JPS6095430A - 画像複製材料 - Google Patents

画像複製材料

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JPS6095430A
JPS6095430A JP20349983A JP20349983A JPS6095430A JP S6095430 A JPS6095430 A JP S6095430A JP 20349983 A JP20349983 A JP 20349983A JP 20349983 A JP20349983 A JP 20349983A JP S6095430 A JPS6095430 A JP S6095430A
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信之 玉置
Akitada Oyoku
尾浴 秋忠
Toshihiko Kajima
梶間 俊彦
Shinichi Tanaka
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
    • G03F7/092Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers characterised by backside coating or layers, by lubricating-slip layers or means, by oxygen barrier layers or by stripping-release layers or means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生産性および表面の耐スクラッチ性の向上され
た画像を提供し得る画像複製材料に関するものである。
従来より画像複製材料は、情報記録、プリント基板作製
、製版、印刷など多くの分野に於て利用されており、そ
れぞれの用途に於て、基本的な要求性能(解像力、光感
度など)を満してはいるものの、使用者側にとっての大
きな不満として2種種な使用条件での使用に際し、 /
15成された画像表面に引掻き傷が発生し、全作業を再
度やり直す必要があるだけでなく、莫大な時間と資材の
ロスが発生する問題がある。このような画像表面の耐ス
クラッチ性不足は、−像担体が高分子で形成されたもの
、即ち+11111像複製材料として、感光性樹脂を利
用するものに多く認められる。
感光性樹脂を利用する画像複製材料は、光感度解像力、
安全性およびコストの面で非常に音別なものであるだけ
に、かかる耐スクラッチ性不足の解消は、永年の一大懸
案であり、現在のところ画像形成後のアフターベーキン
グや樹脂コートなどの技術でしのいでいる状況であるが
1本質的に画像複製材料の構造にまでもどってこれを解
決したものは見当らない。
本発明者らは、かかる状況に対し形成された画像の耐ス
クラッチ性を着しく向上させる画像複製材料の微#1l
ll構造につき研究を重ね感光性樹脂j−上に耐スクラ
ッチ性向上剤の薄層を設けた画像複製材料を発明し既に
特許出願を行なった。その発明の効果は圧倒的なもので
あったが、かかる材料を大量に効率よく、且安定した性
能で生産し、商品とするにあたっては、ひとつ重大な障
害がある。
それは、かかる耐スクラッチ層を設けた画像記録層上に
保護層をコーティングにより設ける際に見られ、塗布が
均一に実現されなかったり、あるいは均一に塗布されて
も画像″IJI襞材料色材料露光−現像等の画像複製を
行なった場合に期待される程の耐スクラッチ性向上が認
められなかったり、〜あるいは保護層と耐スクラッチ層
との接着性が不十分で取扱い中に容易にはがれたりする
のである。
かかる現象は本材料の商品化にとり重大な問題となるた
め1本発明者らはこれらの点を改良すべく更に努力した
結果、遂に本発明を完成するに到った0 即ち本発明は、支持体上に、少なくとも感光性樹脂層お
よび保護層を有する画像複製材料において%該保護層が
高分子物質の薄膜であり、かつ重量比で1;10〜5;
1のカチオン系界面活性剤とする画像複製材料である。
本発明において画像複製材料に使用するのに適当な支持
体としては、ガラス板、プラスチックフィルム、金属板
1紙類などがある。プラスチックフィルムとしては、ポ
リエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、酢酸
セルロースなどのフィルムを挙げることができる。特に
