JPS6087042A - 連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法 - Google Patents

連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法

Info

Publication number
JPS6087042A
JPS6087042A JP58197172A JP19717283A JPS6087042A JP S6087042 A JPS6087042 A JP S6087042A JP 58197172 A JP58197172 A JP 58197172A JP 19717283 A JP19717283 A JP 19717283A JP S6087042 A JPS6087042 A JP S6087042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
outer mold
layer
rim
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58197172A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6350187B2 (ja
Inventor
Yoichi Sasajima
洋一 笹島
Hirohisa Ito
博久 伊藤
Hisami Bessho
久美 別所
Yoshihiro Sakurada
桜田 能弘
Masaru Fujisaki
優 藤崎
Nobuo Fujitaka
信男 藤高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP58197172A priority Critical patent/JPS6087042A/ja
Publication of JPS6087042A publication Critical patent/JPS6087042A/ja
Publication of JPS6350187B2 publication Critical patent/JPS6350187B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、連続繊維強化プラスチツク製リム、いわゆ
るFRP製リムの製造方法、主として自動車用、二輪車
用のI” RP製リムの製造方法に関するものである。
(ロ)従来技術 自動車、二輪車の車輪リムは、従来から鋼、アルミニウ
ム、アルミニウム合金等の金属によって製作されている
しかし、近年燃料費低減の観点から、従来の金属製リム
に代えて、これらをF RPによって製作したFRP製
リムに関する提案が種々なされている。FRP製リムに
は、短繊維を用いたものと、長繊維を用いたものとかあ
る。
(ハ)発明によって解決しようとする問題点短繊維を用
いたF R11製リムは、成形が容易であるか、長繊維
を用いたものに比べ強度、弾性率が低いため、厚さを大
にして強度、弾性率の低さを補う必要かある。そのため
、重量が増大するので、FRPの軽量であるという特性
が損われる欠点かある。
逆に長繊維を用いたF RP製リムは、強度、弾性率か
高いため薄く形成することができ、リムとしての特性が
すぐれているが、長繊維をリム形状に沿わせることが容
易でなく、成形か非常に難しい問題がある。
また、短繊維を用いたF R,1)製リムの成形に、分
割された外型を用いる方法か種々提案されているが、長
繊維を用いるF Rl)製リムの成形において単に分割
された外型のみを使用した場合、その分割部分に長繊維
か噛み込み、繊維の巻き乱れや切断を生じる原因となる
に)問題点の解決手段 この発明は、上記の問題点を解決するために、次の■に
示す装置を使用し、■〜■の工程を順に実施するように
したものである。なお、■と■の工程はいずれを先に実
施しても差支えない。
■ リム成形用の内型、均一肉厚のリング状弾性体でな
り、かつ自然状態の内径が仕上がり状態のリム外径より
小さい第1外型、および複数に分割された第2外型、及
び第2外型の締付手段を使用する。
■ マトリックス樹脂を含浸した補強繊維により内型の
外周に巻付は層を形成する。
■ 巻付は層を内型の両側において切断する。
■ 第1外型の径を拡大して巻付は層の外周に被せる。
■ 第1外型に加圧力を付与して巻付は層を加圧したの
ち、第1外型を外す。
■ 硬化反応に達しない加熱状態の下で第2外型を嵌め
、かつその締付手段により第2外型を介して巻付は層に
外力を負荷する。
■ 上記の外力を負荷した状態で加熱硬化させる。
(ホ)実施例 第1図はこの発明に係る製造方法の実施に使用する内型
1と第1外型2を示している。
図示の場合、内型1は4組を回転軸3に挿通固定した4
連型の例を示している。回転軸3に挿通固定する内型1
の数は1組以上任意である。
1組の内型1は左右一対の半割型111′の組合わせか
らなり、組合わされた状態において、内型1はその外周
