JPS609895A - 合金化電気亜鉛メツキ鋼板の製造方法 - Google Patents
合金化電気亜鉛メツキ鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPS609895A JPS609895A JP11665683A JP11665683A JPS609895A JP S609895 A JPS609895 A JP S609895A JP 11665683 A JP11665683 A JP 11665683A JP 11665683 A JP11665683 A JP 11665683A JP S609895 A JPS609895 A JP S609895A
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- Japan
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- coil
- alloying
- temperature
- steel sheet
- annealing furnace
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車用鋼板等の合金化亜鉛メッキ鋼板の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
近年、自動車用鋼板等には片面あるいは両面の電気亜鉛
メッキ鋼板が多く用いられている。
メッキ鋼板が多く用いられている。
このような亜鉛メッキ鋼板の合金化処理法として、電気
亜鉛メッキ後連続加熱炉により、８５０〜８００”Ｃ１
１〜８０秒の条件で合金化する方法（特願昭４７−４２
３４８号）、あるいは、片面電気亜鉛メッキ鋼板をオー
プンコイルとして、２５０〜３７５℃、０．１〜２０時
間の条件で合金化する方法（特願昭５１−９１２６８号
）等が提案されている。
亜鉛メッキ後連続加熱炉により、８５０〜８００”Ｃ１
１〜８０秒の条件で合金化する方法（特願昭４７−４２
３４８号）、あるいは、片面電気亜鉛メッキ鋼板をオー
プンコイルとして、２５０〜３７５℃、０．１〜２０時
間の条件で合金化する方法（特願昭５１−９１２６８号
）等が提案されている。
しかし、前者の連続加熱炉を用いる方法では設備が大が
かりとなり、製造コヌトが高価である。
かりとなり、製造コヌトが高価である。
また、後者であるオープンコイルにして加熱する方法で
は、巻取ったタイトコイルからオープンコイルに巻もど
しを行ない、合金化処理後再びタイトコイルを巻もどす
必要があるため、コイルエツジや表面に疵がつき易く、
また作業性や製造コヌトの面から不利であるという欠点
がある。
は、巻取ったタイトコイルからオープンコイルに巻もど
しを行ない、合金化処理後再びタイトコイルを巻もどす
必要があるため、コイルエツジや表面に疵がつき易く、
また作業性や製造コヌトの面から不利であるという欠点
がある。
この発明は、このような欠点に対処してなされたもので
、電気亜鉛メッキ後巻取ったままのタイトコイルを合金
化処理する方法を提供するもので、その要旨は、冷延鋼
帯の片面または両面に電気亜鉛メッキを施した後、巻取
張力２．０〜４．０ｋｚ／−で巻取ったタイトコイルを
焼鈍炉に装入し、保持温度２００〜４００℃の温度で０
．１〜４０時間保持することを特徴とするものである。
、電気亜鉛メッキ後巻取ったままのタイトコイルを合金
化処理する方法を提供するもので、その要旨は、冷延鋼
帯の片面または両面に電気亜鉛メッキを施した後、巻取
張力２．０〜４．０ｋｚ／−で巻取ったタイトコイルを
焼鈍炉に装入し、保持温度２００〜４００℃の温度で０
．１〜４０時間保持することを特徴とするものである。
以下、この発明の詳細について説明する。この発明は、
冷延鋼帯を素材とし、これに電気亜鉛メッキを施す。通
常の自動車用鋼板等ではＯ／１０〜０／４０９／ｒｒｆ
の電気亜鉛メッキを施すのが一般的フイン出側では巻取
張力を２．０〜４．０ｋｔ／−で巻取りタイトコイルと
する。
冷延鋼帯を素材とし、これに電気亜鉛メッキを施す。通
常の自動車用鋼板等ではＯ／１０〜０／４０９／ｒｒｆ
の電気亜鉛メッキを施すのが一般的フイン出側では巻取
張力を２．０〜４．０ｋｔ／−で巻取りタイトコイルと
する。
巻取張力を２．０〜４．０１ｗ／−とするのは本発明者
等の実験によるもので、タイトコイル特有の加熱温度の
ばらつき、ならびに合金化処理時の密着を防止するため
には巻取張力を２．０〜４．０ ｋｆ／Ｎｉｌとした方
が好結果が得られたためである。
等の実験によるもので、タイトコイル特有の加熱温度の
ばらつき、ならびに合金化処理時の密着を防止するため
には巻取張力を２．０〜４．０ ｋｆ／Ｎｉｌとした方
が好結果が得られたためである。
このタイトコイルをタイト焼鈍炉を用いて加熱し合金化
処理を行なう。合金化処理は処理時間と処理温度に大き
く左右される。第１図は電気亜鉛メッキ鋼板の合金化度
と温度及び処理時間の関係を示す図である。横軸は処理
時間を示し、縦軸は各温度における合金化度を示す。通
常与えられる合金化のスペック範囲を矢印で示す。この
スペック範囲を満足するための温度と処理時間は、２０
０°Ｃで４０時間、８２０″Ｃで０．１時間である。こ
の発明はこのような温度と処理時間を焼鈍炉を用いタイ
トコイルを加熱しその最高温点と最低温点を上記の温度
と処理時間になるよう操炉するものである。すなわち保
持温度を２００〜４００”Ｃとし、保持時間を０．１〜
