JP2023507723A - 作動工具 - Google Patents

作動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2023507723A
JP2023507723A JP2022536476A JP2022536476A JP2023507723A JP 2023507723 A JP2023507723 A JP 2023507723A JP 2022536476 A JP2022536476 A JP 2022536476A JP 2022536476 A JP2022536476 A JP 2022536476A JP 2023507723 A JP2023507723 A JP 2023507723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
stator
coil
capacitor
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022536476A
Other languages
English (en)
Inventor
アブ アントゥン チャフィック
ディットリッヒ ティロ
ビンダー アルベルト
グート マヌエル
シュミット フローリアン
スマーチック ヤスミン
Original Assignee
ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2023507723A publication Critical patent/JP2023507723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/06Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by electric power
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K33/00Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

本発明は、下地表面を加工するための作動工具、特に手持ち式の作動工具、特に、下地表面の中に留め具を打ち込むための設定工具に関し、この作動工具は、ステーター及び作動ピストンを有し、作動ピストンは作動軸に沿ってステーターに対して移動するように構成され、この作動工具は更に駆動部を有し、駆動部は作動ピストンを開始位置から下にある表面まで作動軸に沿って駆動するように構成されている。駆動部はステーター上に配置されたステーターコイルを有し、上記駆動部は、作動ピストンをステーターに対して加速する、特に作動ピストンを離れるように押す磁場を生成するために、ステーターコイルに第1の電流強度I1を有する電流を供給するように構成されており、また駆動部は作動ピストン上に配置されたピストンコイルを有し、上記駆動部は、作動ピストンをステーターに対して加速する、特にステーターを離れるように押す磁場を生成するために、ピストンコイルに第2の電流強度I2を有する電流を供給するように構成されており、ここで第2の電流I2強度は第1の電流強度I1よりも低い。

Description

本発明は、例えば、留め具を基板(被打ち込み材)に打ち込むための設定工具などの作動工具に関する。
このような工具は、多くの場合、作動軸に沿って移動する作動ピストンを有する。作動ピストンは、作動ピストンを加速する駆動部によって駆動される。特許文献1は、電気コンデンサと、作動ピストンに配置されたかご形ローターと、コンデンサの急速放電中に電流が流れる励起コイルであって、作動ピストンを加速する磁場を生成する励起コイルとを有する駆動部について記載している。
設定工具は、通常、留め具用のレセプタクルを有し、レセプタクル内に収容された留め具は、作動軸に沿ってレセプタクルから基板に移送される。このために、作動要素は、駆動部によって作動軸に沿って留め具に向けて駆動される。特許文献2は、電気コンデンサ及びコイルを有する駆動部を備えた設定工具について開示している。
国際公開第2018/104406号パンフレット 米国特許第6,830,173号明細書
本発明の目的は、高効率及び/又は良好な設定品質が保証される上述の種類の設定工具を提供することである。
この目的は、基板を加工するための好ましくは手持ち式の工具を用いて達成され、この工具は、ステーター、及び作動軸に沿ってステーターに対して移動する作動ピストンを有し、また作動ピストンを開始位置から作動軸に沿って基板上に駆動する駆動部も有し、駆動部は、ステーター上に配置されたステーターコイルを有し、作動ピストンをステーターに対して加速する好ましくは反発させる磁場を生成するために、第1の電流強度Iの電流をステーターコイルに印加し、駆動部は、作動ピストン上に配置されたピストンコイルを有し、作動ピストンをステーターに対して加速する好ましくは反発させる磁場を生成するために、第2の電流強度Iの電流をピストンコイルに印加し、第2の電流強度Iは第1の電流強度Iよりも小さい。
