JPS6110431A - 芳香族ポリアミドの成形方法 - Google Patents
芳香族ポリアミドの成形方法Info
- Publication number
- JPS6110431A JPS6110431A JP59130895A JP13089584A JPS6110431A JP S6110431 A JPS6110431 A JP S6110431A JP 59130895 A JP59130895 A JP 59130895A JP 13089584 A JP13089584 A JP 13089584A JP S6110431 A JPS6110431 A JP S6110431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic polyamide
- dope
- temperature
- sulfolane
- prepared
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
0産業上の利用分野
本発明は、機械的、熱的、電気的物性に優れた芳香族ポ
リアミドの成形方法に関する。
リアミドの成形方法に関する。
O従来の技術
芳香族ポリアミドは、耐熱性、機械特性が優れている為
、繊維、フィラメント、フィルム等の成形物品として広
く使用されている。しかしながらこの耐熱性、機械的特
性の故に、すなわちガラス転移温度が高い熱可塑性樹脂
であるが故−1−o八「 に、汎用熱可塑性樹脂に適用される溶融押出成形が使え
々い。
、繊維、フィラメント、フィルム等の成形物品として広
く使用されている。しかしながらこの耐熱性、機械的特
性の故に、すなわちガラス転移温度が高い熱可塑性樹脂
であるが故−1−o八「 に、汎用熱可塑性樹脂に適用される溶融押出成形が使え
々い。
従って芳香族ポ゛リアミドの澗硫酸溶液をドープとして
、水を主とする凝固液中に11金から++l出紡糸する
方法。
、水を主とする凝固液中に11金から++l出紡糸する
方法。
(特開昭47−43419吋、特1:;1昭51−17
2551、特開昭5l−j6361−号等
)或いは、芳香jhポリアミドをアミV系(i?
4−1イ1機溶媒に溶解したドープを、塩化カルンウノ
・のような無機塩の水溶液等に口金から吐出紡糸する方
法 (特公昭48−17551号、特公昭50−1585弓
、特開昭50−53447号等 )が知
られている。
2551、特開昭5l−j6361−号等
)或いは、芳香jhポリアミドをアミV系(i?
4−1イ1機溶媒に溶解したドープを、塩化カルンウノ
・のような無機塩の水溶液等に口金から吐出紡糸する方
法 (特公昭48−17551号、特公昭50−1585弓
、特開昭50−53447号等 )が知
られている。
O発明が解決しようとする問題点
しかるにこれ等の開示された方法は、濃硫酸等を用いる
場合ドープ液内に存在する微量の水分によりポリマーが
徐々に分解する為、ドープ液の軽時変化が存在する。又
アミド系iet有機溶媒を用いる場合、水に可溶な無機
塩類の水溶液を凝固浴として使用する為、繊維中に微量
の無機塩類が残存する。そのため芳香族ポリアミド繊組
の電気特性が著しく悪くなる。
場合ドープ液内に存在する微量の水分によりポリマーが
徐々に分解する為、ドープ液の軽時変化が存在する。又
アミド系iet有機溶媒を用いる場合、水に可溶な無機
塩類の水溶液を凝固浴として使用する為、繊維中に微量
の無機塩類が残存する。そのため芳香族ポリアミド繊組
の電気特性が著しく悪くなる。
これ等の難点を解決する方法として、芳香族ポリアミド
の有機溶媒溶液を、シリコン油、或いは鉱油処理する方
法 (特開昭57−179225号、特開昭57−1806
37号)が開示された。これ等の方法は、アミド系有機
溶剤、或いはジメチルスルホキシドを用いるものである
。芳香族ポリアミドと親和性の良いこれ等の溶媒を繊維
から除去するにはシリコン油や鉱油処理では不十分であ
る。又これ等の溶媒に芳香族ポリアミドを溶解すると弾
性が強く表われ、弾性抑制剤を必要とする。この弾性抑
