JPS61105327A - チェーン式vベルト装置 - Google Patents
チェーン式vベルト装置Info
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- JPS61105327A JPS61105327A JP25139783A JP25139783A JPS61105327A JP S61105327 A JPS61105327 A JP S61105327A JP 25139783 A JP25139783 A JP 25139783A JP 25139783 A JP25139783 A JP 25139783A JP S61105327 A JPS61105327 A JP S61105327A
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- Japan
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- steel belt
- chain
- pulley
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発、明は無段変速機用のチェーン式スチールベルトに
関するものである。
関するものである。
無段変速機に用いられるベルトには、ゴム製のもの及び
金属製のものが存在するが、本発明に係るベルトは、後
者に該当するチェーン式ベルトである。
金属製のものが存在するが、本発明に係るベルトは、後
者に該当するチェーン式ベルトである。
また、チェーン式ヌチールべIレトにおいても種々の形
式がその用途により使い分けられているが、最も代表的
なベルトとしては、リンクを多数配列し各ピッチごとe
こピンを挿入して屈曲自在となし、該ピンの両端面でも
ってV型プーリーと当接させ両者間に発生する摩擦力で
所定の動力を伝達する形式のものが存する。
式がその用途により使い分けられているが、最も代表的
なベルトとしては、リンクを多数配列し各ピッチごとe
こピンを挿入して屈曲自在となし、該ピンの両端面でも
ってV型プーリーと当接させ両者間に発生する摩擦力で
所定の動力を伝達する形式のものが存する。
上記べyv )の従来実施例を示せば第77図のような
ものであり、両端面が僅か凸面化したピンがV型プーリ
ーの移動に伴い、接点A、Bが連続して変化し、主動軸
から従動軸への変速を無段階に付う。
ものであり、両端面が僅か凸面化したピンがV型プーリ
ーの移動に伴い、接点A、Bが連続して変化し、主動軸
から従動軸への変速を無段階に付う。
しかし、該スチールベルトはA点、B点の理論上点接触
でもってV型プーリーの内壁と接し、上記A点、B点に
て該内壁(3)に垂直な法線力(T)と該スチールベ/
L/ )に作用している張力の半径方向分力(F)とが
釣り合うことをこなるが、大きな動力を伝達するために
は正妃法線カナ)を増加させ、ピン(1)−内壁(3)
間の摩擦力を大きくしなければならず、接点A、Bは非
常な高圧となり許容耐圧に耐えることができない場合が
生じる。
でもってV型プーリーの内壁と接し、上記A点、B点に
て該内壁(3)に垂直な法線力(T)と該スチールベ/
L/ )に作用している張力の半径方向分力(F)とが
釣り合うことをこなるが、大きな動力を伝達するために
は正妃法線カナ)を増加させ、ピン(1)−内壁(3)
間の摩擦力を大きくしなければならず、接点A、Bは非
常な高圧となり許容耐圧に耐えることができない場合が
生じる。
したがって、V型ブーIJ −(J内壁とピン(1)間
の接触領域を拡大させる必要性が生れる訳であるがこの
ためにスチールベルト全体の重量があまりにも大きくな
ってはいけない。
の接触領域を拡大させる必要性が生れる訳であるがこの
ためにスチールベルト全体の重量があまりにも大きくな
ってはいけない。
また、該スチールベルトに作用する張力を伝えさらに各
リンクの節点となるピン(1)に、V型デーIJ −(
2)との間に高圧を作用させ摩擦力を誘起させることは
機能的にも異なり、上記三者を両立させることは困難で
ある。
リンクの節点となるピン(1)に、V型デーIJ −(
2)との間に高圧を作用させ摩擦力を誘起させることは
機能的にも異なり、上記三者を両立させることは困難で
ある。
本発明は、スチールベルトとしての以上の問題点の解決
、すなわちV型ブーU −(2)内壁とスチールベ/l
/ )間の接触域の拡大を促すことにより、該スチール
ベルトの安定化並びに発生摩擦力の向上、さらにピン以
外にV型プーリーとの接触メンバーを構成することで上
記接触メンバー特有の材質及び硬度等の機械的性質を満
し、高い摩擦力の発生を目的としたものである。
、すなわちV型ブーU −(2)内壁とスチールベ/l
/ )間の接触域の拡大を促すことにより、該スチール
ベルトの安定化並びに発生摩擦力の向上、さらにピン以