４０時間とする。保持温度を２００〜４００°Ｃとする
理由は２００°Ｃ未満では所定の合金化を行なうには保
持時間が非常に長くなり好ましくない。しかし、４００
″Ｃをこえる温度では合金化が過度となりメッキ層にク
ラックやパウダリングが生ずるため好ましくない。また
、保持時間を０．１〜４０時間とするのは、０．１時間
未満では上記保持温度範囲では合金化が充分でなく、４
０時間をこえる時間では保持温度が４００’Ｃの場合は
合金化が過多となるからである。
処理を行なう。合金化処理は処理時間と処理温度に大き
く左右される。第１図は電気亜鉛メッキ鋼板の合金化度
と温度及び処理時間の関係を示す図である。横軸は処理
時間を示し、縦軸は各温度における合金化度を示す。通
常与えられる合金化のスペック範囲を矢印で示す。この
スペック範囲を満足するための温度と処理時間は、２０
０°Ｃで４０時間、８２０″Ｃで０．１時間である。こ
の発明はこのような温度と処理時間を焼鈍炉を用いタイ
トコイルを加熱しその最高温点と最低温点を上記の温度
と処理時間になるよう操炉するものである。すなわち保
持温度を２００〜４００”Ｃとし、保持時間を０．１〜
４０時間とする。保持温度を２００〜４００°Ｃとする
理由は２００°Ｃ未満では所定の合金化を行なうには保
持時間が非常に長くなり好ましくない。しかし、４００
″Ｃをこえる温度では合金化が過度となりメッキ層にク
ラックやパウダリングが生ずるため好ましくない。また
、保持時間を０．１〜４０時間とするのは、０．１時間
未満では上記保持温度範囲では合金化が充分でなく、４
０時間をこえる時間では保持温度が４００’Ｃの場合は
合金化が過多となるからである。
実施例にもとづき、さらに詳しく説明する。巾１２８０
ａｙ、厚さＱ、７關の冷延鋼帯を電気メツキフィンによ
り亜鉛メッキを施し、ライン出口で２．０〜４．０ＩＣ
ｑ／ｍＪの張力圧力で巻取りタイトコイルとした。この
タイトコイルを焼鈍炉に２段積とし各部に温度計をセッ
トし、炉温４１０″Ｃ、ベース温度２９０〜３００°Ｃ
の均熱条件で合金化処理を行なっ８ − た。第２図は焼鈍炉に装入したタイトコイルを示す図で
ある。（１）は上段コイル、（２）は下段コイル、（３
）はベースである。温度計セット場所をＸ印で示す。■
、■は下段コイル中間位置、■は下段コイルの外側、■
、■は上段コイルの中間位置、■は上段コイル外側、■
はベース表面である。第３図は各温度計の昇温曲線を示
す図である。図でわかるように、上下段コイルの中間部
の温度計■、■。
ａｙ、厚さＱ、７關の冷延鋼帯を電気メツキフィンによ
り亜鉛メッキを施し、ライン出口で２．０〜４．０ＩＣ
ｑ／ｍＪの張力圧力で巻取りタイトコイルとした。この
タイトコイルを焼鈍炉に２段積とし各部に温度計をセッ
トし、炉温４１０″Ｃ、ベース温度２９０〜３００°Ｃ
の均熱条件で合金化処理を行なっ８ − た。第２図は焼鈍炉に装入したタイトコイルを示す図で
ある。（１）は上段コイル、（２）は下段コイル、（３
）はベースである。温度計セット場所をＸ印で示す。■
、■は下段コイル中間位置、■は下段コイルの外側、■
、■は上段コイルの中間位置、■は上段コイル外側、■
はベース表面である。第３図は各温度計の昇温曲線を示
す図である。図でわかるように、上下段コイルの中間部
の温度計■、■。
■、■はおくれ、外側の温度計■、■は昇温か早い。
加熱開始より５時間後にベース温度■が制御温度に達し
たので２９０〜８００°Ｃの均熱制御を行ない、１９時
間後に加熱を停止し放冷した。コイルの中間部の温度と
外側の温度は昇温速度にばらつきがあるが、合金化処理
には充分の保持温度と保持時間であり、合金化処理が完
了したことを示している。
たので２９０〜８００°Ｃの均熱制御を行ない、１９時
間後に加熱を停止し放冷した。コイルの中間部の温度と
外側の温度は昇温速度にばらつきがあるが、合金化処理
には充分の保持温度と保持時間であり、合金化処理が完
了したことを示している。
冷却後得られたメッキ鋼板の合金化度であるＦｅ／ （
Ｆｅ ＋ Ｚｎ ）％を測定し、比較のため従来方法で
あるオープンコイルにして合金化処理を行なった例とを
対比して第４図に示す。
Ｆｅ ＋ Ｚｎ ）％を測定し、比較のため従来方法で
あるオープンコイルにして合金化処理を行なった例とを
対比して第４図に示す。
４−
第４図はこの発明方法と従来方法によるメッキ鋼板の合
金化度の度数分布を示す図である。図で明らかのように
、この発明方法によるメッキ鋼板の合金化度はＺ＝９．
９２、σｎ−４＝１．１８であり従来方法に比較して何
ら遜色のない高品質の合金化電気亜鉛メッキ鋼板が得ら
れた。
金化度の度数分布を示す図である。図で明らかのように
、この発明方法によるメッキ鋼板の合金化度はＺ＝９．
９２、σｎ−４＝１．１８であり従来方法に比較して何
ら遜色のない高品質の合金化電気亜鉛メッキ鋼板が得ら
れた。
以上のように、電気亜鉛メッキ鋼板の合金化処理には電
気メツキフィンに巻取られたフ々イルをオープンコイル
に巻直す必要があったものを、この発明方法は電気メツ
キツインの巻取コイルをそのまま合金化処理を行なう方
法で、巻直し時に発生する疵は防止され、作業能率も大
巾に向上する等多くの効果を有するものである。
気メツキフィンに巻取られたフ々イルをオープンコイル
に巻直す必要があったものを、この発明方法は電気メツ
キツインの巻取コイルをそのまま合金化処理を行なう方
法で、巻直し時に発生する疵は防止され、作業能率も大
巾に向上する等多くの効果を有するものである。
