JPS6089583A - 腐蝕抑制組成物及びこれによる金属表面の腐蝕保護方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、とくに溶解された０２とＣＯ２や水の加熱中
に解放されたＣＯ２や水の凝縮中に形成される■−■２
ＣＯ３などに対してエネルギーまたは熱を有する流体と
しての水を使用する回路やさまさまの装置類の金属面を
保護するための、新しい工業１（“４品たる腐蝕を阻止
する新しい腐蝕抑制組成物に関する。

本発明はまた前記腐蝕抑制組成物により前記金属面を保
護するための処理方法にも関する。

〔従来の技術〕

本発明によるこの新しい腐蝕抑制イ［１成物は乾き蒸気
、湿り蒸気、過熱水、湯水などを使用する装置を保護す
るの１こ使方１」なものである。零Ｉ［を酸物はとくに
乾燥蒸気または湿り蒸気発生器或いは過熱水発生器を備
えた回路には有用である。

この「過熱水」という用語は、加圧されて１００℃以上
の温度になった流体である水流を以後指すことにする。

「湯水」は本明細書においては１００℃よりも低く、一
般に５０℃よりも高い温度の流体である水流を意味する
ものとする。

過去において、蒸気または過熱水の発／−１−器を備え
た装置におけるＣＯ２や■−■２ＣＯ３により生１じた
腐蝕の問題を解決するために、２つの技術的解決法が提
案されていることは公知である。すなわち（この先行技
術の表現によると）、 １）１つまたはいくつかの「中和アミン」を用いた解決
法。

２）１つまたはいくつかの「皮膜形成アミン」を用いた
解決法。

「中和アミン」（略してＮＡ）や「アルカリ化アミン」
という用語はどちらも以後は次に示すアミンを指す。こ
のアミンは凝縮液を受ける段階でかつ一般的方法て自由
ＣＯ２を霧水に溶解さぜる際にはＰｌ■を７以上とし、
好ましくは８以」二として、通常の方法では金属面とく
に鉄、鋼または銅の表面を侵食するＰＩ−１５−６とな
るＧＯ，、＋ＩＩ、、０→ｌ−Ｉ２ＣＯ３の反応上の欠
点を取り除くものである。

このＮＡ＠質の中でも腐食抑制剤としてすてに使用され
ているアンモニア、ヒドラジン、モルボリン、アニリン
、ベンジルアミン、２−アミノ−２メチル−１−プロパ
ツールなどでは高価な、時にはじゃまになる設備を使用
したり、ひんばんに調剤したり調整テストしたり、また
殆んどの場合は蒸気または過熱水の製造にとって比較的
重要な排水や蒸気の排出作業をしなけれはならないこと
は公知である。ＮＡが侵食性または腐食性のものである
ことも公知である。例えは、Ｎｌ１３およびＮ２１１．
はとくに酸素が存在すれは銅やｔｌｉｉ＋を含む自余を
侵食することは公知である。１９８１年３月１８−１９
日の両日にわｌこってパリで開かれｌこ１フランスヒド
ロ技術協会の第１１７回技術委０会の会合中にアッシュ
・ケラ−お上びア・ドブルベ、シュミッツが行なった「
湿り蒸気式タービンにおける浸食−腐食」と題する講演
から、モルホリンがいくつかの大きな欠点を有すること
も公知である。とくに、９．５以りのＩ）ＴＩ値をもた
せるためには、濃度を高める必要がある。発生する蒸気
１ｇに対してモルボリンが約１００”９の濃度である。

「皮膜形成アミン」または「皮膜張りアミン」という用
語は本明細書においては長い炭化水素の手を持った脂肪
族アミンを指しており、この脂肪族アミンは霧氷が流通
する金属製装置（例えば、湿り蒸気用回路、過熱水流回
路、このような回路に収容された装置１例えはタービン
、膨張部、凝縮液用配管など）に沈澱することにより０
２や１１２０．の」ごうな侵食手段に対して皮膜を保護
する。

〔発明が解決し７ようとする問題点〕 ＦＡ物質は一般の使用■から重要な基礎材でなく、ＮＡ
とは違って■１２０３の酸性度を中和することができな
い。さらにＦ　Ａ手段はその分子量がより高いことによ
りＮＡ手段と同じではない。

公知のＦＡ物質の中には、フランス特許第Ａ１４３５０
２３号、アメリカ特許第Ａ−２８５７３３３号、アメリ
カ特許第Ａ３０６９．２２５号、アメリカ特許第Ａ　３
５２３８９４号、オランダ特許第Ｂ１００９６３号、欧
州特許出願第Ａ−１（１４８５号および欧州特許出願第
１ｌ−６５６０９ｉこおいて開示された脂肪酸モノアミ
ンと脂肪酸ポリアミン。

それにフランス特許第Ａ　２３１．０４２０号で開示さ
れたヒドロキシアルキルアミン（ｈｙｃｌｒｏｘｙａｌ
　ｋｙｌ　−ａｍｉｎｅｓ）などがある。用量が次第に
増えると剛腐食効果を表わすこれらのＦＡ物質も、用量
が減ると腐食性が増大する（とくに欧州特許出願第Ａ　
−６５６０９号の２ページ１１　１５行目を参照のこと
）。さらに、ＦＡ物質は分散剤また界面活性剤と混在す
ると、水性腐食を十分に阻止しなくなると云う欠点を持
っている。表面活性分散剤と結合したＦＡ物質でも吹出
し・排出装置を詰まらすることが分った。

ＮＡ酸成分Ｉ＝’　Ａ成分を含んだ組成物を水による腐
食抑制剤としようとした試みはこれまで失敗している。

例えは、（ｉ）中和アミン（例えはンクロヘキシルアミ
ン、ベンジルアミン、モルホリンマタはジエチルアミノ
エタノル）と、（ｉｉ）　皮膜形成アミンとしての脂肪
酸モノアミン（例えは水素化獣脂アミン、オクタデシラ
ミン、ローリルアミンまたはココナツツアミン）と、（
ｉｉｉ）　（加えてもし）し）し、加えなくてもいい９
分散剤（例えば、」τリオキシアルキレンを含んだアミ
ン〕、（これら３つのものはとくにアメリカ特許第Ａ３
８６０４３０号。

