JPS6086738A - 撮像管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビカメラなどの撮像管装置に関する。

従来例の構成とその問題点 撮像管装置の電子ビームを絞る方法として、電磁集束型
のものがある。

第１図はこのような撮像管装置に使用される集束コイル
の斜視図を示すもので、集束コイル１は円筒形のコイル
で構成される。この集束コイル１の磁界分布は撮像管特
性に大きく影響するので、巻線には高い精度が要求され
る。

第２図Ａは集束コイルを製作する為の巻線治具を示す斜
視図であって、巻線治具２は平行溝部３と無溝部４とか
ら成り、巻線後、巻線治Ｊｆｉ、　２からコイルをはず
す為に、例えば巻線冶具２を軸方向に分割体２ａ、２ｂ
、２ｃと３つに分解できる構造になっている。この巻線
方法は整列巻きと呼ばれ巻線は第２図Ｂのような方法で
巻かれる。

すなわち、線材５は平行溝部３をほぼ１周した後、無溝
部４で斜め走行し隣りの溝に移る。第１層目（実線）は
このようにして巻かれ、第２層目（破線）はぼ同様であ
るが無溝部４では第１層目と逆方向でクロスする。この
ようにして積層された断面が第２図Ｃに示すものであり
、奇数層と例数層では半ピツチずれた関係にある。

整列巻きは線材５が溝にそって巻かれるので精度は高い
が次のような欠点がある。■　無溝部４で線材は傾斜す
る関係にあるので軸方向磁界強度成分が平行溝部３にあ
る線拐に比べ若干落ちてしまい局部的磁界歪が生じてし
捷う。■　移層は無溝部４で行なわれ、次層へ斜めに入
る（以下トラバースと称す）ことによる線拐の重りで、
この部分でのコイル狂か大きくなる結果、見かけ上の磁
界強度が落ちてし甘う。■　無溝部４て線利らがり「−
１スすることにＪ、す、１束の為の軸方向磁界の他Ｋ　
１′ｊ、、方向の磁界も発生し偏向作用をおよぼす。

しかしながらコイルの全層数が偶数であるならばｒ：、
数層上偶数層て径方向磁界は互いに」］消し合って零に
なるはずであるが、第２図Ｂでもわかるよｉ）に、Ｋ’
Ｊ　４／Ｉ５か次層に移る時（コイルの両端部）のスｆ
１（、？Ｉ′７１部４てのクロス状態は１ピンチがら％
ピッチ（ζなってし甘い、奇数層と偶数層とに」：り径
方向磁界の１′］消しかできない。それ故全体としてコ
イルの両端では！、イビソチＸ層）数分の径方向磁界が
介イ１してし甘い、局部的偏向磁界か作用する。

この様子を第３図Ａ、Ｂで詳細に説明する。第３図Ａは
集束コイル１の断面図であり、内径が真円であっても移
層時に無溝部４で生じるトラバース部らで線利５か流れ
、本来コイル外径が破線である′＼きものか、トラバー
ス領域７では８のようＪｔ（大きく盛りＪ：りてし芽う
。一方、集束コイル１の磁界分布は第３図Ｂのようにな
る。これはコイルｉ）１面ての磁界強度（てついて等磁
界分イ１ｊ９を小したものであるか、トラバース領域７
て（・弓、上記■。

■、■項に記しだ」：うな」１１１山により磁界分イ１
」か１０のように歪んたものとなってし丑う。このよう
な磁界分布になる為、一般に撮像管の電子ヒームは局部
的歪をもった集束磁界分布の影響を受け、撮像管装置の
性能を低下させてし１う。、発明の目的 本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものて、集束コ
イルの磁界歪の影響を夕ｔ１んと受けないＪＴｉＱ像管
装鎖管装置することを目的とする。

発明の構成 本発明は、集束コイルのトラバース部が４ｔｌｌｖ像ゞ
１ｔの水平走査方向に位置するような配置関係とするこ
とにより、集束コイルの磁界歪をなくすものである。