2軸延伸したポリエステルフィルムは1寸法安定性およ
び透明性に優れているので好ましい。支持体の厚さに厳
密な制限はないが、75〜175μが適当である。
本発明においては、支持体が直接に感光性樹脂層と接し
ている場合にも効果が認められ、特に支持体が感光性樹
脂層に対する接着力を向上させうる接着性化合物を含浸
している場合にはそうであるが、一般的に好ましい構成
としては、支持体と感光性樹脂層との間に下びき膚を有
しているものである。下びき層としては、高分子物質の
薄層または金属または金属化合物の薄層を利用できる。
好ましい高分子物質薄層としては1例えば、ポリアクリ
レート、ポリ塩化ビニリデン・アクリロニトリル・イタ
コン酸共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニルφ無水マレイ
ン酸共重合体、テレフタル酸・イソフタル酸・グリコー
ル共重合体とイソVアネート化合物などの高分子物質の
薄膜を挙げる 5− ことができる。層の厚さは通常0.2〜2μである。
また、下びき爛として好ましい金属または金属系、チタ
ン、コバルト、銅、インジウム、イリジウム、鉛、マン
ガン、モリブデン、ニッケル、パラジウム、白金、ロジ
ウム、セレン、銀、タンタル、錫、タングステン、バナ
ジウム、亜鉛、ジルコニウム等および上記金属の合金、
酸化物、窒化物、ホウ化物、炭化物、硫化物および塩類
などを挙げることができ1例えば酸化アルミニウム、弗
化マグネVウム、酸化チタン、酸化ケイ索、アルミニウ
ム亜鉛の合金などがある。これら金網または金属化合物
のうちで、アルミニウムまたはその合金または化合物が
コスト面および水系溶剤中でのエツチング速度が速いの
で最も好ましい0金属または金属化合物の薄層を支持体
上に設ける方法としては、メッキ、真空蒸着、スパッタ
リング。
イオン化静電メッキなどの方法がある。金属または金属
化合物の厚さは、金属または金属化合物の−〇 − 種類などによっても異なるが通常100〜1000人好
ましくは300〜600Aである。
本発明に述べる感光性樹脂とは、活性光線の照射により
速やかな物理化学的変化を生じて現像液に対する溶解性
を変えたり、可視の画像をそのままで、あるいはプロセ
シングの後に生じるものを指しているが、一般的には保
論層を設ける理由は光反応の酸素による阻害を防止する
事である点から見れば、酸素の阻害効果の大きい光重合
系に鰻も重要な効果を発揮する。ここに言う光重合型の
感光性樹脂とは、高分子結合剤にエチレン性不飽和結合
を持つモノマー又はオリゴマー及び光開始剤を配合した
ものを主成分とするものである。かかる光重合型の感光
性樹脂は、視覚的に透明なものであってもよく、また染
料顔料等の着色剤もしくは遮光剤を含んだものであって
も同様に本発明の効果を実現できるものである。
本発明が特に育力な効果を示すのは1画像複製材料を画
像露光し易溶部を除去することにより画像形成域が硬化
した上層部と未硬化の下層部とからなる画像形成物を与
えるような感光性樹脂に対し活性光iIM吸収剤となり
得るものを含有する感光性樹脂を利用するものである。
かかる感光性樹脂層による画像形成物は、未硬化の下層
部を有するが故に表面でのスクラッチに対して、下層部
よりの破壊が生じ易く1本発明の構成を使用しなければ
実用性ある表面の耐スクラッチ性は実現できないからで
ある。
上記し沈着色剤又は活性光線吸収剤とは紫外線吸収剤、
紫外線吸収染料やその他の染料や顔料などである。これ
らの例として、カーボンブラック、酸化チタン、酸化鉄
、各種金属や金属の酸化物、硫化物等の化合物の粉末、
ピグメントブラック(C,1,50440)、クロムイ
エローライト(C,1゜77603)、2.2’−ジヒ
ドロキV−4−メトキシベンゾフェノン、2.4−ジヒ
ドロキンベンゾフェノンヒドロヤシフェニルベンゾトリ
アゾール、2− (2’−ヒドロキシ−5′−メトキシ
フェニル〕ベンツトリアゾール、レゾルVノールモノベ
ンゾエート、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニル
アクリレート、トルイジン・イエローGW(C,1゜7
1680)、モリブデンオレンジ(C,1,77605
)、スーダンイエロー(C,1,30)、オイルオレン
ジ(C,1,12055)などがある。特に、従来の銀
塩と同じ黒色にするにはカーボンブラックが望ましいO 単に画像の着色を目的とするためには、また中間層とし