制剤は、主としてアミン化合物である為芳香族ポリアミ
ド繊維の繊維性能を著しくそこなうものである。
の有機溶媒溶液を、シリコン油、或いは鉱油処理する方
法 (特開昭57−179225号、特開昭57−1806
37号)が開示された。これ等の方法は、アミド系有機
溶剤、或いはジメチルスルホキシドを用いるものである
。芳香族ポリアミドと親和性の良いこれ等の溶媒を繊維
から除去するにはシリコン油や鉱油処理では不十分であ
る。又これ等の溶媒に芳香族ポリアミドを溶解すると弾
性が強く表われ、弾性抑制剤を必要とする。この弾性抑
制剤は、主としてアミン化合物である為芳香族ポリアミ
ド繊維の繊維性能を著しくそこなうものである。
0問題点を解決するための手段
本発明者等は、芳香族ポリアミドの繊維形成方法を検討
していた所、スルホランを用いると極めて良好な繊維形
成ドープが得ら、11 Aことを見い出し本発明の完成
に到達した。
していた所、スルホランを用いると極めて良好な繊維形
成ドープが得ら、11 Aことを見い出し本発明の完成
に到達した。
本発明は、芳香族ポリアミドのスルホラン溶液を、沸点
が150℃以上のシリコン油及び鉱油から選ばれる一種
又は二種以上の混合液を100℃乃至300℃に加熱し
た凝固浴中に押し出すことを特徴とする芳香族ポリアミ
ドの成形方法である。
が150℃以上のシリコン油及び鉱油から選ばれる一種
又は二種以上の混合液を100℃乃至300℃に加熱し
た凝固浴中に押し出すことを特徴とする芳香族ポリアミ
ドの成形方法である。
本発明の方法によると、室温に於て芳香族ポリアミドを
殆ど溶解し々い溶媒であるスルホランを用いている為、
成形物を単に水又は温水浴中を通すことにより成形物中
の残存スルホランを容易に除去出来る。又スルホランは
、加温することによシ芳香族ポリアミドの溶解力が急激
に増大する為、該ポリマーの溶液の弾性が強い場合には
、溶液温度を適宜制御するだけで容易に弾性を低下させ
ることが出来、溶液の滴下曳糸性の優れたドープを作る
ことが出来る。この優れた曳糸性は、ガラス棒につけた
ドープを滴下させるだけで100デニール以下の糸を巻
き取れることからもよく判るのである。
殆ど溶解し々い溶媒であるスルホランを用いている為、
成形物を単に水又は温水浴中を通すことにより成形物中
の残存スルホランを容易に除去出来る。又スルホランは
、加温することによシ芳香族ポリアミドの溶解力が急激
に増大する為、該ポリマーの溶液の弾性が強い場合には
、溶液温度を適宜制御するだけで容易に弾性を低下させ
ることが出来、溶液の滴下曳糸性の優れたドープを作る
ことが出来る。この優れた曳糸性は、ガラス棒につけた
ドープを滴下させるだけで100デニール以下の糸を巻
き取れることからもよく判るのである。
本発明に用いる芳香族ポリアミドとは、下記一般式(1
) %式% はこれらの組合せからなる2価の基であり、更にこれに
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキ
シ基、ハロゲン原子等が置換されていてもよい。
) %式% はこれらの組合せからなる2価の基であり、更にこれに
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキ
シ基、ハロゲン原子等が置換されていてもよい。
またAr2は、Ar1と同一か又は異るAr、 と同様
の基である。
の基である。
上記Ar、及びAr、についてより具体的に説明すると
、これ等はいづれも芳香族化合物、複素芳香環化合物の
基又はこれ等の組合せからなる2価の基である。そして
これ等の基の2種以上が組合わさる場合には、例えば炭
素−炭素で直接結合しているか、或いはアルキレン結合
しているか、或いは、 I n、 I 1.
I′L
ロ。
、これ等はいづれも芳香族化合物、複素芳香環化合物の
基又はこれ等の組合せからなる2価の基である。そして
これ等の基の2種以上が組合わさる場合には、例えば炭
素−炭素で直接結合しているか、或いはアルキレン結合
しているか、或いは、 I n、 I 1.