面の中央にドロップセンタ一部4、その両側に一段高い
ビードシート部5、更にその両側に一段高いフランジ部
6か形成されたものである。内型1相!ji間は所要の
間隔λをおいて回転軸3に固定され、また両側補助巻型
7,7を同様の間1!、M ’ 、 bをおいて固定す
る。
補助巻型7は外側面に一段小径となった突出部8を有し
、その段部に補強繊維9を係合し、巻付は方向を変える
ことかできるようになっている。
第1外型2は、コムのような弾性体を均一肉厚のリング
状に形成したものであり、その内周面は前記の内型1に
適合する形状ζこ形成されている。また、第1外型2の
内径は、その自然状態において仕上がり状態のリムイ径
より幾分小さくなるよう形成されている。
また、第2外型10は、第2図及び第3図に示すように
、軸方向に複数に分割され、その内周面は内型1に適合
する形状をなしている。またその外周面はテーパ面にな
っており、その外周面に外リング11がテーパ嵌合する
この外リング11は第2外型10を介して巻付は層12
に加圧力を及はす。
上記の内型1及び第1.第2外型2,10及び外リング
11を用いてリムを製造する工程は次のとおりである。
まず、上述のように軸3に固定した内型1の外周にマト
リックス樹脂を含浸させた補強繊維9を所要の巻付は角
をもって右付ける。
内型1にわたりその形状に沿って一体に巻付け、所要厚
さの巻付は届12を形成する。巻付は層12を形成した
のち実施する工程は、次の二通りの方法があり、そのい
ずれの方法によってもよい。
その第一の方法は、前述のように補強繊維9を巻付けた
状態のま5@1外型2を嵌める方法である。第1外型2
は適宜な治具や工具lこよってその径を拡大することに
より各組の内型1ことに嵌められ、その後外力を除去す
ることにより巻付は届12の周りに収縮される。第1外
型2の内径はリム仕上り径より幾分小さく形成されてい
るので、その分たけ巻付は層12に収縮力を及ぼず。こ
のようにして各組の内型1ごとに第1外型2を嵌め終え
た状態では、補強繊維9か内外の型1,2間に強く押し
込まれる結果、各組の型1,2間において補強繊維9の
緊張が高まった状態にある。
そこで、各間隔a、bの、部分において補強繊維9を切
断してその拘束を無(する。補強繊維9はその拘束から
解放されると内外の型れる。
また、第二の方法は、上記とは順序を逆にして補強繊維
9を各間隔a、bの部分において先に切断したのち第1
外型2を被せる方法である。
上記の第一、第二の方法のいずれによっても内外の型1
,2間に概略所要のリム型形状が形成される。
次に、第1外型2の外周に圧着ロールを押し当てて加圧
するか、或いはオートクレーブ等による加圧を行なって
巻付は層12を内型1に密着せしめたのち、第1外型2
を外すとともに内型1を巻付は層12と共に軸3から個
々に外し、外した状態で加熱する。
加熱による硬化反応が生じるr’riJは、樹脂が常温
状態よりも軟化するので、その状態にある間に巻付は層
12の周りに第2外型10を被せ、更にその外周に外リ
ング11を1淡め、油圧プレス等により強く押込み、第
2外型2を介して巻付は層12を加圧する。
このようにして型締めを終了したのち加熱による硬化反
応を生せしめ、その後内型1、外リング11、第2外型
10を外すと第4図に示すFRP製リムすを得ることが
できる。
な旧、この発明において使用される補強繊維としてi、
炭素繊維、ガラス繊MI[i、ケブラー(米国デュポン
社の商品名)繊維等があり、またマトリックス樹脂とし
てはエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂
等の熱硬化性樹脂かある。
(へ)効果 以上のように、この発明によれは、マトリックス樹脂を
含浸した補強繊維の巻付は層を硬化反応に達しない加熱
下で、第2外型の締付手段による外力をこより加圧する
ものであるから巻付は層の繊維を所要のアール形状に正
しく沿わせることができる。したかつて、連続繊維を使
用するものであるにもかかわらす成形精度の良いFRP
製リムを得ることかできる。
また、第2外型は割型であるが1巻付は層は予め加圧に
よって円型1に密着されているので、第2外型による型
締め時に繊維のかみ込みによる乱れや切断を防ぐことが
できる。
更に、実施例に示したように、内型を複数個配列し、こ
れに補強繊維を共通に巻付ける方法によると、量産がで
きるとともに、巻付は端部での材料のロスが少ない効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は製造過程の正面図、第2図は製造過程の断面図
、第3図は第2図の坐面図、第4図は完成品の断面図で
ある。 1・・内型、2・・・第1外型、3・・・軸、9・・・
補強繊維、10・・第2外型、11・・・外リング、1
2・・・巻付は層。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 同 本田技研工業株式会社 同 代理人 鎌 1) 文 二