アメリカ特許第Ａ２８８２１７１号、西ドイツ特許第Ｂ
１２８８４０２号およびアメリカ！ｌＱＩ許第Ａ２９５
６８８９号に開示されている〕とを含んだ組成物は凝縮
装置において腐食を十分に阻止しないという事から工業
上満足すべきもの−ＣＬＬ　ｆ、Ｋ　カ）−）だ。この
ことはマテリエルノでフオマンスＨ’Ｊ　（塵５）（１
９８１年５月９の４６ページから４９ページにかけて公
表された［凝縮液による腐食阻止−新しい手がかり」と
題するダブリュ・エル・トレースの最近の論文Ｉこ示さ
れている。

本発明によれば、エネルギー流体または熱流体としての
水を使用し、かつ乾き蒸気、湿り蒸気。

過熱水または湯水を発生する発生器を（ｉｉｆｉえた回
路や装置の金属表面を水による腐食から保護〒１−ると
いう技術上の問題を解決する新しい解決法を提供するも
のである。この新しい角イ決法はＮΔ酸成分脂肪酸ポリ
アミン群から選択された特定のＦＡ成分とを含んだ組成
物を使用することがベースになっている。

驚いたことには中和アミンと脂肪酸ポリアミンとを混和
して皮膜形成アミンとすると上記欠点が軽減され、しか
もＮＡＡ成分Ｆ　Ａ成分とに対する腐食抑制効果が増強
されるということか分った。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によると、乾き蒸気、湿り蒸気、過熱水または湯
水を作るまたは使用するために、エネルギーまたは熱を
有する流体である水を使用する回路、装置類などの金属
表面を保販する腐食抑＋ｉ１＋’１組成物が提供され、
ＮＡＡ成分ｌ′Ａ成分とを含んだこの組成物は、ａ）中
和°γアミノその混合物とから成る群から選択されたア
ミン成分が１乃至１００乾燥重量部と、ｂ）下記式の皮
膜形成ポリアミンから成る群から選択されたアミン成分
が１乾燥重量ｇ１ことから成り、 ｋは１２から２２の炭素原子を有する飽和または不飽和
状態の炭化水素基であり、ｍは２から８（２と８を含む
）までの整数であり、ｎは１力１ら７（１と７を含む）
までの整数てあり、さら１こそれらの混合物から成るこ
とを特徴とする。

〔作用〕

乾きまたは湿り蒸気または過熱水を発生ずる発生器を備
えた回路や装置の場合は、ＮＡＡ成分少なくとも２５０
℃の温度まで安定した状態でいられる抑制組成物を使用
することを勧める。

とくに、蒸気または過熱水発生器と、この発生器に脱ガ
ス水を供給する給水タンク（フランス語ではゝパツソユ
・アリマンテール（給水タンク〕″）と、発生器から来
た流体が使用される回路の一部と、凝縮液を流通させる
、または受け入れる回路の一部とを備えた装置の場合に
は、２５０　℃す、」二かまたは２５０℃の温度釦こお
いては安定しており、また凝縮した時にはｐＨが８以、
Ｌまたは８となるアミンが本発明による組成物におりる
ＮＡ動物質して適している。このためには、ＮΔ酸成分
アンモニヤ、ヒドラジン、シクロペンチルアミン。

シクロヘキシルアミ２１モルホリン、組成式が１−１０
−　Ａ　−ＮＲ’　Ｒ１１（Ｉ）のアミノアルコール（
Ａは線状の、または岐分れした炭化水素が連鎖したＣ２
−０４−アルキレン群。

■ζ′とＲ″（双方向じものであってもいいし、違って
いてもよい）は水素原子またはＣ，−Ｃ３−アルキル群
）、アニリン、ベンジラミン、それらの混合物から成る
群から選択される組成物がとくに適している。

上記化学式において、Ａが一Ｃ１１２Ｃｌ−１２，　−
Ｃｌｌ（ＣＩＩΩｃＨ２−　、　−（：Ｈ２Ｃ：Ｉ−Ｉ
（ＣＨ３）　−　、　−Ｃ（Ｃｌ−１３）２ＣＴ１２−
　、　−Ｃ１１２Ｃ（ｃＨ３）２−などであるアミノア
ルコールが好ましい。

本発明によるもつとも好ましいアミノアルフールは２−
ジエチルアミノ（ｄｉｅＬｈγｌａ＋旧ｎｏ）−１−エ
タノルと２−アミ／−２−メチル−１−プロノぐノール
で、非希釈状態では前者が３００℃から、後行か３６０
℃から上の温度で分解する。シクロヘキソルアミンとモ
ノホリンも好ましいＮ　Ａ　物質で、前者が３３０℃か
ら、後者が３４０℃から」ニの渦度で分解する。

ＦＡ物質の中には、工業的見地からももつとも入手し易
（好ましいものは化学式ＩＩのポリアミンで、この時の
同化学式におけるｍは３，１（は連鎖が線状（の方が好
ましい）または枝分れしたＣＩ２−６２２−炭化水素基
である。ｎが１であるのが有利である。