I′L
ロ。
(ここでR5は、アルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基である。又Rが2個結合1−でいる場合は、異る
基であってもよい。) 等を介して結合されていてもよい。〕 に示されるものである。
ール基である。又Rが2個結合1−でいる場合は、異る
基であってもよい。) 等を介して結合されていてもよい。〕 に示されるものである。
本発明における芳香族ポリアミドは、そのガラス転移温
度が150℃〜400℃の範囲にあるもの、特に200
℃〜650℃の範囲にあるものが好ましく、対数粘度(
後記する)が0.5以上であるものが糸の強度上好まし
い。
度が150℃〜400℃の範囲にあるもの、特に200
℃〜650℃の範囲にあるものが好ましく、対数粘度(
後記する)が0.5以上であるものが糸の強度上好まし
い。
本発明に使用するスルホランは市販の一般的に入手出来
るスルホランで十分であるが、ドープ液の安定性、糸の
品質を保持する為には公知ノズルホラン精製法(例えば
A、Weissbergerの0ranic 5olv
ents、(3rd ed、)参照)により精製I−口
つ脱水したものを用いる方が好捷しい。
るスルホランで十分であるが、ドープ液の安定性、糸の
品質を保持する為には公知ノズルホラン精製法(例えば
A、Weissbergerの0ranic 5olv
ents、(3rd ed、)参照)により精製I−口
つ脱水したものを用いる方が好捷しい。
又このスルホランに糸の品質及び形態を向上させる為に
、安定剤、酸化防止剤等をあらかじめ必要量混合させて
おいてもよい。
、安定剤、酸化防止剤等をあらかじめ必要量混合させて
おいてもよい。
次にドープは、前記のスルホランに対し、芳香族ポリア
ミドを2〜65重量%の範囲で溶解して調整される。そ
してこのドープは100℃から250℃の温度範囲の成
形条件に合致する温度に保持するのが好ましい。
ミドを2〜65重量%の範囲で溶解して調整される。そ
してこのドープは100℃から250℃の温度範囲の成
形条件に合致する温度に保持するのが好ましい。
本発明の方法においては、前記のドープを口金を通して
凝固浴へ押し出し成形を行なうが、その際の口金の位置
は凝固浴中に完全に浸漬させる湿式法によるのが一般に
好ましいが、必要に応じて口金が凝固浴の浴面がら3〜
501111程度上方に設置するギャップ紡糸法による
ことも可能である。
凝固浴へ押し出し成形を行なうが、その際の口金の位置
は凝固浴中に完全に浸漬させる湿式法によるのが一般に
好ましいが、必要に応じて口金が凝固浴の浴面がら3〜
501111程度上方に設置するギャップ紡糸法による
ことも可能である。
本発明に使用するシリコン油は、
の一般式で表わされるものを主成分と1〜150℃以上
の沸点を有するものであり、例えば、信越シリコン社製
商品名KF96.KF54のような一般に加熱媒体とし
て使用されるものが使用出来る。また化学構造に特別々
期限はないが、100℃〜300℃に加温された状態で
、空気と容易に反応するような官能基、例えば塩基、二
重結合等、が含まれないものが好ましい。また芳香族ポ
リアミドドープ液の紡糸温度、即ち100℃〜300℃
の範囲でこのシリコン油の粘度は低い程好ましく、30
ポイズ以下、特に10ボイズ以下がよい。
の沸点を有するものであり、例えば、信越シリコン社製
商品名KF96.KF54のような一般に加熱媒体とし
て使用されるものが使用出来る。また化学構造に特別々
期限はないが、100℃〜300℃に加温された状態で
、空気と容易に反応するような官能基、例えば塩基、二
重結合等、が含まれないものが好ましい。また芳香族ポ
リアミドドープ液の紡糸温度、即ち100℃〜300℃
の範囲でこのシリコン油の粘度は低い程好ましく、30
ポイズ以下、特に10ボイズ以下がよい。
鉱油は、一般にパラフィン系、ナフテン系、芳香族系に
大別されるが、本発明に使用する鉱油は、150℃以上
の沸点を有するものであれ=7− ばよく、前記各基を夫々単独で、若しくは適宜混合12
て使用することが出来る。鉱油の粘度は、前記シリコン
油と同様100℃〜300℃の範囲で30ポイズ以下、
特に10,1′?イズ以下であることが好ましい。
大別されるが、本発明に使用する鉱油は、150℃以上
の沸点を有するものであれ=7− ばよく、前記各基を夫々単独で、若しくは適宜混合12
て使用することが出来る。鉱油の粘度は、前記シリコン
