JPS6087736A - チ−ズ様食品の製造方法 - Google Patents

チ−ズ様食品の製造方法

Info

Publication number
JPS6087736A
JPS6087736A JP58193888A JP19388883A JPS6087736A JP S6087736 A JPS6087736 A JP S6087736A JP 58193888 A JP58193888 A JP 58193888A JP 19388883 A JP19388883 A JP 19388883A JP S6087736 A JPS6087736 A JP S6087736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
cheese
base material
mixture
soybean
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58193888A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekatsu Sato
重勝 佐藤
Tsuguaki Nishitani
紹明 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP58193888A priority Critical patent/JPS6087736A/ja
Publication of JPS6087736A publication Critical patent/JPS6087736A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蛋白含量が90%以」二であって、かつ実質上
ゲル化能を余さない分離大豆蛋白を微生物性レンネット
で処理したものを茫伺とするチーズ様食品のM造方法に
関する。
従来、大豆蛋白の酵素処理物を基材として利用したチー
ズ様食品の製造方法として、大豆粉を酵素処理したもの
を基材とするチーズ杯食品の製造方法が提案されている
。例えば、脱脂大豆粉あるいは全脂大豆粉またはその混
合物にタカジャスターゼのような酵素剤を作用させてj
iIられるものを基材としてチーズ様食品を製造する方
法(特公昭40−21230号)並びに全脂豆粉を中性
蛋白分解酵素で処理したものと、水溶外人Ωカゼインを
中性蛋白分解酵素で処理したものとの混合物を基材とし
てチーズ様食品を製造する方法(特公昭45−7950
号)等が知られている。
しかしながら、これらの公知方法では基材として用いる
大豆の酵素処理物は蛋白含量が少なく、そのうえ糖質を
含んでいるため、製造過程での加熱処理に際して糖質の
褐変が生じ易(、チーズ本末の色調を有するものが得ら
れず、又、糖質を含むため保存性にも劣る欠点がみられ
る。更に、上記方法ではその記載にみられるように、酵
素処理を8時間並びに96時間という極めて長時間行う
ため、原料中の蛋白の分解度が進みすぎて得られるチー
ズ様製品の組織が非常に軟弱となり、風味も強い苦味を
呈するようになる。・ なお、上述した方法における欠点を解消する目的で蛋白
含量の高い分離大豆蛋白をそのまま基材として用いる方
法も考慮されるが、大豆蛋白特有の臭気があるのでチー
ズ様製品には適せず、又分離大豆蛋白は吸水性が高いた
め、これを基材として調製したチーズ様製品はその組織
が砕は易く、かつミイーリーとなる欠点があるので実用
的でない。
本発明者は、最近における大豆蛋白を利用した食品に対
する消費者の(tI!康食品どしての志向に鑑み、大豆
蛋白を基材とするチーズ様食品の製造について検討した
結果、蛋白を90%以上の高い含量で含有し、かつ実質
上ゲル化能を示さない分離大豆蛋白に着目し、この分1
411大豆蛋白を微生物性レンネットで短時間酵素処理
し、たものを基材として用いることにより、従来の大豆
蛋白を利用して調製したチーズ様食品にのられる前述し
たような諸欠点を伴わない、品質良好なチーズ様食品が
(qられるとの知見を得て本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、大豆蛋白を利用して組織及び風味
の点で良好なチーズ様食品を製造し得る方法を提供する
ことを目的とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明は、蛋白全景が90%以上であり、かつ実質上ゲ
ル化能を示さない分離大豆蛋白もしくは該分離大豆蛋白
に(hの蛋白素1Aを混合したものを微生物性レンネッ
トで短時間酵素処理して得られる蛋白質物を基材として
用いてチーズ様形態に調製することを特徴とする。
本発明で原料として用いる分離大豆蛋白は90%以上の
高い蛋白含量を有し、かつ実酋上ゲル化能を示さない特
性を有するもので、その調製上の基本的操作を例示する
と次のとおりである。
原料の脱脂大豆として蛋白質の変性度の低いもの、換言
すると、水溶性蛋白質指数(NSI)の非常に高いもの
を選択し、このような脱脂大豆の蛋白質の抽出工程にお
ける処理温度を低温に保持するとともにpHを調整して
蛋白質を採取する。又、抽出工程において蛋白質分解l
P1素を短時間作用させてもよい。
本発明では上記分離大豆蛋白に適量の水、好ましくは温
水(30〜35℃程度)を加えて混合したものに微生物
性レンネット、例えばMucor +l1iehei 
