JPS6094699A - 鉱物質繊維板の表面化粧方法 - Google Patents

鉱物質繊維板の表面化粧方法

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JPS6094699A
JPS6094699A JP20203083A JP20203083A JPS6094699A JP S6094699 A JPS6094699 A JP S6094699A JP 20203083 A JP20203083 A JP 20203083A JP 20203083 A JP20203083 A JP 20203083A JP S6094699 A JPS6094699 A JP S6094699A
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fiberboard
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pattern
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JP20203083A
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和宏 浅野
三木 隆一
片山 良晴
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Daikin Industries Ltd
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daikin Industries Ltd
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面硬度に優れ且つ立体感に富んだ外観の凹凸
模様を鉱物質繊維板表面に形成する方法に関するもので
ある。
従来から、鉱物質繊維板は軽量で且つ防火性、加工性、
断熱性に優れていることから、天井材をはじめとして多
くの建築用化粧材に広く使用され、さらに、良好な外観
を得るために、その表面に切削や加圧成形によって立体
模様を施した化粧板が多く提供されている。
しかしながら、鉱物質繊維板は他の無機質建材、例えば
セメント系の建材やタイル等に比べると強度的に数段劣
るため、天井板等のように外力を受けない部分には広く
使用されても壁のように表面に衝撃力等の外力を受ける
部分に採用することが困難であり、さらに、天井材など
においても表面に立体的な凸部模様を形成したものは、
施工時その他の取扱い中などにおいて、凸部に欠は等が
生じ易く、欠損した化粧板は使用できなくなるという欠
点があった。
このような欠点を除去するには、繊維板表層部に合成樹
脂を塗布、含浸させて表面を強化させる方法があるが、
このような方法にJ:ると繊維板がポーラスであるため
樹脂液の吸・収が著しくて表面に硬質層を形成するには
多量の樹脂液を塗布、含浸させる必要が生じ、コストア
ップになると共に有機分が多くなって不燃性が損われる
という問題点があり、さらに、この方法によって繊維板
表面に着色を施すと、表面全面が単一色となってしまっ
て凹凸模様が平担に見え、立体感が阻害されるという問
題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑シてなされたもので、鉱
物質繊維板の表面に熱可塑性合成樹脂と無機顔料との混
合ペースト層を設けたのち、該ペースト層が未乾燥のう
ちに型材で熱圧して繊維板に凹凸模様を転刻すると同時
にペースト層の無機顔料を型材の押圧力により型材の凸
部傾斜周側面に沿って繊維板の凸模様部の凸頂部表面側
に流動させ、これを硬化させて該凸頂部に硬質層を形成
すると共に凸模様部の下部周壁面に繊維板の表面色を現
出させることにより立体感に富み且つ表面硬度に優れた
凹凸模様を形成することを特長とする鉱物質繊維板の表
面化粧方法を提供するものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、まず、ロッ
クウール、スラグウール等の鉱物質繊維を主体とする鉱
物質繊維板(])の表面に、熱可塑性合成樹脂:無機顔
料が重量比で1:3〜1:5の混合割合に調製したペー
スト層(2)を塗層する。
ペースト層C2)の組成分である熱可塑性樹脂としては
アクリル、アクリルスチレン、酢酸ビニル等が用いられ
、無機顔料としてはタンカル、クレー等の白色無機顔料
やベンガラ、酸化鉄、カーボンブラック等の着色無機顔
