JPS61102441A - 複合糸 - Google Patents
複合糸Info
- Publication number
- JPS61102441A JPS61102441A JP13867984A JP13867984A JPS61102441A JP S61102441 A JPS61102441 A JP S61102441A JP 13867984 A JP13867984 A JP 13867984A JP 13867984 A JP13867984 A JP 13867984A JP S61102441 A JPS61102441 A JP S61102441A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- polyester
- loops
- inches
- cellulose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリエステル糸とセルロースフィラメント糸
との絡合複合糸に関するものであり、さらに詳しくは、
無撚サイジングやせ撚サイジングによってもループなど
の発生が無く、安定な製織性と良好な布帛の得られる経
糸用絡合複合糸に関するものである。
との絡合複合糸に関するものであり、さらに詳しくは、
無撚サイジングやせ撚サイジングによってもループなど
の発生が無く、安定な製織性と良好な布帛の得られる経
糸用絡合複合糸に関するものである。
最近、合成繊維とくにポリエステル糸とセルロース糸と
の複合混繊化が検討され市場化もなされている。しかし
ながら、両者の基本的な物性の相違による混繊方法の困
難さがあり、また後加工におけるトラブルや製品布帛の
欠点など問題点が多い。とくに、・無撚やせ撚加熱糸の
経糸使いでは、もとの糸にループやたるみが無くとも、
サイジングなどの後工程中にセルロース糸の灰分れやた
るみＫよるループなどが発生し、製織性不良や布帛に欠
点が多発する。そこで、これらの欠点を補なうために多
くの撚を加えてから使用していることが多く、この加熱
糸では用途が限定され、ポリエステル糸とセルロース糸
との染色差による筋走シ模様や無撚による特殊な風合が
損われる。
の複合混繊化が検討され市場化もなされている。しかし
ながら、両者の基本的な物性の相違による混繊方法の困
難さがあり、また後加工におけるトラブルや製品布帛の
欠点など問題点が多い。とくに、・無撚やせ撚加熱糸の
経糸使いでは、もとの糸にループやたるみが無くとも、
サイジングなどの後工程中にセルロース糸の灰分れやた
るみＫよるループなどが発生し、製織性不良や布帛に欠
点が多発する。そこで、これらの欠点を補なうために多
くの撚を加えてから使用していることが多く、この加熱
糸では用途が限定され、ポリエステル糸とセルロース糸
との染色差による筋走シ模様や無撚による特殊な風合が
損われる。
そこで、本発明者らは種々検討した結果、ポリエステル
糸の収縮性能を可能な限り小さいものとしてセルロース
糸のそれに近付け、かつサイジングや製織時の加張力を
吸収し得るように伸度が大なる物性の糸としたのち、セ
ルロース糸とループの発生しない可能な限シの絡合処理
を施こすことによって、無撚やせ撚使いであっても経糸
として使用可能となることを見出した。
糸の収縮性能を可能な限り小さいものとしてセルロース
糸のそれに近付け、かつサイジングや製織時の加張力を
吸収し得るように伸度が大なる物性の糸としたのち、セ
ルロース糸とループの発生しない可能な限シの絡合処理
を施こすことによって、無撚やせ撚使いであっても経糸
として使用可能となることを見出した。
一般Ｋ、無撚糸のサイジング工程中のトラブルは、糊浴
中でセルロース糸が伸びるだめにポリエステル糸から肌
分れしてたるみによシループを生じ、このループが乾燥
工程以後も消失することなく製織工程中で機台停止の原
因や織地の表面に欠点として現われることが多い。これ
らのトラブルを無くすためには、無緊張時にはポリエス
テル糸の収縮が入り難く、かつとくにウェット時の膨張
力、緊張時には適度に大きな伸度によってその張力を吸
収可能な如く低収縮、高伸度のポリエステル糸とし、か
つセルロース糸の大きな肌分れやたるみを防ぐためにル
ープの発生が無くかつ数多い絡合処理を施こすことが好
ましい。本発明者らによると、これらを満足するためＫ
は、ポリエステル糸の沸水収縮率が６チ以下、とくに４
チ以下が好ましく、伸度は２０％以上、とくに２５％以
上が好ましい。さらにまた、絡合の程度については糸長
１ｍ当りの絡合数にして５０以上、とくに５０以上が好
ましい。ここで、３０未満になると、断続的に長い非絡
合部が生じ易く、肌分れやたるみを生じ易く布帛に筋斑
も発生し易い。
中でセルロース糸が伸びるだめにポリエステル糸から肌
分れしてたるみによシループを生じ、このループが乾燥
工程以後も消失することなく製織工程中で機台停止の原