外にV型プーリーとの接触メンバーを構成することで上
記接触メンバー特有の材質及び硬度等の機械的性質を満
し、高い摩擦力の発生を目的としたものである。
したがって、本発明に係るスチールベルトは、一定ピツ
チを有し各ピッチ間で屈曲する無端状多節体で、該節す
なわちリンクに貫通孔を設け、該孔を利用してV型プー
リーと摩擦接触するところのVブロックを止着したもの
である。
チを有し各ピッチ間で屈曲する無端状多節体で、該節す
なわちリンクに貫通孔を設け、該孔を利用してV型プー
リーと摩擦接触するところのVブロックを止着したもの
である。
以下、本発明に係るスチールベルトの/実施例を図面に
基づいて詳細に説明するが、無端状多節体としてはブシ
ュチェーン(//)を用い、該ブシュチェーン(//)
を構成するリンク形状を内周側に突出させ、該突出部に
設けた孔にVブロックを止着している。
基づいて詳細に説明するが、無端状多節体としてはブシ
ュチェーン(//)を用い、該ブシュチェーン(//)
を構成するリンク形状を内周側に突出させ、該突出部に
設けた孔にVブロックを止着している。
したがって、該スチールベルトは第1図ないし第弘図に
示すように、ブシュチェーン(//)とVブロック(/
2)とで構成され、該ブシュチェーン(//)は従来の
動力伝達用として用いられているブシュチェーンと基本
的には同一であり、内リンク(/3)、外リンク(/す
、ピン(/S)、及びブシュ(/乙)から成っている。
示すように、ブシュチェーン(//)とVブロック(/
2)とで構成され、該ブシュチェーン(//)は従来の
動力伝達用として用いられているブシュチェーンと基本
的には同一であり、内リンク(/3)、外リンク(/す
、ピン(/S)、及びブシュ(/乙)から成っている。
勿論、各ピッチ間で屈曲自在な多節体であり、ブシュ(
/乙)に圧入された内リンク(/3)とピン(15)に
圧入された外リンク(/すとは互いに屈曲し合う。そこ
で、内リンク(/3)、外リンク(/すは第2図ではピ
ッチ線より下側、すなわちV型ブーIJ−に巻き掛けた
場合の内周側にその外形形状を山形に突出部(/7)を
形成し、該突出部(/7)にはVブロック(/2)を止
着するためのブロック孔(7g)集中応力の緩和を図り
小さな丸みを有している。
/乙)に圧入された内リンク(/3)とピン(15)に
圧入された外リンク(/すとは互いに屈曲し合う。そこ
で、内リンク(/3)、外リンク(/すは第2図ではピ
ッチ線より下側、すなわちV型ブーIJ−に巻き掛けた
場合の内周側にその外形形状を山形に突出部(/7)を
形成し、該突出部(/7)にはVブロック(/2)を止
着するためのブロック孔(7g)集中応力の緩和を図り
小さな丸みを有している。
ところで、上記ブロック孔(/l) ?こはV型プーリ
ーと摩擦接触するVブロック(/2)が止着される訳で
あるが、該Vブロック(/2)の両端面(20)(20
)は傾斜角(θ)をもって傾斜し、上記V型プーリー斜
面と当接する。勿論、端面(2Q)は一平面で形成され
た方がよいが、僅かの凸曲面化は許されてもよい。
ーと摩擦接触するVブロック(/2)が止着される訳で
あるが、該Vブロック(/2)の両端面(20)(20
)は傾斜角(θ)をもって傾斜し、上記V型プーリー斜
面と当接する。勿論、端面(2Q)は一平面で形成され
た方がよいが、僅かの凸曲面化は許されてもよい。
該Vブロック(/2)は、内リンク(/3)及び外リン
ク(/q)の突出部(/7)に設けられたブロック孔(
/す)に組み込まれるが、第3図及び第グ図では該Vブ
ロック(/、2)の下方両サイドに段差(2/)(2/
)を形成して、上記内外リンクC/3’) (/りで止
着している。
ク(/q)の突出部(/7)に設けられたブロック孔(
/す)に組み込まれるが、第3図及び第グ図では該Vブ
ロック(/、2)の下方両サイドに段差(2/)(2/
)を形成して、上記内外リンクC/3’) (/りで止
着している。
又、第5図、第4図に示すように、Vブロック(/2)
の上下両サイドに段差(2/)を、それぞれ形成して、
内外リンク(/3) (/lI:に止着してもよい。
の上下両サイドに段差(2/)を、それぞれ形成して、
内外リンク(/3) (/lI:に止着してもよい。
以上は、本発明に係るスチールベルト
本的な形態を説明したものであり、本発明は上記形態に
限定されるものでは決してなく、内外リンク(/3)(
/lI)の形状、ブロック孔(7g)の位置、ブロック
孔(/.!r)の形状、/リンクに設けられるブロック
孔(/ト)の個数、一方、Vブロック(/2)の形状及
び構成、内外リンク(/3)(/りへの該ブロック(/
2)の止着方法、さらには内外リンク(/3)(/≠)
の構成すなわち多節体の構成等、本発明に属する技術的
思想の範囲内で種々の実施態様を考えることができる。
限定されるものでは決してなく、内外リンク(/3)(
