JPS61104721A - 脱穀選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、脱穀選別装置に関するもので、コンバイン
の脱穀部や、八−ベスター等に利用できる。

発明が解決しようとする問題点 脱穀作業において、特に朝露等の濡れこぎ作業時には、
わら屑や穂切れが発生しやすく該脱穀室へ還元される二
番物の量が多くなり、この二番物を回収して移送する二
番受樋の二番物が流入する上手側部に該わら屑等の溜り
や詰りが生じ易く、又これにより選別不良となり易い。

問題を解決するための手段 この発明は、殻稈を移送しながら脱穀する脱穀室（１）
の下部に、脱穀物を受けて揺動移送しながら選別する選
別棚（２）、及びこの選別棚（２）終端部に連接するス
）ＣＩ−ラック（３）等からなる揺動選別装ａ！（４）
を設け、該揺動選別装ａ（４）下側の選別風路（５）底
部で移送ラセン（６）を宥した二番受樋（７）内の上部
上手側部において、前記揺動選別装置！　（４）と一体
的に揺動しながらこの揺動選別装置（４）から漏下する
二番物を受けて下手側の落下０（８）へ移送する二番移
送＃ＩＩ　（９）を設けてなる脱穀選別装置の構成とす
る。

発明の作用、および効果 殻稈を移送しながら脱穀室（１）内で脱穀された脱穀物
は、該脱穀室（１）下部の揺動選別装置（４）上に漏下
排出され揺動移送されながら選別されて、穀粒を穂切や
一部のわら屑等の二番物も混入させて漏下し、選別風路
（５）からの選別風によって風選されて、この風選され
た二番物奢二番移送棚（９）で受けて、移送ラセン（６
）を有する二番受樋（７）内の上部上手側から下手側へ
移送させて、落下口（８）から該移送ラセン（６）上へ
落下させながら脱穀作業が行われる。これによって二番
移送機（９）から落下される二番物は該移送ラセン（６
）によって速やかに移送されて、二番処理物が多い場合
や、又朝露等の漏れこぎ作業で流れの悪い二番物の場合
でも、該二番受樋（７）の上手側と移送ラセン（６）と
の間にこの二ａ物が溜って詰りを起したり、又この溜り
によって該選別風路（５）からの選別風を妨げることな
く脱穀作業を円滑に行わせることができる。

実施例 なお、図例において、　　（１０）はフィードチェノで
あり、供給口（１１）からこのフィートチエン（１０）
により脱穀室（１）に殻稈を供給し１回動駆動される扱
１１４（＋２）により脱穀処理し、脱穀済の排稈を排わ
ら搬送チェノ（１３）で搬出し、排わらカッター（１４
）で裁断し機外へ排出すべく構成している。

（１５）は脱穀網で、該扱胴（１２）の外周に配設され
た扱６１ｉｉ（１８）先端の回転軌跡に沿って一定間隙
を有して下方に張設され、この脱穀網（１５）の終端部
には、脱穀室（１）内を移送されたわら屑や、穂切れ等
を排出する排出口（＋７）を設けている。

該脱穀室（１）の下方には揺動選別装置（４）が装架さ
れており、この揺動選別装置（４）は。

選別棚（２）、ストロ−ラック（３）、穀粒案内棚（＋
８）、選別網（Ｉｌｌ）、二番移送機（９）等を機枠に
対して偏心カムと揺動７−ムとの作用によって上下運動
を伴なった前後運動を行うように左右一対の揺動ケース
側板（２０）　　（２Ｇ）に装着して構成されている。

該選別棚（２）は、脱穀網（１５）の下方に穀粒移送機
（２１）　、穀粒選別棚（２２）　、わら屑選別棚（２
３）　、穀粒選別棚（２０から構成され、これらを該脱
穀網（１５）の始端側より順次連接して設け、該扱胴（
１２）の軸方向とほぼ平行で一平面上に２形成し、該わ
ら屑選別棚（２３）は、排出口（１７）の下方に位置す
べく設けている。

該ストロ−ラック（３）は、始端部を該穀粒選別棚（２
０と連接し斜め上方に向けて設は終端部は機外に連通し
開放されている。

穀粒案内棚（１８）は、始端部を該穀粒移送機（２１）
終端部下側に臨ませて斜め下方に向けて設けＮ端部を選
別風路（５）に臨ませて、この終端部には選別網（１８
）の始端部を連接させてやや斜め上方に向けて配設し、
終端部は一番受樋（２５）終端部近傍に位置するよう設
けられている。

二番移送機（９）は、該ストロ−ラック（３）の始端側
下方で二番受樋（７）内の上部上手側部に設けられ、該
揺動選別装置（４）の選別網（１８ン終端ａｌｌｆｆｉ
びにストロ−ラック（３）より落下する二番物を受けて
該二番受樋（７）の下手側の落下口（８）側へ移送させ
て移送ラセン（６）上へ落下すべく設けて、この二番移
送機（９）始端部にはゴム板等の弾性体（２Ｂ）を設け
て、二番受樋（７）の上手側傾斜面（２７）と連接させ
てＷ！Ｉ動自在に構成され、これら部材は該揺動選別装
置（４）と一体となって揺動するように構成されている
。