化学式Ｈのアミンなら、市販されている純粋な単体形式
のもの或いは技術的所産である混合形式のものを使用し
てもよい。動物性、植物性または合成の脂肪酸から作ら
れたポリアミンを使用してもよい。市販されているポリ
アミンで適当なものとして、ＤＵＯＭＥＥＮ　、　Ｄ　
Ｉ　ＮＯＲＡＭ　、　ＴＲＩ　ＮＯＲＡＭ　、　ＰＯＬ
ＹＲ，ＡＭ　、　Ｌ　Ｉ　ＬＡＭ　Ｉ　Ｎ　、　ＬＥＭ
ＵＬＣＡＴ（いずれも商標）として公知の製品をとくに
挙げることができ、これらの製品には少なくとも１つの
化学式１．１のポリアミンが含まれている。上記製品の
中で、特記すべきものは約７５乾燥重量係のオレイルア
ミノプロピレンアミ７　（ｏｌｅｙｌａｍｉｎｏｐｒｏ
ｐｙｌｅｎｅａｎ山１ｃ）と６乾燥重ｉ％のヘキサデシ
ルアミノプロピレンアミン（ｈｅｘａｄｅｃｙｌａｍｉ
ｎｏｐｒｏｐγｌｅｎｅａｍｉｎｅ）を含んだ′″ＤＩ
ＮＯＲＡＭＯ″（商標）と、約４３乾燥重量係のステア
リルアミノプロピレンアミン（ｓｃｃａｒｙｌａｍｉ−
ｎｏｐｒｏｐｙｌｅｎｅａｍｉｎす、２８乾燥重ｉｊ　
％　（７）　オレ４　／ｌ／アミノプロピレンアミンお
よび２８乾燥ｉｆ　、ｌ１ｉ）、％のヘキサデシルアミ
ノプロピレンアミン（ｂｃｘａｄｅｃｙ−１ｉｍｉｎｏ
ｐｒＯｐｙｌ　ｅｎＣａｎｉｉｎりを含んだＩ）　Ｉ　
ＮＯＲ八Ｍへ″とであり、これらの製品は七カ（ＣＩ’
：ＣＡ）社により販売されている。

〔実施例〕

本発明の重要性【　５は、本発明に従って保獲されるべ
き工業用取付装置を図式的に示した第１図の説明により
理解されるであろう。

この装置はエネルギー流体または熱６ｆｅ体を発生する
発生器１（例えば、乾き蒸気、湿り蒸気・または過熱水
発生器）を備えており、本発明ではこの発生器は吹出し
装置または排出装置を取りイ」けたボイラーで、給水タ
ンク３（フランス語ではバラ’ｙ　−１７”　ＩＪ　７
７　チー　／Ｌ／　（ｂａｃｈ　ａｌ　ｉ＋ｎｅｎＬａ
ｉｒｃ　、給水タンク））から給水２を受け、エネルギ
ーまたは熱を有する流体（ここでは蒸気）を発生ずる。

発生された蒸気は回路部５で使用される１、発生器１の
中では次の′ような反応が起る。

ヌ ２■ＩＣ０３−→ＣＯ３”−＋ＩＩ、、０　＋ＣＯ２゜
ＣＯ３２−＋１Ｉ２０→２０ｔｌ−十ＣＯ２給水中にな
お存在する炭酸水素塩による反応。

常圧蒸留水４（すなわち補充水）を供給される給水タン
ク３は脱ガス器（すなわち脱ガス装置）となって、溶解
している０２とＣ０２をてきる限り多量除去する働きを
する。この脱ガス作業は一般に熱手段または脱蒸気手段
によって行われる。

給水２が流通する回路部５は、給水をあらかじめ加熱す
る節炭装置１３と、もし必要ｆ、ｆら１つまたはいくつ
かの制御装置または辿１定装置８とを備えていた方が有
利である。発生器１から来たエネルギーまたは熱を有す
る流体が流通する回路部５は１つまたはいくつかのター
ビン６と、１つまたはいくつかの乾燥・過熱装置７と、
１−）またいくつかの吹出し装置または排出装置（図示
省略）と、１つまたはいくつかの制ｉｌｌまたは測定装
置８と、必要ならば蒸気膨張装置とを含んでよい。

エネルギー流体または熱流体のロスが９で示されている
。

回路部５は、通常の方法で別の回路（例えば流水用）（
図示省略）と熱交換を行う凝縮器１０に開通している。

配管１１は凝縮物を給水タンク３に送り返すが、この配
管に１つまたはいくつかの制御または測定装置８′と８
″を設けてもよい。

公知の最善の方法によれば、ＮＡ動物質給水タンク３と
同レベルの１５に注入し、ＮＡＡ手段５０３Ｎａ２　と
Ｐ　０４Ｎ　ａ　、と結合させた方かよく、またＦＡ物
質（分散剤と懸ｌ＠状態のものがよい）を回゛路部５に
ある発生器１の出口近くの１６に注入する。Ｆ　Ａ手段
を給水タンク３（フランス４’、ｌｒπ「第Ａ１４３５
０２３号の間違った教示とは逆にンに送り込んだり、給
水管２に送り込んだり、または発生器１に送り込んだり
することに、この手段のみを１６に送り込むことに対し
てなんらのオリ点もなく、一般には上記３つのいずれか
に送り込んだ方が１６に送り込んだ時よりも腐食抑制率
が低く　ｆＫる。

本発明によれは、ＮＡとＦＡの両成分から成る組成物を
１５に送り込むと、（ｉ）ＮＡのみを１５に、（ｉ）　
Ｆ　Ａのみを１６に、（ロ）前組成物のＮＡを１５に、
ＦＡを１６に同時にそれぞれ送り込んだよりもずっと良
い結果が得られることが分った。

ＦＡ物質は水に溶けないために、界「１１活性材タイプ
の分散剤を使用した方がよい。本発明は次に挙げるもの
から成る有利な組成物を提供する。

ａ）　１乃至１００乾燥重量部の成分ＮＡ。

ｂ）　１乾燥重量部の成分ＦＡ。

Ｃ）０．０１乃至０．５乾燥重量部の分散剤。

この好ましい分散剤はオキシアルキレン群を含んだアミ
ンから成る群から選択されるもので、このオキシアルキ
レン群はモノアミンそして／またはポリアミンとアルキ
レン酸化物（略してＡＯ）との凝縮反応から生じたもの
で、これにまりＡＯ（主としてエチレン酸化物またはプ
ロピレン酸化物）がアミンの分子１つに対して２乃至２
２単位凝縮される、 オキシアルキレン群を含んだこれらのアミンは、一般化
学式に対応するアミンである。

この化学式のＲ（！：　ｍは上記の通りであり、ｋは２
または３の整数、Ｐと９（同数であることもあるンは０
と２２（画数とも含む）との間の整数、ｔは０と７（画
数とも含む）との間の整数であり、これによりＰ　十Ｑ
　十ｔｚ　の和は２と２２（画数とも含む）との間の整
数となる。

