JPS6096797A - 電気メツキ通電ロ−ルへのメツキ金属付着防止方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気メツキ通電ロールへのメッキ金属付着防
止方法に関するものである。

〔従来技術〕

通電ロールがメッキ液中に位置する（一部又は全部が浸
漬）、例えば水平電気メッキにおいては、この通電ロー
ルにも若干メッキがされるため、ロールが被メッキ材に
ｒ４笑忙接触することができなくなシ、通電性を阻害し
、均一なメッキが困難になる。

そこで特開昭５８−３４１９９号には、通電ロールに近
接して導電体を位置せしめ、メッキ金属を該導電体処付
着せしめること釦よシ、通電ロールへのメッキ金属の付
着（析出）を防止する方法が開示されている。

か＼る方法によると、導電体に付着堆積したメッキ金属
がメッキ液中へ脱落し、被メッキ材であるメッキ銅帯に
一疵を付けた夛、メッキ液循環回路を詰らせる等の原因
となシ、又定期的に導電体を取替えることもライン停止
にっながシ化産性を低下させ、かつ作業も繁雑になる等
の難点をともなうものである。

〔発明の目的〕

本発明は、このような難点を有利に解決するためなされ
たものであシ、その特徴とするところは、メッキ液中へ
位置せしめた通電ロールによる電気メツキ方法において
、メッキ液中に位置する通電口□−ルに近接してメッキ
液中に気泡を生成することによシ、電気メツキ通電ロー
ルへのメッキ金属の付着を防止する方法にある。

〔発明の構成０作用〕 本発明を第１図及び第２図によシ説明すると、被メッキ
材ｌに対向してメッキ用電極２．２′を配置し、図示の
ごとく、通電ロール３及びバックアップロール４を設け
、通電ロール３に近接して、かつメッキ液５中にノズル
６を配設する。

このノズル６から気体を吹出し、第２図に示すごとくメ
ッキ液５中のロール３部位に気泡７を生成し、通電ロー
ル３の被メッキ材１との接触部以外からのロール３への
電流をほとんど阻止するもるものである。

かくすることによシ、通電ロール３へのメッキ金属の付
着（析出）を防止するものである。

しかして、気泡７を生成するための吹込ガスとしては、
空気、酸素ガス、窒素ガス、水素ガス等、その他環境に
悪影響を及ぼさないガスを用いることができ、この中、
空気、酸素ガスを用いることてより、ロールへ付着した
メッキ金属を除去する効果も合せ得られるものである。

このようにロール３近傍での気泡７生成は、ロール３の
はソ全巾に亘）施すものである。

尚、本発明は、どのような金属元素の電解メッキにおい
ても適用でき、又、前記のごとき水平メッキ以外の竪型
のメツキラインにおいても有効に用いることができるも
のである。

〔実施例〕

次に本発明方法の実施例を挙げる。前記図示のごとき、
水平電気メッキにかいて硫酸亜鉛４００１／１．硫酸ナ
トリウム７６　ｆ／ｌ、　ｐＨ１，２１液温４０℃のメ
ッキ液をメッキ用電極間へ流入せしめながら電流３５　
ＫＡ、ラインスピード’１００　ｍ７分で銅帯を陰極と
して亜鉛メッキを施し、連続２４時間メッキし、一方通
電ロールとの距離１０箇。

被メッキ材（鋼帯〕との距離１ｏ■の位置にロールと被
メッキ材との接点を指向してノズルを配置し、該ノズル
から空気を１．０　Ｎｍ”／分吹出しつつ、ロール近傍
に気泡を生成せしめたところ、通電ロールへのメッキ金
属の付着は認められなかった。

〔発明の効果〕

かくすることにより、通電ロールへのメッキ金属の付着
を確実に阻止し、被メッキ材への通電が良好に維持でき
、均一なメッキができることから、歩留が向上し、商品
価値も向上する。

又高電流によシ、生産性も向上することができる。

更に本発ＥＩＱ＆Ｃよれば、僻が容易であシ工業的に有
効である等の優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明の一例を示す説明図である
。 図中、１・・・被メッキ材、２．２’・・・メッキ用電
極、３・・・通電ロール、４・・・バックアップロール
、５・・・メッキ液、６・・・ノズル、７・・・気泡。 代理人　弁理士　秋　沢　政　光 他２名 第１図 ８２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　メッキ液中へ位置せしめた通電ロールによる電
   気メツキ方法において、メッキ液中に位置する通電ロー
   ルに近接してメッキ液中に気泡を生成することを特徴と
   する電気メッキ通電ロールへのメッキ金属付着防止方法
   。