て高分子結合剤に上記着色剤もしくは活性光11A@収
剤を配合成膜し感光性樹脂層としては透明なものをその
上に形成させる方法も有効である。かかる目的に使用さ
れる高分子結合剤としては以下に示すようなものを例示
できるが、これらは又感光性樹脂の高分子結合剤として
も有効なものである。
セルロースのエステル類やエーテル類それらの共存する
誘4体(セルロースエチルエーテル、セルロースアセテ
ート、カルボキシメチルセルロース、セルロースアセテ
ートサクシネート、セルロースメチルエーテルフタレー
ト、セルロースメチルエーテルフタレ−トなど)、ポリ
アクリルエ9− −チル類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリビニル
エステルおよびそれらの共重合体、フェノール樹脂、ポ
リビニリデン化合物、ポリビニルアルコール類、ゼラチ
ンやその誘導体、ポリビニルブチフール、ポリアクリル
アミド、ポリビニルピロリドン、ポリスチレン、塩素化
ゴム、ポリエチレンイミン等がある。
特に水系現像液で、現像できるようにするには。
結合剤自身が水系現像液に溶解又は分数することが必要
である。このような例として、ポリビニルアルコール、
ポリアクリルアミド、スルホン基。
三級i!f累含有ポリマーの酸による4級化された単位
、カルボキシル基などを含有するポリマー、ポリビニル
ピロリドン、ポリエチレンイミンなどがある。
酸性またはアルカリ注水溶液可溶の結合剤としてハ、カ
ルボキシメチルセルロール、セルロースメチルエーテル
フタレート、セルロースメチルエーテル豐すクVネート
などのカルボキシル基含有セルロース誘導体、メタアク
リル酸、アクリル酸。
10− マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸
などとビニルモノマーの共重合体、スルホン酸基を含有
する共重合体、三級窒素基含有ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリエーテルボリビニルポリマーなどがある。
なお上記結合剤は感光性樹脂層の結合剤に用いる時には
その主鎖又は側鎖に重合性の不飽和二重結合基を含んで
いてもよい。
本発明において、感光性樹脂層の厚さは、上記に詳述し
た硬化した上層部と未硬化の下層部とからなる画像形成
物を与える感光性樹脂層に限らず。
精密な画像複製用途に用いる場合には1〜10μが好ま
しいが、特殊な用途、例えば感光性樹脂凸版、あるいは
紙型、母型取り用の感光性樹脂凸版材などの用途向けの
画像複製材料の場合、その厚さが数百μに達しても、勿
論有効に作用するものである。
また、中間層に着色剤等を配合し、その上に透明な感光
性樹脂層を設ける場合には、中間層は1〜15μ、感光
層は0.5〜lOμが好ましい。
次に、本発明で使用される保護層について説明する。保
護層は1画像複製材料に於て表面の保護あるいは、特に
感光性樹脂1−が光重合系の如く酸素による光反応の阻
害を受けるものである場合に酸素遮断の目的で設けるも
のである。かかる保護層は高分子物質を主体としてコー
ティングにより感光層上に形成されるが、活性光線に対
し光透過性良好であり、um光性樹脂層を現像する際に
同時に除去できるものが好ましく1例えば、かかる高分
子物質の例としては高級脂肪酸のアミド類。
ワックス類、ゴム類、ポリスチレン、塩化ポリオレフィ
ン等がある。又、特に好ましいものとして水系溶剤に可
溶なものが挙げられるが、例えば。
ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、メチルセルロ
ース等の樹脂を使用することができる。特にポリビニル
アルコールは、酸素バリヤー性にすぐれており、酸素に
よるラジカル電合防害作用を減することができるので好
ましい。
本発明において保護層成分として、カチオン系界面活性
剤、及びノニオン系界面活性剤を前記高分子物質に対し
て、両者合計して0.5〜10重量%配合する必要があ
り、好ましくは1〜7重量%である。いずれか単独、あ
るいはアニオン系界面活性剤又は両性界面活性剤、単独
もしくはそれらとノニオン系界面活性剤との組合せでは
、全く効果がないとは言えないが、上記した全ての障害
を解消することはできないのである。
カチオン系界面活性剤としては、アルキルアミンハロゲ
ン酸[、jl!4級アンモニウム塩、ハロゲン化アルキ
ルピリジニウム、アルキルベタイン。
アミンオキサイドなどを用いることができ、更に具体的