腐食抑制組成物はＮＡ、ｉｒＡの両成分および分散剤を
含んだ懸濁水の状態をしている。担体には濃縮！！濁水
を使用することになる。他方、１５に注入するには１０
−１５乾燥重量　％のＮ　Ａ　−ＦＡ−分散剤の混合物
と、９（１−７５重ｆｆｉ％の水とがら成る希釈懸濁水
を使用した方がよく、前記水は抵抗率ｒが１０５Ω、ｃ
ｍ　より高いかまたは同じであり、とくに常圧蒸留水１
に対して５−５０”９（１０−２０ｍ２の方がもつとｘ
い）（７）ＮＡ−、ｒＡ混合物をｔＦ人するためにはと
くに脱イオン水すなわち純水（ｒ）１０’Ω、Ｃまたは
１部脱イオン（ｒ＝１０５Ω、ｃｍ））がよい。

本発明を実施するには組成物におけるＮＡ−ＦＡの重量
比が２：１から８：１の範囲にあるのがベストである。

本発明による腐食抑制組成物はとくに湿り蒸気または過
熱水が流通する給水装置や原子力発電所の凝縮装置を保
護するのに適している。

比較分析 本発明の組成物の重要性と相乗効果とを指摘するために
、金属見本を８と８′に送り込む手段と８″と８″′　
におけるｐｉ−ｉ１直を測定する手段を備えた第１図に
よる試験装置（装置６は備えていない〕て行われた比較
分析はこれより述べる結果で要約される。

この分析においては、全く同じ組成物（ＮＡニジクロヘ
キシルアミン；ＦＡ：ステアリルアミノプロピレンアミ
ン（製品Ｂ、Ａ−１，Ａ−２，Ａ−３に用いる）とステ
アリルアミン（製品Ｃに用いる〕；分散剤“ＮＯＲＡＭ
ＯＸ　Ｓｌｌ’りは全く同じ量が使用された。すなわち
、 一製品Ｂ（本発明ｆこよるン、これは蒸留水１１に対し
てＮＡを１０”ＩＩＦＡを１０　ｒｎｙ　、　及ヒ分Ｍ
助剤１　ｍ９を含ませるため１５のところで注入される
。

一製品Ａ−１（従来の処理剤〕、これは蒸留水１ｒ当り
ＮＡ１０ｍ？＋ボ’ｆラー１ｃＤ水にＰＯ２３−を２０
　ｍ９／ｌ　トＳ　ｏ３ヲ３０　ｍＶｌ　（０２ＩＣ対
するＳＯ３の過剰分について）を含ませるため１５の点
で導入したＮ　Ａ　、　Ｎａ２５０３及びＮａ３ＳＯ４
から成る。

−製品Δ−２（従来の処理剤）、これはＩＫグの蒸気に
対してｐ　Ａを１０ｍｇと分散助剤を１〃１７含ませる
ため１６のところで導入した乾燥型１且で１゛Ａの１０
重量部と分散助剤の１重斤部を含む親水性懸濁液により
構成されている。

−製品Δ−３、これは蒸留水１ｅ当りＮＡ１０”Ｆの薬
量で１５のところで導入したＮＡと」二に示した１６の
ところで導入した製品Ａ−２により構成されている。

一製品Ｃ（米国特許第３，８６０，４３０号の教示によ
る）、これはＮＡ　、ＦＡ及び分散助剤の親水性懸濁液
から成り、ＦＡは脂肪マノアミン（ステアリルアミン）
であって、これらは製品Ｂに対して蒸留水１ｔ！当りＮ
Ａを１０〜．ｌ；Ａを１０ｍ７．及び分散助剤を１１ｎ
ｇ含ませるために１５の点て導入される。

第１図による試験装置に導入される蒸留水は部分イオン
化水（抵抗率約１０５Ωｃｍ）　であり、蒸気発生器１
は圧力３．５　Ｘ　１０’　Ｐａ　（即ち３５バール〕
で、かつ装置７て得られる最高温度３２０℃の蒸気を送
る。

得られた結果（試験すべき製品当り５つの検定結果の平
均）は以下の表１に与えられており、従来技術に対する
本発明による組成物の利点を明確に示している。本発明
による製品Ｂは（り供給水及び復水中におけるＡ−１，
Ａ−２，及びＡ−３のものより高いｐ　Ｉ−１値と、（
り一方では鋼と突き合せの乾き蒸気部分とｂう一方では
鋼及び銅と突き合せの濃縮部分におけるＡ−１、Ａ−２
、Ａ　３及びＣのものより特に低い値の腐蝕速度μｒｒ
Ｌ／年とを力える。

以下余白 さらに別の検定を第１図の装置と類似てかつ第２図に略
表示された実験装置で行なった。

第２図に示されているように、この実験装置は寺に次の
ものから成る。即ち、 一作動部が電気加熱部材１８で加熱される試験用チュー
ブ１７で、かつプレヒータ１３で予熱された給水２を送
られる発生器１と、 −発生器１により生ずる熱流体を循環させ、測定装置１
９を備え、１３の点で給水を予熱することができ、かつ
給水タンクに入る前に２０の点て略図表示された蒸気膨
張部を備えた循環回路５と、 一下部に電気加熱部材２３（熱ガス抜き用）と、試料水
を取るための装置２２（特に試料水の１）１１及び抵抗
率を測定するため）とを備え、かつ上部１こ揮発性の非
凝縮物質を集める装置２１とを備えたコンデンサー及び
脱ガスユニットとして有用な給水タンク３と、 一給水タンク３の上部に流れ込む蒸留水の到達部４と、 −給水を循環させポンプを備えたに＼では図示省略）回
路部２゜ このような実験装置では、試験用チューブ１７を鋼で作
ると、親水性の腐蝕の影響は２１の点１こ集められ、次
の反応式から得られる水のＪｒｊ又は体積を測定するこ
とにまって計測される。

