JPS6094614A - ポリ弗化ビニリデン系モノフイラメント - Google Patents
ポリ弗化ビニリデン系モノフイラメントInfo
- Publication number
- JPS6094614A JPS6094614A JP20202883A JP20202883A JPS6094614A JP S6094614 A JPS6094614 A JP S6094614A JP 20202883 A JP20202883 A JP 20202883A JP 20202883 A JP20202883 A JP 20202883A JP S6094614 A JPS6094614 A JP S6094614A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinylidene fluoride
- monofilament
- fluoride based
- fishing
- monofilaments
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は結節強度の高いポリ弗化ビニリデン(PV叶と
いう)系モノフィラメントに関するものである。
いう)系モノフィラメントに関するものである。
pv叶は比重が大き(、屈折率が水に近く、吸水性が低
く3表面張力が小さいので水弾きがよく。
く3表面張力が小さいので水弾きがよく。
しかもその曲げヤング率が適度であるため、釣糸や漁網
用のモノフィラメントとして好適であり(特公昭44−
5359号参照)2企業化されている。しかしながら、
ナイロンモノフィラメントに比し、結節強度が低く、用
途に制限を受けているのが実情である。
用のモノフィラメントとして好適であり(特公昭44−
5359号参照)2企業化されている。しかしながら、
ナイロンモノフィラメントに比し、結節強度が低く、用
途に制限を受けているのが実情である。
本発明者らはこのような状況からPVDFモノフィラメ
ントの結節強度の向上について種々検討した結果、Pv
叶に、少量のエチレン−テトラフルオロエチレン交互共
重合体(ETFEという)を添加することにより、極め
て結節強度の高いモノフィラメントが容易に得られるこ
とを知り1本発明に到達した。
ントの結節強度の向上について種々検討した結果、Pv
叶に、少量のエチレン−テトラフルオロエチレン交互共
重合体(ETFEという)を添加することにより、極め
て結節強度の高いモノフィラメントが容易に得られるこ
とを知り1本発明に到達した。
すなわち2本発明はPシ叶系重合体70〜99重量%と
ETFE30〜1重量%とからなる組成物で構成されて
いることを特徴とするPvl系モノフィラメントを要旨
とするものである。
ETFE30〜1重量%とからなる組成物で構成されて
いることを特徴とするPvl系モノフィラメントを要旨
とするものである。
本発明のモノフィラメントがかかる効果を発現する理由
は明らかでないが、モノフィラメントを構成するpv叶
系重合体及びETFI!の配向度や結晶性の違いが大い
に関イ絡し2表面部の配向結晶化度が内部に比して小き
い外柔内剛構造のモノフィラメントとなりやすいためと
考えられる。
は明らかでないが、モノフィラメントを構成するpv叶
系重合体及びETFI!の配向度や結晶性の違いが大い
に関イ絡し2表面部の配向結晶化度が内部に比して小き
い外柔内剛構造のモノフィラメントとなりやすいためと
考えられる。
本発明において、 PVDF系重合体としてはPv叶ホ
モポリマー及び弗化ビニリデンを主成分とし、これにテ
トラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエチレ
ン、弗化ビニル、ヘキサフルオロプロピレン、パーフル
オロイソプロポキシエチレンなどを共重合成分としたP
v叶系コポリマーが用いられる。
モポリマー及び弗化ビニリデンを主成分とし、これにテ
トラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエチレ
ン、弗化ビニル、ヘキサフルオロプロピレン、パーフル
オロイソプロポキシエチレンなどを共重合成分としたP
v叶系コポリマーが用いられる。
そして、十分な強度特性を発揮させるためには。
固有粘度(ジメチルホルムアミド中で、30℃で測定)
が0.9以上、好ましくは1.0以上のものを用いるこ
とが望ましい。
が0.9以上、好ましくは1.0以上のものを用いるこ
とが望ましい。
また、 ETFBは常法により得られるが、製糸性及び
得られるモノフィラメントの物性を考慮すると。
得られるモノフィラメントの物性を考慮すると。
300℃における溶融粘度が103〜106ポイズ、好
ましくは103〜105ポイズのものが適当である。
ましくは103〜105ポイズのものが適当である。
本発明のモノフィラメントはPVDF系重合体70〜9
9重量%とETFB30〜1重量%とからなる組成物で
構成されることを要件とする。ETFBの量がこの範囲
より少ないと結節強度向上効果が発現せず。
9重量%とETFB30〜1重量%とからなる組成物で
構成されることを要件とする。ETFBの量がこの範囲
より少ないと結節強度向上効果が発現せず。
この範囲を超えても結節強度は低下する。より好ましく
はPVDF系重合体75〜98重量%とETFE25〜
2重量%とからなる組成物とすることが望ましい。
はPVDF系重合体75〜98重量%とETFE25〜
2重量%とからなる組成物とすることが望ましい。
本発明のPvl系モノフィラメントは、常法によって製
造され得る。すなわち、Pv叶系重合体とETPIEと
を所定の割合で動的又は静的混合し、溶融紡糸機を用い
て、230〜320°C1好ましくは240〜300℃
の温度で紡出し、冷却固化後、 50〜160℃の液体
又は気体浴中で2〜5倍に第1段延伸し。
造され得る。すなわち、Pv叶系重合体とETPIEと
を所定の割合で動的又は静的混合し、溶融紡糸機を用い
て、230〜320°C1好ましくは240〜300℃
の温度で紡出し、冷却固化後、 50〜160℃の液体
又は気体浴中で2〜5倍に第1段延伸し。
次いで140〜200℃の気体雰囲気中で全延伸比が4
〜7倍となるように第2段以降の延伸をし、必要に応じ
てさらに熱処理する方法である。
〜7倍となるように第2段以降の延伸をし、必要に応じ
てさらに熱処理する方法である。
なお3本発明のモノフィラメントには熱安定剤。
着色剤、抗酸化剤、可塑剤等の添加剤を含有させてもよ
いことはいうまでもない。特に、ポリメチルアクリレー
ト、ポリメチルメタクリレート等のポリアクリル酸エス
テル又はポリメタクリル酸エステルを1〜5重量重量%
台有させることは、製糸性、モノフィラメントの透明性
、物性を向上させる上で有効である。
いことはいうまでもない。特に、ポリメチルアクリレー
ト、ポリメチルメタクリレート等のポリアクリル酸エス
テル又はポリメタクリル酸エステルを1〜5重量重量%
台有させることは、製糸性、モノフィラメントの透明性
、物性を向上させる上で有効である。