sMucor pusillus Lindt等から得
られる酵素(これらの酵素製剤は市販されている)を添
加して30〜35℃程度の温度下で短時間、通常は10
分〜40分程度作用させる。この酵素処理は、大豆蛋白
の分解度を一定範囲にコントロールするために、分離大
豆蛋白と上記レンネットの混合物を1回に製造するバッ
チライズに分注して、高速11’l≧しながら上記程度
の短時間のうちに終結きるようにする。囚に、大量のも
のを同時に酵素処理すると処理時間が長くなって蛋白の
分解度が経時的に変化して一定の品質のチーズ様食品が
i;lられないので留意する必要がある。
また、本発明では、分離大豆蛋白に少量の他の蛋白素材
、例えばカゼインもしくはその(白の植物性蛋白を混合
したものを上述したと同様の手順で酵素処理してもよい
次に、上述のようにし゛C酵素処理してt’lられる蛋
白質物を基材として、これに大豆蛋白を利用するチーズ
様食品の製造に通常用いられる添加物、すなわち、蛋白
素材、Jltj肪、フレーバー、着色料、乳化剤並びに
安定剤(例えばキサンタンガム、ローカストビンガム等
)を適宜添加して、混合し、この混合物を加熱下に乳化
した後、冷却することによりチーズ様製品が得られる。
このようにして得られるチーズ様製品は、緻密で弾力性
のある良好な組織を呈し、歯ごたえのある食感および優
れたスライス性を示す。
また、この製品はチーズ本来の明るい色沢を有し、大豆
臭もなく良好な風味を呈し、更に糖質を含まないので保
存性にも優れている。
叙上のように、本発明によると、大豆蛋白を利用して品
質の優れたチーズ様食品を製造し得るものであり、加う
るに、uUlliに要する時間を大11Jに短縮しt4
るので生産性の点でも極めて自利な方法を提供しくMる
利点がある。
以下に実施例を示して、本発明を更に具体的に説明する
実施例 蛋白含量が92%であって、ゲル化能をほとんど示さな
い分離大豆蛋白(米国、アーチャー・ダニコニルーズ・
ミ′ンドランド社製) 2.8kg ヲ30〜35℃の
温度に調整した温水20kgに加えて混合し、この混合
液にムコール・プシルス・リントのレンネット(名糖産
業fIM、商品名MRレンネット)20gを添加して3
0〜35℃の温度で20分間反応させた。
このようにして酵素処理して得られた蛋白質物に、大豆
硬化油(融点34℃> 8kt、 、レンネットカゼイ
ン6kg、モノリン酸すトリウム1kg、食塩400g
、着色料408、乳化剤40g、フレーバー800g及
びキサンタンガム40gを加えてステファン乳化釜中で
高速攪拌(1500r、p、m、) シながら、80℃
の温度になるまで加熱融解させ、均一な乳化物を得た。
この乳化物を10℃以下に冷却してチーズ様食品をi′
:4た。
なお、比較として、上記微生物製レンネットに代えて市
販のアルカラーゼ並びにパパインの酵素製剤を用いるほ
かは上記実施例に記載と同様な手順に従ってチーズ様製
品をそれぞれ調製した。
次に、これら各製品の品質を官能評価した結果を下記表
に示す。
注)表における外観、スライス性、色沢及び風味は20
名から成るパネルを用い、非常に良いものを10点、非
常に悪いものを0点として官能評価した。
上記表にみ偽れるように、本発明により、分離大豆蛋白
を微生物性レンネットで酵素処理したものを貼付として
用いてチーズ様製品を製造すると、品質の良好な製品が
得られる。
出願人 雪印乳業株式会社 代理人 宮 1) 広 豊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 蛋白含量が90%以上であり、かつ実質上ゲル化能
    を示さない分離大豆蛋白もしくは該分離大豆蛋白に他の
    蛋白累月を混合したものを微生物性レンネツ1−で短時
    間酵素処理して得られる蛋白質物を素材として用いてチ
    ーズ様形態に調装することを特徴とするチーズ様食品の
    型造方法。 2 他の蛋白累月がカゼインである特許請求の範囲第1
    項記載の製造方法。 3 微生物性レンネットによる酵素処理をlO乃至40
    分程度の短時間行う特許請求の範囲第1項記載の製造方
    法。 4 基材としての上記蛋白質物に蛋白、脂肪、フレーバ
    ー、着色料、乳化剤及び安定剤等の1種以上を添加、混
    合して加熱下に乳化することによってチーズ様形態に調
    製する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP58193888A 1983-10-17 1983-10-17 チ−ズ様食品の製造方法 Pending JPS6087736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58193888A JPS6087736A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 チ−ズ様食品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58193888A JPS6087736A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 チ−ズ様食品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6087736A true JPS6087736A (ja) 1985-05-17