本発明の有利な態様では、駆動部がピストンコイルコンデンサを有し、ピストンコイルは、ピストンコイルコンデンサの急速放電中に、第1の電流強度Iの電流が流れるように、ピストンコイルコンデンサに電気的に接続可能である、ことを特徴とする。別の有利な態様では、駆動部がステーターコイルコンデンサを有し、ステーターコイルは、ステーターコイルコンデンサの急速放電中に、第2の電流強度Iの電流が流れるように、ステーターコイルコンデンサに電気的に接続可能である、ことを特徴とする。
有利な態様では、ピストンコイルがピストンコイル軸を有し、ステーターコイルが、ピストンコイル軸に平行に向けられたステーターコイル軸を有する、ことを特徴とする。ステーターコイル軸は、ピストンコイル軸と一致することが好ましい。ピストンコイル及びステーターコイルは、対向する磁場を生成するために、ピストンコイルコンデンサ及びステーターコイルコンデンサの急速放電中に反対方向に電流が流れることが好ましい。更に、ピストンコイルコンデンサ及びステーターコイルコンデンサは同一であることが好ましい。ピストンコイル及びステーターコイルは、特に、互いに電気的に並列に接続されることが好ましい。
有利な態様では、ステーターコイルが第1の巻数Nを有し、ピストンコイルが、第1の巻数Nとは異なる第2の巻数Nを有する、ことを特徴とする。N>Nであることが好ましい。また、実質的にN・I=N・Iであることも好ましい。
有利な態様では、ステーターが2つの電気ステーター接点を有し、作動ピストンが、2つの電気ピストン接点であって、そのそれぞれが第2の電流強度Iの電流をピストンコイルに印加するために電気ステーター接点のうちの1つ上で摺動する、2つの電気ピストン接点を有する、ことを特徴とする。それらの電気ステーター接点はそのそれぞれが接触レールを有し、電気ピストン接点はそのそれぞれが接点ブラシ若しくはスリップリングを有するか、又はその逆である、ことが好ましい。
本発明の有利な構成は、工具が、留め具を基板に打ち込むための、留め具を収容するようにレセプタクルを有する、設定工具として構成されており、作動ピストンが、レセプタクルに収容された留め具を作動軸に沿って基板の中へと移送し、駆動部が、作動軸に沿って作動ピストンを留め具に駆動する、ことを特徴とする。
本発明に於いて、コンデンサとは、電荷及び付随するエネルギーを電場に蓄積する電気部品を意味する。特に、コンデンサは、2つの導電性電極を有し、電極が異なって帯電された場合、それらの間に電場が生じる。本発明に於いて、留め具とは、例えば釘、ピン、クランプ、クリップ、鋲、特にねじ付きスタッド等を意味する。
本発明に於いて、軟磁性材料とは、高い磁気飽和磁束密度、特に小さな保磁力を有し、従って、材料を透過する磁場を増強する材料を意味する。特に、ステーターフレーム及び/又はピストンフレームの軟磁性材料の飽和磁束密度は、少なくとも1.0T、好ましくは少なくとも1.3T、特に好ましくは少なくとも1.5Tである。本発明に於いて、導電性材料とは、高い比電気伝導度を有するので、材料を通過する磁場が材料内で渦電流を生成する材料を意味する。軟磁性及び/又は導電性材料は、好ましくは、強磁性材料、特に好ましくは強磁性金属、例えば鉄、コバルト、ニッケル又は1種類以上の強磁性金属を主成分とする合金からなる。
本発明は、図面におけるいくつかの実施例で説明される。
工具を示す縦断面図である。 工具の駆動部/作動ピストンユニットを示す図である。 工具の駆動部を示す図である。 作動ピストンの駆動部を示す図である。
図1には、留め具を基板に打ち込むための手持ち式の設定工具として構成された、基板(図示せず)を加工するための工具10が、縦断面図で示されている。工具10は、レセプタクル20を有し、このレセプタクル20は、スタッドガイドとして形成され、釘として形成される留め具30を作動軸Aに沿って(図1の左側へ)基板に打ち込むために留め具30を収容する。留め具をレセプタクルに供給するために、工具10は格納部40を含み、格納部40には、留め具が個別に又は留め具ストリップ50の形態で集合的に収容され、1つずつレセプタクル20に運ばれる。このために、格納部40は、具体的に示していないばね式供給要素を有する。
工具10は、ピストンプレート70及びピストンロッド80を含む作動ピストン60を有する。作動ピストン60は、留め具30をレセプタクル20から作動軸Aに沿って基板の中に移送するように意図されている。このプロセスでは、作動ピストン60は、作動軸Aに沿ってガイドシリンダー95内でピストンプレート70によって導かれる。図示していない実施例では、作動ピストンは、2つ、3つ、又はそれ以上のガイド要素、例えばガイドロッドによって作動軸に沿って導かれる。次いで、作動ピストン60は、スイッチング回路200及びコンデンサ300を含む駆動部65によって駆動される。スイッチング回路200は、予め充電されたコンデンサ300の急速放電を引き起こし、放電電流を供給し、それによって電流を駆動部65まで流す。
