JPS6098280A - 貯水槽用ボ−ルタツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯水槽用ポールタップ、特にダイ１アフラム部
祠を主弁体どしたパイロット式の貯水槽用ポールタップ
に関する。

従来、この種貯水横用ポールタップとして種種の構造が
知られているが、代表的なものとして第５図に承り特開
昭４．８−３３４２５号公報のちのがある。

第５図のものについて説明Ｊると、ダイヤフラム部材（
１ａ）からなる主弁体（１）背後に圧力室（５）を設け
、この圧力室（５）をダイヤフラム部材（１ａ）に穿設
した小通路（２）を介して主流路（８）の−次側に、浮
子（１８）の上下動により開閉するパイロット弁（ｂ　
）を介して本体（Ａ）外部に夫々連絡Ｖしめると共に上
記小通路（２）には該通路（２）にゴミや水垢が詰まる
のを防止するため、クリーニングビン（３）が挿通され
ており、このクリーニングビンは主弁座（４）側から圧
力室（５）側に向かうにつれて先細り状に形成されてい
る。

従って、このものは、主弁の閉弁に伴なって、クリーニ
ングビンと小通路内周面との間隙が変化し、主弁が閉ま
る速度も変化する。

そのため閉弁時間の二１ントロールが非常に難しく、コ
ントロールを正確に行うには小通路及びクリーニングビ
ンの用法精度を極めて厳密なものとする必要があり、こ
れらの加工が困難となる。

従って、クリーニングビン（３）の径を一定にすること
が考えられるが、クリーニングビン（３）と通路（２）
との間隙が常に一定なのでこの間隙にゴミが詰まると、
ゴミがなかなか外れない。

本発明は上記問題を解消し、閉弁時間のコントロールを
容易にすると共に、ゴミ詰まりが生じにクク１゛ること
を目的とするものである。

上記目的を達成するための本発明の基本的な構成は、ク
リーニングビンに小通路内径より梢小径の太軸部と、こ
の太軸部より小径のｌｌｌ＠部とを前者を主弁座側、後
者を圧力室側にして設けると共に主弁全開時において太
軸部と細軸部の境界部が小通路の入［二１側Ｕ■ロ端近
くに位置するようにするちのである。

以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明づる。

図中（△）は、ボールタップ本体で、流入部（６）と流
出部（７）と、これら両部（６）（７）を連絡する主流
路（８）を有する。

また、ボールタップ本体（Ａ＞は前端部に主流路（８）
と連通する間口部（９）を設けると共に主流路（８）途
中に上記開口部（９）と同芯状で、かつ開口部（９）よ
り小径の主弁座（４〉を設け、上記開口部（９）を蓋（
１０）で塞ぎ、該部（１０）と主弁座（４）との間には
該主弁座（４）に対応して主弁＜ａ　＞を構成する主弁
体（１）を配設する。

蓋（１０）は硬質合成樹脂製で開口部（９）に嵌め込ま
れ、開］」部（９）外周に螺着した袋ナツト（１１）に
より核部に固定されるように構成されており、主弁体（
１）はこの蓋（１０）の内端と開口部（９）内周面に設
けた段部（１３）とにより主弁座（４）に対して相対状
に挟持される。

蓋（１０）は主弁体（１）に向いて凹状に形成されて主
弁体（１）とともに主弁体（１）背後に圧力室（５）を
形成づる。

また、Ｉ（１０）はその頂面中央に小径なパイロット流
路（１４）を貫通開穿し、該パイロット流路（１４）を
介して圧力室（５）とボールタップ本体（△）外部とを
連絡すると共に上記パイロット流路（１４）の蓋体面側
開口縁部にバイロッ１へ弁座（１５）を突出状に形成す
る。

史に蓋（１０）はその外面部にパイロット弁座（１５）
を挾んで左右に相対峙する一対の支持腕（１６）を備え
ており、該支持腕（１６）は袋ナツト（１１）を挿通し
て外方へ延び、先端にロッド（１７）を介して浮子（１
８）を備えた挺子杆（１９）の後端下部を軸着する。

挺子杆（１９）はその軸首部（２０）上方の後端面に、
パイロット弁座（１５）に対応してバイ０ツト弁（ｂ）
を構成し、挺子杆（１９）の振動によりパイロット弁座
（１５）に接離しく″パイロット弁（１１）を開閉りる
パイロット弁体（２１）を設ける。

上記バイ【」ット弁体（２１〉は挺子杆（１９）後端面
に凹設した凹穴部（２２）にゴム等の弾性材を嵌着固定
して形成りる。

一方、上記主弁体（１）は弾性材で円板状に形成された
ダイヤフラム部材（１ａ）と、背面側からダイ１７フラ
ム部Ｕ（Ｉａ）中央部を支えてその変形を防止する硬質
樹１Ｉｉｉ製の受け板（１ｂ）よりなり、ダイヤフラム
部材（１ａ）は蓋り１０）と開口部（９）内周面の段部
（１３）とにより挾まれる周縁部と中央部とが厚肉に形
成され、この両部に挾まれた環状の部分が変形し易いよ
うに薄肉に形成されており、該薄肉部は、主弁座（４）
側に向いて凹状にたるんでいる。

上記ダイヤフラム部材制御装 分は背面側から受け板（１ｂ）で支えられると共に主弁
座（４）に囲まれた部分よりひとまわり大きな面積を有
しでおり、主弁体（１）が主弁座（４）に密接した状態
で主弁座（４）より外方に外れる部分には受け板（ｌｂ
）前面に突出形成された突軸部分が厚さ方向に貫通する
。