Family

ID=16315402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58193888A Pending JPS6087736A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 チ−ズ様食品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6087736A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239851A (ja) * 1988-07-27 1990-02-08 Seiwa Kasei Kk チーズ様食品
JP2006238882A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Kraft Foods Holdings Inc 大豆から製造されるプロセスチーズ
JP2016192910A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 雪印メグミルク株式会社 プロセスチーズ類およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239851A (ja) * 1988-07-27 1990-02-08 Seiwa Kasei Kk チーズ様食品
JP2006238882A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Kraft Foods Holdings Inc 大豆から製造されるプロセスチーズ
JP2016192910A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 雪印メグミルク株式会社 プロセスチーズ類およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4678676A (en) Method of producing cheese-like emulsified food
US3982025A (en) Soy cheese spread and process for preparing same
JP4569630B2 (ja) クリームチーズ様食品及びその製造法
JP3277060B2 (ja) 低脂肪チーズ製品および製造法
JPH0567260B2 (ja)
US4188411A (en) Method of preparing a protein-enriched unripened cheese composition
JP4308013B2 (ja) 乳製品及び製法
US4080477A (en) Processed cheese-like product containing soy cheese
JP2003510057A (ja) フレッシュおよび熟成チーズの生成におけるダイズタンパク質の使用法
JP2006238882A (ja) 大豆から製造されるプロセスチーズ
NO120216B (ja)
JPS6087736A (ja) チ−ズ様食品の製造方法
JPS60251840A (ja) チ−ズ様食品の製造法
US4822623A (en) Process of using rennet casein for producing imitation cheese
JPS5939245A (ja) 熱融解性チ−ズ様食品の製造方法
JPS6317657A (ja) 固形食品の製造法
KR100531746B1 (ko) 콩두부어묵 및 이의 제조방법
JP3927333B2 (ja) プロセスチーズ類の製造方法
JPS63167765A (ja) 水産練製品の製造法
JP3073456B2 (ja) チーズおよびその製造方法
JPH0951760A (ja) 低脂肪プロセスチーズ及びその製造方法
JPS602158A (ja) 山芋豆腐
JPS6344862A (ja) 豆腐
JPH06343410A (ja) 湯葉豆腐の製造方法
US4632839A (en) Process for manufacturing soymilk products with wheat germs