工具10は、駆動部65が収容される筐体110、トリガーとして形成される始動要素130を有するハンドル120、貯蔵電池として形成された電気エネルギー蓄積部140、制御部150、トリガースイッチ160、接触圧スイッチ170、駆動部65上に配置された温度センサ180、並びに、制御部150を電気エネルギー蓄積部140、トリガースイッチ160、接触圧スイッチ170、温度センサ180、スイッチング回路200、及びコンデンサ300に接続する電気接続線141、161、171、181、201、301も含む。図示されていない実施例では、工具10は、電気エネルギー蓄積部140の代わりに、又は電気エネルギー蓄積部140に加えて、電力ケーブルによって電気エネルギーを供給される。制御部は、プリント回路基板上で好ましくは相互接続されて1つ又は複数の電気制御回路、特に1つ又は複数のマイクロプロセッサを形成する電子構成部品を含む。
図示していない(図1の左側の)基板に対して工具10が押圧された場合、特に表記しない接触圧要素が接触圧スイッチ170を動作させ、その結果、接続線171を介して接触圧信号を制御部150に送信する。これによりトリガーされると、制御部150はコンデンサ充電プロセスを開始し、このプロセスでは、コンデンサ300を充電するために、電気エネルギーが、電気エネルギー蓄積部140から制御部150まで接続線141を介して伝導され、制御部150からコンデンサ300まで接続線301を介して伝導される。この目的のために、制御部150は、電気エネルギー蓄積部140からの電流をコンデンサ300向けに適当な充電電流に変換する、特に表記しないスイッチングコンバータを含む。コンデンサ300が充電されて、作動ピストン60が、図1に示す設定準備完了位置にある場合、工具10は、設定準備完了状態にある。コンデンサ300の充電は、工具10を基板に押圧することのみによって引き起こされるので、その場に居合わせた人々の安全性を高めるために、工具10が基板に押圧された場合にのみ設定処理が実施可能になっている。図示していない例示的態様では、工具がオンにされるか、又は工具が基板から持ち上げられるか、又は先行する打ち込み処理が完了している場合、制御部は、既にコンデンサ充電プロセスを開始している。
工具10が設定準備完了している状態で、始動要素130が、例えばハンドル120を保持する手の人さし指を用いて引っ張ることによって始動された場合、始動要素130は、トリガースイッチ160を始動させ、その結果、接続線161を介してトリガー信号を制御部150に送信する。これによってトリガーされると、制御部150はコンデンサの放電プロセスを開始し、このプロセスでは、コンデンサ300に貯蔵された電気エネルギーが、コンデンサ300が放電されることによって、スイッチング回路200を用いてコンデンサ300から駆動部65に伝導される。
この目的のために、図1に概略的に示すスイッチング回路200は、コンデンサ300を駆動部65に接続する2つの放電線210、220を含み、少なくとも1つの放電線210は常開放電スイッチ230によって中断されている。スイッチング回路200は駆動部65及びコンデンサ300と共に電気発振回路を形成することがある。この発振回路の往復振動及び/又はコンデンサ300の負の充電は、潜在的に駆動部65の効率に悪影響を及ぼし得るが、フリーホイーリングダイオード240を利用して抑制することができる。放電線210、220は、そのそれぞれが、例えば、半田付け、溶接、ネジ止め、クランピング、又はフォームフィットによって、レセプタクル20と向き合うコンデンサ300の端面360上に配置されたコンデンサ300の電気接点370、380を用いて担持膜330上に配置されたコンデンサ300の電極310、320に電気的に接続される。放電スイッチ230は、高い電流強度を有する放電電流を切り替えるのに適しており、例えばサイリスタとして形成されることが好ましい。加えて、放電線210、220は、互いに近距離にあるため、それらによって誘起される寄生磁場は、極力低く抑えられる。例えば、放電線210、220は組み合わされて母線を形成し、適切な手段、例えばホルダ又はクリップによってまとめて保持される。図示していない実施例において、フリーホイーリングダイオードは、放電スイッチと並列に電気的に接続される。図示していない更なる実施例では、回路にフリーホイーリングダイオードは設けられていない。
コンデンサ放電プロセスを開始するために、制御部150は接続線201を用いて放電スイッチ230を閉じ、それによって、コンデンサ300の高強度放電電流が駆動部65を流れ、駆動部65は作動ピストン60をレセプタクル20及びそこに収容されている留め具30に向けて駆動する。作動ピストン60のピストンロッド80が留め具30の特に表記しないヘッドに当接すると直ちに、留め具30は、作動ピストン60によって基板に打ち込まれる。作動ピストン60の過剰な運動エネルギーは、作動ピストン60がピストンプレート70と共に制動要素85に向かって移動し、停止するまで制動要素85によって制動されることにより、バネ弾性及び/又は減衰材料の、例えばゴム又はエラストマーの制動要素85によって吸収される。次いで、作動ピストン60は、特に表記しない再設定装置によって設定準備完了位置に再設定される。