油と同様100℃〜300℃の範囲で30ポイズ以下、
特に10,1′?イズ以下であることが好ましい。
また、シリコン油、鉱油は、単独で使用することも出来
るが、任意の割合で混合して使用することも出来る。混
合して使用した場合も、凝固浴の粘度は100℃〜30
0℃で30.t?イズ以下、特に10ポイズ以下である
ことが好ましい。
るが、任意の割合で混合して使用することも出来る。混
合して使用した場合も、凝固浴の粘度は100℃〜30
0℃で30.t?イズ以下、特に10ポイズ以下である
ことが好ましい。
これ等凝固浴に10重量%以下のノニオン系界面活性剤
、カチオン系界面活性剤を添加すると、強度の良好な成
形物が得られるが必ずしも必要条件ではない。本発明に
使用する凝固浴の温度は、100℃乃至300℃の温度
範囲から選ばれるが、120℃乃至250℃とするのが
好ましい。凝固浴の温度が100℃未満であると、透明
な糸を形成出来々くなり好ましくない。
、カチオン系界面活性剤を添加すると、強度の良好な成
形物が得られるが必ずしも必要条件ではない。本発明に
使用する凝固浴の温度は、100℃乃至300℃の温度
範囲から選ばれるが、120℃乃至250℃とするのが
好ましい。凝固浴の温度が100℃未満であると、透明
な糸を形成出来々くなり好ましくない。
一方凝固浴の温度が300℃を越えるとスルホ長ンの分
解が促進され糸の性能が著しくそこなわれてし1うので
ある。
解が促進され糸の性能が著しくそこなわれてし1うので
ある。
前記方法で得られた芳香族、t−0リアミド成形物は、
例えばトルエンの如き凝固浴液を溶解するが芳香族ポリ
アミドを侵さない溶剤で洗浄された後、スルホランの残
存量に応じて必要な水又は温水洗浄を紅て乾燥される。
例えばトルエンの如き凝固浴液を溶解するが芳香族ポリ
アミドを侵さない溶剤で洗浄された後、スルホランの残
存量に応じて必要な水又は温水洗浄を紅て乾燥される。
乾燥工程を軽だ後、成形物は通常加熱雰囲気下を通過さ
せ、1〜4倍程度延伸して十分な強度が付与されるが、
本発明の方法においては、芳香族ポリアミドドープのす
ばらしい曳糸性と凝固浴中での高いトラフトが可能な事
の故に、場合によってはこの工程を省略することが出来
る。
せ、1〜4倍程度延伸して十分な強度が付与されるが、
本発明の方法においては、芳香族ポリアミドドープのす
ばらしい曳糸性と凝固浴中での高いトラフトが可能な事
の故に、場合によってはこの工程を省略することが出来
る。
以下、本発明を実施例により本発明の具体例を示す。
本文中及び実施例中に示される諸物性の主要ガ測定法は
次の通りである。
次の通りである。
C:溶液中のポリマー濃度(g/10Dml)書:溶液
の流下時間(秒) io=溶媒の流下暗度(秒) 測定は、ウベローデ型粘度計を用いて、95%濃硫酸中
で濃度01g/ 100mlテ、温度60℃で行った。
の流下時間(秒) io=溶媒の流下暗度(秒) 測定は、ウベローデ型粘度計を用いて、95%濃硫酸中
で濃度01g/ 100mlテ、温度60℃で行った。
糸の強度、伸度:インストロン社製強度試験機を用い単
繊維で測定した。
繊維で測定した。
O実施例1
イソフタル酸、テレフタル酸の等モル混合物ト、トルイ
レンジイソシアナート(80/20)より得られた芳香
族ポリアミド(η、oh=2.4 ) 10重量部と、
スルホラン120重量部との混合物を攪拌下に加熱し1
80℃にして均一々ドープを調製した。次いで、予め準
備したシリコン油(商品名信越シリコン社製シリコンK
F94)を160℃に加熱した凝固浴中に、口径0.0
7龍、50穴の白金製口金から毎分2.6gの吐出速度
で押し出した。口金から押出されたドープは、凝固浴か
ら引取C)れ、トルエン洗浄浴でシリコン油を除き、6
0℃の温水中を通して毎分10mの速度で巻取られた。
レンジイソシアナート(80/20)より得られた芳香
族ポリアミド(η、oh=2.4 ) 10重量部と、
スルホラン120重量部との混合物を攪拌下に加熱し1
80℃にして均一々ドープを調製した。次いで、予め準
備したシリコン油(商品名信越シリコン社製シリコンK
F94)を160℃に加熱した凝固浴中に、口径0.0
7龍、50穴の白金製口金から毎分2.6gの吐出速度
で押し出した。口金から押出されたドープは、凝固浴か
ら引取C)れ、トルエン洗浄浴でシリコン油を除き、6
0℃の温水中を通して毎分10mの速度で巻取られた。
得られた糸の繊維は6.5デニール、強度は5.1g/
