JPH0224065Y2 - - Google Patents

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JPH0224065Y2
JPH0224065Y2 JP1985058514U JP5851485U JPH0224065Y2 JP H0224065 Y2 JPH0224065 Y2 JP H0224065Y2 JP 1985058514 U JP1985058514 U JP 1985058514U JP 5851485 U JP5851485 U JP 5851485U JP H0224065 Y2 JPH0224065 Y2 JP H0224065Y2
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JP
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water
strainer
ball tap
hot water
main valve
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JP1985058514U
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JPS61175857U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Float Valves (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボールタツプ、特に太陽熱温水器用ボ
ールタツプに関する。
(従来の技術) 従来、太陽熱温水器のボールタツプとして種種
の構造が知られているが、代表的なものとして第
5図のものがある。
この第5図のものは、太陽熱温水器の貯湯槽3
4の側壁34′に取りつけられており、貯湯槽3
4内の水位の昇降に伴う浮子27の上下動が梃子
杆28を介して弁体10に伝えられ、それにより
弁体10が弁座7に接離する構造である。
従つて、このボールタツプは浮子が上昇し、そ
れに伴なつて主弁が徐々に閉弁し小さな開度が長
く続く。そのためこのボールタツプは流水中にゴ
ミ等の異物が混入していると弁部にゴミを噛み易
く、ゴミ噛みによる閉弁不良が生じてオーバーフ
ローすることがしばしばあるが、太陽熱温水器の
貯湯槽は屋根の上など高い所に設置されるためオ
ーバーフローしても気が付き難く、そのため貯湯
槽内の湯温の低下を来たすことにもなるし、万一
ゴミ噛み等により作動に支障を来たしても高い場
所なので修理も大変である。
そして、それにもかかわらず、上記従来のボー
ルタツプは流水中の異物を除去してゴミ噛みを防
止するための構造を備えていない。
また、上記ボールタツプは水圧が高いときこれ
を減圧する構造を備えておらず、従つて水圧が高
いとき、騒音を発生するという問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題は流水中のゴミ
等の異物を除去すると共に供給される水の圧力を
減圧してボールタツプに流動せしめることであ
る。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、ボールタツプ本体の流入口端に、縦長
円錐状に形成してその開口部にフランジを設けた
ストレーナーと円板中央に通孔を突出状に開穿し
た減圧部材とを、内周面に環状溝を凹設した環状
パツキンにより一体的に挟持結合して装備するも
のである。
(作用) 而して、本考案の上記構成によればボールタツ
プへ供給されて流動する流水は減圧部材を通過す
ることにより圧力を減じ、ストレーナーを通過す
ることによりゴミ等の異物を除去される。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 弁部の上流側の流路にストレーナーを装着し
たので、流水中のゴミ等の異物はストレーナー
で除去され、弁部に入るのを防止されるので、
ゴミ噛み等により弁部の作動に支障をきたす恐
れがない。
従つて、故障の発見が遅れがちで、修理も大
変な高い場所に設置される太陽熱温水器の貯湯
槽に使用しても安心である。
(2) 減圧部材を装着したので、水圧が高いときで
も勢いよく吐出し過ぎて騒音を発生することが
ない。
(3) 減圧部材とストレーナーをパツキンにより一
体的に組立結合するので、ボールタツプ本体の
流入口への装着が行い易く、組立が容易になり
しかもパツキンが減圧部材とストレーナーを固
定する固定部材としての機能と、減圧部材とス
トレーナーの装着部及び送水管接続部のシール
機能を兼用するので部品点数の減少にもなる。
(4) 減圧部材とストレーナーが一体的に結合され
ているので、互いに離れて脱落粉失することが
なく、特に脱落が直ちに紛失につながり易い太
陽熱温水器設置等の高所作業において極めて有
益である。
(5) 減圧部材とストレーナーはボールタツプ本体
の流入口端に装備するので、温水タンク外部で
作業することができ、作業を行い易い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
図中Aはボールタツプ本体、4はその流入口、
5は流出口、6は開口であり、これら各口は主流