図2には、工具、例えば図1に示す工具10の駆動部/作動ピストンユニット400が示されている。駆動部/作動ピストンユニット400は、作動軸401に沿って切断されて示されており、部分的に示された駆動部410、作動ピストン420、及びステーター430を備える。作動ピストン420は、ピストンプレート421及びピストンロッド422を有し、作動軸401に沿ってステーター430に対して移動するように意図されている。駆動部410は、作動軸401に沿って作動ピストン420を駆動するように意図されている。この目的のために、駆動部410は、ピストンコイルコンデンサ(図示せず)と、作動ピストン420上に配置されたピストンコイル440とを備える。ピストンコイル440は、ピストンコイルコンデンサの急速放電中に電流が流れ、磁場が生成されるようにピストンコイルコンデンサに電気的に接続することができ、この磁場は、ピストンコイル440とステーター430との間に反発力を引き起こし、作動ピストン420をステーター430に対して加速する。ピストンコイル440とステーター430との間の反発力は、例えば、ピストンコイル440によって生成された磁場がステーター430を通過し、ステーター430中に電流を誘起し、次いでこの電流が、ピストンコイル440によって生成された磁場と反対の磁場を生成することによって、引き起こされる。この目的のために、ステーター430は、作動軸を環状に取り囲む導電性材料、例えば銅、鉄、又はそれらの合金からなる。図示していない実施例では、ステーターはフレーム及びリング導体を有し、リング導体はフレーム上に配置され、好ましくはフレームに固定されて、高い導電率を有し、作動軸を環状に取り囲む。
更に、駆動部410は、ステーターコイルコンデンサ(図示せず)と、作動ピストン420上に配置されたステーターコイル450とを備える。ステーターコイル450は、ステーターコイルコンデンサの急速放電中に電流が流れ、磁場が生成されるようにステーターコイルコンデンサに電気的に接続することができ、この磁場は、ステーターコイル450と作動ピストン420との間に反発力を引き起こし、作動ピストン420をステーター430から離れるように加速する。ステーターコイル450と作動ピストンとの間の反発力は、例えば、ステーターコイル450によって生成された磁場がピストンコイル440によって生成された磁場と反対であることによって、引き起こされる。この目的のために、ピストンコイルコンデンサ及びステーターコイルコンデンサが、例えば図示されていない制御部によって制御されて、一致してタイミングを合わされ連携して放電されることにより、電流がピストンコイル440及びステーターコイル450に反対向きに、重複した時間に、特に同時に、印加されることが好ましい。ピストンコイル440及びステーターコイル450はそれぞれピストンコイル軸及びステーターコイル軸を有し、それらの軸は作動軸401と一致し、従って互いに平行に向けられている。作動ピストン420を図2に示す開始位置に戻すために、電流がピストンコイル440及びステーターコイル450に同じ向きに重複した時間に、特に同時に印加されることが好ましく、その結果、ステーターコイル450によって生成される磁場とピストンコイル440によって生成される磁場が同じ向きになる。これにより、ステーターコイル450と作動ピストン420との間に引力が生じ、作動ピストン420はステーター430へと加速される。
図3には、工具、例えば図1に示す工具10の駆動部510が示されている。駆動部510は、作動軸501に沿って切断されて示されており、ピストンプレート521及びピストンロッド522を有する作動ピストン520を作動軸501に沿って駆動し、ステーター530に対して移動させる。駆動部510は、ピストンコイルコンデンサ561と、ステーターコイルコンデンサ562と、第1のスイッチ571及び第2のスイッチ572を有するスイッチング回路570と、作動ピストン520上に配置されたピストンコイル540と、ステーター530上に配置されたステーターコイル550と、を備える。ピストンコイル540は、ピストンコイルコンデンサ561の急速放電中に電流が流れるようにピストンコイルコンデンサ561に電気的に接続することができる。ピストンコイル540を流れる電流は第1の磁場を生成する。ステーターコイル550は、ステーターコイルコンデンサ562の急速放電中に電流が流れるようにステーターコイルコンデンサ562に電気的に接続することができる。ステーターコイル550を流れる電流は第2の磁場を生成する。