３Ｆｅ−１−４）□２ｏ−１、”３’４　＋　４１−１
．ノこのため、測定は″安定化した状態“、即ち検定の
最初から２８時間後に（り腐蝕抑制剤なして、（ｉｉ）
蒸留水４に１５　ｍＶｌの薬量を導入した腐蝕抑制剤と
してのＮ　ｌ−１３を入れて、そして（ｉｉ）腐蝕抑制
剤を使用したときｐ　Ｉ−１値９．２（２２の点で測っ
て）を確保するため実施例３（蒸留水にステアリルアミ
ノプロピ１／シアミンを５　ｍＶｌと２−アミノ−メチ
ル−１−プロパツールを１０　”１１／ｌ導入した）の
腐蝕抑制組成物を入れて行なわれた。

実験条件は次の通りである。

試験チューブ　：普通鋼（Ａ４２　） 使用電力　：　１，９５０ワツト エネルギー束　：　４００，０００ｋｃａｌ／Ｉｊ／、
ｆ（即ち約４６５ｋｗ／ば） 水の性質　：１ｏ６ΩＧ以上の抵抗率を有する脱イオン
化した氷 水の最高温度 （発生器において）：３０５６Ｃ 圧力（１９の点でのＶ　１０７Ｐａ 水蒸気のエマルジョンｍ度：：ｚ％ １−１２の量は安定化した状態で２１の点で次のものが
得られた。

一実験例３の組成物・・・０．５Ｖｌ）ＩｌｌのＩＩ２
を入れて 本発明によると、熱流体もしくはエネルギー流体として
水を使用し、かつ乾き蒸気もしくは湿り蒸気の発生器と
、過熱水の発生器もしくは温水発生器とを備えた装置の
金属表面を前記に開示゛した腐蝕抑制組成物によって保
獲する方法を提供するものである。該方法は前記腐蝕抑
制組成物を該装置に給水タンクのレベルで（好ましくは
蒸留水と共に）蒸留水１１！当りＮＡとＦＡの混合組成
物の５乃至５０　”ｒ　（好ましくは１０乃至２　（１
’ｆ！　）　ノ量投与することを特徴とする。

上記に示したように、腐蝕抑制組成物はＮＡとＦＡと分
散助剤の混合物の１０〜２５乾燥重量係及び１０５ΩＧ
　より大きいかこれに等しい抵抗率を有する水の９０〜
７５重量係としたものを使用するのが有利である。

本発明のその他の利点及び特徴は本発明による抑制剤の
何らの限定をしない以下の説明を読めはより深く理解さ
れよう。

実施例１ 腐蝕抑制組成物は次の組成により作成した。

−〉本クロヘキシルアミン　・・・ｓ　ｊｆｉ量係オレ
イルアミノプロピレンアミン　・・・４　イ、：　＠％
分散助剤〔分子量１１のエチレン 酸化物を凝縮して得た分子式■の オキソエチレン化したアミンで、 商標″ＮＯＲＡＭＯＸＳ１１１１として商品化されたも
の〕　・・・１庫量飴 部分脱イオン化水 （１０５Ω印の抵抗率〕　・・・８７重量％この親水性
の組成物は乾き蒸気発生器を備えた装置に適合する。

実施例２ 腐蝕抑制組成物はＮＡ酸成分２つの中和アミン（シ本ク
ロヘキシルアミンと２−アミノ−２−メチル−１−プロ
パツール）の混合物である次の組成により作成。

シキクロヘキサアミン　・・・　４．５　Ｍ　用φ２−
アミノー２−メチルー１−プロパツール・・・１５　ｆ
ｉ量％オレイノげミノプロピレンアミン　・・・　３　
重量１公散助剤（実施例１のもの９　・・・０．２５　
Ｊｌｉｉｉ、ｊ　％脱イオン水（１０’　に’（Ｊ　ｊ
　リ高イ抵抗！’ｓ　）　−７７，２４５’ｊｐ、’、
　ｉ−＋ｉ：　％この親水性のｉｆｉ［］成物は湿り蒸
気もしくは過熱水の発生器から成る装置に適合する。

実施例３ 腐蝕抑制組成物は次の組成により作成。

２−アミノ−２−メチル−１−プロパツール・・・　５
　ｆｔ（７ｔ％ステアリルアミノプロビレ／アミン　・
・・１０　Ｍｆｆｒ％分散助剤（実施例１のもの）　・
・・０．７５重量％脱イオン水（１０６ΩＧより大きい
抵抗率）　８４．２５重量％乙の親水性組成物は湿り蒸
気もしくは過熱水の発生器から成る装置に適合する。

実施例４ 腐蝕抑制組成物は次の組成により作成。

シ４クロヘキシルアミン　・・・　８　重量裂オレイル
アミノプロピレンアミン７５乾燥重量部、ステアリルア
ミノプロピレンアミン９乾燥重量部、及びヘキサデシル
アミノプロピレンアミン（商標ＤＩＮＱＲＡＭ　Ｏとし
て商品化）６乾燥重量部から成る混合物　・・　４　重
量係分散助剤（実施例１のもの〕　・・・　１　重量係
部分的に脱イオン化した水 （１０５Ω印の抵抗率〕　・・・８７　重量係この組成
物は乾き蒸気発生器から成る装置に適する。

実施例５ 腐蝕抑制組成物は次の組成により作成。

シ４クロヘキシルアミン　・・・１０　Ｍ量襲２−ジエ
チルアミノ−１−エタノール　・・・　３　重量係ステ
アリルアミノプロピレンアミン ４３乾燥重量部、オレイルアミノプロ ピレンアミン２８乾燥重量部、及び ヘキサデシルアミノプロピレンアミン （商標ＤＩＮＯＲＡＭ　Ｓとして商品化）２８重量部と
から成る混合物　・・・　５重量飴分散助剤（実施例１
のもの）　・・・　１重量饅部分脱イオン化水（抵抗率 １０５Ωｃｍ）　−８１重量楚 実施例６ 腐蝕抑制組成物はＮＡ酸成分２つの中和アミンの混合物
であり、１°Ａ成分も組成式ＩＩの脂肪ポリアミンのい
くつかの混合物である次の組成により作成。