路1で連絡している。
流入口4はボールタツプ本体Aの一端に、開口
6は他端に、流出口5は周側面に夫々開設され
る。
主流路1は途中に開口6と同芯状で、かつ開口
より小径の主弁座7を設け、流入口4と流出口5
が主弁座7を介して連結するように形成する。
上記流入口4には減圧部材3とストレーナー2
を、流出口5には吐出金具8を夫々装着する。
また開口6は蓋9で塞ぎ、この蓋9と主弁座7
との間には該主弁座7に対応して主弁aを構成す
る主弁体10を配設する。
減圧部材3はステンレス等の金属板よりなる円
板の中央に通孔11をバーリング加工により突出
状に打抜き開穿して形成する。
ストレーナー2はステンレス等の金属網材より
なり、表面積を出来るだけ大きくするために底面
を開口した、長さの長い円錐状に形成し、その開
口縁には網材を外方へ折り曲げて該部をステンレ
ス板でかしめたフランジ12を設ける。
上記減圧部材3とストレーナー2は内周面に環
状溝13を凹設した環状パツキン14により一体
的に組立結合する。
即ち、減圧部材3をその通孔11の突出部がス
トレーナー2の内部に向くようにストレーナー2
の開口部に対応せしめてストレーナー2のフラン
ジ12に重ね合せ、重ね合せた両者の周縁部を、
上記パツキン14の環状溝13に嵌入してパツキ
ン14で挟持固定する。
而して、この減圧部材3とストレーナー2は一
体的に組立結合した状態でストレーナー2の閉塞
端を先にしてボールタツプ本体Aの流入口4から
主流路1に挿入し、パツキン14を流入口4開口
端面に当接係止し、該端面と、本体Aの流入口4
部外周に螺着した袋ナツト15の爪縁15′とに
よりパツキン14部分を挟着して本体Aの流入口
4に装着する。
尚、上記袋ナツト15はボールタツプ本体Aに
接続する送水管16を挿通し、該送水管16の端
部に形成された接続フランジ16′を、上記減圧
部材3及びストレーナー2と共に挟着して送水管
16と本体Aを接続固定する。
一方、前述の蓋9は開口6内に嵌め込まれ、開
口6部外周に螺着した袋ナツト17により該部に
固定されるように構成されており、主弁体10は
この蓋9と開口6部内周面に設けた段部18とに
より主弁座7に対して相対状に挟持される。
主弁体10は弾性材で円板状に形成された基布
入りのダイヤフラム10aと、背面側よりダイヤ
フラム10a中央部を支えてその変形を防止する
硬質の受け板10bよりなり、ダイヤフラム10
aは蓋9と開口6内周の段部18とにより挟まれ
る周縁部と中央部とが厚肉に形成され、この両部
に挾まれた環状の部分が変形し易いように薄肉に
形成されており、該薄肉部は本体A内方に凹状に
たるんでいる。
上記ダイヤフラム10a中央部の厚肉部分は背
面側より受け板10bで支えられると共に主弁座
7に囲まれた部分よりひとまわり大きな面積を有
し、主弁体10が主弁座7に密接した状態で主弁
座7より外方に外れる部分において、受け板10
bにダイヤフラム10aの厚肉部分を厚さ方向に
貫通する突軸部分を設けて、この突軸部分に小孔
状の小通路19が貫通開穿されている。上記この
小通路19には蓋9内面に基部を固定したクリー
ニングピン20が遊嵌状に挿通して小通路19内
がゴミや水垢で詰まらないようになつている。
また、このダイヤフラム10aの厚肉部分には
その中心部に頭部の径が主弁座7の径と略同径に
形成された固定子21が前面側より挿通されてお
り、この固定子21の端部は背面側の受け板10
bに固定され、固定子21と受け板10bにてダ
イヤフラム10aを挾持している。
一方、上記蓋9は主弁体10に向いて凹状に形
成されて主弁体10とともに主弁体10背後に圧
力室22を形成している。
蓋9はその頂面中央に小径なパイロツト流路2
3が貫通開穿されており、このパイロツト流路2
3を介して圧力室22とボールタツプ本体A外部
とを連絡している。
尚、上記パイロツト流路23は蓋9外面側に開
口する開口縁部を突出状に形成してパイロツト弁
座24となすと共に蓋9内面側には適当数の凸部
25を設けて、主弁体10の蓋9への密着を阻止
してパイロツト流路23が塞がれることを防止し
ている。
更に蓋9はその外面部にパイロツト弁座24を
挾んで左右に相対峙する一対の支持腕26を備え
ており、該支持腕26は袋ナツト17を挿通して
外方に延び、先端に浮子27を備えた梃子杆28
の後端下部を軸着する。
梃子杆28はその軸着部29上方の後端面にパ
イロツト弁座24に対応してパイロツト弁bを構
成し、梃子杆28の擺動によりパイロツト弁座2
4に接離してパイロツト弁bを開閉するパイロツ
ト弁体30を設ける。
上記パイロツト弁体30は梃子杆28後端面に
凹設した凹穴部にゴム等の弾性材を嵌着固定して
形成する。
また梃子杆28は先端部に、これをその軸方向
に対して直角方向に貫通する浮子取付孔が穿設さ
れており、該孔に浮子27上面に突設したロツド
31の上部が螺合して、該ロツド31を回転する
ことにより浮子27の位置を縦方向に調整移動で
きるようになつている。
尚、ボールタツプ本体Aの流出口5に装着され
る吐出金具8は、吐出口部分の通水面積を流出口
5のそれより十分に大きく形成して、該部に整流
用の網部材32を装着し、吐出水が貯溜水面を打
つことに起因する騒音の減小を計かる。
斯るボールタツプは第4図に示すように、集熱
器33に接続して屋根上等に設置された貯湯槽3