第１図は電気亜鉛メッキ鋼板の合金化度と温度及び処理
時間の関係を示す図、第２図は焼鈍炉に装入したタイト
コイルを示す図、第３図は各温度計の昇温曲線を示す図
、第４図はこの発明方法と従来方法によるメッキ銅板の
合金化度の度数分布を示す図である。 図中、１・・・上段コイル、２・・・下段コイル、３・
・・ベース。 出願人 住友金属工業株式会社 ７一
時間の関係を示す図、第２図は焼鈍炉に装入したタイト
コイルを示す図、第３図は各温度計の昇温曲線を示す図
、第４図はこの発明方法と従来方法によるメッキ銅板の
合金化度の度数分布を示す図である。 図中、１・・・上段コイル、２・・・下段コイル、３・
・・ベース。 出願人 住友金属工業株式会社 ７一
Claims (1)
- 冷延鋼帯の片面または両面に電気亜鉛メッキを施した後
、巻取張力２．０〜４．０１ｙ／−で巻取ったタイトコ
イルを焼鈍炉に装入し、保持温度２００〜４００℃の温
度で０，１〜４０時間保持することを特徴とする合金化
電気亜鉛メッキ鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11665683A JPS609895A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 合金化電気亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11665683A JPS609895A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 合金化電気亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS609895A true JPS609895A (ja) | 1985-01-18 |
| JPH0332636B2 JPH0332636B2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=14692633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11665683A Granted JPS609895A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 合金化電気亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609895A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0360781A2 (de) * | 1988-09-14 | 1990-03-28 | Maschinenfabrik Andritz Actiengesellschaft | Verfahren zum ein- oder beidseitigen Verzinken von Edelstahl |
| JP2013510233A (ja) * | 2009-11-03 | 2013-03-21 | フェストアルピネ シュタール ゲーエムベーハー | 電解加工シートを熱処理することによってガルバニール処理シートを製造する方法 |
| WO2019142559A1 (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高強度合金化電気亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11665683A patent/JPS609895A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0360781A2 (de) * | 1988-09-14 | 1990-03-28 | Maschinenfabrik Andritz Actiengesellschaft | Verfahren zum ein- oder beidseitigen Verzinken von Edelstahl |
| JP2013510233A (ja) * | 2009-11-03 | 2013-03-21 | フェストアルピネ シュタール ゲーエムベーハー | 電解加工シートを熱処理することによってガルバニール処理シートを製造する方法 |
| WO2019142559A1 (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高強度合金化電気亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
| JPWO2019142559A1 (ja) * | 2018-01-17 | 2020-04-02 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高強度合金化電気亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
| CN111601906A (zh) * | 2018-01-17 | 2020-08-28 | 杰富意钢铁株式会社 | 高强度合金化电镀锌钢板及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0332636B2 (ja) | 1991-05-14 |
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