該穀粒移送機（２１）、、わら屑選別棚（２３）及び二
番移送機（９）は断面鋸歯状波板によって形成されてい
る。又穀粒選別棚（２２）　　（２４）は、断面鋸歯状
波板によって形成されており、その開底部に多数の透孔
が設けられている。

＃揺動選別装置！（４）の下方には、この揺動逍別装！
　（４）の始端から終端方向へ選別風路（５）が形成さ
れ唐箕（２８）からの選別風を案内し、選別された穀粒
を横方向に移送する一番ラセン（２８）を有する一番受
樋（２５）　、更に二番移送機（９）より落下する二番
物を受けて横方向に移送する移送ラセン（６）を有する
二番受樋（７）を該選別風路（５）の底部に順次配設し
、該二番受樋（７）のと手側傾斜面（２７）には多数の
通風孔を有している。

（３０）は二番還元スロワ−で、該二番受樋（７）と連
通して設けられ二番物を前記脱穀室（１）内へ還元すべ
くＭＩＩ成している。　　（３１）はわら屑等を吸引し
て機外へ排出する排塵用横断流ファンである。

以上の如く構成された脱穀選別装置において、脱穀室（
１）で脱穀され°た穀粒等は、脱穀網（１５）より漏下
されて下方の揺動選別装Ｍ（４）の穀粒移送棚（２１）
　、穀粒選別棚（２２）上に落下し揺動作用によって選
別され、穀粒は透孔より下方の穀粒案内棚（１８）上に
落下する。又脱穀網（１５）より漏下しない一部の穀粒
を含むわら屑等は、脱穀室（１）内を移送され排出口（
１７）より下方のわら屑選荊Ｗ　Ｃ２３）上に落下し、
該ｉ９粒選別棚（２２）より落下していない穀粒や、わ
ら屑等を合流して揺動作用により移送選別され、選別さ
れた穀物は穀粒選別棚（２４）の透孔より下方へ落下す
る、落下しないわら屑等はこの穀粒選別棚（２４）上を
先端に向って移送されて、ストロ−ランク（３）上に送
られ選別されたわら屑は機外へ排出される。

又、はぼ平面上に連繋して設けられた選別棚（２）、ス
トロ−ラック（３）には、排塵用横断流ファン（３１）
が作用し軽いわら屑、塵埃は吸引されて機外へ排出され
る。

又、該ストロ−ラック（３）で選別され落下する穀物は
二番物として二番移送棚（９）上に落下して受継がれ、
又、穀粒案内棚（１８）上に落下した穀粒は揺動によっ
て先端に向って滑降し１選別網（１８）上に引継がれ選
別風路（５）の唐箕（２８）による選別風と相俟って選
別され１選別された穀粒は下方の一番受樋（２５）に流
入される。この選別網（！Ｓ）より落下しない穀物は、
該選別ＪＦ１１（１９）の先端部より二番移送棚（９）
に引継がれ、前記ストロ−ラック（３）より落下した二
番物と共に、二番受樋（７）の下手側へ移送されて、落
下口（８）より移送ラセン（６）、ｈに落丁して丁番還
元スロワ−（３０）により脱穀室（１）に還元され再処
理選別されながら説、穀作業が行われる。

又、脱穀済の排わらは、排わらカッター（１４）にて裁
断されながら機外へ排出される。

この脱穀作業時に１例えば、二番処理物が多い場合や、
又濡れこぎ作業にあっても二番処理物は、二番移送棚（
９）で移送されながら移送ラセ／（６〕上に落下されて
速やかに横移送されて、該二番受樋（７）の上手偏傾斜
面（２７）と移送ラセン（６）との間に溜りや詰りか生
じることがなく、又選別風路（５）の選別風が二番還元
スロワ−（３０）の吸起の影響を受けることが少なく円
滑な脱穀選別が行える。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側断面
図である。 図中、符号（１）は脱穀室、（２）は選別棚。 （３）はストロ−ラック、（４）は揺動Ｓ別装置、（５
）はｉ！　Ｊ？Ｉ＋　ｆｉ路、（６）は移送ラセン、（
７）は二番受樋、（８）は落下口、（９）は二番移送棚
を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 殻稈を移送しながら脱穀する脱穀室（１）の下部に、脱
   穀物を受けて揺動移送しながら選別する選別棚（２）、
   及びこの選別棚（２）終端部に連接するストローラック
   （３）等からなる揺動選別装置（４）を設け、該揺動選
   別装置（４）下側の選別風路（５）底部で移送ラセン（
   ６）を有した二番受樋（７）内の上部上手側部において
   、前記揺動選別装置（４）と一体的に揺動しながらこの
   揺動選別装置（４）から漏下する二番物を受けて下手側
   の落下口（８）へ移送する二番移送棚（９）を設けてな
   る脱穀選別装置。