4の側壁34′に取りつけられて、貯湯槽34内
に設けられ、流入口4に送水管16を接続して使
用に供される。
尚、図中35はボールタツプの給水により、貯
溜水面に波浪が生じるのを防止するために貯湯槽
34内に設けたセパレーター、36は給湯用水
栓、37は貯湯槽34から給湯用水栓36に湯を
供給する給湯管、38は送水管16の途中に設け
た止水バルブである。
而して、今、給湯用水栓36を開け、湯を吐出
せしめると、貯湯槽34内の水位が低下し、それ
に伴なつて浮子27は下降し、ロツド31を介し
て梃子杆28を下向きに擺動せしめる。
するとパイロツト弁体30がパイロツト弁座2
4から離れパイロツト弁bが開くをもつて、該弁
bを介して圧力室22内の水が室外へ排出され
る。
従つて、主流路1一次側の圧力が圧力室22の
圧力より大きくなり、その圧力により主弁体10
が押されて圧力室22側に撓み、主弁座7から離
れ、主弁aは開弁して、一次側の水は二次側に流
れ流出口5から吐出金具8を経て貯湯槽34内に
給水される。
そして、給湯用水栓36閉止後ボールタツプよ
りの給水により、貯湯槽34内の水位が上昇する
と、それに伴なつて浮子27が上昇し、パイロツ
ト弁体30がパイロツト弁座24に当接してパイ
ロツト弁bが閉じられる。すると主弁体10の小
通路19から圧力室22内に小量ずつ流入する水
により圧力室22が容積を漸増し、それに伴なつ
て主弁体10が復元し、主弁aを閉弁してボール
タツプはその給水を停止する。
(実施例の効果) 以上説明せる実施例では、ストレーナーを底面
が開口した、長さの長い円錐状に形成して、スト
レーナーの表面積を大きくしたので、長期間に亘
つて目詰りの恐れがなく、ストレーナーの掃除を
頻繁に行う必要がなく、保守点検が楽である。
弁部をパイロツト弁と該弁の開閉に誘導されて
開閉する主弁とからなる所謂パイロツト式にした
場合、弁部は開いているときは常に全開であるか
ら、その吐出量を20/分とすると減圧部材がな
い場合には、10/分採湯し続けると供給過多と
なり、すぐ閉弁するが採湯は引き続き行われてい
るので、再び弁部が開き吐水を始め、これを繰返
えす、つまり間歇吐水を繰返えすことになり、耐
久性を損う恐れがあるが、減圧部材を設け供給水
量を絞つたことにより、上記問題を解決すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す太陽熱温水
器用ボールタツプの断面図、第2図はストレーナ
ーと減圧部材を取り出して示す拡大断面図、第3
図は弁部の拡大断面図で開弁状態を示す、第4図
は使用状態を示す模式図、第5図は従来の太陽熱
温水器のボールタツプの一例を示す断面図であ
る。 A:ボールタツプ本体、1:流路(主流路)、
2:ストレーナー、3:減圧部材、4:流入口、
11:通孔、12:フランジ、13:環状溝、1
4:環状パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボールタツプ本体Aの流入口4端に、縦長円錐
    状に形成してその開口部にフランジ12を設けた
    ストレーナー2と円板中央に通孔11を突出状に
    開穿した減圧部材3とを、内周面に環状溝13を
    凹設した環状パツキン14により一体的に挟持結
    合して装備した太陽熱温水器用ボールタツプ。
JP1985058514U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH0224065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985058514U JPH0224065Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985058514U JPH0224065Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61175857U JPS61175857U (ja) 1986-11-01
JPH0224065Y2 true JPH0224065Y2 (ja) 1990-07-02

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ID=30584085

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JP1985058514U Expired JPH0224065Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934766U (ja) * 1982-08-30 1984-03-03 株式会社アカサカ スポンジ束子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934766U (ja) * 1982-08-30 1984-03-03 株式会社アカサカ スポンジ束子

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JPS61175857U (ja) 1986-11-01

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