因や織地の表面に欠点として現われることが多い。これ
らのトラブルを無くすためには、無緊張時にはポリエス
テル糸の収縮が入り難く、かつとくにウェット時の膨張
力、緊張時には適度に大きな伸度によってその張力を吸
収可能な如く低収縮、高伸度のポリエステル糸とし、か
つセルロース糸の大きな肌分れやたるみを防ぐためにル
ープの発生が無くかつ数多い絡合処理を施こすことが好
ましい。本発明者らによると、これらを満足するためＫ
は、ポリエステル糸の沸水収縮率が６チ以下、とくに４
チ以下が好ましく、伸度は２０％以上、とくに２５％以
上が好ましい。さらにまた、絡合の程度については糸長
１ｍ当りの絡合数にして５０以上、とくに５０以上が好
ましい。ここで、３０未満になると、断続的に長い非絡
合部が生じ易く、肌分れやたるみを生じ易く布帛に筋斑
も発生し易い。
本発明の複合糸において用いられる主たる合成繊維はポ
リエステル糸であるが、かかるポリエステル糸としては
潜水収縮率６チ以下、伸度２０チ以下のものであれば製
法は問われなく、たとえば高速紡糸糸でも仮撚加工糸で
もよい。さらに、他に少量のポリアミド糸やアクリル糸
を混合して用いてもさしつかえなく、またポリエステル
糸にあっても紡糸混繊糸や共重合ポリマーによる異染糸
であってもよい。とくに、本発明の複合糸は無撚や低撚
数（せ撚）で用いられて布帛とされるので紡糸混繊糸で
は嵩高性が付加され、またスルフォン酸変性共重合ポリ
マーの使用などによシさらに変化のある異染性が得られ
、筋模様が発現する。
リエステル糸であるが、かかるポリエステル糸としては
潜水収縮率６チ以下、伸度２０チ以下のものであれば製
法は問われなく、たとえば高速紡糸糸でも仮撚加工糸で
もよい。さらに、他に少量のポリアミド糸やアクリル糸
を混合して用いてもさしつかえなく、またポリエステル
糸にあっても紡糸混繊糸や共重合ポリマーによる異染糸
であってもよい。とくに、本発明の複合糸は無撚や低撚
数（せ撚）で用いられて布帛とされるので紡糸混繊糸で
は嵩高性が付加され、またスルフォン酸変性共重合ポリ
マーの使用などによシさらに変化のある異染性が得られ
、筋模様が発現する。
以下実施例によって本発明について説明する。
実施例１〜３および比較例１〜４
テストＮｔＬ１〜５は、常法により得られた２４２デニ
ール、３６フイラメントのポリエステルブライト未延伸
糸を２段延伸機にて、第１０−ラー８５°Ｃ１延伸倍率
５．２６から５．５６倍の延伸を行ない、つづいて第２
０−ラー１１０°Ｃから１７０°Ｃまで種々変更し熱処
理を行なった。つづいて、かかるポリエステル延伸糸に
、７５デニール、３０フイラメントのレーヨンマルチフ
ィラメント糸を合糸し、１〜４チの弛緩状態において孔
直径が５．Ｏｆｆのインターレース用ノズルを用い空気
圧３．０ ｋｇ／ｄＫで最Ｍコールドローラー６００
ｍ７分にて絡合処理を行なった。
ール、３６フイラメントのポリエステルブライト未延伸
糸を２段延伸機にて、第１０−ラー８５°Ｃ１延伸倍率
５．２６から５．５６倍の延伸を行ない、つづいて第２
０−ラー１１０°Ｃから１７０°Ｃまで種々変更し熱処
理を行なった。つづいて、かかるポリエステル延伸糸に
、７５デニール、３０フイラメントのレーヨンマルチフ
ィラメント糸を合糸し、１〜４チの弛緩状態において孔
直径が５．Ｏｆｆのインターレース用ノズルを用い空気
圧３．０ ｋｇ／ｄＫで最Ｍコールドローラー６００
ｍ７分にて絡合処理を行なった。
テスト隘６におけるポリエステル糸は、紡糸速度ｓ、ｓ
ｏｏｍ／分にて超高速紡糸を行なったセミダル７４デニ
ール、３６フイラメントの原糸であシ、またテスト患７
における加工糸は上記テスト１〜５に用いたブライド未
延伸糸を常法によって延伸同時仮撚を行なった８２デニ
ール、３６フイラメントの加工糸である。これらの超高
速紡糸原糸および仮撚加工糸を上記同様のレーヨンフィ
ラメント糸と合糸し、同様の条件で絡合処理を行なった
。
ｏｏｍ／分にて超高速紡糸を行なったセミダル７４デニ
ール、３６フイラメントの原糸であシ、またテスト患７
における加工糸は上記テスト１〜５に用いたブライド未
延伸糸を常法によって延伸同時仮撚を行なった８２デニ
ール、３６フイラメントの加工糸である。これらの超高
速紡糸原糸および仮撚加工糸を上記同様のレーヨンフィ
ラメント糸と合糸し、同様の条件で絡合処理を行なった
。
その結果について第１表に示す。
第 １ 表
１ 比較例１ １０．３チ ５２チ ５２（
育ル物） ×２ ＃ ２ ６．２ ２８ ５３ △
３ 実施例１ ５．５ ２５ ５２
０４ 比較例３ ２．７ １８
４９ Ｘ５１４５．５ ２５ ２４ △ ６ 実施例２ ５．５ ４４ ５０
０７ｙ５５．１ ２７ ５２ Ｑ 木表の結果から明らかのようＫ、比較例１．２ではポリ
エステルフィラメント糸の沸水収縮率が６チ以上のため
、無撚サイジング時にループが発生し、製織性は不良で
あった。また、比較例３においてはポリエステルフィラ
