JPS6110383Y2 - - Google Patents

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JPS6110383Y2
JPS6110383Y2 JP9419080U JP9419080U JPS6110383Y2 JP S6110383 Y2 JPS6110383 Y2 JP S6110383Y2 JP 9419080 U JP9419080 U JP 9419080U JP 9419080 U JP9419080 U JP 9419080U JP S6110383 Y2 JPS6110383 Y2 JP S6110383Y2
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JP
Japan
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voltage
feedback
output
transistor
high voltage
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JP9419080U
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JPS5719665U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機の高圧発生装置に
関し、高い周波数まで高圧変動の少ない良好な高
圧発生装置を提供するものである。
一般のテレビジヨン受像機に用いられている高
圧回路は、水平偏向回路のフライバツクパルスを
昇圧整流して高電圧を発生するものであるが、出
力インピーダンスが比較的大きいためビーム電流
により高圧出力電圧が変動してしまい、その結果
画面振幅が変化してしまう現象があつた。このた
め、高品位な画像が必要とされるモニタテレビ等
では、高圧回路と水平偏向回路とを分離し、高圧
出力電圧の変動を検出し、帰還をかけて高圧出力
を安定にした高圧回路を用いるのが一般的であつ
た。
しかしながら、この帰還をかけて高圧出力を安
定にする手段では、徐々に輝度が変動する映像で
は確かに高圧出力電圧は一定であるが、急激に輝
度が変化する映像では過渡特性が応答できずに高
圧出力が変動してしまう欠点があつた。この現象
を第1図,第2図によつて説明する。第1図のよ
うにウインドパターンを映出すると第2図のaに
示すようなビーム電流が流れる。すると高圧回路
の出力抵抗と陰極線管の容量で決まる時定数で高
圧出力電圧は低くなる。もし帰還をかけなければ
第2図bの破線で示す変動となるが、帰還をかけ
ても、帰還回路の時間遅れがあるため、ある程度
高圧出力電圧が下がつたのち、帰還が働き高圧出
力電圧を一定にしようとする。そしてウインドパ
ターンの高輝度部分が終つたあとでも、一度高圧
出力電圧が上昇したのち下がる。この結果、高圧
出力電圧は第2図bの実線で示される複雑な変動
となり、第1図の右側に示すように画面の端に縦
線を映出すると、縦線の曲がりとなつて現われ
る。これらの曲りは曲る量はわずかであつても、
急激に曲るのでかなり目立つものであた。
本考案はこのような急激な輝度変化による縦線
の曲がりをビーム電流を検出してすみやかに補正
し、ゆるやかな輝度変化は帰還をかけることで補
正しようとするものである。本考案の一実施例を
第3図に示し、以下本考案を説明する。
第3図において1は陰極線管、2はフライバツ
クトランス、3は高圧出力トランジスタ、4はダ
ンパーダイオード、5は共振コンデンサ、6は高
圧整流ダイオードである。3の高圧出力トランジ
スタをスイツチングさせてフライバツクパルスを
発生させ2のフライバツクトランスで昇圧し、6
の高圧整流ダイオードで整流するものであるが、
詳細な説明は公知であるので省略する。次は直流
的な帰還による定電圧回路である。7と8の抵抗
は高圧出力の電圧検出部を構成する検出抵抗、9
は高い周波数の信号(水平周期のパルス性ノイズ
等)をバイパスし、帰還回路の発振を防止するコ
ンデンサ、10はエミツタフオロア動作している
トランジスタ、11は高圧出力電圧設定用の可変
抵抗器、12はトランジスタ10の負荷抵抗、1
3は誤差増幅トランジスタ、14は基準電圧発生
用のツエナーダイオード、15は平滑コンデン
サ、16はツエナーダイオード14をバイアスす
るための抵抗、17と18はトランジスタ13の
コレクタ抵抗、19は高圧出力の制御トランジス
タ、20は平滑コンデンサである。この動作を簡
単に説明すると、抵抗7,8により出力電圧を検
出してトランジスタ10へ加え、可変抵抗器11
により設定された電圧とツエナーダイオード14
の電圧をトランジスタ13にて比較増幅し、制御
トランジスタ19に加え、フライバツクトランス
2に加わる電源電圧を変化せしめて高圧出力電圧
を一定に保つものである。
次にビーム電流検出部および交流帰還回路部を
備えた交流的な帰還部であるが21はビーム電流
の電流検出部を構成する検出抵抗、22はバイパ
スコンデンサ、23は増幅トランジスタ、24は
トランジスタ23のコレクタ抵抗、25はトラン
ジスタ23のエミツタ抵抗、26はバイアス抵