には、ココナツトアミンアセテート、ステアリルアミン
オレエート、ステアリルアミン塩酸塩、ステアリルアミ
ンオレエート、ラウリルアミンオレエート、ラウリルト
リメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、アルキルベンジルジメチル
アンモニウムクロライド、ラウリルベタイン、ステアリ
ルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキサイドなどを
主体とするものである。
13− ノニオン系界面活性剤としては、ポリエチレングリコー
ル系及び多価アルコール系があるが、より具体的に例示
すれば、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテ
ル、ポリエチレングリコールオクチルフェニルエーテル
、ポリエチレングリコールドデシルフェニルエーテル、
ホリエチレングリコールオレイルエーテル、ポリエチレ
ングリコールラウリルエーテル、ホリエチレングリコー
ルステアリルエーiル、ポリエチレングリコール高級ア
ルコールエーテル、ポリプロピレングリコールポリエチ
レングリコールエーテル、ソルビタンセスキオレエート
、ソルビタンモノオレエート。
ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエー
ト、ボvエチレングリコールアルキルアミンエーテルな
どが挙げられる〇 なお前記カチオン系界面活性剤とノニオン系界面凸性剤
とは配合比でI+10〜5;1の範囲であることが好ま
しい。配合比(重量比)でI+10よりもカチオン系界
面活性剤が少なくなると感光層との接着性が不足し、ま
7’c5 : 1よりも多くな14− ると画像形成後の表面の耐スクラッチ性が期待した程向
上しなくなるので好ましくない。更に1合計の配合量に
関しては0.5重量饅よりも少ない場合には、均一な塗
工が難かしくなり、一方10重量饅よりも多い時には効
果の点では十分なものが期待できるのであるが、保護I
@の酸素透過性、透明性等の面で他の性能とのバランス
を破壊するので好ましくない。
本発明における保護層は、上記した高分子物質、組合せ
られた界面活性剤以外にもシリカ粉末、ポリエチレンエ
マルジョンなど、第3成分を合音していても同様に本発
明の効果を期待することができる。
以上の構成要件を存する本発明画像複製材料は。
前記保護層の塗布性、接M!Il:などが改善され、生
産性の良好なものであるが、さらに耐スクラッチ性を改
良するためには、18光性樹脂層と保護l−との間に耐
スクラッチ層を有していることが好ましい。
耐スクラッチ層は構造式Am−Bnで示される化金物(
以下耐スクラッチ性向上剤という)で形成され、前記構
造式において、Aは1価もし1−t2価の分岐していて
もよい炭素数12〜20の脂肪族灰化水素基、Bはヒド
ロキシル基、アミノ基。
ニトリル裁、アルデヒド基、カルボキシ基、カルボン酸
のアルキルアミド、アルキルエステルもしくはアンモニ
ウム又は−周期律表第■〜■族の金属の塩であり、mは
1,2又は3.nは1又は2を表わしている。かかる+
11Itスクラツチ性向上剤の例としてei、脂肪族炭
化水素のモノカルボン酸又はジカルボン酸が挙げられ、
具体的にはラウリン酸。
n−)!Jデシレン酸、ミリスチン酸、n−ペンタデカ
ン酸、バルミチン酸、ヘプタデカン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、リノール酸、エライジン酸、n−ノナデシ
レン酸、アラキン酸、パラキシン酸、エイコセン酸、ト
ランス−2−ドデセン酸。
イソステアリン酸、2−ノナへブチルウンデカン酸、1
−16ヘキザデカンジオイツクアシツド。
1.20エイコサンジオイツクアンツドなどであり、前
記脂肪族炭化水素のカルボン酸の誘導体とじては1周期
律表第■〜■族の金属との塩又はアルキルエステルがあ
り、アルキルエステルとしてこれらのカルボン酸とメチ
ル、エチルアルコール等とのエステル、更にグリコール
、グリセリンの如き多価アルコールとのエステル、例え
ばラウリン酸グリコール、ラウリン酸グリセリンエステ
ル、ミリスチン酸グリコール、ミリスチン酸グリセリン
エステル、パルチミン酸グリコール、パルチミン酸グリ
セリンエステル、ステアリン酸グリコール、ジステアリ
ン酸グリコール、ステアリン酸グリセリンエステルなど
が有効である。またビニルエステルとしては、ステアリ