料を夫々単独に或いはこれ等二種以上の混合物が用いら
れるものであり、又、このペースト層(2)を形成する
塗料中に、分散剤、増粘剤、消泡剤等の添加剤を適斂混
合しておいてもよい。
鉱物質繊維板(1)の表面に塗装するペースト層(2)
の塗布量は、無機顔料の種類にもよるが、5o。
9/n1以上の割合で設けるのが、表面硬度を高める上
で好ましい。
又、熱可塑樹脂と無機顔料との混合割合が前述したよう
に重量比で1:3〜1:5とした理由は、この割合より
熱可塑性樹脂分が増加すると、無機顔料による隠蔽力が
弱くなって爾後に形成する凸模様部の着色効果が減少し
、凸模様部と凹模様部との色彩の差が不明瞭となって立
体感が乏しくなると共に繊維板表面を型材で加熱、加圧
した後の離型性が悪くなるためであり、他方、熱可塑性
樹脂分が前記割合より少ないと、ペースト層中の無機顔
料の流動性が悪くなって繊維板の凹凸模様表面が全面的
に同一色となり、立体感が減少すると共に繊維板基板と
の固着力及び表面硬度が劣るようになるためである。
次に、前述したように、鉱物質繊維板(1)の表面にペ
ースト層(2)を設けたの・ち、このペースト層(2)
が未乾燥のうちに、繊維板表面を、凸部周側面(8a)
が傾斜面に形成された凹凸模様(3)を有する型材(4
)で加熱、加圧して圧縮変形させることにより繊維板表
層部に凹凸模様(5)を転刻する。
この時、繊維板表層部が型材(4)により、押圧変形す
ると同時に前記ペースト層(2)も押圧され、該ペース
ト層(2)中の多量の無機顔料が型材(4)の前記凸部
周側面(8&)に沿って押し上げられて繊維板表面の凸
模様部(5a)の頂面と型材(4)の凹部間の隙間に流
動、充満し、その状態で凸模様部(5a)表面に固着し
て比較的厚い硬質層(6)が形成される。
一方、繊維板表面に転刻される凹部模様(5b)におい
ては、型材(4)の凸頂部の平坦面により押圧力を受け
て、ペースト層中の一部の無機顔料は型材(4)の凸部
周側面(8a)側に逃げることなく、そのま\固着して
薄い硬質層(7)が形成される場合が生じるが、該凹部
模様(5b)の外周部から凸部模様(5a)の傾斜周壁
下部に亘ってのペースト層(2)は殆んど全て前記押圧
に伴なう反力で凸部模様(5a)の頂部側に流動し、そ
の結果、四部模様(5b)の外周から凸部模様(5a)
の傾斜周壁下部にかけて繊維板(1)の表面色を現出さ
せた部分が形成される。
なお、繊維板(1)に形成される模様の深さは4〜8鬼
と比較的深く形成される。
このように、型材(4)の熱圧によって繊維板(1)に
形成される凸模様部(5&)の頂部には、多量のペース
ト層中の無機顔料が圧着されて硬質層(6)を形成し、
凹底部から凸模様部(5&)の傾斜面上部にかけて繊維
板(1)の表面色の透過による色が除々に薄くなったぼ
かし着色層(8)が形成されるものである。
又、ペースト層(2)中の熱可塑性樹脂は、型材(4)
の加熱加圧によって繊維板表面の繊維間の隙間に浸透し
、繊維板の全表面が薄膜硬質化するものである。
なお、鉱物質繊維板(1)の表面の色彩は、抄造時の灰
白色のま\でもよいが、ペースト中の無機顔料の色彩と
異なる適宜の色彩を施しておいてもよい。
次に、このようにして凹凸模様(5a) (5b)を形
成した繊維板(1)の全表面に、前記無機顔料の流動に
よる色彩の変化を損わないように、透明ないしは半透明
の合成樹脂塗料を塗布乾燥して硬質被膜(9)を設ける
このような合成樹脂塗料としては、アミノアルキッド樹
脂やウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等が使用される。
この時、鉱物質繊維板(1)の表面は前述したよう層 に熱可塑性樹脂を含む無機顔料および熱可塑性樹脂の浸
透した硬質層に形成されているため、繊維板(1)に対
する塗料の浸透が殆んど生じることなく良好な表面被膜
(9)が形成され、前記硬質層(6) (7)とぼかし
着色層(8)との色彩の濃淡と、この透明性被膜(9)
の光沢とが相俟って申自薬を施したタイルのような立体
感と高級感にあふれた外観が形成されるものである。
なお、前記透明性塗料を施すに先立って、繊維板(1)
の凹凸模様表面に着色樹脂を斑点状に塗布α0)してお
くことにより、石材や焼物風の材質感を表現することも
可能であり、その他凸模様部表面に四−ル塗装等を行っ
て多彩な色彩を施すことができる。
以上のように本発明は、鉱物質1ma板の表面に熱可塑
性合成樹脂:無機顔料が重量比で1:3〜1:5に調製
したペースト層を略角−に設けたのち、該ペースト層が
未乾燥のうちに凸部の周側面が傾斜面に形成された凹凸