ピストンコイルコンデンサ561の一方の電極は、第1のスイッチ571の入力に電気的に接続され、第1のグラウンド電位572、例えば再充電式電池又は電池の負の端子に電気的に接続される、ピストンコイルコンデンサ561の対向電極に対して充電されることができる。第1のスイッチ571の出力は、第1の電気ステーター接点531に電気的に接続され、好ましくは永続的に配線され、この第1の電気ステーター接点531は、接点ブラシとして形成され、ステーター530が有するものである。ピストンコイル540の内側にあるピストンコイル540の入力は、第1のピストン接点541に電気的に接続され、好ましくは永続的に配線され、第1のピストン接点541は接触レールとして形成され、作動ピストン520が有するものである。第1のピストン接点541は、作動ピストン520が作動軸501に沿って移動すると、第1のステーター接点531に沿って導電的に摺動する。第1のバネ(図示せず)は、第1のピストン接点541に向けて第1のステーター接点531に荷重をかける。図示していない実施例では、これに加えて又はその代わりに、バネは、第1のステーター接点に向けて第1のピストン接点に荷重をかける。
ピストンコイル540の外側にあるピストンコイル540の出力は、第2のピストン接点542に電気的に接続され、好ましくは永続的に配線され、第2のピストン接点542は接触レールとして形成され、作動ピストン520が有するものである。第2のピストン接点542は、作動ピストン520が作動軸501に沿って移動すると、第2のステーター接点532に沿って導電的に摺動する。ステーター530は第2のステーター接点532を有し、第2のステーター接点532は、接点ブラシとして形成され、好ましくは第1のグラウンド電位572と同一の第2のグラウンド電位573に電気的に接続される。第2のバネ(図示せず)は、第2のピストン接点542に向けて第2のステーター接点532に荷重をかける。図示していない実施例は、これに加えて又はその代わりに、バネは、第2のステーター接点に向けて第2のピストン接点に荷重をかける。ピストン接点541、542は、必ずしも、作動ピストンの移動全体の間中、ステーター接点531、532に接触しているとは限らない。用途によっては、最初の0.5ms~1msの間、特に最初の0.6msの間接触していることで十分である。ピストン接点541、542は、一部の用途領域では約10mm~30mmである作動軸501の方向の長さを有する。
ステーターコイルコンデンサ562の一方の電極は、第2のスイッチ574の入力に電気的に接続され、第3のグラウンド電位576、例えば再充電式電池又は電池の負の端子に電気的に接続される、ステーターコイルコンデンサ562の対向電極に対して充電されることができる。第2のスイッチ574の出力は、ステーターコイル550の内側にあるステーターコイル550の入力に電気的に接続され、好ましくは永続的に配線される。ステーターコイル550の外側にあるステーターコイル550の出力は、第3のグラウンド電位576と好ましくは同一である第4のグラウンド電位577に電気的に接続される。
ピストン接点541、542は、作動ピストン520の残りの部分に強固に接続されており、作動ピストン520の残りの部分と共に動く。図示していない実施例では、第1及び/又は第2のステーター接点は、スリップリングとして形成される。図示していない更なる実施例では、第1及び/又は第2のステーター接点が、接触レールとして形成され、第1又は第2のピストン接点が接点ブラシ又はスリップリングとして形成される。第2のピストン接点542及び第2のステーター接点532は、作動軸501に対してステーターコイル550及びピストンコイル540の半径方向外側に配置される。図示していない実施例では、これに加えて又はその代わりに、第1のピストン接点及び第1のステーター接点が、ステーターコイル及び/又はピストンコイルの半径方向外側に配置される。
ピストンコイル540及びステーターコイル550を介したコンデンサ561、562の急速放電は、コンデンサ561、562がそれぞれ電気的に充電されたときにスイッチ571、574が閉じられ、ピストンコイル540及びステーターコイル550がそれぞれコンデンサ561、562の一方に電気的に接続されることにより、スイッチング回路570によってトリガーすることができる。次いで、電流が、一方では、ピストンコイルコンデンサ561から第1のスイッチ571を通って、第1のステーター接点531及び第1のピストン接点541を通り、ピストンコイル540を通って内側から外側に、最後に第2のピストン接点542及び第2のステーター接点532を通って第2のグラウンド電位573まで、流れる。他方では、電流は、ステーターコイルコンデンサ562から第2のスイッチ574を通って、ステーターコイル550を通って内側から外側に、最後に第4のグラウンド電位577まで、流れる。第1のスイッチ571及び第2のスイッチ574は同時に閉じられることが好ましい。
ピストンコイル540及びステーターコイル550はそれぞれピストンコイル軸及びステーターコイル軸を有し、それらの軸は作動軸501と一致し、従って互いに平行に向けられている。ピストンコイル540及びステーターコイル550は同じ方向に巻かれており、電流はそれらのコイルの中を反対向きに流れるので、第1の磁場と第2の磁場は互いに反対になる。図示していない実施例では、それらのコイルは反対方向に巻かれ、電流はそれらのコイルの中を同じ向きに流れる。これにより、ステーターコイル550とピストンコイル540との間、従ってステーター530と作動ピストン520との間に反発力が生じ、その結果、作動ピストン520はステーター530に対して加速される。ピストンコイル540及びステーターコイル550には同時に又は重複した時間に電流が流れ、ステーターコイル550を通って流れる電流の第1の電流強度Iは、ピストンコイル540を通って流れる電流の第2の電流強度Iよりも大きい。