抗、27はエミツタフオロワとして動作している
トランジスタ、28はトランジスタ26のエミツ
タ抵抗、29は結合コンデンサである。
この回路を第1図,第3図,第4図と共に説明
する。第1図のようなウインドパターンを映出す
ると第4図aに示すようなビーム電流が第3図の
抵抗21を流れる。すると第4図bに示すような
ビーム電流波形に近い波形がトランジスタ23に
加わる。バイパスコンデンサ22のため水平周期
のパルス成分は除去される。トランジスタ23で
反転増幅した後、トランジスタ27にてインピー
ダンス変換をしたのち、結合コンデンサ29を通
して制御トランジスタ19のベースへ加える。こ
こで結合コンデンサ29の遮断周波数を定電圧回
路の応答できる周波数より低く設定する。結合コ
ンデンサ29を通る信号波形は第4図cのように
なる。そして定電圧回路による高圧出力電圧の補
正波形は第4図dのようにビーム電流波形よりも
遅れかつ、高い周波数成分ももたない波形である
が、制御トランジスタ19のベースには第4図の
cとdが合成された波形、第4図eとなる。この
ため高圧出力電圧は第4図のfに示すように十分
に補正されるのである。
ビーム電流検出部の出力信号の帯域幅は、定電
圧回路が十分に応答できるフレーム周波数程度か
ら、ほぼ1KHz程度であれば良い。これは陰極線
管の容量のため1KHz以上の高い周波数成分の高
圧出力変動は発生しないためである。
以上述べたように本考案によれば、高圧出力電
圧の変動が非常に小さくなり、縦線の曲がりのほ
とんどない高品位な映像が実現である。また、帰
還をかけているので高圧出力電圧の平均値は安定
しており、長期にわたつて画面振幅は安定してい
る等大きな利点を持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は陰極線管画面にウインドパターンを映
出した時従来回路による縦線の曲がりを示した
図、第2図は第1図のウインドパターンを映出し
たときの波形図、第3図は本考案の一実施例にお
ける高圧発生装置の回路図、第4図は同装置説明
のための波形図である。 1……陰極線管、2……フライバツクトラン
ス、10,13,19,3,23,27……トラ
ンジスタ、29……コンデンサ、14……ツエナ
ーダイオード、20……平滑コンデンサ、21…
…検出抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極線管にアノード電圧を供給する高圧発生部
    と、前記高圧発生部の出力電圧を制御する出力制
    御部と、前記高圧発生部の出力電圧を検出する電
    圧検出部と、前記電圧検出部の出力を前記出力制
    御部へ直流的に帰還する直流帰還回路部と、前記
    陰極線管のビーム電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部の出力を高域遮断周波数がおよそ
    1KHzの回路を通して前記出力制御部へ交流的に
    帰還する交流帰還回路部とを備えたことを特徴と
    する高圧発生装置。
JP9419080U 1980-07-03 1980-07-03 Expired JPS6110383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9419080U JPS6110383Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

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JP9419080U JPS6110383Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

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JPS5719665U JPS5719665U (ja) 1982-02-01
JPS6110383Y2 true JPS6110383Y2 (ja) 1986-04-03

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ID=29456129

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JP9419080U Expired JPS6110383Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

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US4614899A (en) * 1983-07-08 1986-09-30 Data Ray Corporation Voltage regulator for pulsed voltage power supplies

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JPS5719665U (ja) 1982-02-01

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