JPH0748806B2 - ダイナミックフォーカス装置 - Google Patents
ダイナミックフォーカス装置Info
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- JPH0748806B2 JPH0748806B2 JP22850189A JP22850189A JPH0748806B2 JP H0748806 B2 JPH0748806 B2 JP H0748806B2 JP 22850189 A JP22850189 A JP 22850189A JP 22850189 A JP22850189 A JP 22850189A JP H0748806 B2 JPH0748806 B2 JP H0748806B2
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- horizontal
- correction capacitor
- capacitor
- shaped correction
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、陰極線管を用いたディスプレイモニタにおい
て、複数の水平偏向周波数に対応可能なディスプレイに
好適なダイナミックフォーカス装置に関するものであ
る。
て、複数の水平偏向周波数に対応可能なディスプレイに
好適なダイナミックフォーカス装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、陰極線管のスクリーン周辺部の解像度を向上させ
るダイナミックフォーカス装置として、水平走査周波数
の基本周波数に同調させた並列共振回路と、前記並列共
振回路に直列接続され、水平走査周波数の基本周波数に
同調させた直列共振回路とを用いたもの(特公昭62−46
106号公報参照)、あるいはS字補正コンデンサーの両
端電圧をトランスを用いて昇圧する手段等が知られてい
る。後者の例を第4図を用いて説明する。
るダイナミックフォーカス装置として、水平走査周波数
の基本周波数に同調させた並列共振回路と、前記並列共
振回路に直列接続され、水平走査周波数の基本周波数に
同調させた直列共振回路とを用いたもの(特公昭62−46
106号公報参照)、あるいはS字補正コンデンサーの両
端電圧をトランスを用いて昇圧する手段等が知られてい
る。後者の例を第4図を用いて説明する。
第4図において、1は水平偏向出力トランジスタ、2は
ダンパーダイオード、3はフライバックパルス共振コン
デンサー、4は水平偏向コイル、5はS字補正コンデン
サー、6はフライバックトランス、7は高圧整流ダイオ
ード、8はフォーカス電圧整流ダイオード、9はフォー
カス電圧平滑コンデンサー、10はフォーカス電圧調整抵
抗、11はダイナミックフォーカス電圧結合用コンデンサ
ー、12はS字結合コンデンサー、13は昇圧トランス、14
は垂直パラボラ波発生回路を示す。
ダンパーダイオード、3はフライバックパルス共振コン
デンサー、4は水平偏向コイル、5はS字補正コンデン
サー、6はフライバックトランス、7は高圧整流ダイオ
ード、8はフォーカス電圧整流ダイオード、9はフォー
カス電圧平滑コンデンサー、10はフォーカス電圧調整抵
抗、11はダイナミックフォーカス電圧結合用コンデンサ
ー、12はS字結合コンデンサー、13は昇圧トランス、14
は垂直パラボラ波発生回路を示す。
以下、第4図の回路の動作について説明する。
水平偏向出力トランジスタ1により水平走査周期のスイ
ッチ動作を行い、水平偏向コイル4に水平偏向電流を流
し、この時に水平偏向コイルに発生する水平フライバッ
クパルス電圧を、フライバックトランス6により昇圧し
て、高圧整流ダイオード7により平滑してアノード電圧
を得ている。一方、フライバックトランスの二次巻線の
中間タップより得た電圧をフォーカス電圧整流ダイオー
ド8により整流し、フォーカス電圧調整抵抗10からフォ
ーカス電圧を得ている。
ッチ動作を行い、水平偏向コイル4に水平偏向電流を流
し、この時に水平偏向コイルに発生する水平フライバッ
クパルス電圧を、フライバックトランス6により昇圧し
て、高圧整流ダイオード7により平滑してアノード電圧
を得ている。一方、フライバックトランスの二次巻線の
中間タップより得た電圧をフォーカス電圧整流ダイオー
ド8により整流し、フォーカス電圧調整抵抗10からフォ
ーカス電圧を得ている。