ステーターコイル550は第1の巻数Nを有し、ピストンコイル540は第1の巻数Nよりも大きい第2の巻数Nを有する。コイル540、550によって生成された磁場が実質的に同じ大きさになるように、基本的にN・I=N・Iであることが好ましい。図示していない実施例では、ピストンコイル及びステーターコイルは同じコイル巻数を有する。
作動ピストン520は、好ましくは例えば鉄又は鉄の合金、例えば鋼などの軟磁性材料からなるピストンフレーム525を有する。ピストンフレーム525は、ピストンコイル540を取り囲み、作動軸501に対して円周方向に延びる。その結果、ピストンコイル540によって生成された第2の磁場は、ステーターコイル550の領域内で強められ、ステーター530と作動ピストン520との間の反発力が強まる。ピストンプレート521は、軟磁性材料からなることが好ましく、特に、ピストンフレームを形成することが好ましい。ピストンロッド522も、軟磁性材料からなることが好ましく、ピストンプレート521に一体となって接続されることが特に好ましく、これにより作動ピストン520の剛性及び/又は機械的堅牢性が高まることがある。ステーター530は、好ましくは例えば鉄又は鉄の合金、例えば鋼などの軟磁性材料からなるステーターフレーム535を有する。ステーターフレーム535は、ステーターコイル550を取り囲み、作動軸501に対して円周方向に延びる。その結果、ステーターコイル550によって生成された第2の磁場は、ピストンコイル540の領域内で強められ、ステーター530と作動ピストン520との間の反発力が強まる。
図4には、工具、例えば図1に示す工具10の駆動部610が縦断面図で示されている。駆動部610は、ピストンプレート621及びピストンロッド622を有する作動ピストン620を作動軸601に沿って駆動し、ステーター630に対して移動させるように意図されている。駆動部610は、コンデンサ660と、スイッチ671を有するスイッチング回路670と、作動ピストン620上に配置されたピストンコイル640と、ステーター630上に配置されたステーターコイル650と、を備える。ピストンコイル640は、コンデンサ660の急速放電中に電流が流れるようにコンデンサ660に電気的に接続することができ、その結果、コンデンサ660はピストンコイルコンデンサを表す。ピストンコイル640を流れる電流は第1の磁場を生成する。ステーターコイル650も、コンデンサ660の急速放電中に電流が流れるようにコンデンサ660に電気的に接続することができ、その結果、コンデンサ660はステーターコイルコンデンサも表す。ステーターコイル650を流れる電流は第2の磁場を生成する。
コンデンサ660の一方の電極は、スイッチ671の入力に電気的に接続され、第1のグラウンド電位672、例えば再充電式電池又は電池の負の端子に電気的に接続される、コンデンサ660の対向電極に対して充電されることができる。スイッチ671の出力は、一方では、ステーターコイル650の内側にあるステーターコイル650の入力に電気的に接続され、他方では、第1の電気ステーター接点631に電気的に接続され、第1の電気ステーター接点631は接点ブラシとして形成され、ステーター630が有するものである。ピストンコイル640の内側にあるピストンコイル640の入力は、第1のピストン接点641に電気的に接続され、第1のピストン接点641は接触レールとして形成され、作動ピストン620が有するものである。第1のピストン接点641は、作動ピストン620が作動軸601に沿って移動すると、第1のステーター接点631に沿って導電的に摺動する。
ピストンコイル640の外側にあるピストンコイル640の出力は、第2のピストン接点642に電気的に接続され、第2のピストン接点642は接触バーとして形成され、作動ピストン620が有するものである。第2のピストン接点642は、作動ピストン620が作動軸601に沿って移動すると、第2のステーター接点632に沿って導電的に摺動する。ステーター630は第2のステーター接点632を有し、第2のステーター接点632は、接点ブラシとして形成され、好ましくは第1のグラウンド電位672と同一の第2のグラウンド電位673に電気的に接続される。ステーターコイル650の外側にあるステーターコイル650の出力は、第1のグラウンド電位672及び/又は第2のグラウンド電位673と好ましくは同一である第3のグラウンド電位677に電気的に接続される。
