JPS6092257A - シアノグアニジン化合物の製造法 - Google Patents

シアノグアニジン化合物の製造法

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JPS6092257A
JPS6092257A JP19893983A JP19893983A JPS6092257A JP S6092257 A JPS6092257 A JP S6092257A JP 19893983 A JP19893983 A JP 19893983A JP 19893983 A JP19893983 A JP 19893983A JP S6092257 A JPS6092257 A JP S6092257A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なシアノグアニジン化合物及びその製造
方法に関し、更に詳細には、下記式(T)CH3−Co
−Co−CH2−8−CH2−C’H2−NH−C=N
−CN (I)NH−C’H3 で表わされるN−シアノ−N’−2(213−ジケトブ
チルチオ)エチル−N′−メチルグアニジン化合物及び
その製造方法に関する。
上記式(1)で表わされるシアノグアニジン化合物は、
医薬として就中、ヒスタミンH2−受容体拮抗作用に基
づく胃酸分泌抑制作用を示す抗潰瘍治療剤として有用な
シメチジン(Clmetidine・一般名)の合成用
中間体として使用に供される有用な化合物である。
本発明に係る式(T)で表わされるシアノグアニジン化
合物は、下記の反応工程図に示されるように、式(II
)で表わされるN−シアノ−N′−メチル−N”−(2
−メルカプトエチル)グアニジンと、式(1)で表わさ
れるハロジアセチルとを、塩基性縮合剤の存在下にて反
応させることにより製造することが出来る。
CH3−Co−Co−CH2−8−CH2−CH2−N
H−C=N−CNH−CH3 (D (式中、Xはハロゲン原子を示す) 反応工程図 上記反応に於て使用される式(1)及び式(1)で表わ
される原料化合物は、いずれも公知の化合物でアシ、当
業者が必要に応じて容易に入手若しくは製造することが
出来るものである。
例えば、式(II)で表わされるN−シアノ−N′−メ
fk−N“−(2−メルカプトエチル)グアニジンは特
開昭56−142271号、同57−54176号、同
57−91978号などの公報に記載されておシ、また
式(1)で表わされるハロジアセチルは公知化合物であ
るジアセチルをハロゲン化することにょ夛容易に得られ
る。
本発明に係る式(1)で表わされるN−シアノ−N’−
2(213−ジケトブチルチオ)エチル−N′−メチル
グアニジンの製造方法を更に具体的に述べれば、式(I
)で表わされるN−シアノ−N′−2メチル−N“−(
2−メルカプトエテル)グアニジレと式(1)で表わさ
れるハロジアセチルとを、塩基性縮合剤の存在下にメタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ベンゼ
ン、トルエン、アセトニトリル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミド、ヘキサメチルホスホルアミドなどの有機溶媒中で
反応させることによ)行われる。
本反応に使用される塩基性縮合剤としては例えばアルカ
リ金属アルコラード、アルカリ金属水素化物などが挙げ
られ、これら縮合剤の反応に際しての使用量は特に制限
されることはないが、通常、原料化合物1モルに対して
等モル〜やや過剰モル量使用することが好ましい。また
、本反応は定量的に反応が進行するが、反応に於る反応
温度並びに反応時間は使用する溶媒の種類などによシ夫
に異なシ通常、−20〜120℃、好ましくは室温〜溶
媒沸点付近の温度で、60分〜24時間の範囲で行なわ
れる。
反応終了後、生成した式(1)で表わされるN−シアノ
−N’−2(213−ジケトブチルチオ)エテル−N”
−メチルグアニジンを反応混合物中から分離・精製する