次に、水平ダイナミックフォーカス波発生の動作につい
て説明する。
て説明する。
S字補正コンデンサー5の両端には、水平偏向コイル4
との共振によるパラボラ状の波形が発生している。前記
パラボラ状波を昇圧トランス13で昇圧し、垂直パラボラ
電圧発生回路14の出力と合成し、ダイナミックフォーカ
ス電圧結合コンデンサ11を介して、直流フォーカス電圧
に重畳し、フォーカス電極に加えている。
との共振によるパラボラ状の波形が発生している。前記
パラボラ状波を昇圧トランス13で昇圧し、垂直パラボラ
電圧発生回路14の出力と合成し、ダイナミックフォーカ
ス電圧結合コンデンサ11を介して、直流フォーカス電圧
に重畳し、フォーカス電極に加えている。
発明が解決しようとする課題 上記従来例で、前者の手段では、共振回路を用いている
ので水平走査周波数を変化させると共振回路の定数を変
更する必要があり、複数の水平偏向周波数に対応不可能
であるという問題点がある。また後者の手段では、水平
走査周波数を変化させるとS字補正コンデンサーの両端
電圧が大幅に変化し、定格の定められているCRTに所望
の電圧以上の電圧が加えられ、画像がぼけるといった問
題点がある。
ので水平走査周波数を変化させると共振回路の定数を変
更する必要があり、複数の水平偏向周波数に対応不可能
であるという問題点がある。また後者の手段では、水平
走査周波数を変化させるとS字補正コンデンサーの両端
電圧が大幅に変化し、定格の定められているCRTに所望
の電圧以上の電圧が加えられ、画像がぼけるといった問
題点がある。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除去し、水平偏
向周波数の変化に対して安定した水平パラボラ状波を発
生させ、複数の水平偏向周波数に対応可能なディスプレ
イに好適なダイナミックフォーカス装置を提供すること
にある。
向周波数の変化に対して安定した水平パラボラ状波を発
生させ、複数の水平偏向周波数に対応可能なディスプレ
イに好適なダイナミックフォーカス装置を提供すること
にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のダイナミックフォー
カス装置は、S字補正コンデンサーの両端電圧を分圧す
る分圧回路と、前記分圧されたS字補正コンデンサーの
両端電圧を昇圧するトランスと、水平周波数を検出する
検出器により構成され、前記水平周波数検出器の出力に
より、前記分圧回路の分圧比を切り替える手段を設けた
ものである。
カス装置は、S字補正コンデンサーの両端電圧を分圧す
る分圧回路と、前記分圧されたS字補正コンデンサーの
両端電圧を昇圧するトランスと、水平周波数を検出する
検出器により構成され、前記水平周波数検出器の出力に
より、前記分圧回路の分圧比を切り替える手段を設けた
ものである。
作用 上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、S
字補正コンデンサーは、偏向ヨークの偏向中心と陰極線
管の中心が異なるため、水平偏向が陰極線管の外側で延
び中心付近で縮まるといった偏向歪を補正する為に、S
字補正コンデンサーを偏向コイルに直列に接続する。こ
の補正の場合、S字補正コンデンサーにはパラボラ状の
電圧が直流電圧に重畳される。S字補正コンデンサーの
直流電圧は水平偏向幅を決定する電圧で V=IDY×LDY/TDISP ……(1) ここでIDYは偏向コイルに流れる偏向電流のピーク値 LDYは偏向コイルのインダクタンス TDISPは水平偏向時間 となる。
字補正コンデンサーは、偏向ヨークの偏向中心と陰極線
管の中心が異なるため、水平偏向が陰極線管の外側で延
び中心付近で縮まるといった偏向歪を補正する為に、S
字補正コンデンサーを偏向コイルに直列に接続する。こ
の補正の場合、S字補正コンデンサーにはパラボラ状の
電圧が直流電圧に重畳される。S字補正コンデンサーの
直流電圧は水平偏向幅を決定する電圧で V=IDY×LDY/TDISP ……(1) ここでIDYは偏向コイルに流れる偏向電流のピーク値 LDYは偏向コイルのインダクタンス TDISPは水平偏向時間 となる。
理想的なS字補正コンデンサーのパラボラ状の電圧VPは
前記偏向歪を補正するためのもので VP=K×V ……(2) ここでKは偏向ヨークの偏向中心と陰極線管の中心でき
まる一定値 VはS字補正コンデンサーの直流電圧 (1)式より VP=K×IDY×LDY/TDISP ……(3) となる。