上記受は板（１ｂ）の突軸部分には外部を軸方向に貫通
づる小孔（２）が穿設されており、該小孔く２）は圧力
ｖ（５）と主流路（８）−次側を連絡する小通路（２）
を構成する。

従って、硬質樹脂製の受け板（１ｂ）の突軸部分に小孔
（２）が形成されているので、小孔（２）の３Ｊ法精度
を出し易い。

そして、この小通路（２）には！！（１０）内面に基部
を埋設固定したクリーニングビン（３）を遊嵌状に挿通
せしめる。

クリーニングビン（３）はステンレス製で、小通路（２
）内径より梢小径の太軸部（３ａ）と、この太軸部（３
ａ）に連続して形成された太軸部（３ａ）より小径の細
軸部（３ｂ）を有しており、上記太軸部（３ａ）はピン
前部、即ら主弁座（４）側、細軸部（３ｂ）はビン接部
、即ら圧力室（５）側に設けられている。

また、このクリーニングピン（３）は、主か（ａ　）が
全開した状態において小通路く２）が主流路（８）の−
次側に間口する聞［」端に細軸部（３ｂ）どの境界部（
３Ｃ）近くの太軸部〈３ａ）が位置するように形成り゛
る。

而して、則るポールタップは貯水槽（Ｂ）内に配設され
、貯水槽（Ｂ）の排水弁の開放により貯水槽（Ｂ）内の
水位が低下づると、それに伴なつ（浮子＜１８）が加工
し、ロッド（１７）を介して挺子杆（１９）は下向きに
振動ぜしめられる。

Ｊるとパイロット弁体（２１）がパイロット弁座（１５
）から離れてパイロット弁（ｂ　）が間くをもって、該
弁（ｂ）を介して圧力室（５）内の水が室外へ排出され
る。

従って、主流路（８）−次側の圧力が圧力室（５）の圧
力より大きくなり、その圧力により主弁体（１）が主弁
座（４）から押し離されて主弁（ａ）は開弁じ、−次側
の水は二次側に流れ、流出部〈７）から吐出される。

そしで、排水弁を閉弁するとポールタップからの給水に
Ｊ、る貯水槽（Ｂ）内の水位の上昇に伴なっで浮子（１
８）が上昇し、パイロン１へ弁体（２１）がパイロット
弁座（１５）に押しつけられパイロン１へ弁（ｂ　）が
閉弁づる。

すると、主弁体（１〉の小通路（２）がら圧力室（５）
内に流入する水により圧力室（５）の容積が増大し、そ
れに伴なって主弁体（１）が傷丸して主弁（ａ　）を閉
弁し、給水は停止される。

この際１、主弁（ａ　）全開時には小通路（２）の主流
路（Ｅ３）側の間１」端部はクリーニングビン（３）の
太軸部（３ａ）と細軸部（３ｂ）と境界部（３Ｇ）近く
にあるので、主弁＜ａ　＞が完全に閉弁Ｊるまでの略全
過程に亘って小通路（２）は太軸部（３ａ）に泊って移
動し、その通水面積に変化【ま４１い。　４ 従って主弁（ａ　）は全開から閉止まＣ同じ速度で閉弁
りる。

本光明は上記の構成であるから以下の利点を右する。

（１）クリーニングビンに太軸部と細軸部とを、太軸部
が主弁座側、細軸部が圧力室側になるように設置ノ、し
かし主弁の全開時において小通路の人１］１側開ｌゴＩ
端が太軸部と細軸部の境界部近くに位Ｆ（ｉるようにし
たので、主弁の全問から全開に至る略全過程に旦っで小
通路の入口側聞１−１端は太軸部上を移動することにな
り小通路の通水面積に変化がなく、主弁は略一定の速度
で閉弁するので、閉弁時間のコント【」−ルが容易であ
るうえ、クリーニングビンに設けた細軸部が、主弁全開
時において一部小通路内に存在し、この部分は小通路内
面とクリーニングビンとの間の間隙が大きくなるので、
万−小通路内にゴミが入り込んでもゴミが外れて抜は易
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は木梵明の一実施例を示す貯水槽用ポールタップ
の一部切欠断面図、第２図、第３図は要部の拡大断面図
で、第２図は閉弁状態、第３図は主弁の全開状態を夫々
示す、第４図は第２図のＩＶ−１１２線１ＩＪｉ　ｉｎ
ｊ図、第５図は従来の貯水槽用ポールタップの一例を示
Ｊ断面図である。 図中 １・・・主弁体　１ａ・・・ダイ）７フラム部材２・・
・小通路　３・・・クリーニングビン３ａ・・・太軸部
　３ｂ・・・細軸部 ４・・・主弁Ｐ４ｉ！５・・・圧力室 ａ・・・Ｌ弁 特許出願人　東陶機器株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤフラム部Ｉを主弁体としたパイロット式の貯水槽
   用ポールタップにおいて、ダイヤフラム部Ｈに置設した
   小通路内を挿通り−るクリーニングビンに、小通路内径
   より稍小径の太軸部と、この太軸部より小径の細軸部と
   を、前者を主弁座側、後者を圧力室側とし、かつ主弁全
   開時におい（両者の境界部が小通路の入口側聞１」端付
   近に位置す“るにうに設けたことを特徴とづる貯水槽用
   ポールタップ。