本発明のモノフィラメントはすぐれた強度特性を有して
いるものであり、釣糸、漁網等の漁業用資材としてのみ
ならず、フィルタークロス、ブラシ等へも十分適用でき
るものである。
いるものであり、釣糸、漁網等の漁業用資材としてのみ
ならず、フィルタークロス、ブラシ等へも十分適用でき
るものである。
以下実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが
、固有粘度は1ジメチルホルムアミド中で、30℃にお
いて測定した値、i結節強度はJIS L 1013法
により測定した値である。
、固有粘度は1ジメチルホルムアミド中で、30℃にお
いて測定した値、i結節強度はJIS L 1013法
により測定した値である。
実施例1〜6.比較例1〜3
固有t11.5のPv叶ホモポリマーペレy+−(I)
とETFBペレット(If)とを第1表に示した割合で
トライブレンドし、エクストルーダー型溶融紡糸機を用
い、モノフィラメントを紡出し、紡出モノフィラメント
を50℃の水浴中で冷却し1次いで140℃のグリセリ
ン浴中で延伸倍率3.0倍の第1段延伸を行い、さらに
180℃の気体雰囲気中で延伸倍率2.1〜2.3倍の
第2段延伸を行い、約500デニールのモノフイラメン
トを得た(スピンドロ一方式)。
とETFBペレット(If)とを第1表に示した割合で
トライブレンドし、エクストルーダー型溶融紡糸機を用
い、モノフィラメントを紡出し、紡出モノフィラメント
を50℃の水浴中で冷却し1次いで140℃のグリセリ
ン浴中で延伸倍率3.0倍の第1段延伸を行い、さらに
180℃の気体雰囲気中で延伸倍率2.1〜2.3倍の
第2段延伸を行い、約500デニールのモノフイラメン
トを得た(スピンドロ一方式)。
得られたモノフィラメントの湿結節強度を第1表に示す
。
。
5−
第1表
6一
実施例7〜10.比較例4〜5
実施例1で用いたPVDFホモポリマーCI)及びET
PE(II)のほかに、モノクロロトリフルオロエチレ
ンを3重量%共重合したPv叶ココポリマーIn)(固
有粘度1.4)及びポリメチルメタクリレート(IVI
を準備し、これらを第2表に示した割合で混合し、実施
例1〜6と同様に製糸してモノフィラメントを得た。
PE(II)のほかに、モノクロロトリフルオロエチレ
ンを3重量%共重合したPv叶ココポリマーIn)(固
有粘度1.4)及びポリメチルメタクリレート(IVI
を準備し、これらを第2表に示した割合で混合し、実施
例1〜6と同様に製糸してモノフィラメントを得た。
得られたモノフィラメントの湿結節強度を第2表に示す
。
。
第2表
Claims (1)
- (1)ポリ弗化ビニリデン系重合体70〜99重量%と
エチレン−テトラフルオロエチレン交互共重合体30〜
1重量%とからなる組成物で構成されていることを特徴
とするポリ弗化ビニリデン系モノフィラメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202883A JPS6094614A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | ポリ弗化ビニリデン系モノフイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202883A JPS6094614A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | ポリ弗化ビニリデン系モノフイラメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6094614A true JPS6094614A (ja) | 1985-05-27 |
JPH0444012B2 JPH0444012B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=16450721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20202883A Granted JPS6094614A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | ポリ弗化ビニリデン系モノフイラメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6094614A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112877795A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-06-01 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 一种渔用聚偏二氟乙烯单丝的制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839922A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 大径管継手用内圧試験装置 |
JPS5898105A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Toray Ind Inc | フッ素系湿潤分離膜の製造方法 |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP20202883A patent/JPS6094614A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839922A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 大径管継手用内圧試験装置 |
JPS5898105A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Toray Ind Inc | フッ素系湿潤分離膜の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112877795A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-06-01 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 一种渔用聚偏二氟乙烯单丝的制备方法 |
CN112877795B (zh) * | 2021-01-13 | 2022-07-29 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 一种渔用聚偏二氟乙烯单丝的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444012B2 (ja) | 1992-07-20 |
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