ン酸ビニルが有効である。
上記以外のカルボン酸誘導体としてはアルキルアミドが
有効であり5例えばラウリンアミド、トリデシルアミド
、バルミチン酸アミド、2−ヘプタデセン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、アラキン酸アミドである。その他に
耐スクラッチ性向上剤の例としては、脂肪族炭化水素の
アルコール、アルデヒド、アミン及びニトリルである。
例えばアルコールトシては、ラウリルアルコール、トテ
ン1フー ルアルコール、ミリスチルアルコール、ペンタデシルア
ルコール、ヘプタデVルアルコール、ステアリルアルコ
ール、ノナデシルアルコール、アラキンアルコールなど
。またアルデヒドとしては。
ラウリンアルデヒド、ドデンルアルデヒド、ミリスチン
アルデヒド、ペンタデシルアルデヒド、トリデシルアル
デヒド、ヘプタデシルアルデヒド。
ステアリンアルデヒドなど。アミンとしては、ラウリル
アミン、ミリスチルアミン、ペンタデシルアミン、ステ
アリルアミンなど。ニトリルとしては、ラウリロニトリ
ル、トリデシルニトリル、ミリストニトリル、パルミト
ニトリル、ステアロニトリルなどである。これらのもの
は単独で用いても良いが数種混合して用いても効果があ
る。
なお1本発明において好ましい耐スクラッチ性向上剤は
、Aとして炭素数11〜20の1価の炭化水素基、Bと
してカルボキシル基であり、具体的にはステアリン敵、
ヲウリン酸、トリデシル酸。
ミリスチン酸、ベンタテ゛カン酸、パルミチン酸。
ヘプタデカンM、ノナデカン酸、アラキン酸、n18− −ヘンアイコサン酸などおよびそれらのアルキルエステ
ルである。
本発明に於けるかかる耐スクラッチ性向上剤からなる層
は、該向上剤のモルイヤー又はマルチレイヤーであれば
最も大きな効果が発揮できるが。
実用上十分な耐スクラッチ性のためには必ずしもモルイ
ヤーの如く高密度の耐スクラッチ性向上剤の層である必
要はない。耐スクラッチ層を形成している耐スクラッチ
性向上剤の量は、光電子スペクトル法、ラマン散乱法等
の表面分光分析法によって、又は該層を選択的に掻き取
り、液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィー
を行うことにより定量分析が可能であるが、本発明者ら
がかかる解析手段を用いて研究した結果、耐スクラッチ
性向上のため好ましい耐スクラッチ層中の該向上剤の量
は、感光性樹脂層表面の1tttあたり3 X 10−
7モル−1,フ5X10−3モルの範囲である。
1.75810−”モル/#1′を超える場合も、耐ス
クラッチ性向上には、非常に有効であるが5画像複製材
料の複製精度(解像力等)の点から好ましくなく、また
、一方3X10−7モル/rdに達しない場合には1期
待できる耐スクラッチ性の向上度は実用的な観点から見
て満足できるものではない。
本発明に於ける上述の如き、耐スクラッチ性向上剤から
なる層は、該耐スクラッチ性向上剤の溶液を感光性樹脂
j−上にコートし、乾燥したり、真空蒸着法を用いて、
直接感光性樹脂層上に形成させたり又は、該耐スクラッ
チ性向上剤を含有する保護層を感光性樹脂層上にコート
したりする事により得られるが、中でも最も効果的な方
法は、感光性樹脂層の下びき層のある。又はない支持体
上への熱溶融押出し、あるいは溶液コート・乾燥などに
よる成形頭)時に、耐スクラッチ性向上剤を感光性樹脂
組成物中に添加し、成形された感光性樹脂り層中での該
耐スクラッチ性向上剤を感光性樹脂層表面にマイグレー
ト(移行)させて、耐スクラッチj−を形成させるのが
好ましい。かかる形成法をとる場合には、全感光性樹脂
組成物中での該耐スクラッチ性向上剤の配合量は、前記
組成物に対して0.35〜10電Jlt饅好ましくは、
0.4〜5重量%であることが必要である。配合量が0
.35重量%未満では、感光性樹脂層表面にマイグレー
トする量が極く少なくなり、耐スクラッチ性向上の実質
的な効果は期待できない。10重量饅を越える配合量の
場合、耐スクラッチ性に効果があることは明白であるが
、該耐スクラッチ性向上剤の層が厚くなりすぎ、光を散
乱もしくは遮へいするために1画像複製材料としての複
製精度の面から好ましくないものとなる。
このように、感光性樹脂組成物中に該耐スクラッチ性向
上剤を配合して成形(成膜)して後マイグレートにより
感光性樹脂層表面上に、耐スクラッチ層を形成させる場
合、該感光性樹脂層が乾燥伏籾、即ちコーティイグ溶剤