ピストンコイル640及びステーターコイル650を介したコンデンサ660の急速放電は、コンデンサ660が電気的に充電されたときにスイッチ671が閉じられ、ピストンコイル640及びステーターコイル650がコンデンサ660に電気的に接続されることにより、スイッチング回路670によってトリガーすることができる。次いで、電流が、コンデンサ660からスイッチ671を通って、一方では、ステーターコイル650を通って内側から外側に、他方では、第1のステーター接点631及び第1のピストン接点641を通り、ピストンコイル640を通って内側から外側に、最後に第2のピストン接点642及び第2のステーター接点632を通って第2のグラウンド電位673まで、流れる。従って、ピストンコイル640とステーターコイル650は互いに並列に電気的に接続され、それらのコイルには電流が同時に流れる。
ピストンコイル640及びステーターコイル650はそれぞれピストンコイル軸及びステーターコイル軸を有し、それらの軸は作動軸601と一致し、従って互いに平行に向けられている。ピストンコイル640及びステーターコイル650は反対方向に巻かれており、電流はそれらのコイルの中を同じ向きに流れるので、第1の磁場と第2の磁場は互いに反対になる。これにより、ステーターコイル650とピストンコイル640との間、従ってステーター630と作動ピストン620との間に反発力が生じ、その結果、作動ピストン620はステーター630に対して加速される。ステーターコイル650は第1の巻数Nを有し、ピストンコイル640は第1の巻数Nよりも大きい第2の巻数Nを有する。コイル640、650によって生成された磁場が実質的に同じ大きさになるように、基本的にN・I=N・Iであることが好ましい。
図示していない実施例では、作動ピストンは1つ又は複数の更なるピストンコイルを有し、且つ/又は、ステーターは1つ又は複数の更なるステーターコイルを有する。図示していない更なる実施例では、ピストンコイルはステーターコイルに入り、コイルの間を伝達される力は、反発力及び/又は引力である。図示していない更なる実施例では、ピストンコイル及び/又はステーターコイルのコイル軸は、互いに対して又は作動軸に対して傾いて、特に直角に向けられている。
本発明について、図面に示す一連の実施例及び図示していない実施例を用いて記述してきた。各種の実施例の個々の特徴は、互いに矛盾しない限り、個別に又は互いの所望の組み合わせで適用されることがある。本発明による工具は、他の用途、例えばハンマードリルなどに使用することもできることが指摘される。

Claims (13)

  1. 基板を加工するための工具、特に手持ち式の工具、特に前記基板に留め具を打ち込むための設定工具であって、ステーター、及び作動軸に沿って前記ステーターに対して移動する作動ピストンを有し、また前記作動ピストンを前記作動軸に沿って開始位置から前記基板上に駆動する駆動部も有し、前記駆動部は、前記ステーター上に配置されたステーターコイルを有し、前記作動ピストンを前記ステーターに対して加速する、特に前記作動ピストンに反発する磁場を生成するために、第1の電流強度Iの電流を前記ステーターコイルに印加するように意図され、前記駆動部は、前記作動ピストン上に配置されたピストンコイルを有し、前記作動ピストンを前記ステーターに対して加速する、特に前記ステーターに反発する磁場を生成するために、第2の電流強度Iの電流を前記ピストンコイルに印加するように意図され、前記第2の電流強度Iは前記第1の電流強度Iよりも小さい、工具。
  2. 前記駆動部はピストンコイルコンデンサを有し、前記ピストンコイルは、前記ピストンコイルコンデンサの急速放電中に、前記第1の電流強度Iの前記電流が流れるように、前記ピストンコイルコンデンサに電気的に接続可能である、請求項1に記載の工具。
  3. 前記駆動部はステーターコイルコンデンサを有し、前記ステーターコイルは、前記ステーターコイルコンデンサの急速放電中に、前記第2の電流強度Iの前記電流が流れるように、前記ステーターコイルコンデンサに電気的に接続可能である、請求項1又は2に記載の工具。
  4. 前記ピストンコイルはピストンコイル軸を有し、前記ステーターコイルは、前記ピストンコイル軸に平行に向けられている、特に前記ピストンコイル軸に一致する、ステーターコイル軸を有する、請求項1~3の何れか一項に記載の工具。
  5. 前記ピストンコイル及び前記ステーターコイルは、対向する磁場を生成するために、前記ピストンコイルコンデンサ及び前記ステーターコイルコンデンサの急速放電中に反対方向に電流が流れる、請求項2又は4に記載の工具。
  6. 前記ピストンコイルコンデンサ及び前記ステーターコイルコンデンサは同一である、請求項2~5の何れか一項に記載の工具。
  7. 前記ピストンコイル及び前記ステーターコイルは互いに並列に電気的に接続されている、請求項6に記載の工具。
  8. 前記ステーターコイルは第1の巻数Nを有し、前記ピストンコイルは、前記第1の巻数Nとは異なる第2の巻数Nを有する、請求項1~7の何れか一項に記載の工具。
  9. >Nである、請求項8に記載の工具。
  10. 実質的にN・I=N・Iである、請求項8又は9に記載の工具。
  11. 前記ステーターが2つの電気ステーター接点を有し、前記作動ピストンが、2つの電気ピストン接点であって、そのそれぞれが前記第2の電流強度Iの前記電流を前記ピストンコイルに印加するために前記電気ステーター接点のうちの1つ上で摺動する、2つの電気ピストン接点を有する、請求項1~10の何れか一項に記載の工具。