/lI)の形状、ブロック孔(7g)の位置、ブロック
孔(/.!r)の形状、/リンクに設けられるブロック
孔(/ト)の個数、一方、Vブロック(/2)の形状及
び構成、内外リンク(/3)(/りへの該ブロック(/
2)の止着方法、さらには内外リンク(/3)(/≠)
の構成すなわち多節体の構成等、本発明に属する技術的
思想の範囲内で種々の実施態様を考えることができる。
/内外リンクの形状
第7図にリンク形状を示すに、前記第二図で用いた(a
)のような形態の他に、■ブロックの止着箇所及び止着
個数により(b)ないしくd)、並びにその他の形態と
することができる。
)のような形態の他に、■ブロックの止着箇所及び止着
個数により(b)ないしくd)、並びにその他の形態と
することができる。
λブロック孔の位置
ブロック孔(/♂)の位置は、内外リンクの形態に影響
するものであるが、第7図(d)に示す略ひし形状とし
た場合、第g図(a)〜(、)に示されるように、それ
ぞれの位置eこVブロックを止着することができる。
するものであるが、第7図(d)に示す略ひし形状とし
た場合、第g図(a)〜(、)に示されるように、それ
ぞれの位置eこVブロックを止着することができる。
3ブロツク孔の個数
ブロック孔(/!r)の位置は第g図に表わしたような
場合とすることができるが、個数は各位置に7個のVブ
ロック(/2)が止着される場合のみならず、小さく分
割して止着することができる。
場合とすることができるが、個数は各位置に7個のVブ
ロック(/2)が止着される場合のみならず、小さく分
割して止着することができる。
その7例としては、第g図(、) (b)に対応する場
合として第り図(a) (b) )こ示すブロック孔(
/!r−/)(/と−.2)(/ざ−3)・・・とする
。
合として第り図(a) (b) )こ示すブロック孔(
/!r−/)(/と−.2)(/ざ−3)・・・とする
。
≠ブロック孔の形状
ブロック孔(7g)の形状は、第g図、り図に示すよう
な長方形しこ限らない。
な長方形しこ限らない。
第1O図(、)〜(’b)に示すような三角形、だ円形
、円形等とすることができる。
、円形等とすることができる。
S. Vプローlりの構成
V フ(2 ツク(/j)+7)両端面(20)(20
)は、V型プーリーと当接し合い、所定の摩擦力をチェ
ーンに伝える役割を果すものであるが、該Vブロック(
/2)は第1図、第2図に示されているようtこ、7個
の剛体として構成される場合(第1/図(a))のみな
らず、第1/図(b)〜(h)、さらに第72図(a)
(b)に表わされるような構成とすることができる。
)は、V型プーリーと当接し合い、所定の摩擦力をチェ
ーンに伝える役割を果すものであるが、該Vブロック(
/2)は第1図、第2図に示されているようtこ、7個
の剛体として構成される場合(第1/図(a))のみな
らず、第1/図(b)〜(h)、さらに第72図(a)
(b)に表わされるような構成とすることができる。
すなわち、第1/図において(b)は多層板を組み合わ
せたもの、(C)は異種材質で多層化したもの、(d)
は異種材質の組み合せを変えたもの、(+1)は同種材
質若しくは異種材質を組み合せ、かつ端面(20)を凹
凸化したもの、(f)は両端面(20) (20)に異
種材質を付着して発生摩擦の増大を図ったもの、(g)
はVブロック(/2)の中間部に弾性体を組み込んで寸
法公差のバラツキを吸収したもの、(h)は同様をこ上
記弾性体を組み込むことなく、中間部に凸部を形成して
同じ効果を狙ったものである。
せたもの、(C)は異種材質で多層化したもの、(d)
は異種材質の組み合せを変えたもの、(+1)は同種材
質若しくは異種材質を組み合せ、かつ端面(20)を凹
凸化したもの、(f)は両端面(20) (20)に異
種材質を付着して発生摩擦の増大を図ったもの、(g)
はVブロック(/2)の中間部に弾性体を組み込んで寸
法公差のバラツキを吸収したもの、(h)は同様をこ上
記弾性体を組み込むことなく、中間部に凸部を形成して
同じ効果を狙ったものである。
又、内外リンクへの上着方法も異なるが、板状のもので
成形した第72図(a) (b)に示すVブロックでも
よい。
成形した第72図(a) (b)に示すVブロックでも
よい。
乙Vブロックの上着方法
前記第1/図(、)〜(h) tこ表わしたVブロック
(/’,りの上着方法は、第3図、第1図に示される通
り、両サイドに形成した段差(2/)に内外リンクのブ
ロック孔(7g)がはまり込み止着される訳であるが、
これらの他に第73図(a)〜(」)fこ示すような方
法を採用することができる。
(/’,りの上着方法は、第3図、第1図に示される通
り、両サイドに形成した段差(2/)に内外リンクのブ
ロック孔(7g)がはまり込み止着される訳であるが、
これらの他に第73図(a)〜(」)fこ示すような方