、水分などを1100pp以下で含有する状態で、該耐
スクラッチ性向上剤のマイグレートを室温もしくは60
℃以下の温度で許容し得る程度の軟かさを存している方
が好ましい・かかる感光性樹脂層の軟かさけ、8光性樹
脂組成物を20〜30μのフィルムに成形し。
乾燥状態にて熱機械分析(Therms mechan
ical2l− analysis : TMA)を実施し、フィルムの
伸びを温度に対してプロットし、伸びが変曲点をすぎ大
きく成長して直線状になる部分の接線と、温度軸との交
点を流動開始温度と定義することにより測定可能である
。(高分子論文集、 Vol、38 p、479(19
81)) 本発明において、該耐スクラッチ性向上剤を感光性樹脂
層に配合して成形(又は成膜)後マイグレートにより耐
スクラッチ層を形成する場合に。
該感光性樹脂組成物の流動開始温度として好ましい限界
は95℃以下である。95℃よりも高い場合には、マイ
グレートが極端に遅くなり、実用的でなくなるからであ
る。
本発明の画像複製材料の製造にあたっては、必要に応じ
て下びき層をあらかじめ存する支持体上に、感光性樹脂
層を溶融成形又は成膜法で、あるいは溶液コーティング
法で成膜、乾燥して得られた感光性樹脂層表面に、耐ス
クラッチ性向上剤を真空蒸着またはコーティングにより
付与し、その後必要に応じて保−フィルムをラミネート
又は保22− 膜層をコーティングすることにより、あるいは上述の如
く、耐スクラッチ性向上剤を含有する感光性樹脂層を上
記の支持体上に溶融成形又は成膜法で、あるいは溶液コ
ーティング法で成膜乾燥して感光性樹脂層を形成し、そ
の後保護層をコーティングすることにより得られる。
いずれの製造法においても保護層をコーティングにより
設ける際に、既に感光層表面に、耐スクラッチ性向上剤
の層が存在している場合、コーティング挙動及び最終製
品性能上重要な因子となる。
発生する障害は、単に保護層溶液をはじいて均一に付着
しないことだけでなく、ある場合には均一なコート性が
実現できても期待される程の耐スクラッチ性向上効果は
得られなかったり、またあるいは、均一なコート性を示
すが、保護層が複製材料取扱中の小さなVヨツクにより
剥れたりする。
これらの障害は単一の原因によるというよりは、おそら
く保険層溶液と耐スクラッチ層および感光性樹脂層との
相互作用が複雑にからみ合った結果と考えられる。本発
明は、これら障害に対し決定的なる解決を与えるもので
ある。
以」−の構成よりなる本発明画像複製材料は1通常の方
法で画像を忠実に復元し、印刷製版用フィルム、フ第1
・マスク、カラー校正用感光性フィルム、平版印刷用P
 S版および感光性樹脂凸版材など種々の用途に利用可
能であり、以下に示す特長を有している。
(1)th像像形後後画像表面の耐スクラッチ性が着し
く向上し、取扱作業中に引掻き傷が生じる恐れが極端に
少なくなった。
(2) W&度、現像性、解像力等の画像複製性能の低
下の心配がない。
(3) 画像複製材料として重要な!ll:ll回能あ
る保存安定性(シェルフライフ)への悪影響がない。
(4) 減力し得る画像複製材料に於いても減力性能(
減力%、速度)に影響が殆んどない。
(5) 優れた光沢、優れた感光層との密着性を示す保
趙層を有し、常に安定した耐スクラッチ性を示す画像を
与えるII!1fJ1!wit製材料である。
(6)製材時に、写真製版用フィルムとして利用する場
合、写真製版工程で多用されるセロテープへの’111
M性、オペーク塗布性、ステージングニス適用性等に対
して従来と変らぬ材料、方法を使用できる。
以下1本発明を実施例をもって具体的に説明する。なお
、実施例中部とあるのは、特に断らぬ限り重量部を指す
ものとする。
実施例1゜ 厚さ100μのポリエステルフィルムに下記の組成物を
リバースコーターでコーティングし、乾燥することによ
り0.5μの下引層を有するポリエステルフィルムを作
製した。
次に、下記組成物を混合分散させた感光性組成物を調整
し、リバースコーターにより上記下引き25− Iをiffたポリエステルフィルム上ニコーティングし
、*さ3μの感光層を被覆した。
さらに、このフィルム上に下記の組成からなる保護層用
組成物を同様にコーティングし、厚さ126− μの保護層を有する画像複製材料を作製した。
得られた画像複製材料試A1〜4.A7〜9゜412〜
14に、それぞれ21段ステップガイド(大日本スクリ
ーン社!iりと1507/itL、網点面積率50饅の
平網画像を組合わせたテスト用ネガフィルムを重ね、明
