強伸度 JIS  K−71132号ダンベル 引張速度50顯/分 (3) アイゾツト衝撃値 JIS  K−7110 モールドノツチ 一40℃で測定 (4) 相剥離現象 下記の射出成形条件にて成形を行ない、成形品表面の目
視により、相剥離現象(デラミネーション)について下
記の基準で分類評価した。
評  価 はとんどなく良好なもの : 0 少し認められるもの : Δ 著しく認められるもの : X i見圭皇 成形m       5.5オンス インラインスクリユータイプ 射出出力     500Kg/d 射出温度     240℃ 金型温度      40℃ 金   型         100×100×2 t
(単位: m ) (5〉 成形加工性 上記成形条件での成形時にショートショットや著しくフ
ローマーク笠の不良がない場合を良好と評価した。
本実施例および比較例で用いた各成分は下記の通りであ
る。
1)成分(a)ニ ジェルケミカル G 1 6 5 2 J  ( B rookfiel
d粘度:550cps、20重量%トルエン溶液、77
° F) 2)成分(b) −I : エンジニアリングプラスチック社製 [バロックスPBT310J  (ポリブチレンテレフ
タレート、比重:1.3)3)成分(b) −II : 三菱瓦斯化学社製「ニーピロン S ”’      3000J(、j<!Jカー;1:*
ー1.、、1、2、融点230℃) 4)成分(c): 三菱油化社製[ノーブレン MH4J (ポリプロピレン ホモポリマー、 MFR:5s/10分) 5)成分(d): 出光興産社製「ダイアナプロセスオイ ル PW90J  (パラフィン系オイル、動粘度:9
5.54cst  (40℃)、平均分子量:539) 6)無水マレイン酸: 三菱化成社製 7)有機過酸化物: 上薬ヌーリー社製「カヤヘキサ ADJ(2.5−ジメ
チル−2,5ジ山ert−ブチルパーオキシ)ヘキサン
) 8)抗酸化剤: ・ チバガイギー社製[イルガノックス 1010J  (テトラキス[メチレン−   13−
 (3’ 、5’ −ジーtertーブチル=4′ーヒ
ドロキシフ・エニル)プロピオネート1メタン) 上記成分を第1表に示す配合組成にて次の方法により混
合・混練して、組成物を得た。
(1) 実施例1、5及び比較例1で用いた方法 全ての配合物を同時にスーパーミキサーにて混合し、池
貝鉄工社製二軸押出機を用い、設定温度250℃にて混
練して、ペレット化した。
(2) 実施例2、3、4、比較例2、3および4で用
いた方法 先ず、成分(a)と成分(d)とをスーパーミキサーに
て混合し、次いで残りの成分を加え、スーパーミキサー
にて混合の後、(1)と同様の条件でペレット化した。
(3) 実施例6で用いた方法 先ず、成分(a)と成分(d)とをスーパーミキサーに
て混合し、次いで無水マレイン酸、有機過酸化物および
抗酸化剤を加え、スーパーミキサーにて混合の上、上記
の二軸押出機を用い、設定温度250℃にて混練してペ
レット化した。これに更に成分(b)を加え、上記と同
じ方法にて混練してペレット化した。
(4) 実施例7で用いた方法 先ず、成分(a)と成分(d)とをスーパー麺キサ−に
て混合し、次いで無水マレイン酸、有機°過酸化物およ
び抗酸化剤を加えてスーパーミキサーにて混合のうえ、
上記と同じ方法でペレット化した。一方、成分(b)と
無水マレイン酸および有機過酸化物とを混合のうえ、同
じ方法でペレット化した。両ベレットを所定割合にて混
合のうえ、上記と同じ方法でペレット化し、組成物を得
た。
本発明の組成物は第2表に示す結果から明らかなように
良好な物性を示し、且つ、相剥離現象の少ない秀れた組
成物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記(a)〜(e)の各成分からなり、 (a)成分5〜95重量%および (b)成分95〜5重量%の合計量100重量部に対し
    、 (c)成分0〜200重量部、 (d)成分0〜100重量部および (e)成分0.01〜10重量部を含むことを特徴とす
    る、水添ブロック共重合体含有組成物。 (a)一般式 A−(B−A)_n (ここで、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体
    ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー性重合体ブロ
    ックであり、nは1〜5の整数である。)で表わされる
    ブロック共重合体の水素添加誘導体 (b)熱可塑性ポリエステルまたはポリカーボネート若
    しくは両者の混合物 (c)ポリオレフィン (d)非芳香族系ゴム用軟化剤 (e)不飽和カルボン酸またはその無水物
JP22757484A 1984-10-29 1984-10-29 水添ブロツク共重合体含有組成物 Pending JPS61106653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22757484A JPS61106653A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 水添ブロツク共重合体含有組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22757484A JPS61106653A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 水添ブロツク共重合体含有組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61106653A true JPS61106653A (ja) 1986-05-24

Family

ID=16863044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22757484A Pending JPS61106653A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 水添ブロツク共重合体含有組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61106653A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61268751A (ja) * 1985-05-22 1986-11-28 Mitsui Petrochem Ind Ltd 熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JPS62174262A (ja) * 1985-10-28 1987-07-31 Toyobo Co Ltd 熱可塑性重合体組成物
JPS6462350A (en) * 1987-09-01 1989-03-08 Asahi Chemical Ind Polycarbonate resin composition highly resistant to repeated impact fatigue

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61268751A (ja) * 1985-05-22 1986-11-28 Mitsui Petrochem Ind Ltd 熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JPS62174262A (ja) * 1985-10-28 1987-07-31 Toyobo Co Ltd 熱可塑性重合体組成物
JPS6462350A (en) * 1987-09-01 1989-03-08 Asahi Chemical Ind Polycarbonate resin composition highly resistant to repeated impact fatigue

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0472344A2 (en) Reinforced elastomer composition and polypropylene composition containing same
JP3946080B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
WO1991019762A1 (fr) Composition de resine thermoplastique
JP3134504B2 (ja) 水添ジエン系共重合体およびその組成物
JP3107878B2 (ja) ポリオレフィン及びビニル芳香族ポリマーをベースとする熱可塑性樹脂組成物
JPH01304153A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH05320471A (ja) 樹脂組成物
JPS6134047A (ja) 寸法安定性軟質樹脂組成物
JPS61106653A (ja) 水添ブロツク共重合体含有組成物
US5548013A (en) Thermoplastic resin composition
JP2003511507A (ja) 流れ特性の改善されたカーボネート重合体ブレンド物
JPH01271452A (ja) 動的加硫した変性水添ブロック共重合体組成物
JPH07118491A (ja) 耐油性樹脂組成物
JPH05230322A (ja) 水添ブロック共重合体組成物
JP3523353B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2003003038A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法
JP3339166B2 (ja) 優れた接着性を有する熱可塑性エラストマー組成物
JP2959301B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH0726144A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS6128548A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS61141751A (ja) 水添ブロツク共重合体組成物
JP4641590B2 (ja) 樹脂組成物
JPH05171002A (ja) 傷付き性の優れたエラストマー組成物
JP4306054B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物およびこれを用いた熱可塑性樹脂組成物
JP2618360B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物