JPS6110306Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110306Y2 JPS6110306Y2 JP1977055504U JP5550477U JPS6110306Y2 JP S6110306 Y2 JPS6110306 Y2 JP S6110306Y2 JP 1977055504 U JP1977055504 U JP 1977055504U JP 5550477 U JP5550477 U JP 5550477U JP S6110306 Y2 JPS6110306 Y2 JP S6110306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- contact piece
- movable
- bellows
- connectors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は通信機器等に使用されるプリント基板
用コネクタ及び間接形マルチコネクタのエレメン
ト構造に関し、特に高信頼度接触を有するベロー
ズ形コンタクトに関するものである。
用コネクタ及び間接形マルチコネクタのエレメン
ト構造に関し、特に高信頼度接触を有するベロー
ズ形コンタクトに関するものである。
従来、この種のコンタクトは、高信頼度接触を
実現するように二点接触を目的として、対向した
二つのベローズ形コンタクトを有する両側ベロー
ズコンタクトと、片側ベローズコンタクトの接触
部のばね板幅中央にスリツトを設けて二点接触を
可能にしたものとの二種類に大別されるが、前者
は、実装スペースが大きいため、高密度実装コネ
クタへの適用に難点があり、後者は片側の接触片
で二点接触を行なわせるため、両側接触形のコン
タクトに較べ接触信頼性に若干劣つている。
実現するように二点接触を目的として、対向した
二つのベローズ形コンタクトを有する両側ベロー
ズコンタクトと、片側ベローズコンタクトの接触
部のばね板幅中央にスリツトを設けて二点接触を
可能にしたものとの二種類に大別されるが、前者
は、実装スペースが大きいため、高密度実装コネ
クタへの適用に難点があり、後者は片側の接触片
で二点接触を行なわせるため、両側接触形のコン
タクトに較べ接触信頼性に若干劣つている。
第１図は前者、すなわち、両側ベローズコンタ
クトの構造を例示するものであり、同図中参照数
字１は、二つの曲り梁ばね部で形成される可動ば
ねであり、その可動ばね１のそれぞれの一端がコ
ンタクト（端子）結線部で折曲げ構造と成つて連
続している。図より明らかなように、両側に可動
ばね１を有する構造では、コンタクトの専有スペ
ースが大きくなり、従つて、コネクタ自体の大き
さが大きくなり、コネクタの多極化及び高密度実
装化という現状に追随できない欠点を有してお
り、又、その構造上コストアツプを招いている。
クトの構造を例示するものであり、同図中参照数
字１は、二つの曲り梁ばね部で形成される可動ば
ねであり、その可動ばね１のそれぞれの一端がコ
ンタクト（端子）結線部で折曲げ構造と成つて連
続している。図より明らかなように、両側に可動
ばね１を有する構造では、コンタクトの専有スペ
ースが大きくなり、従つて、コネクタ自体の大き
さが大きくなり、コネクタの多極化及び高密度実
装化という現状に追随できない欠点を有してお
り、又、その構造上コストアツプを招いている。
第２図は、後者、すなわち、コンタクトの板幅
内にスリツトを設けた片側ベローズコンタクトの
構造を例示するものである。同図中、参照数字３
は二つの曲り梁ばね部で形成される可動ばねであ
り、その可動ばね３の接触部４から曲り梁ばね部
６に亘つて、ばね板幅内中央に設けたスリツト５
を有している。この場合、接触としてはスリツト
の両側で二点接触をしているが、二つの接触点が
互に独立したものではないために、適合プラグと
の嵌合時に、例えば、振動適合プラグの振れ等に
より、一点接触になる場合が考えられ、接触信頼
性の面で前者に比べて若干劣るという欠点を免れ
ない。又、製造上においてもスリツト幅を極めて
小さくする必要があるので、コンタクト打ち抜き
時にスリツト部を抜く型の寿命が著しく短かくな
り、生産上支障をきたす等の欠点を有している。
内にスリツトを設けた片側ベローズコンタクトの
構造を例示するものである。同図中、参照数字３
は二つの曲り梁ばね部で形成される可動ばねであ
り、その可動ばね３の接触部４から曲り梁ばね部
６に亘つて、ばね板幅内中央に設けたスリツト５
を有している。この場合、接触としてはスリツト
の両側で二点接触をしているが、二つの接触点が
互に独立したものではないために、適合プラグと
の嵌合時に、例えば、振動適合プラグの振れ等に
より、一点接触になる場合が考えられ、接触信頼
性の面で前者に比べて若干劣るという欠点を免れ
ない。又、製造上においてもスリツト幅を極めて
小さくする必要があるので、コンタクト打ち抜き
時にスリツト部を抜く型の寿命が著しく短かくな
り、生産上支障をきたす等の欠点を有している。
本考案の目的は、従来構造における上述の難点
を解消してスペース効率に優れ、且つ高信頼度の
両面接触を可能にしたベローズ形コンタクトを提
供することにある。
を解消してスペース効率に優れ、且つ高信頼度の
両面接触を可能にしたベローズ形コンタクトを提
供することにある。
次に本考案の一実施例を第３図を参照して詳細
に説明する。図中、参照数字７はバネ性の無い固