模様を有する型態で繊維板表面を加圧、加熱して繊維板
に凹凸模様を転刻すると同時にペースト層の無機顔料を
型材の前記傾斜周側面に沿って繊維板の凸模様部表面側
に流動させて該凸頂部に無機顔料による硬質層を形成す
ると共に凸模様部の下部周壁面に繊維板の表面色を現出
させ、次いで、繊維板の凹凸模様表面に透明ないしは半
透明の合成樹脂塗料を塗布し、乾燥させることを特徴と
する鉱物質繊維板の表面化粧方法に係るものであるから
、鉱物質繊維板に塗料の吸込みを殆んど生じさせること
なく良好な硬質の被膜層を形成でき、特に、型材の押圧
力を受けにくくて圧縮率が小さいために、低密度のま一
残る軟質な凸模様部表面に多量の無機顔料による硬質層
が形成されて表面を保護し、取扱い時或いは使用中にお
ける衝撃等の外方が作用しても欠損や損傷を受けに<「
<なって、天井板は勿論、壁材としても充分に利用でき
る化粧材が得られるものであり、さらに、型材の抑圧に
よるペースト層の流動によって四部模様から凸部模様に
至る間の傾斜周壁面に繊維板の表面色が外部から透視で
きる状態となり、この色彩と凸模様の頂部等の無機顔料
層による色彩との差により立体感に著しく富んだタイル
調の外観を有する化粧面を得ることができるものである
又、仕上げ表面層となる透明ないしは半透明の1−1合
成樹脂塗料は、塗布した際に、繊維板表面の前記硬質層
により繊維板中に浸透するのを阻止され、従って、少な
い塗布量で光沢被膜が形成でき、従来の含浸法のように
不燃性を著しく低下させるこトカない等の特長を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
一スト層を設けた鉱物質繊維板の簡略断面図、第2図は
型材により加熱加圧している状態の断面図、第3図は得
られた繊維化粧材の断面図、第4図はその平面図である
。 (1)+j++鉱物質鉱物細繊、(2)・・・ペースト
層、(8a)・・・型材の傾斜周側面、(4)・・・型
材、(5)・・・凹凸模様、(52L)・・・凸模様部
、(6H7)・・・硬質層、(8)・・・ぼかし着色j
−η、(9)・・・透明性被膜。 特許出願人 大建工業株式会社 1′・、’ 、、、?、、。 →べ 1 ハ 、シペ ど 冴へ ぺ σ βλ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 鉱物質繊維板の表面に熱可塑性合成樹脂:無機顔料
    が重量比で1:3〜1:5に調製したペースト層を略均
    −に設けたのち、該ペースト層が未乾燥のうちに凸部の
    周側面が傾斜面に形成された凹凸模様を有する型材で繊
    維板表面を加圧、加熱して繊維板に凹凸模様を転刻する
    と同時にペースト層の無機顔料を型材の前記傾斜周側面
    に沿って繊維板の凸模様部の凸頂部表面側に流動させて
    該凸頂部に無機顔料による硬質層を形成すると共に凸模
    様部の下部周壁面に繊維板の表面色を現出させ次いで、
    繊維板の凹凸模様表面全面に透明ないしは半透明の合成
    樹脂塗料を塗布し、乾燥させることを特徴とする鉱物質
    繊維板の表面化粧方法。
JP20203083A 1983-10-27 1983-10-27 鉱物質繊維板の表面化粧方法 Granted JPS6094699A (ja)

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JPS6094699A true JPS6094699A (ja) 1985-05-27
JPH0140160B2 JPH0140160B2 (ja) 1989-08-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6239233A (ja) * 1985-08-14 1987-02-20 松下電工株式会社 ロツクウ−ル吸音板の製造法
JPS6239234A (ja) * 1985-08-14 1987-02-20 松下電工株式会社 吸音板及びその製造法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237816A (en) * 1975-09-13 1977-03-24 Kyowa Leather Cloth Production of foamed wall paper with doubled lightness and three dimentionality

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