JPS6099164A - ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 - Google Patents
ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6099164A JPS6099164A JP20691883A JP20691883A JPS6099164A JP S6099164 A JPS6099164 A JP S6099164A JP 20691883 A JP20691883 A JP 20691883A JP 20691883 A JP20691883 A JP 20691883A JP S6099164 A JPS6099164 A JP S6099164A
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- JP
- Japan
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- copper powder
- polyphenylene sulfide
- sulfide resin
- parts
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- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明眸耐候、性を大巾に改良、したポリフェニレンサ
ルファイド樹脂（以下ｐｐｓ樹脂と略す）組成物に関す
るものである。
ルファイド樹脂（以下ｐｐｓ樹脂と略す）組成物に関す
るものである。
ｐｐｓ樹脂は、耐熱性、耐薬品性１機械強度に優れてお
り、いわゆるエンジニアリング・グラスチックとして電
気・電子部品、自動車部品２機械部品、構造部品などに
巾広く使用されている。
り、いわゆるエンジニアリング・グラスチックとして電
気・電子部品、自動車部品２機械部品、構造部品などに
巾広く使用されている。
しかし、このｐｐｓ樹脂の欠点の一つとして耐候性が劣
ることが知られている。ＰＰＳ樹脂を屋外において直射
日光にさらすと強度面での低下は少ないものの、比較的
短期間で表面が荒れガラス繊維が表面に浮き出し、脱色
を起すなど問題を起す。
ることが知られている。ＰＰＳ樹脂を屋外において直射
日光にさらすと強度面での低下は少ないものの、比較的
短期間で表面が荒れガラス繊維が表面に浮き出し、脱色
を起すなど問題を起す。
ｐｐｓ樹脂の耐候性を改良する方法は、従来全く知られ
ておらず、外装部品など直射日光のあたる用途に使用す
ることは、半は諦らめざるを得ない状態にあった。その
為、ｐｐｓ樹脂の耐候性改良について強く望まれていた
。
ておらず、外装部品など直射日光のあたる用途に使用す
ることは、半は諦らめざるを得ない状態にあった。その
為、ｐｐｓ樹脂の耐候性改良について強く望まれていた
。
本発明者らは、この点に着目し鋭意検討した結果、銅粉
末を特定量添加することによって、著しく耐候性を改良
することが出来るという驚Ｘべき事実を見出し、本発明
に到達した。
末を特定量添加することによって、著しく耐候性を改良
することが出来るという驚Ｘべき事実を見出し、本発明
に到達した。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用されるＰＰＳ樹脂としては一般式（＠−’
ｌ で表わされるもので未架橋のもの、例えばフィリッ
プス ペトローリアム社ＲｙｔｑｎＶ−１、あるいは、
加熱処理などによって部分架橋を行なったもの、例えは
ＲｙｔｏｎＰ −４、Ｐ −６。
ｌ で表わされるもので未架橋のもの、例えばフィリッ
プス ペトローリアム社ＲｙｔｑｎＶ−１、あるいは、
加熱処理などによって部分架橋を行なったもの、例えは
ＲｙｔｏｎＰ −４、Ｐ −６。
Ｒ−６などが使用される。これら原料ＰＰＳ樹脂は、目
的に応じ混合して使用することも可能である。
的に応じ混合して使用することも可能である。
次に本発明に使用される銅粉末は、平均粒径が１〜３０
０ミクロンである球状、針状、フレーク状などのものが
使用される。具体的には電解銅粉。
０ミクロンである球状、針状、フレーク状などのものが
使用される。具体的には電解銅粉。
アトマイズド銅粉、還元銅粉、搗砕銅粉などがあげられ
る。これら粉末は必要に応じて有機酸、シランカップリ
ング剤、チタネートカップリング剤。
る。これら粉末は必要に応じて有機酸、シランカップリ
ング剤、チタネートカップリング剤。
ワックス、界面活性剤などにより表面処理を施こしても
良い。
良い。
添加量は［１１〜４０ＯＮ量部の範囲が選択される。
α１重量部未満では耐候性改良の効果が薄く、４００重
創：部を越すと、耐候性は良いものの、比重が大きくな
り成形体とした場合に重くなりすぎ不利である。
創：部を越すと、耐候性は良いものの、比重が大きくな
り成形体とした場合に重くなりすぎ不利である。
本発明組成物にはＰＰＳ樹脂と銅粉末以外に必須成分で
はないが、各種の充填材を添加することも可能である。
はないが、各種の充填材を添加することも可能である。
例えば機械的強度、耐熱性の向上のためにガラス繊維、
カーボン繊維などの繊維状物質やチタン酸カリウム、チ
ツ化ケイ素、ジルコニア、アルミナ、石こうなどのウィ
スカー類が使用される。又、電気特性１寸法安定性、摺
動性、成形性などの向上のために、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、シリカ、マイカ、アルミナ、ガラスピー
ズ、酸化チタン、カーボンブラック、グラファイト、二
硫化モルプデンなどの無機フィラーやフッ素樹脂、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリイミドなどの有機高分子材
料を使用することもできる。
カーボン繊維などの繊維状物質やチタン酸カリウム、チ
ツ化ケイ素、ジルコニア、アルミナ、石こうなどのウィ
スカー類が使用される。又、電気特性１寸法安定性、摺
動性、成形性などの向上のために、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、シリカ、マイカ、アルミナ、ガラスピー
ズ、酸化チタン、カーボンブラック、グラファイト、二
硫化モルプデンなどの無機フィラーやフッ素樹脂、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリイミドなどの有機高分子材
料を使用することもできる。
本発明組成物を製造する方法としては、通常の単軸又は
二軸押出機によりＰＰＳ樹脂、銅粉末、及び必要に応じ
て充填材を混合混練し、ベレット状とする方法が採用さ
れる。
二軸押出機によりＰＰＳ樹脂、銅粉末、及び必要に応じ
て充填材を混合混練し、ベレット状とする方法が採用さ
れる。
この様にして得られたベレットは通常射出成形によって
、様々な形状の成形体として成形される。
、様々な形状の成形体として成形される。
あるいは、押出成形によシバイブ、異形押出品やＴダイ