には、例えば溶媒抽出、洗浄、溶媒留去、結晶他或いは
カラムクロマトグラフィーなどの公知の方法を適宜選択
、組合せて用いることによシ容易に実施することが出来
る。
次に、本発明に係る式(T)で表わされるN−シアノ−
N’−2(2,3−ジケトブチルチオ)エチル−N′−
メチルグアニジンを用いてシメチジンを合成する場合に
は、例えば、ジケトカルボニル化合物をアルデヒド類の
存在下でイミダ・戸−ルを生成する公知の方法を、その
まま若しくは適宜応用することによシ可能である(特開
昭57−93964号参照)。
以下に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明する。
実施例1 N−シアノ−N′−メチル−N”−(2−メルカプトエ
チル)グアニジン4.2gをアセトニトリル50縦に溶
解し、−12℃に冷却しながら少しずつ水素化ナトリウ
ム1.3Iを加える。−10℃で60分間攪拌後、クロ
ルジアセチル6.2gのアセトニトリル20ゴ溶液を一
10℃にて滴下し、さらに−10℃で30分間反応させ
た。その後約2時間で室温に戻し一夜攪拌した。反応終
了後、アセトニトリルを減圧留去し、酢酸エチルを入れ
、水を加え稀硫酸でpH7に中和する。酢酸エチル層を
水洗し、無水硫酸ナトリウム処理後、減圧濃縮する。冷
却後、濾過、少量のメタノールで洗浄後、真空乾燥する
ことによシN−シアノ−N’−2(213−ジケトブチ
ルチオ)エチル−N”−メチルグアニジンの黄色粉末結
晶4.0.!i’(収率62%)を得た。
融 点:138.0〜140.0℃(分解)元素分析値
: C0H1,N、02Sとして理論値(%’)C44
,6H5,8N231実測値(%) C43,9H5,
3N24−0、KBr−0 赤外吸収スペクトル、νmax crn3300 (N
H) 、 2150 (C三N)1 720 (−Co
−Co−)、1 620(C=N)660 (−CH2
−8−) 核磁気共鳴スペクトル: ppm[δJ (c D c
l!3)7−2(2H+8) 、3−6(2H,S)3
.3(3H,8) 、3.3(2H,m)2.9〜28
(3H,d)、 2.6 (2Hl m )実施例2 N−シアノ−N′−メチル−N”−(2−メルカプトエ
チル)グアニジン5gをメタノール35m/に溶解し、
0℃に冷却しながらブロムジアセチル5.2gを滴下攪
拌する。滴下後、反応液がpf(7よシ上がらないよう
にしながら−15〜−10°C冷却下でナトリウムメト
キサイド/メタノール(1,7g/71)を滴下攪拌す
る。さらに2時間攪拌後、徐々に室温まで戻す。反応終
了後、メタノールを留去し、氷を加え酢酸エチル抽出し
、水洗後、無水硫酸す) IJウム処理し減圧濃縮する
冷却下に放置すると結晶が析出し、これを冷メタノール
で洗浄することによfiN−シアノ−N′−2(2,3
−ジケトブチルチオ)エチル−N“−メチルグアニジン
の黄色結晶5.8g(収率75%)を得た。
融 点:138.5〜139.0℃(分解)元素分析値
: C’9H1,N、02Sとして理論値(%) C4
4,6H5,8N23.1実測値(%) c43.7 
H5−2N22.5赤外吸収スーペ・り・1トトル・並
びに核磁気共鳴スペクトルは、実施例1のものと一致し
た。
実施例6 N−シアノ−N′−メチルニN”−(2−メルカプトエ
チル)グアニジン2.5gをメタノール17m/に溶解
し、更にナトリウムメトキサイド/メタノール(0,8
5g/3.4m1)を加えた。
この混合液中に、室温にてブロムジアセチル/メタノー
ル(2,6g/in/)を攪拌しながら滴下し、30分
間反応させ、引続き水浴上で50°Cにて60分間反応
させた。反応終了後、メタノールを減圧下に留去し、残
液に水を加え、酢酸エチルで抽出、水洗後無水硫酸ナト
リウム処理し、酢酸エチルを留去する。冷却下に放置す
ると結晶が析出し、これを冷メタノールで洗浄すること
によシN−シアノ−N’−2(2,3−ジケトブチルチ
オ)−エチル−N′−メチルグアニジンの黄色結晶2.