  12. 前記電気ステーター接点はそのそれぞれが接触レールを有し、前記電気ピストン接点はそのそれぞれが接点ブラシ若しくはスリップリングを有するか、又はその逆である、請求項11に記載の工具。
  13. 留め具を収容するレセプタクルを有し、前記作動ピストンは、前記レセプタクル内に収容された留め具を前記作動軸に沿って前記基板の中へと移送する、請求項1~12の何れか一項に記載の工具。
JP2022536476A 2019-12-20 2020-12-11 作動工具 Pending JP2023507723A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP19218916.5A EP3838495A1 (de) 2019-12-20 2019-12-20 Arbeitsgerät
EP19218916.5 2019-12-20
PCT/EP2020/085685 WO2021122351A1 (de) 2019-12-20 2020-12-11 Arbeitsgerät

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023507723A true JP2023507723A (ja) 2023-02-27

Family

ID=69005355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022536476A Pending JP2023507723A (ja) 2019-12-20 2020-12-11 作動工具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20230018142A1 (ja)
EP (2) EP3838495A1 (ja)
JP (1) JP2023507723A (ja)
CN (1) CN114786877A (ja)
AU (1) AU2020409479A1 (ja)
WO (1) WO2021122351A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3838490A1 (de) * 2019-12-20 2021-06-23 Hilti Aktiengesellschaft Arbeitsgerät
WO2023285307A1 (de) 2021-07-10 2023-01-19 Rhefor Gbr Setzgerät

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1324861A1 (en) 2000-08-25 2003-07-09 Senco Products, Inc Impact device
CN110249514B (zh) 2016-12-06 2022-09-06 喜利得股份公司 电动驱动器
EP3787840B1 (de) * 2018-05-01 2022-08-10 Rhefor GbR Handgeführtes nagelsetzgerät und antrieb
EP3578309A1 (de) * 2018-06-06 2019-12-11 HILTI Aktiengesellschaft Setzgerät

Also Published As

Publication number Publication date
AU2020409479A1 (en) 2022-06-23
EP4076855A1 (de) 2022-10-26
EP3838495A1 (de) 2021-06-23
CN114786877A (zh) 2022-07-22
US20230018142A1 (en) 2023-01-19
EP4076855B1 (de) 2024-02-21
WO2021122351A1 (de) 2021-06-24
EP4076855C0 (de) 2024-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023507720A (ja) 作動工具
JP7449386B2 (ja) 作動工具
JP2023507723A (ja) 作動工具
JP7109138B2 (ja) 固定工具
JP7224377B2 (ja) 固定工具
US11667022B2 (en) Fastener driving tool
JP7128909B2 (ja) 固定工具
JP7190512B2 (ja) 固定工具
US20230011145A1 (en) Working tool
US20210187715A1 (en) Setting tool
US11999035B2 (en) Working tool
JP7169735B2 (ja) 固定工具
JP2023507722A (ja) 設定工具
EP4076850B1 (de) Arbeitsgerät

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240329