などによりフィルム、シートなどにも成形され使用され
る。
などによりフィルム、シートなどにも成形され使用され
る。
銅は、通常調書とぎわれる様に高分子材料にとっては分
解を促進し極めて有害であるというのが常識であったが
本発明はこの常識をくつがえす極めて特異なものであり
、その作用機構は全く不明である。
解を促進し極めて有害であるというのが常識であったが
本発明はこの常識をくつがえす極めて特異なものであり
、その作用機構は全く不明である。
本発明組成物は、外装部品というＰＰＳ樹脂にとって不
可能止されていた用途に新たな道を開くものとしてその
効果は極めて大きいものがある。
可能止されていた用途に新たな道を開くものとしてその
効果は極めて大きいものがある。
以下に実施例によシ本発明を具体的に説明する。
実施例１〜４
ＰＰＳ樹脂としてフィリップス ベトローリアム社製Ｒ
ｙｔｏｎ ｐ −４を６１ｃ１ｉ（１００重量部）長さ
５部のチョツプドガラス繊維を４ｋｇ（６６，７重量部
）と銅粉末として平均粒径１０ミクロンのアトマイズド
銅粉を［１０６に９（１重量部）、 ［１５に９（５重
量部）、０．６＆９（１０重量部）、＆Ｏｋｇ（１００
重量部）と変えて添加しミキサーによって均一混合した
後、４０％単軸押出機によって混練ベレット化を行なっ
た。
ｙｔｏｎ ｐ −４を６１ｃ１ｉ（１００重量部）長さ
５部のチョツプドガラス繊維を４ｋｇ（６６，７重量部
）と銅粉末として平均粒径１０ミクロンのアトマイズド
銅粉を［１０６に９（１重量部）、 ［１５に９（５重
量部）、０．６＆９（１０重量部）、＆Ｏｋｇ（１００
重量部）と変えて添加しミキサーによって均一混合した
後、４０％単軸押出機によって混練ベレット化を行なっ
た。
得られたベレットは１オンス射出成形機によシ３Ｘ２５
Ｘ１２０ｓｕａの短冊状試験片を金型温度１３０°Ｃで
作製した。
Ｘ１２０ｓｕａの短冊状試験片を金型温度１３０°Ｃで
作製した。
この試験片を傾斜角３５°南向きの暴露台に設置し６ケ
月問屋外暴露試験を行なった。
月問屋外暴露試験を行なった。
結果を表−１に示した。
比較例■
実施例１と同様の要領で銅粉末を添加せずに試験片を作
製し、同−期間屋外暴露試験を行なった。
製し、同−期間屋外暴露試験を行なった。
結果を表−２に示した。
比較例■
銅粉末の量を３９（（１０５重量部）に換え実施例１と
同様の試験を行なった。結果を表−２に示した。
同様の試験を行なった。結果を表−２に示した。
表−２
実施例５〜８
アトマイズド銅粉を平均粒径１５ミクロンの電解銅粉に
換え実施例１〜４と同様の試験を行なった。結果を表−
３に示した。
換え実施例１〜４と同様の試験を行なった。結果を表−
３に示した。
Claims (1)
- １）ポリ７エ、ニレンサル７アイド樹脂１００重量部一
対し銅５粉末、［１１〜４、ｏｎ重量部を配合してなる
ポリフェニレンサ、ル７アイド樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20691883A JPS6099164A (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20691883A JPS6099164A (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6099164A true JPS6099164A (ja) | 1985-06-03 |
| JPH0415826B2 JPH0415826B2 (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=16531232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20691883A Granted JPS6099164A (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6099164A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010031080A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Dic Corp | ポリアリーレンスルフィド樹脂用可塑剤、ポリアリーレンスルフィド成形体、及びポリアリーレンスルフィド樹脂の伸び率を高める方法 |
| JP2010150320A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Dic Corp | ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物及びその樹脂成形体 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54147068A (en) * | 1978-05-10 | 1979-11-16 | Citizen Watch Co Ltd | Watch parts |
| JPS57126848A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Resin composition having metallic luster |
-
1983
- 1983-11-05 JP JP20691883A patent/JPS6099164A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54147068A (en) * | 1978-05-10 | 1979-11-16 | Citizen Watch Co Ltd | Watch parts |
| JPS57126848A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Resin composition having metallic luster |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010031080A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Dic Corp | ポリアリーレンスルフィド樹脂用可塑剤、ポリアリーレンスルフィド成形体、及びポリアリーレンスルフィド樹脂の伸び率を高める方法 |
| JP2010150320A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Dic Corp | ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物及びその樹脂成形体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0415826B2 (ja) | 1992-03-19 |
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