99C収率75%)を得た。
融 点:138.5〜140.0(分解)元素分析値:
 C9H14N402Sとして理論値(%”)C44,
6H5,8N25i実測値(%) C44,9H5−3
N22−4赤外吸収スペクトル並びに核磁気共鳴スペク
トルは実施例1.のものと一致した。
実施例4 N−シアノ−N′−メチル−N”−(2−メルカプトエ
チル)グアニジン7gをメタノール40m1に溶解し、
0℃に冷却しながらクロルジアセチル6.6.!i’を
滴下攪拌する。滴下後、反応液がpH7よシ上がらない
よう″にしながら−15〜−10℃冷却下でナトリウム
メトキサイド/メタノール(2,2g/7m/)を滴下
攪拌する。さらに2時間攪拌後、徐々に室温まで戻す。
反応終了後、メタノールを留去し、水を加え、酢酸エチ
ル抽出し、水洗後、無水硫酸ナトリウム処理し、酢酸エ
チルを減圧にて留去する。冷却下に放置すると結晶が析
出し、これを冷メタノールで洗浄することによシN−シ
アノ−N’−2(213−ジケトブチルチオ)エチル−
N′−メチルグアニジンの黄色結晶8.6g(収率80
%)を得た。
融 点:138.5〜139.5°C(分解)元素分析
値: C9H1,N、028として理論値(%) C4
4,6H5,8N23.1実測値(%) C43,4H
4,9N23.5赤外吸収スペクトル並びに核磁気共鳴
スペクトルは実施例1のものと一致した。
参考例(シメチジンの合成) N−シアノ−N’−2(2$3−ジケトブチルチオ)エ
テル−N′−メチルグアニジン10gを200m1のエ
タノールに懸濁し、攪拌しながら一2℃で28%アンモ
ニア氷29ゴを滴下した。20分間攪拌後35%ホルマ
リン4.4 m/を滴下し、0℃で4時間攪拌下に反応
を行なった。反応後、室温に戻し、更に12時間攪拌下
に反応を行なった。反応終了後、減圧にて濃縮し、残渣
にインプロパツールを加えて溶解後、濾過した。残液が
約100m/になったところで濃縮を止めてエーテル約
100虹を加え、生成する沈澱を濾取し、エーテル洗浄
後、減圧乾燥することによシ淡黄色微粉末の粗結晶3.
!i+(収率28.8%)が得られた。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィーに付し、イソプロピルアルコール
−酢酸エチル(1:3)で溶出させてN−シアノ−N′
−メチル−Nζ(2−((4−メチル−5−イミダリル
)メチルチオ〕エチル)グアニジン(シメチジン)の白
色粉末結晶0.8.9(収率7.7%)を得た。このも
のの融点は139〜141℃で、シメチジン標準品の赤
外吸収スペクトルと一致した。
代理人 浅 村 皓 1 手続補正書(自発) 昭和58年12月−日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第198939 号 26発明の名称 シアノグアニジン化合物及びその製造方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 へ蔀 東用哲部 4、代理人 5、補正命令の日イ] 昭和 年 月 11 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書 2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式(1) %式%() で表わされるN−シアノ−N’−2(2、3−ジケトブ
    チルチオ)エチル−Nζメチルグアニジン化合物。
  2. (2)式(1) %式%(1) で表わさ、れるN−シアノ−N′−メチル−Nζ(2−
    メルカゾトエチル)グアニジンと式(1)%式%(1) (式中、Xはハロダン原子を示す) で表わされるハロジアセチルとを、塩基性縮合剤の存在
    下に反応させて、式(T) C!H3−Co−Co−CH2−8−CH2−CH2−
    NH−C=N−ON (■)■ NH−CH。 で表わされるN−シアノ−N’−2(2,3−ジケトブ
    チルチオ)エチル−N#−メチルグアニジンを得ること
    を特徴とする。シアノグアニジン化合物の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208566A (ja) * 1987-02-23 1988-08-30 Mitsui Petrochem Ind Ltd グアニジン誘導体の製造法
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