dL−伸度は16%であった。
dL−伸度は16%であった。
○実施例2
インフタル酸、テレフタル酸の等モル混合物と、2.4
−トルイレンジイソシアナートより得られた芳香族ポリ
アミド(η、。11=2.5 ) 10重量部と、精製
乾燥したスルホラン120重量部との混合物を攪拌下に
加熱し185℃にして均一なドープを調整した。次いで
予め準備したテトラリンを160℃に加熱した凝固浴中
に、「1径0.07111150穴の白金製口金から毎
分2.6gの吐出速度で押し出した。口金から押し出さ
れたドープは、凝固浴から引取られベンゼン洗浄浴でテ
トラリンを除き、60℃の温水中を通して毎分10mの
速度で巻き取られた。
−トルイレンジイソシアナートより得られた芳香族ポリ
アミド(η、。11=2.5 ) 10重量部と、精製
乾燥したスルホラン120重量部との混合物を攪拌下に
加熱し185℃にして均一なドープを調整した。次いで
予め準備したテトラリンを160℃に加熱した凝固浴中
に、「1径0.07111150穴の白金製口金から毎
分2.6gの吐出速度で押し出した。口金から押し出さ
れたドープは、凝固浴から引取られベンゼン洗浄浴でテ
トラリンを除き、60℃の温水中を通して毎分10mの
速度で巻き取られた。
得られた糸の繊細は3.5デニール、強度は5.5g/
de−伸度は15%であった。
de−伸度は15%であった。
O実施例6
=11−
イソフタル酸と、2.4−1ルイレンジイソシアナート
より得られた芳香族ポリアミド(η1n1゜= 2.3
) 10重量部と、精製乾燥したスルホラン90重油
部との混合物を攪拌下に加熱し160℃にして均一々ド
ープを調整した。次いで予め準備した流動パラフィンを
180℃に加熱した凝固浴中に、口径0.07龍、50
穴の白金製口金から毎分2.6gの吐出速度で押し出し
た。口金から押し出されたドープは、凝固浴から引取ら
れ、トルエン洗浄浴で流動パラフィンを除き、60℃の
温水浴を通して毎分20mの速度で巻き取られた。
より得られた芳香族ポリアミド(η1n1゜= 2.3
) 10重量部と、精製乾燥したスルホラン90重油
部との混合物を攪拌下に加熱し160℃にして均一々ド
ープを調整した。次いで予め準備した流動パラフィンを
180℃に加熱した凝固浴中に、口径0.07龍、50
穴の白金製口金から毎分2.6gの吐出速度で押し出し
た。口金から押し出されたドープは、凝固浴から引取ら
れ、トルエン洗浄浴で流動パラフィンを除き、60℃の
温水浴を通して毎分20mの速度で巻き取られた。
得られた糸の繊度は2.7デニール、強度は5.6gΔ
Ie 、伸度は16%であった。
Ie 、伸度は16%であった。
O比較例1
イソフタル酸、テレフタル酸の等モル混合物と、トルイ
レンジイソシアナー)(80/20)より得らJまた芳
香族ポリアミド(η、。11−2.5 ) 50重量部
と、N−メチル−2−ピロリドン500重晴部とを混合
溶解した後、溶液を120℃に加熱して引き続き6時間
攪拌を継続して芳香族ポリアミドドープを調整した。減
圧法によりこのドープの脱泡を行った。
レンジイソシアナー)(80/20)より得らJまた芳
香族ポリアミド(η、。11−2.5 ) 50重量部
と、N−メチル−2−ピロリドン500重晴部とを混合
溶解した後、溶液を120℃に加熱して引き続き6時間
攪拌を継続して芳香族ポリアミドドープを調整した。減
圧法によりこのドープの脱泡を行った。
次いで、予め準備したシリコン油(商品名・信越シリコ
ン社製シリコンKl”94)を160℃に加熱した凝固
浴中に延伸しながら押し出し、更にトルエン洗浄を行う
ことにより糸を得た。
ン社製シリコンKl”94)を160℃に加熱した凝固
浴中に延伸しながら押し出し、更にトルエン洗浄を行う
ことにより糸を得た。
この糸の繊度は2.2デニール、強度は2.4g/d、
伸度は5%で粂った。
伸度は5%で粂った。
O比例2
イソフタル酸、テレフタル酸の等モル混合物と、トルイ
レンジイソシアナート(80/20)より得られた芳香
族ポリアミド(η;nh=s’5)50重量部と、N−
メチル−2−ピロJ+’y350重景部とを混合溶解し
た後、n−ヘキシルアミン5重量部とエチレンジアミン
10重量部を徐々に加えて芳香族ポリアミドドープを調
整した。
レンジイソシアナート(80/20)より得られた芳香
族ポリアミド(η;nh=s’5)50重量部と、N−
メチル−2−ピロJ+’y350重景部とを混合溶解し
た後、n−ヘキシルアミン5重量部とエチレンジアミン