シ蜂クロヘキシルアミン　・・・　４．５重量係２−ア
ミノー２−メチルー１−フ加パノール・・・１５　重量
％オレイルアミノプロピレンアミン７５乾燥ｆｆｉ量部
、ステアリルアくノプロピレンアミン９乾燥重量部、及
びヘキサデシルアミノプロピレンアミン（商標ＤＩＮＯ
ＲＡＭ　Ｏとして商品化）６重量部から成る混合物　・
・・　３　重量係分散助剤（実施例１のもの）　・・・
　０．２５ｇ　＠　％脱イオン化水（抵抗率１０６ Ω。４　より犬）　・・・７７．２５５重量部の組成物
は乾き蒸気、湿り蒸気、・０シ＜は過熱水の発生器から
成る装置に適する。

【図面の簡単な説明】

第１図はタービン装置に本発明にょる組成物を使用する
場合の概略系統図、第２図は第１図と同様な回路を構成
した蒸気発生回路の実験装置である。 １・・・発生器、２・・・給水、３・・・給水タンク、
４・・・蒸留水、５・・回路部、６・・・タービン、８
・・測定装置、１０・・・凝縮器 同　代理人　鎌　ＬＨ文　二 手続補正書（鮫） 昭和５９年１０月　８日 持許庁長官志賀　学　殿 】、　事件の表示　函 昭和５９年９−Ｙ許ｇ（ｊ第１６４１８１　号２、　発
明の名称 事件との関係　特許出願人 ５゜ 昭和　ｆｌ　月　ＩＪ（発送日） る金属表面の腐食保護方法」と補正します。 ２、特許請求の範囲を別紙の通りに補正します。 ３、明細書の第６頁、６〜１３行目の［本発明は・・・
・・・にも関する。Ｊを下記に補正します。 記 ［本発明は、特に溶解された０２やＣ０２に対して、ま
た水を加熱中に放出されるＣ０２に対し、さらに水の凝
縮中に形成されるＨ、、Ｃｏ３に対してエネルギー流体
もしくは熱流体として水を使用する回路や、機器類、装
置類の金属面を保護する新しい工業製品として腐食を抑
制する新しい腐食抑制組成物に関する。本発明はまた該
＋１！ｒ食抑制組成物により該金属面を保護するだめの
処理方法にも関する。」 ４、明細１バ第６頁１５行目、第７貞６行目、第２４゜
頁３行目、第２７頁４行目、９行目、１０行目。 １１行目及び１５行目、第２８頁１８行目、１９行目、
第２９頁４行目、１３行目、第３０頁６行目、ｉｓ行目
、第３１頁６行目、１９行目。 及び第３２頁１２行目の「腐蝕」をそれぞれ「腐食」と
補正１．ます。 ５、同第６頁１５行目、第１１頁１６行目、第１２頁９
行目、第１６頁１５行目、第２４頁１行目。 第２８頁１５行目、第３１頁１６行目及び第３３頁６行
目の「乾き」をそれぞれ「乾燥」と補正します。 ６、同第７頁１８行目、第８頁２０行Ｉｔ　、第１３頁
１８行目及び第２１頁１５行目のｊｌ’ｌｌＪをそれぞ
れ［ｐｔｌＪと補正します。 ７、同第９頁３〜４行目の「または「皮膜張りアミン」
という」を「または「皮膜張りアミン」（略してＦＡ　
）という」と、第９行「１及び１３３行目「Ｆ１２０３
」　を「■−１２ＣＯ３」　と補正します。 ８、同１１ｏ頁１８行目の「ジエチル７′ミノエタノル
」を「ジエチルアミノエタノール」と、１９９行目「水
素化獣脂」を１水素化牛脂」と、また２００行目「オク
タデシラミン、ローリルアミン」を「オクタデシルアミ
ン、ラウリルアミン」とそれぞれ補正します。 ９、同第１１頁頁５行目の「本発明によれは」を「本発
明では」と、１６６行目「とじての水」を「とじて水」
とそれぞれ補正します。 １０、同第１２頁１０〜１１行目の「湯水を作る・・・
・・・・・・である水を」を１湯水を発生させ、また使
用するためにエネルギー流体または熱流体として水を」
と補正します。 １１、同第１４頁、１行目の「アンモニヤ」を「アンモ
ニア」と、４行目の「岐分れ」を「枝分れ」と、１５〜
１６行目の「エタノル」を「エタノール」とそれぞれ補
正します。 １２、同第１５頁５行目の「岐分れ」を「枝分れ」と補
正します。 １３、同第１７頁１２行目の「節炭装置」を「エコノマ
イザ−」と補正します。 １４、同第１８頁１０行目の「・・・・・・と同レベル
の１５に」ヲ「・・・・・・のレベル１５のところて」
と、また「ＮＡ手段が」を「ＮＡ手段を」と補正します
。 １５、同第１８頁１７〜１９行目の［・・・送り込んだ
りする・・・・・・・・・利点もなく、」を「・・・送
り込んだすしても１６のところだけでこのＦＡ手段を送
り込むほどの利点はなく、」と補正します。 １６、同第１９頁４行目の１前組成物の］を［前記同成
分から成る組成物のうち」と、７行目の１活性柑」を「
活性剤」と、１７７行目び２００行目「凝縮」を「縮合
」とそれぞれ補正します。 １７、同第２０頁３〜７行目の一般化学式を下記に補正
します。 記 ［ ） 」 １８、同第２０頁１２行目の「ｐ　−ｌ−ｑ　十ｔ　、
　Ｊをｒ　Ｐ　−Ｌ　ｑ　−ｌ−ｔ　Ｚ　Ｊと補正しま
す。 １９、同第２２頁６〜７行目、１５行目、１７行目。 第２３頁４行目、８行目、第２９頁５行目、　１６行目
、第３０頁１３行目、第３１頁１行目、１３行目、第３
２頁８行目、第３３頁３行目の「分散助剤」をそれぞれ
「分散剤」と補正します。 田、同第２２頁１７〜１８行目、第２３頁４〜５行目、
第３０頁３行目、１５行目、第３１頁３行目の「親水性
」をそれぞれ「水性」と補正します。 ２１、同第２２頁７行目、１２２行目１５〜１６行目の
「含ませるため」を「を昆ぜたものを」と、また１３３
行目、「Ｎａ３ＳＯ４」を「Ｎａ５Ｉ）０４」　とそれ
ぞれ補正します。 と、同第２３頁６〜７行目の「製品Ｉｓに対して」を「
製品１１の場合と同じく」と、８行１］の「含ませるた
めに」を「混ぜたものを」と、１０〜１１行目の「部分
」を「脱」と、１９９行目１−復水中における」を「凝
縮水に関して」とそれぞれ補正しまず。 ２３、同第２３頁２０行目〜第２４頁４行目のｒ　（Ｉ
Ｉ　）一方では・・・・・・とを与える。」を下記に補
正します。 記 １−（１１）鋼に対する乾燥蒸気及び鋼並Ｏ・に銅に対