前記偏向歪を補正するためのもので VP=K×V ……(2) ここでKは偏向ヨークの偏向中心と陰極線管の中心でき
まる一定値 VはS字補正コンデンサーの直流電圧 (1)式より VP=K×IDY×LDY/TDISP ……(3) となる。
一方、S字補正コンデンサーと偏向コイルは共振し、S
字補正コンデンサーに発生するパラボラ状の電圧VPの波
高値と水平偏向時間との関係は ここで の値はS字補正量で決定されるが の範囲の値をとる KIは偏向ヨークの偏向中心と陰極線管の中心できまる一
定値 TDISPは水平偏向時間 LDYは偏向コイルのインダクタンス CはS字補正コンデンサーの容量値 と表され、水平偏向時間が短くなる(=水平偏向周波数
が高くなる)と、S字補正コンデンサーに発生するパラ
ボラ状の電圧VPは小さくなる。
字補正コンデンサーに発生するパラボラ状の電圧VPの波
高値と水平偏向時間との関係は ここで の値はS字補正量で決定されるが の範囲の値をとる KIは偏向ヨークの偏向中心と陰極線管の中心できまる一
定値 TDISPは水平偏向時間 LDYは偏向コイルのインダクタンス CはS字補正コンデンサーの容量値 と表され、水平偏向時間が短くなる(=水平偏向周波数
が高くなる)と、S字補正コンデンサーに発生するパラ
ボラ状の電圧VPは小さくなる。
しかし、理想的なS字補正コンデンサーのパラボラ状の
電圧VPは(3)式より、水平偏向周波数が高くなるにつ
れて大きくしなければならないので、S字補正コンデン
サーの容量を、水平偏向周波数のレンジ毎に切り替えて
補正している。この結果、補正されたS字補正コンデン
サーのパラボラ状の電圧VPは、第5図のように水平周波
数のレンジ毎に段差のあるものになる。
電圧VPは(3)式より、水平偏向周波数が高くなるにつ
れて大きくしなければならないので、S字補正コンデン
サーの容量を、水平偏向周波数のレンジ毎に切り替えて
補正している。この結果、補正されたS字補正コンデン
サーのパラボラ状の電圧VPは、第5図のように水平周波
数のレンジ毎に段差のあるものになる。
S字補正コンデンサーに発生されるパラボラ状の電圧を
分圧回路に入力し、水平周波数を検出する検出器の出力
により、前記分圧回路の分圧比を切り替えることにより
S字補正コンデンサーの両端電圧を第6図の如く一定化
し、前記分圧回路の出力を昇圧トランスで昇圧して水平
パラボラ状波を得、垂直パラボラ電圧と合成し、陰極線
管のフォーカス電極に印加することにより、複数の水平
偏向周波数に対応可能なディスプレイに好適なダイナミ
ックフォーカス装置を提供することができる。
分圧回路に入力し、水平周波数を検出する検出器の出力
により、前記分圧回路の分圧比を切り替えることにより
S字補正コンデンサーの両端電圧を第6図の如く一定化
し、前記分圧回路の出力を昇圧トランスで昇圧して水平
パラボラ状波を得、垂直パラボラ電圧と合成し、陰極線
管のフォーカス電極に印加することにより、複数の水平
偏向周波数に対応可能なディスプレイに好適なダイナミ
ックフォーカス装置を提供することができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図において、第4図に示した従来のものと同様の構
成には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
成には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第1図において15はS字補正コンデンサ切り替えスイッ
チ、17は分圧回路、12aは分圧コンデンサー、18は分圧
切り替えスイッチ、16は水平周波数検出器を示す。
チ、17は分圧回路、12aは分圧コンデンサー、18は分圧
切り替えスイッチ、16は水平周波数検出器を示す。
以下、第1図の回路における水平ダイナミックフォーカ
ス波発生の動作について説明する。
ス波発生の動作について説明する。
S字補正コンデンサー5の両端には、水平偏向コイル4
との共振によるパラボラ状の波形が発生している。この
パラボラ状波の波高値は、前述のように、水平走査周波
数により変動する。水平走査周波数を水平周波数検出器
16により検出し、S字切り替えスイッチ15、分圧回路17
の分圧比を変える分圧切り替えスイッチ18のON,OFFを制
御する。
との共振によるパラボラ状の波形が発生している。この
パラボラ状波の波高値は、前述のように、水平走査周波
数により変動する。水平走査周波数を水平周波数検出器
16により検出し、S字切り替えスイッチ15、分圧回路17
の分圧比を変える分圧切り替えスイッチ18のON,OFFを制
御する。
分圧切り替えスイッチ18がONの時は、S字補正コンデン
サー5の両端に発生されたパラボラ状波を分圧コンデン
サー12aで分圧し、昇圧トランス13にパラボラ状波を分
圧した電圧を供給する。
サー5の両端に発生されたパラボラ状波を分圧コンデン
サー12aで分圧し、昇圧トランス13にパラボラ状波を分
圧した電圧を供給する。
一方、分圧切り替えスイッチ18がOFFの時は、S字補正
コンデンサー5の両端に発生されたパラボラ状波はその
まま昇圧トランス13に供給される。昇圧トランス13はパ
ラボラ状波を昇圧し、水平パラボラ電圧を発生させる。
この水平パラボラ電圧を垂直パラボラ電圧発生回路14の
出力と合成し、ダイナミックフォーカス電圧結合コンデ
ンサ11を介して、直流フォーカス電圧に重畳し、フォー
カス電極に加えている。
コンデンサー5の両端に発生されたパラボラ状波はその
まま昇圧トランス13に供給される。昇圧トランス13はパ
ラボラ状波を昇圧し、水平パラボラ電圧を発生させる。
この水平パラボラ電圧を垂直パラボラ電圧発生回路14の
出力と合成し、ダイナミックフォーカス電圧結合コンデ
ンサ11を介して、直流フォーカス電圧に重畳し、フォー
カス電極に加えている。
第2図は、第1図に示した実施例の分圧回路17の他の実
施例を示したもので、第2図において、17aは抵抗、17b
はツェナーダイオード、17cは直流阻止コンデンサーを
示す。
施例を示したもので、第2図において、17aは抵抗、17b
はツェナーダイオード、17cは直流阻止コンデンサーを
示す。
次に第2図の動作を説明する。分圧されたパラボラ状波
の出力がツェナーダイオード17bのツェナー電圧より高
くなると、抵抗17a、ツェナーダイオード17bにより構成
される振幅電圧抑制回路に電流が流れ、パラボラ状波の
波高値を安定化させ、直流阻止コンデンサー17cにて交
流分を昇圧トランスに供給する。この事により水平パラ
ボラ状波の振幅がさらに安定化できる。
の出力がツェナーダイオード17bのツェナー電圧より高
くなると、抵抗17a、ツェナーダイオード17bにより構成
される振幅電圧抑制回路に電流が流れ、パラボラ状波の
波高値を安定化させ、直流阻止コンデンサー17cにて交
流分を昇圧トランスに供給する。この事により水平パラ
ボラ状波の振幅がさらに安定化できる。
第3図は、第1図に示した実施例の分圧切り替えスイッ
チ18の替わりにS字切り替えスイッチ15を共用した実施
例を示したもので、2ケのダイオードを同一方向に直列
接続したダイオード17d,17eの両端を水平S字補正コン
デンサの切り替えスイッチ15の両端に接続し、直列接続
したダイオードの中点と分圧回路の一端を接続して、分
圧回路の分圧比を制御したものである。
チ18の替わりにS字切り替えスイッチ15を共用した実施
例を示したもので、2ケのダイオードを同一方向に直列
接続したダイオード17d,17eの両端を水平S字補正コン
デンサの切り替えスイッチ15の両端に接続し、直列接続
したダイオードの中点と分圧回路の一端を接続して、分
圧回路の分圧比を制御したものである。
第3図の動作を以下に説明する。
第1図に示したS字切り替えスイッチ15がONの時、S字
補正コンデンサー5から供給されるパラボラ状波の正の
期間は、コンデンサー12a,ダイオード17d,スイッチ15と
電流が流れる。一方前記パラボラ状波の負の期間はダイ
オード17e、コンデンサー12aと電流が流れ、第2図のス
イッチ18がONしたのと同様になる。第1図のS字切り替
えスイッチ15がOFFの時は、ダイオード17dの電流が流れ
ず、第2図のスイッチ18がOFFしたのと同様になる。第
3図のダイオード17d,17eの極性それぞれ逆の時は、上
記電流の向きが逆になる動作をして、分圧切り替えスイ
ッチ18の替わりにS字切り替えスイッチ15を共用出来
る。
補正コンデンサー5から供給されるパラボラ状波の正の
期間は、コンデンサー12a,ダイオード17d,スイッチ15と
電流が流れる。一方前記パラボラ状波の負の期間はダイ
オード17e、コンデンサー12aと電流が流れ、第2図のス
イッチ18がONしたのと同様になる。第1図のS字切り替
えスイッチ15がOFFの時は、ダイオード17dの電流が流れ
ず、第2図のスイッチ18がOFFしたのと同様になる。第
3図のダイオード17d,17eの極性それぞれ逆の時は、上
記電流の向きが逆になる動作をして、分圧切り替えスイ
ッチ18の替わりにS字切り替えスイッチ15を共用出来
る。
実施例ではコンデンサーや、ツェナーダイオードを組み
合わせて分圧回路を構成していたが、インダクタンス
や、抵抗で分圧しても同様の効果がある。
合わせて分圧回路を構成していたが、インダクタンス
や、抵抗で分圧しても同様の効果がある。
発明の効果 本発明のダイナミックフォーカス装置は、S字補正コン
デンサーの両端電圧を分圧する分圧回路と、前記分圧さ
れたS字補正コンデンサーの両端電圧を昇圧するトラン
スと、水平周波数を検出する検出器により構成され、前
記水平周波数検出器の出力により、前記分圧回路の分圧
比を切り替えることにより、前記S字補正コンデンサー
の両端電圧を一定化し、昇圧して水平パラボラ電圧を発
生させる。
デンサーの両端電圧を分圧する分圧回路と、前記分圧さ
れたS字補正コンデンサーの両端電圧を昇圧するトラン
スと、水平周波数を検出する検出器により構成され、前
記水平周波数検出器の出力により、前記分圧回路の分圧
比を切り替えることにより、前記S字補正コンデンサー
の両端電圧を一定化し、昇圧して水平パラボラ電圧を発
生させる。
以上の構成によって (1) 水平パラボラ電圧は水平偏向と同期しているパ
ラボラ状波を用いているので水平偏向との同期合わせ
や、特別な波形非対象の補正が必要ない。
ラボラ状波を用いているので水平偏向との同期合わせ
や、特別な波形非対象の補正が必要ない。
(2) 複数の水平偏向周波数に対して水平パラボラ状
波の振幅が一定化できるため複数の水平偏向周波数に対
応可能なダイナミックフォーカス電圧を発生できる。
波の振幅が一定化できるため複数の水平偏向周波数に対
応可能なダイナミックフォーカス電圧を発生できる。
(3) 分圧回路にツェナーダイオードを用いパラボラ
振幅をさらに一定化できる。
振幅をさらに一定化できる。
(4) S字切り替えスイッチと分圧比切り替えスイッ
チをダイオードを用いて共用化出来る。
チをダイオードを用いて共用化出来る。
といった効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すダイナミックフォーカ
ス装置の回路図、第2図は本発明の第2の実施例の要部
回路図、第3図はS字切り替えスイッチと分圧比切り替
えスイッチを共用化した実施例を示した回路図、第4図
はS字補正コンデンサーの両端電圧を用いた従来のダイ
ナミックフォーカス装置の回路図、第5図は水平走査周
波数とS字補正コンデンサーの両端に発生されるパラボ
ラ状波の波高値の関係を示す特性図、第6図は水平走査
周波数とS字補正コンデンサーの両端に発生されるパラ
ボラ状波の波高値を補正した波高値の関係を示す特性図
である。 1……水平偏向出力トランジスタ、2……ダンパーダイ
オード、3……フライバックパルス共振コンデンサー、
4……水平偏向コイル、5……S字補正コンデンサー、
6……フライバックトランス、7……高圧整流ダイオー
ド、8……フォーカス電圧整流ダイオード、9……フォ
ーカス電圧平滑コンデンサー、10……フォーカス電圧調
整抵抗、11……ダイナミックフォーカス電圧結合用コン
デンサー、12……結合コンデンサー、12a……分圧コン
デンサー、13……昇圧トランス、14……垂直パラボラ波
発生回路、15……S字補正コンデンサー切り替えスイッ
チ、16……水平周波数検出器、17……分圧回路、17a…
…抵抗、17b……ツェナーダイオード、17c……直流阻止
コンデンサー、17d……ダイオード、17e……ダイオー
ド、18……分圧コンデンサー切り替えスイッチ。
ス装置の回路図、第2図は本発明の第2の実施例の要部
回路図、第3図はS字切り替えスイッチと分圧比切り替
えスイッチを共用化した実施例を示した回路図、第4図
はS字補正コンデンサーの両端電圧を用いた従来のダイ
ナミックフォーカス装置の回路図、第5図は水平走査周
波数とS字補正コンデンサーの両端に発生されるパラボ
ラ状波の波高値の関係を示す特性図、第6図は水平走査
周波数とS字補正コンデンサーの両端に発生されるパラ
ボラ状波の波高値を補正した波高値の関係を示す特性図
である。 1……水平偏向出力トランジスタ、2……ダンパーダイ
オード、3……フライバックパルス共振コンデンサー、
4……水平偏向コイル、5……S字補正コンデンサー、
6……フライバックトランス、7……高圧整流ダイオー
ド、8……フォーカス電圧整流ダイオード、9……フォ
ーカス電圧平滑コンデンサー、10……フォーカス電圧調
整抵抗、11……ダイナミックフォーカス電圧結合用コン
デンサー、12……結合コンデンサー、12a……分圧コン
デンサー、13……昇圧トランス、14……垂直パラボラ波
発生回路、15……S字補正コンデンサー切り替えスイッ
チ、16……水平周波数検出器、17……分圧回路、17a…
…抵抗、17b……ツェナーダイオード、17c……直流阻止
コンデンサー、17d……ダイオード、17e……ダイオー
ド、18……分圧コンデンサー切り替えスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】水平周波数を検出する検出器と、水平S字
補正コンデンサの切り替えを行うS字補正コンデンサの
切り替えスイッチと、陰極線管を用いたディスプレイモ
ニタの水平S字補正コンデンサの両端電圧を分圧する分
圧回路と、前記分圧されたS字補正コンデンサの両端電
圧を昇圧するトランスを備え、前記トランスの出力電圧
を陰極線管のフォーカス電極に接続し、2ヶのダイオー
ドを同一方向に直列接続したダイオードの両端を水平S
字補正コンデンサの切り替えスイッチの両端に接続し、
直列接続したダイオードの中点と前記分圧回路の一端を
接続して、水平周波数を検出する検出器の出力により、
前記水平S字補正コンデンサの切り替えスイッチを切り
替え、前記分圧回路の分圧比を制御することを特徴とす
るダイナミックフォーカス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22850189A JPH0748806B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | ダイナミックフォーカス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22850189A JPH0748806B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | ダイナミックフォーカス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0391372A JPH0391372A (ja) | 1991-04-16 |
JPH0748806B2 true JPH0748806B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=16877440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22850189A Expired - Lifetime JPH0748806B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | ダイナミックフォーカス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748806B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6300731B1 (en) | 1998-08-07 | 2001-10-09 | Thomson Licensing S.A. | Dynamic focus voltage amplitude controller |
US6278246B1 (en) * | 1998-11-19 | 2001-08-21 | Thomas Consumer Electronics, Inc. | Dynamic focus voltage amplitude controller and high frequency compensation |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP22850189A patent/JPH0748806B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0391372A (ja) | 1991-04-16 |
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