法を採用することができる。
(、)はブロック孔(/と)に遊合、嵌合を問わず単に
挿入したもの、(b)は上部に段差(2/)を形成した
もの、(C)は上部と下部に段差(コ/)を形成したも
の、(d)は横方向に段差(−/)を形成したもの、(
Iり(f) (g)は両サイド先端部を切欠いて圧入土
着したぐ− もの、また(h) (i) (j)該Vブロックにテー
パーを形成してブロック孔(7g)に圧入上着したもの
である。
挿入したもの、(b)は上部に段差(2/)を形成した
もの、(C)は上部と下部に段差(コ/)を形成したも
の、(d)は横方向に段差(−/)を形成したもの、(
Iり(f) (g)は両サイド先端部を切欠いて圧入土
着したぐ− もの、また(h) (i) (j)該Vブロックにテー
パーを形成してブロック孔(7g)に圧入上着したもの
である。
さらに第14Z図(、)のようにVブロック(/2)に
小さな孔をあけ、ピン(22)若しくはリベット等で止
着したもの、第11図(b)のように小さなVブロワ2
片(23)をブロック孔(7g)に挿入後、反対側から
カシメだもの等、その態様は色々変えることができる。
小さな孔をあけ、ピン(22)若しくはリベット等で止
着したもの、第11図(b)のように小さなVブロワ2
片(23)をブロック孔(7g)に挿入後、反対側から
カシメだもの等、その態様は色々変えることができる。
7リンクの構成
リンクには一定距離にピン孔若しくはブシュ孔があけら
れ、該ピン孔、ブシュ孔が屈曲中心の節点となっている
。
れ、該ピン孔、ブシュ孔が屈曲中心の節点となっている
。
リンクの構成eこより第75図(a)に示すブシュチェ
ーン形式と、第1S図(b)に示すリーフチェーン形式
とが存在するが、これらいずれの場合も各ピッチのリン
クにブロック孔を形成し、■ブローlりを止着すること
ができる。
ーン形式と、第1S図(b)に示すリーフチェーン形式
とが存在するが、これらいずれの場合も各ピッチのリン
クにブロック孔を形成し、■ブローlりを止着すること
ができる。
又、第1S図(、)に示すブシュチェーンを多列化シタ
チェーン(第75図C)を採用することにより、チェー
ン張力を増強しより高動力の伝達に対処し得る。
チェーン(第75図C)を採用することにより、チェー
ン張力を増強しより高動力の伝達に対処し得る。
さらに、各リンク間の屈曲に際しての回転摺動に伴う摩
耗を軽減するため、第1乙図に示すようにピンを割ビン
として転がり運転をさせることもできる。
耗を軽減するため、第1乙図に示すようにピンを割ビン
として転がり運転をさせることもできる。
以上述べたように、本発明に係るヌチールペルトは、多
節体をなすチェーンの各リンクに形成したブロック孔(
/ど)にV型プーリーと摩擦接触するVブロック(/2
)を止着して構成されるものであり、本発明は前記実施
態様にのみ決して限定するものではない。
節体をなすチェーンの各リンクに形成したブロック孔(
/ど)にV型プーリーと摩擦接触するVブロック(/2
)を止着して構成されるものであり、本発明は前記実施
態様にのみ決して限定するものではない。
Vブロック(/2)も各ピッチ全てに止着しなくても所
要動力により/ピッチおきに止着する方式を採用するこ
とも可能である。
要動力により/ピッチおきに止着する方式を採用するこ
とも可能である。
又、該7チールベ/レトは原則としてvmグーリーに巻
き掛けられ、該V型プーリーの両斜面間距離の変化によ
り上記スチールベIレトの巻き掛け半径を増減し、主動
軸から従動軸への無段階変速を可能とするものであるが
、従来使用されているVベルトの代用としてV溝プーリ
ーに巻き掛け、定速運転用としても十分その機能を発揮
する。
き掛けられ、該V型プーリーの両斜面間距離の変化によ
り上記スチールベIレトの巻き掛け半径を増減し、主動
軸から従動軸への無段階変速を可能とするものであるが
、従来使用されているVベルトの代用としてV溝プーリ
ーに巻き掛け、定速運転用としても十分その機能を発揮
する。
このように本発明に係るスチールベルトは、多節体をな
すチェーンにVブロック(/2)を止着したもので、ス
プロケットに巻き掛け使用されるローラチェーンに比べ
重量的にも重くならず、加減速時のV型プーリーとの間
におけるスリップを抑える上で効果的である。
すチェーンにVブロック(/2)を止着したもので、ス
プロケットに巻き掛け使用されるローラチェーンに比べ
重量的にも重くならず、加減速時のV型プーリーとの間
におけるスリップを抑える上で効果的である。
ピンはV型プーリーとの巻き掛け時の屈曲のための軸受
としての負荷を、VブロックはV型プーリーとの摩擦接
触のための負荷を夫々分担することとなる。
としての負荷を、VブロックはV型プーリーとの摩擦接
触のための負荷を夫々分担することとなる。
従って、■プロ叩り(/2)はその材質及び硬度等機械