する凝縮水に関してＡ−１，Ａ−２，Ａ−３及びＣのも
のより特に低い値の腐食速度７１　Ｉｌｌ　／４　とを
示したｍｌ ２４、同第２６頁６行目の「プレヒータ１３」を１エコ
ノマイザ−１３のプレヒータ」さ、１１行目の「循環回
路」を「回路部」と、１９〜２０行目の「蒸留水の到達
部４と、」を「蒸留水４の到達部と、」とそれぞれ補正
しまず。 ２５、同第２８頁１２行目の「実験例３」を「実施例３
」と、１６行目の「温水」を「湯水」と、２０行目の「
タンクのレベルで」を「タンクのところで」と補正しま
す。 ５、同第３３頁７行目の次に下記を挿入します。 記 「〔効果〕 」二連したように本発明では、ＮＡ酸成分脂肪酸ポリア
ミン君■から選択された特定のＦＡ成分を含む組成物を
使用することによって、乾燥蒸気、湿り蒸気、過熱水又
は湯水を使用するためエネルギー流体又は熱流体として
水を使用する回路、装置類等の金属表面を従来のＮＡ酸
成分又はＦＡ成分のみから成る腐食抑制剤に比してより
一層腐食から保護するという顕著な効果がある。」 特許請求の範囲 （１）　エネルギー流体もしくは熱流体として水を使用
し、乾燥蒸気、湿り蒸気、過熱水、もしくは湯水の発生
器を備えた回路もしくは装置の金属面を保護し、その組
成が ａ）中和アミンとその混合物から成る群から選んだアミ
ン成分の１乃至１００乾燥重量部と、ｂ）組成式が の皮膜形成ポリアミンから成る群から選んだアミン成分
の１乾燥重量部とから成り、こ＼でｋは１２乃至２２の
炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基、ｍは
２乃至８を含む整数、そしてｎは１乃至７を含む整数、
及びその混合物 から成る中和アミン成分と皮膜形成アミン成分を含むこ
とを特徴とする腐食抑制組成物。 （２）中和アミン成分を、アンモニア、ヒドラジン、シ
クロペンチルアミン、シクロへキンルアミン、モルホリ
ン、組成式が ＨＯ−Ａ−ＮＲ’Ｒ′１（ｆｉ） のアミノアルコールに＼に、Ａは線状もしくは枝分れ鎖
を有するＣ、、　−Ｃ４−アルキレン群、Ｒ’及びＫは
同一であっても異っていてもよいが、それぞれ水素原子
もしくはＣ，−Ｃ３−アルキル群を表わす）、アニリン
、ベンジルアミン及びその混合物から成る群から選んだ
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の腐食抑
制組成物。 （３）中和アミン成分を、シクロペンチルアミン。 モルホリン、２−ジエチルアミノ−１−エタノール、２
−アミノ−２−メチル−１−プロパツール及びその混合
物から成る群から選んだことを特徴とする特許請求の範
囲第１項に記載のｇ食抑制組成物。 （４）皮膜形成アミン成分がｎｉＪ記組成弐■で、ｍを
３としたポリアミンであることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載の腐食抑制組成物。 （５）皮膜形成アミン成分が前記組成式■てｍを３、ｎ
を１としたポリアミンであることを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の腐食抑制組成物。 （６１ａ）中和アミン成分の１乃至１００乾燥重量部と
、 ｂ）皮膜形成アミン成分の１乾燥ｒｌｊ　ｌｉｉ部と、
Ｃ）分散剤の０．０１乃至０．５乾燥重量部とから成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の腐食抑
制組成物。 （７）分散剤を、組成式が のオキシアルキレンを含むアミンで、こ＼にｋ及びｍは
上記特許請求の範囲第１項に示したものと定義し、ｋは
２もしくは３の整数を表わし、Ｐ及び９は同一でも異な
っていてもよいが、０乃至２２の各整数を表わし、【は
Ｏ乃至７の整数を表わし、これによって和ｐ＋ｑ＋ｔｚ
　が２乃至２２の整数となるものから成る群から選んだ
ことを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の腐食抑
制組成物。 （８）中和アミン成分の皮膜形成アミン成分に対する重
量比が２＝１乃至８：１の間にあることを特徴とする特
許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれかに記載の腐食
抑制組成物。 （９）　中和アミン成分、皮膜形成ポリアミン成分、及
び分散剤の混合物のｌＯ乃至２５乾燥重量、９６と、水
の９０乃至７５乾燥重量％とから成ることを特徴とする
特許請求の範囲第１項、第６項、もしくは第７項のいず
れかに記載の腐食抑制組成物。 （１０）水が１０５Ωσより大きいかもしくはこれに等
しい抵抗率を有することを特徴とする特許請求の範囲第
９項に記載の腐食抑制組成物。 （１］）乾燥蒸気、湿り蒸気、もしくは過熱水の発生器
と該発生器に供給水を与える給水タンクと、Ｕ線動を凝
縮させ貯めておく循環回路とから成る装置の金属表面を
、特許請求の範囲第１項、第６項、第７項のいずれかに
よる腐食抑制組成物により保護する方法であって、該方
法は給水タンクのところで該装置に加えた蒸留水ＩＩ！
当り中和アミン成分と皮膜形成ポリアミン成分の混合物
を５乃至５０ｍｇ投与することから成ることを特徴とす
る腐臭抑制組成物による金属表面の腐食保護方法。 ＋１２１＋＋＋中和アミン成分と、皮膜形成ポリアミン
成分と、分散剤との混合物の１０乃至２５乾燥重量９６
と、（ＩＩ）　１０５Ω口以上もしくはこれと等しい抵
抗率を有する水の９０乃至７５乾燥重ＩＩｔ％とから成
る腐食抑制組成物を給水タンクのところで投与すること
を特徴とする特許請求の範囲第１１項に一記載の腐食抑
制組成物による金属表面の腐食保護方法。 （１３）　中和アミン成分と皮膜形成ポリ−ｊ”　ミン