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リム成形用の内型、均一肉厚のリング状弾性体で
    なりかつ自然状態の内径が仕上かり状態のリム外径より
    小さい第1外型、第1外型に嵌合する複数に分割された
    第2外型及び@2外型の締付手段を使用し、マトリック
    ス樹脂を含浸した補強繊維により内型の外周に巻付は層
    を形成したのち、その巻付は層を内型の両側において切
    断する工程と、第1外型の径を拡大して巻付は層の外周
    に被せる工程のいずれか一方を先に行なって両工程を実
    施し、その後節1外型に加圧力を付与して巻付は層を加
    圧したのも第1外型を外し、その後硬化反応に達しない
    加熱状態の下で第2外型を嵌め、かつその締付手段によ
    り第2外型を介して巻付は層に外力を負荷し、その状態
    で加熱硬化させることを特徴とする連続繊維強化プラス
    チツク製リムの製造方法。
  2. (2)上記内型を所要の間隔をおいて複数個配列し、そ
    の状態で各内型に補強繊維を共通に巻付けることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の連続繊維強化プラ
    スチツク製リムの製造方法。
JP58197172A 1983-10-19 1983-10-19 連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法 Granted JPS6087042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58197172A JPS6087042A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58197172A JPS6087042A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6087042A true JPS6087042A (ja) 1985-05-16
JPS6350187B2 JPS6350187B2 (ja) 1988-10-07

Family

ID=16369987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58197172A Granted JPS6087042A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6087042A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0362471U (ja) * 1989-10-23 1991-06-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6350187B2 (ja) 1988-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5578154A (en) Method of manufacturing a spoked wheel
JPS6087042A (ja) 連続繊維強化プラスチック製リムの製造方法
EP0594737A1 (en) A vehicle wheel and a method of fabricating same
JPS63115728A (ja) ステアリングホイ−ル芯材の製造方法
JPS6087041A (ja) 連続繊維強化プラスチツクス製リムの製造方法
JPH0154185B2 (ja)
JPH0259328A (ja) Frp容器の製造方法
JPS59206201A (ja) 連続繊維強化プラスチツク製リムの製造方法
JPS61163835A (ja) 繊維強化樹脂製フレ−ム構造体の製造方法
JPS6124667A (ja) ステアリングホイ−ルの製造方法
WO2018089479A1 (en) Method of forming non-pneumatic tire using uncured shear band ring and cured tread section
JPH03288012A (ja) 金属製フランジ付繊維強化プラスチック軸の製造方法
JPS61283536A (ja) ステアリングホイ−ル芯材の成形方法
JPS60222236A (ja) ステアリングホイ−ルの製造方法
JPH0353121B2 (ja)
JPS6237135A (ja) 繊維強化プラスチツクス製リムの製造方法
JPS6237137A (ja) 繊維強化プラスチツクス製リムの製造方法
JPS6161836A (ja) 繊維強化ステアリングホイ−ルの製造方法
JPS63207769A (ja) ステアリングホイ−ル
JPH051134B2 (ja)
JPS6237134A (ja) 繊維強化プラスチツクス製リムの製造方法
JPS6334127A (ja) 繊維強化プラスチツクス製円筒体の製造方法
JPS6124666A (ja) ステアリングホイ−ルの製造方法
JPS6371341A (ja) 繊維強化合成樹脂部材の製造法
JPS61279538A (ja) ステアリングホイ−ル芯材の成形方法