的特性を摩擦片として最適な状態として使用でき、小サ
イズにして高馬力の伝達、特に伝達効率を非常に高くす
る。
的特性を摩擦片として最適な状態として使用でき、小サ
イズにして高馬力の伝達、特に伝達効率を非常に高くす
る。
さらに、該スチールベルトの製作はいたって簡単である
。すなわち、一連の帯鋼からピン孔若しくはブシュ孔と
同時に打抜かれたブロック孔を有すリンクをプレス加工
し、Vブロック(/2)は、厚さの比較的清い場合であ
ればプレス打抜きされ、ブロック状の厚い場合であれば
鍛造することで、時には焼結で容易に、しかも速くリン
クとVブロック(/2)は製造され、別加工されたピン
、ブシュとともに組み立てられる。
。すなわち、一連の帯鋼からピン孔若しくはブシュ孔と
同時に打抜かれたブロック孔を有すリンクをプレス加工
し、Vブロック(/2)は、厚さの比較的清い場合であ
ればプレス打抜きされ、ブロック状の厚い場合であれば
鍛造することで、時には焼結で容易に、しかも速くリン
クとVブロック(/2)は製造され、別加工されたピン
、ブシュとともに組み立てられる。
したがって、従来のローラチェーンの製作とほとんど変
りなく容易に製作できる。
りなく容易に製作できる。
しかも、実施例としてVブロックをりンクeこ対して縦
長に使用したのは、■ブロックは円板状のV型プーリー
に対して中心方向eこ食い込み、円周方向に対しては長
い線状に摩擦接触することとなるからクサビ効果を増大
させ、Vブロックによる伝達効率を高めるとともに、V
型プーリーの外周曲率半径にVブロックの端面が早期に
なじみ、前記の伝達効率をより高めることとなる。
長に使用したのは、■ブロックは円板状のV型プーリー
に対して中心方向eこ食い込み、円周方向に対しては長
い線状に摩擦接触することとなるからクサビ効果を増大
させ、Vブロックによる伝達効率を高めるとともに、V
型プーリーの外周曲率半径にVブロックの端面が早期に
なじみ、前記の伝達効率をより高めることとなる。
第17図はヌチールベtb )の従来例である。
第1図ないし第グ図は、本発明にかかるスチールベルト
の/実施例であり、第1図は平面図、第一図は正面図を
表わし、第3図は第2図におけるA−0−A断面、第q
図は第2図におけるB−0−B断面を示し、第S図、第
4図はVブロックの断面形状を変えた場合の断面図を、
第7図は該スチールベルトのリンク形状の例を、第S図
はリンクに形成されるプローIり孔の位置を、第7図は
ブロック孔をさらに小分割した場合を、第1O図はブロ
ック孔の形状を、第1/図、第72図はVブロックの構
成例を、第73図、第1ダ図はVブロックのリンクへの
止着方法を、第1!図はチェーンの構成例を、さら(こ
第76図はチェーン屈曲部を転がり屈曲とした場合をそ
れぞれ表わしたものである。 (//) −・・ブシュチェーン (/2)・・・Vプ
ロ、り(/3)・・・内リンク (ip:・・・外
リンク()S )・・・ピン (/乙)・・・ブ
シュ(/7)・・・突出部 (/♂)・・・ブロッ
ク孔(/ヲ)・・・隅 (20)・・・端面(
2/)・・・段差 (,2,り・・・ピン(23
)・・・vブロック片(J’)・・・ リーフチェーン
(α) (b)
(c) cd>((1)(e)
(、千)(9〉(h) 第11図 (α)(b) 第12霞 第13図 (α)(b) 第14図 第16図
の/実施例であり、第1図は平面図、第一図は正面図を
表わし、第3図は第2図におけるA−0−A断面、第q
図は第2図におけるB−0−B断面を示し、第S図、第
4図はVブロックの断面形状を変えた場合の断面図を、
第7図は該スチールベルトのリンク形状の例を、第S図
はリンクに形成されるプローIり孔の位置を、第7図は
ブロック孔をさらに小分割した場合を、第1O図はブロ
ック孔の形状を、第1/図、第72図はVブロックの構
成例を、第73図、第1ダ図はVブロックのリンクへの
止着方法を、第1!図はチェーンの構成例を、さら(こ
第76図はチェーン屈曲部を転がり屈曲とした場合をそ
れぞれ表わしたものである。 (//) −・・ブシュチェーン (/2)・・・Vプ
ロ、り(/3)・・・内リンク (ip:・・・外
リンク()S )・・・ピン (/乙)・・・ブ
シュ(/7)・・・突出部 (/♂)・・・ブロッ
ク孔(/ヲ)・・・隅 (20)・・・端面(
2/)・・・段差 (,2,り・・・ピン(23
)・・・vブロック片(J’)・・・ リーフチェーン
(α) (b)
(c) cd>((1)(e)
(、千)(9〉(h) 第11図 (α)(b) 第12霞 第13図 (α)(b) 第14図 第16図
Claims (5)
- (1)V型プーリー、若しくはV溝プーリーに巻き掛け
使用されるチェーン式スチールヘルドにおいて、上記チ
ェーンを構成しているリンク形状を突出させ、該突出部
にブロック孔を形成し、該ブロック孔に上記V型プーリ
ー、若しくはV溝プーリーと摩擦接触するVブロックを