10重量部を徐々に加えて芳香族ポリアミドドープを調
整した。
得られたドープを25℃に保ちつつ、予め調製しておい
たN−メチル−2−ピロリドン10重量係、塩化カルシ
ウム30%を溶解した70℃の水溶液凝固浴中(r(紡
糸した。
たN−メチル−2−ピロリドン10重量係、塩化カルシ
ウム30%を溶解した70℃の水溶液凝固浴中(r(紡
糸した。
得られた糸の繊度け2.8テニール、強度けL5g/+
lc 、伸度は4%であった。
lc 、伸度は4%であった。
0発明の効果
本発明方法では芳香族ポリアミドのドープを得るのにス
ルホランを用いるために、シリコン油又は鉱油の凝固浴
中に押1〜出して成形した場合に、成形物よりのスルホ
ランの除去が容易であり、従来、同種の凝固浴を用いて
得られた芳香族ポリアミド成形物に比べ、本発明の成形
物は各特性において優れている。
ルホランを用いるために、シリコン油又は鉱油の凝固浴
中に押1〜出して成形した場合に、成形物よりのスルホ
ランの除去が容易であり、従来、同種の凝固浴を用いて
得られた芳香族ポリアミド成形物に比べ、本発明の成形
物は各特性において優れている。
=15−
=209−
Claims (1)
- 1)芳香族ポリアミドをスルホランに溶解して調整され
るドープを、沸点が150℃以上の、シリコン油及び鉱
油から選ばれる一種又は二種以上の混合液を100℃乃
至300℃に加熱した凝固浴中に押し出すことを特徴と
する芳香族ポリアミドの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59130895A JPS6110431A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 芳香族ポリアミドの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59130895A JPS6110431A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 芳香族ポリアミドの成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6110431A true JPS6110431A (ja) | 1986-01-17 |
Family
ID=15045220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59130895A Pending JPS6110431A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 芳香族ポリアミドの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6369821A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-29 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドド−プの製造方法 |
JPS63223021A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-16 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドド−プの製造方法 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP59130895A patent/JPS6110431A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6369821A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-29 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドド−プの製造方法 |
JPS63223021A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-16 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドド−プの製造方法 |
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