メント糸の伸度が小さいため、比較例４では絡合性不良
のため、部分的にループが発生し不良であった。これら
に対し、実施例１．２および３Ｖｃおいては、解舒時が
ら整経、サイジングおよび製織時においても、ループの
発生が無く良好な布帛が得られた。
育ル物） ×２ ＃ ２ ６．２ ２８ ５３ △
３ 実施例１ ５．５ ２５ ５２
０４ 比較例３ ２．７ １８
４９ Ｘ５１４５．５ ２５ ２４ △ ６ 実施例２ ５．５ ４４ ５０
０７ｙ５５．１ ２７ ５２ Ｑ 木表の結果から明らかのようＫ、比較例１．２ではポリ
エステルフィラメント糸の沸水収縮率が６チ以上のため
、無撚サイジング時にループが発生し、製織性は不良で
あった。また、比較例３においてはポリエステルフィラ
メント糸の伸度が小さいため、比較例４では絡合性不良
のため、部分的にループが発生し不良であった。これら
に対し、実施例１．２および３Ｖｃおいては、解舒時が
ら整経、サイジングおよび製織時においても、ループの
発生が無く良好な布帛が得られた。
Claims (1)
- １）沸水収縮率が６％以下、伸度が２０％以上であるポ
リエステル糸とセルロースフィラメント糸との絡合処理
系であつて、糸長１ｍ当りの絡合数が３０以上であるこ
とを特徴とする複合糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13867984A JPS61102441A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 複合糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13867984A JPS61102441A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 複合糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61102441A true JPS61102441A (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=15227565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13867984A Pending JPS61102441A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 複合糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61102441A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014070310A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Toyobo Stc Co Ltd | セルロース系複合糸及び織編物 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5266758A (en) * | 1975-12-01 | 1977-06-02 | Teijin Ltd | Manufacture of combination yarn |
| JPS54160844A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-19 | Kanebo Ltd | Production of cohesive high bulk yarn |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP13867984A patent/JPS61102441A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5266758A (en) * | 1975-12-01 | 1977-06-02 | Teijin Ltd | Manufacture of combination yarn |
| JPS54160844A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-19 | Kanebo Ltd | Production of cohesive high bulk yarn |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014070310A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Toyobo Stc Co Ltd | セルロース系複合糸及び織編物 |
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