成分との混合物１０乃至２０ｍＷを蒸留水１７？当りで
給水タンクのところで加えることを特徴とする特許請求
の範囲第１１項に記載の腐食抑制組成物による金属表面
の腐食保護方法。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　エネルギー流体もしくは熱流体として水を使用
   し、乾き蒸気、湿り蒸気、過熱水、もしくは温水の発生
   器を備えた回路もしくは装置の金属面を保護し、その組
   成が ａ）中和アミンとその混合物から成る群から選んだアミ
   ン成分の１乃至１００乾燥重量部払ｂ）組成式が の皮膜形成ポリアミンから成る群から選んだアミン成分
   の１乾燥重量部とから成り、こ＼てｋは１２乃至２２の
   炭素原子を何する飽和もしくは非飽和炭化水素基、ｍは
   ２乃至８を含む整数、そしてｎは１乃至７を含む整数、
   及びその混合物Ｉ から成る中和アミン成分と皮膜形成アミン成分を含むこ
   とを特徴とする腐蝕抑制組成物。 （２）中和アミン成分を、アンモニア、ヒドラジン、シ
   クロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、モルホリ
   ン、組成式が ＨＯ−Ａ　−ＮＲ’ＲＩ＋（１） のアミノアルコールに５に、Ａは線状もしくは枝分れ鎖
   を有するＣ２−Ｃ４−アルキレン群、Ｒ’及びＲ１＋は
   同一であっても異っていてもよいが、それぞれ水素原子
   もしくはＣＩ　’３−アルキル群を表わす）、アニリン
   、ベンジルアミン及びその混合物から成る群から選んだ
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の腐蝕抑
   制組成物。 （３１中和アミン成分を、シクロヘキシルアミン。 モルホリン、２−ジエチルアミン−１−エタノール、２
   −アミノ−２−メチル−１−プロパツール及びその混合
   物から成る群から選んだことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の腐蝕抑制組成物。 （４）皮膜形成アミン成分が前記組成式ＩＪて、ｎ１を
   ３としたポリアミンであることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の腐蝕抑制組成物。 （５１皮膜形成羊アミン成分が前記組成式■でｍを３、
   ｎを１としたポリアミンであることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の腐蝕抑制組成物。 （６１１）　中和アミン成分の１乃至１００乾燥重量部
   と、 ｂ）皮膜形成アミン成分の１乾燥重量部と、Ｃ）分散助
   剤の０．０１乃至０．５乾燥重量部とから成ることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の腐蝕抑制組成物
   。 （７）分散助剤を、組成式が のオキシアルキレンを含むアミンで、こ５に艮及びｍは
   上記特許請求の範囲第１項に示したものと定義し、ｋは
   ２もしくは３の整数を表わし、Ｐ及び９は同一でも異な
   っていてもよいが、０乃至２２の各整数を表わし、Ｌは
   Ｏ乃至７の整数を表わし、これによって和ｐ　十ｑ　＋
   Ｌ　ｚが２乃至２２の整数となるものから成る群から選
   んだことを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の腐
   蝕抑制組成物。 （８）中和アミン成分の皮膜形成アミン成分に対する重
   量比が２：１乃至８；１の間にあることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれかに記載の腐蝕
   抑制組成物。 （９）　中和アミン成分、皮膜形成ポリアミン成分、及
   び分散助剤の混合物の１０乃至２５４？乾燥重計％と、
   水の９０乃至７５≠乾燥正計％とから成ることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項、第６項。 もしくは第７項のいずれかに記載の腐蝕抑制組成物。 （１０）水が１０５Ωｃｍより大きいかもしくはこれに
   等しい抵抗率を有することを特徴とする特ｆｆ’ｌ’　
   請求の範囲第９項に記載の腐蝕抑制組成物。 （１１）乾き蒸気、湿り蒸気、もしくは過熱水の発生器
   と該発生器に供給水を力える給水タンクと、凝縮物を凝
   縮させ貯めておく循環回路とから成る装置の金属表面を
   、特許請求の範囲第１頂、第６項・第７項のいずれか１
   こよる腐蝕抑制組成物により保護する方法であって、該
   方法は給水タンクのレベルで該装置に導入した蒸留水１
   １当り中和アミン成分と皮膜形成ポリアミン成分の泪４
   合物を５乃至５０ｍｇ投与することから成ることを特徴
   とする腐蝕抑制、阻酸物による金属表面の腐蝕保護方法
   。 （１２）（ｉ）中和アミン成分と、皮膜形成ポリアミン
   成分と、分散助剤との混合物の１０乃至２５乾燥重量係
   と、（＝）１ｏ５ΩｃｍＪＪ上もしくはこれと等１．い
   抵抗率を有する水の９０乃至７５乾燥重用係とから成る
   腐蝕抑制組成物を給水タンクのレベルで投烏することを
   特徴とする特許請求の範囲第１１項に記載の腐蝕抑制組
   成物による金属表面の腐蝕保護方法。 （１３）中和アミン成分と皮膜形成ポリアミン成分との
   混合物１０乃至２０ｍ２を蒸留水１ｅ当りて給水タンク
   のレベルで導入することを特徴とする特許請求の範囲第
   １１項に記載の腐蝕抑制組成物による金属表面の腐蝕保
   護方法。