定梁であり、本考案のベローズ形コンタクトをモ
ールドケース（図示していない）内に装着したと
きにモール壁により固定される。参照数字８は二
つの曲り梁ばね部１０，１１からなる可動ばねで
ある。固定梁７の可動ばね８の接触部間に適合プ
ラグ（図示していない）が挿入接触され、両面接
触を構成する。参照数字９は固定梁７及び可動ば
ね８を延長した折り曲げ端子で図示していないプ
リント板回路への半田付（又は線材への半田付）
及びラツピングに使用される。従つて、前記適合
プラグとの嵌合時には可動ばね８の撓みによる接
触力が固定梁７の接触点にも反力として作用する
ため、安定した両面接触が得られ、さらに固定梁
７の可動ばねとの接触点部に凸状段都が設けてあ
るため、相手側プラグの挿入・抜去時に発生する
こじり作用に対して、相手側プラグ先端の回転逃
げ部が形成され、この結果、可動ばねに過大なた
わみが発生するのを防止できる。また、第１図の
例に比べて一方を固定梁としたため、実装スペー
スを小さくでき、多極（マルチ）コネクタへの適
用に有効である。
に説明する。図中、参照数字７はバネ性の無い固
定梁であり、本考案のベローズ形コンタクトをモ
ールドケース（図示していない）内に装着したと
きにモール壁により固定される。参照数字８は二
つの曲り梁ばね部１０，１１からなる可動ばねで
ある。固定梁７の可動ばね８の接触部間に適合プ
ラグ（図示していない）が挿入接触され、両面接
触を構成する。参照数字９は固定梁７及び可動ば
ね８を延長した折り曲げ端子で図示していないプ
リント板回路への半田付（又は線材への半田付）
及びラツピングに使用される。従つて、前記適合
プラグとの嵌合時には可動ばね８の撓みによる接
触力が固定梁７の接触点にも反力として作用する
ため、安定した両面接触が得られ、さらに固定梁
７の可動ばねとの接触点部に凸状段都が設けてあ
るため、相手側プラグの挿入・抜去時に発生する
こじり作用に対して、相手側プラグ先端の回転逃
げ部が形成され、この結果、可動ばねに過大なた
わみが発生するのを防止できる。また、第１図の
例に比べて一方を固定梁としたため、実装スペー
スを小さくでき、多極（マルチ）コネクタへの適
用に有効である。
以上のように、本考案構造には、両面接触によ
る高信頼性を損うことなく高密度端子実装コネク
タへの適用であり、生産性に優れた片側ベローズ
コンタクトを提供できる等実用上多大の効果があ
る。
る高信頼性を損うことなく高密度端子実装コネク
タへの適用であり、生産性に優れた片側ベローズ
コンタクトを提供できる等実用上多大の効果があ
る。
第１図及び第２図はそれぞれ従来の二点接触型
ベローズコンタクト構造の斜視図および第３図
は、本考案の一実施例の斜視図を示す。 第３図において、７：固定梁、８：可動ばね、
９：端子結線部および１０，１１：曲り梁ばね
部。
ベローズコンタクト構造の斜視図および第３図
は、本考案の一実施例の斜視図を示す。 第３図において、７：固定梁、８：可動ばね、
９：端子結線部および１０，１１：曲り梁ばね
部。
Claims (1)
- プリント基板用コネクタおよび間接形マルチコ
ネクタ等に使用されるベローズ形コンタクトにお
いて、２つの曲り梁ばね部を有する可動接触片
と、この可動接触片と対向して設けられ前記可動
接触片との接触部に予め定めた範囲に亘る凸状段
部を有する固定接触片とを備え、前記可動接触片
の一端と前記固定接触片の一端とが端子結線部に
おいて接触し端子足を構成することにより前記可
動接触片と前記固定接触片とで両面接触を可能に
したことを特徴とするベローズ形コンタクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977055504U JPS6110306Y2 (ja) | 1977-04-30 | 1977-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977055504U JPS6110306Y2 (ja) | 1977-04-30 | 1977-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53149879U JPS53149879U (ja) | 1978-11-25 |
| JPS6110306Y2 true JPS6110306Y2 (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=28951419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977055504U Expired JPS6110306Y2 (ja) | 1977-04-30 | 1977-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6110306Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222206Y2 (ja) * | 1973-04-27 | 1977-05-21 |
-
1977
- 1977-04-30 JP JP1977055504U patent/JPS6110306Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53149879U (ja) | 1978-11-25 |
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