止着したことを特徴とするスチールベルト。 - (2)上記チェーンを、リンクおよびブシュならびにピ
ンとで交互に連結し、節となるブシュとピンとで軸受部
を構成してなる特許請求の範囲第2項記載のスチールヘ
ルド。 - (3)上記チェーンを両外側リンクにVブロックを止着
するとともに、その内側にVブロックを止着しないリン
クを多数並列して交互にピンで連結して構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスチールベルト
。 - (4)上記チェーンにおいて、Vブロックをリンクのピ
ッチ線に対して直角方向に縦長に止着してなる特許請求
の範囲第1項ないし第3項記載のスチールベルト。 - (5)主動軸、及び従動軸のV型プーリーに、チェーン
式スチールベルトを巻き掛けて無段階変速を行う装置に
おいて、上記チェーン式スチールベルトを構成するリン
クの形状を突出させ、該突出部にブロック孔を形成し、
該ブロック孔に上記V型プーリーと圧着接触するVブロ
ックを止着して構成したスチールベルトを巻き掛けてい
る無段変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25139783A JPS61105327A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | チェーン式vベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25139783A JPS61105327A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | チェーン式vベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61105327A true JPS61105327A (ja) | 1986-05-23 |
JPH033089B2 JPH033089B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=17222231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25139783A Granted JPS61105327A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | チェーン式vベルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61105327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037508A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Aisin Sangyo Kk | ロータリーベーンフィーダ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58114719A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 排煙脱硫硫黄回収方法 |
JPS5937356A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-02-29 | Toyota Motor Corp | 動力伝達用無端ベルト |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP25139783A patent/JPS61105327A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58114719A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 排煙脱硫硫黄回収方法 |
JPS5937356A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-02-29 | Toyota Motor Corp | 動力伝達用無端ベルト |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037508A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Aisin Sangyo Kk | ロータリーベーンフィーダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH033089B2 (ja) | 1991-01-17 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |