JPS61103737A - 放電加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １末よΩ五艮オ！ 本発明は放電回路のインピーダンスを少くするための通
電子を備えた放電加工装置である。

従来の技術 ワイヤカット放電加工その他一般の放電力ロエ装置にお
いて良好な加工を行うには−ｍ工間隙内に充分な加工液
を供給すると共にｉ！極と工作物との間に適切な給電を
行なう必要がある。　通常ワイヤ電極等の場合電極には
通電ビンにより給電が行われ、工作物には作業台等を介
して給電が行なわれるように構成される。　加工間隙に
電流パルスを印加する電源回路は簡単な構造であって、
しかもパルス幅が狭くピーク値の高い電流パルスがえら
れることが望まれる。　そのスイッチング素子としては
広範囲にわたる制御しやすさから各鍾のトランジスタ放
電加工回路が用いられ、又制御トランジスタつきのコン
デンサ放を加工回路も多く用いられてきた。　　しかし
てこの放電加工回路中特に放電回路の自己インダクタン
ス値をできるだけ小にすることが放電電流の振幅を増大
し刀ロエ速度の増大につながるとして種々の発明がなさ
れ。

特許出願がされている。

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メ気木本発明放電副路の自己インダクタンス値をできる
だけ小にするということで、種々の試作や実験を試みた
結果工作物は多くの場合大体鉄系の強磁性材料で、かつ
充分研摩等された平滑表面を有するので工作物を取り付
けた作業台を介して電流パルスを給電する従来の装置で
は通電距離が長くなり、インダクタンスや抵抗が大とな
るので、そ空吸着による結びつきを行った結果非常に良
好な結果をもたらすことがわかった。

址鳳式文展医ユゑξ〃ｐ！、！− 従って本発明は電極の近傍において、工作物上に取りつ
けて電流パルスを供給する接触通電材とその接触通電材
を工作物に着脱自在に固着する吸着材とよりなる通電子
を備えたものである。

その通電子には磁気吸着部分と接触通電材とを一体に設
けた形をとることもでき、あるいは接触通　。

電材とこの接触通電材全工作物に固着するための吸着材
を別々に設け、この吸着材を使って接触通電材の両端を
レバー等を介して磁気的に或は真空チャックで押え、工
作物に固着せしめる形をとることもできるようにしたも
のである。　更に本発明では接触通電材の工作物に接す
る接融通電面に凹凸面を設けて工作物の面になじむよう
に考慮したり１通電子の重力で工作物に摺接するように
したものである。

作用 このようにすることにより、自己インダクタンス値をで
きるだけ小にする位置に固着した接触通電材と工作物と
の接触が良好になり、さらに通電子に流れる電流により
磁石部分が磁化されて接触通電材と工作物とを固着する
ものにあっては両者の接触暑更に深くするものである。

札表肛 本発明を第１図に示すワイヤカット放を加工装置に用い
た°ところの実施例にもとづいて説明する。

１はワイヤ電極であって図示しないが、送り出しドラム
に巻かれていたのがとりだされ、幾つかのガイドローラ
をへて方向変換され、通電ビン５と接してからダイスガ
イド４をへて工作物２と対向する。　　５は噴射ノズル
で、ダイスガイド４の入口５′より流入せる刀ロエ液を
矢印のようにダイスガイド４の周囲をへてワイヤ電極１
にそって流し。

噴射ノズル５より工作物２に向って、噴出せしめるので
ある。　５゛は噴射ノズル５の先端が工作物２に接触す
るにあたって弾力性を与えるためのスプリングである。

　６は通電子であって接触通電材６ａがあってその中に
電磁石の励磁コイル６ｂとその鉄心６ｃとが含まれてお
り、工作物２又は図示していない電極が動き得る長さを
もったリード線７の先端がネジ８で通電子６の通電材６
ｄＴＩｃしっかりと締付けられ、この通電材６ｄは接触
通電材＋５ａＶＣねじ部等で固着される。　又６ａは磁
石そのものであって励磁電流によらずに接触通電材６ａ
を工作物２に吸着せしめることもできる。

従って図示していないパルス電源装置からリード線７に
パルス電流が給電されると電流がリード線７より通電材
６ｄ、　６ａ　、工作物２へと流れるとともに、励磁コ
イル６ｂにも流れ、電流の磁化作用に工り鉄心６ｃは磁
化されて吸着力を生じ、工作物２を強く吸着する結果、
接触通電材６ａと工作物２とは固着するのである。　一
方通電ビン５はワイヤ電極１と接する一方、リード線７
′と接続される。　図ではリード線７１７′は自己イン
ダクタンス値を一つにする同軸ケーブル９となっていて
図示していないが抵抗とコンデンサを含むパルス放電回
路をもつ−Ｘｉ源回路に接続される。

従ってリード線７．７′はできるだけ自己インダクタン
ス値りを少くする几めに短くすることが必要である。　
第２図は接触通電材＋ＯＢ　　と吸着材１０ｂが別個に
なっていて接触通電材１０ａ　　を工作物２上にのせる
とともにその両端部に磁気吸着部分１０ｂ　　或は真空
吸着部分をと９つけ工作物２の上に据付けてからテコ装
置１０ｃ　　の把手で接触通電材１０ａ　　を押え付け
て使用するのである。

ここで磁気吸着の場合は励磁コイルｌＯｄ　　と鉄心＋
Ｏｅ　　とを使った接触通電材１０の励磁コイル１０ａ
に励磁用の電流を流すと鉄心１０ｅ　　は磁化されるこ
とによって鉄心ＩＱ６　　による工作物２への磁気吸着
が強く行われ、これにともなってテコ装置１０ｃ　　に
よる接触通’ｉｌ（材１０ａ　　を工作物２に強く押付
は固着する。　尚接触通電材ＩＱａ　はその接触通電面
に凹凸を施し、相手の工作物２になじむようにすること
もできる。

ｊｇ、Ｉｑ　／７）−然漫一 以上のように本発明では電極の近傍において工作物上の
任意の位置に通電接触材と吸着材とよりなる通電子を着
脱自在に備えることにより、工作物への給電部分で、で
きるだけインダクタンスを小にとることもで゛きる、 又他の１例としては接触通電材を強い力で約ＩＫｙ程度
の力で工作物上を電極とともに移動させることによって
電極との間隔やリード線７の長さを略　Ｊ一定にするこ
とができる。　この通電子は平均的には３０〜５０Ａの
通電容量ヲもちＰ　ｅ　ｅ、　ｋは５００Ａ程度を通電
してほぼ５ｖ程度もしくはそれ以下の電圧降下をもつよ
ゲに、できれば１ｖ以下がより有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例装置の側断面図、第２図は通
電子の変形を示す側面図である。 図で１はワイヤ電極、２は工作物、５は通電ビン。 ４はダイスガイド、５は噴射ノズル、６．１０は通電子
、６ａ、１０ａは接触通電材、６ｂは磁石用の励磁コイ
ル、６Ｃは鉄心、６ｄは通電材、１０ｂは磁気吸着部分
。 第１図

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）電極と工作物とを相対向させて形成した微小加工
   間隙に加工液を介在せしめた状態で休止時間を有する間
   歇的な電圧パルスを印加して発生する放電により加工を
   行なう放電加工装置において、加工部の近傍において工
   作物上に着脱可能に取りつけられる接触通電材と該接触
   通電材を工作物に着脱せしめる吸着材とよりなる通電子
   を備えてなる放電加工装置。
2. （２）前記通電子は接触通電材と吸着材とを一体に組合
   せた構成体からなり、前記吸着材が磁気吸着体から成る
   特許請求の範囲第１項記載の放電加工装置。
3. （３）前記通電子は接触通電材と吸着材との別個の分離
   体から成り、工作物上に載置された接触通電材を工作物
   に吸着する吸着材で固着してなる特許請求の範囲第１項
   記載の放電加工装置。
4. （４）接触通電材がその接触通電面に凹凸を設けたもの
   である特許請求の範囲第１項記載の放電加工装置。
5. （５）接触通電材が自己の重力で工作物に摺動可能に摺
   接するものである特許請求の範囲第１項記載の放電加工
   装置。
6. （６）接触通電材が可撓性のリード線へ接続された特許
   請求の範囲第１項記載の放電加工装置。
7. （７）吸着材が磁気吸着体からなる特許請求の範囲第１
   項記載の放電加工装置。
8. （８）吸着材が真空吸着体からなる特許請求の範囲第１
   項記載の放電加工装置。