室プリンター(ORC社製)を用い、所定時間画像露光
を行なった。次に水洗で保護層を除いた後に、30℃に
調節し7’c (A)0.6%Na2COB水溶液中に
10秒間浸漬後、水洗下、スポンジで擦りながら現像乾
燥することにより反転画像を得た。ステップガイドの5
段まで硬化しており、網点はネガをよく再現しているこ
とが判った。
次に同様にして作つfc複製網点画像を、30℃に保っ
たハイドロキノンの5%水溶液に15秒間漫演後、水洗
、乾燥処理した。
かくして得られた試料につき、新東科学■製表面性試験
器タイプHe 1don −14を用い0.1χφのサ
ファイア針にて100%/分の速度で荷重上引掻テスト
を行った。得られた結果を表2に、他の評価項目と共に
示す。なお、他の評価項目は次の基準に従っている。
保護層の塗工性 保護j−と感光l−との接着性 比較例1゜ 実施例1において、保護層組成中の界面活性剤を表1記
載のものに変えた以外は実施例1と全く同様にして画像
複製材料試料A5.6.10゜11を得た。
得られた試料をそれぞれ実施例1と全く同様の方法によ
り評価した結果を表2に併記した。
以下余白 29− 11、・31 申4.中6.中8.−9:大−工業株式
会社製、商品名 中5:東海製油工業匡製、商品名 拳7:アニオン系界面活性剤、大−工華株式会社製、商
品名I2二大京化学株式会社製、商品名 $10:日華化学工業■製、商品名 表 2 表2より明らかなように、本発明画像vI製材料試料應
1〜4,7〜9.12〜14は保護層の塗工性、原論j
−と感光層との接着性および耐スクラッチ1生ともに優
れていることが’14jる。
特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 支持体上に、少なくとも感光性樹脂層および保
    護層を有する画像複製材料において、該保護層が高分子
    物質の薄膜であり、かつ重量比で1−〜10重i7に%
    含有していることを特徴とする画像複製材料。
  2. (2) 感光性樹脂層および保護層との間にAm−Bn
    で示される化合物を含有する耐スクラッチ層を有してい
    る特許請求の範囲第(1)項記載の画像複製材料。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62223747A (ja) * 1986-03-25 1987-10-01 Toyobo Co Ltd 画像形成板
JPS63247747A (ja) * 1987-01-12 1988-10-14 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 刷版用プリカーサー
US5858583A (en) * 1997-07-03 1999-01-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermally imageable monochrome digital proofing product with high contrast and fast photospeed
US5955224A (en) * 1997-07-03 1999-09-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermally imageable monochrome digital proofing product with improved near IR-absorbing dye(s)
US6251571B1 (en) 1998-03-10 2001-06-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Non-photosensitive, thermally imageable element having improved room light stability
US6861201B2 (en) 1996-09-05 2005-03-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Near IR sensitive photoimageable/photopolymerizable compositions, media, and associated processes

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