実施例の説明 以下に本発明の実施例を図「１」を用いて説明する第４
図は本発明の一実施例における撮像管装置１ｔを示す正
面図である。本実施例で（寸集束コイル１に１）弓゛′
「式カラー撮像性１１を内部に設置しである。

１２は色分離フィルタ、１３は黒レベルの基準となるオ
ノディカル・ンラノク（通称０−Ｂと呼ばれている）で
ある。同図のような設置関係（集束コイル１のトラバー
ス部６と撮像管１１の○・Ｂ３＆：１１ｓ○０の角度差
を持つ）を標準と仮定し、この状態を０°として撮イ象
管１１を時割方向に４５°ステツプて１８００１て回転
さぜ、この時の撮像管１．１の電気信号であるＲ出力信
号及びＢ出力信号について、両者の差か最大出力信号と
なった時の集束電流差（ΔＩｉ。ｏ（Ｒ−Ｂ））を測定
したのが第５図の慣性図である。撮像管特性としてΔＩ
ｆ（Ｒ，−Ｂ）が殆んど零であれは走査画面全体に渡っ
て色バランスのとれた均一画面を受ることか可能である
。この、１：すな観点からΔＩｆ（Ｒ−Ｂ）　特性をみ
ると、○゛と１８００てΔＩｆ。ｃ（Ｒ−Ｂ）はＭｉｎ
で殆んど零に、ぞして９０°てΔＩ、（Ｒ−Ｂ）がＭａ
ｘとなる特性を示す。

この図からも明らかなようにΔＩｆ（Ｒ−Ｂ）＝ｏとな
るポイントは、撮像管１１の電子ビームの走査か水平走
査方向となる所に集束コイル１のトう・・−ス部が位置
する時である。、 これハ電子ヒ−ムのセルフソー、・−ゾニンク効果によ
る見かけ上のビーム径変化の差ＬｔＣよるもので、トラ
バース部６か垂直走査方向（９０’、　２７０’）に位
置した場合、磁界歪に１電子ビームの−７１，ｌ′ｉ（
１方向のビーム径に影響を力える為、セルフシャープニ
ング効果時の児かけ上のビーム径も変わってし甘う結果
、Ｒ出力信号及びＢ出力信号の最適集束電流値が違って
し甘う。−力ｌ・ラバース部６が水Δ１′走査方向（Ｏ
ｏ、１８００）に位置した」賜金、磁界歪は電子ビーム
の水平方向のビーム径に影響をｌｊ乏−るか、セルフシ
ャープニング効果に」：る見かけ止のビーム径は実質的
にｄ：変らないからである。このような理由から第５図
のようなｗ性となるものである。

以上のことから整列巻き型集束コイル１のトンバース部
６は撮像管１１の水平走査方向に位置させるような構成
をとれば、撮像管１１の性能を劣化させることなく、均
一画面が再す１．される。

４、お、本実施例て（Ｉ′ｉ、撮像管１１として単慎弐
カシー撮像管との組合せ例を示したか、本質的に（ｄ撮
像省全般に有効であることはいう寸でもない。

発明の効果 以上のように本発明は、集束コイルのトラバース部が撮
像管の水平走査方向に位置しているので、ヒームのセル
フシャープニンク効果により、集束コイルのトラバース
部による磁界歪の影響をなくすことができ、均一な画面
が確保できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な集束コイルの概略斜視図、第２図へ〜
Ｃは整列巻き型集束コイルを製作する為の巻線治具及び
巻き方を示す模式図、第３図Ａ。 Ｂは整列巻き型集束コイルの断面図及び磁界分布図、第
４図は本発明の一実施例における撮像管装置の止血図、
第５図は同実施例の特性図である。 １・−・−集束コイル、６・・−トラバース部、７・・
・・−トラバース領域、１１・　撮像管、１２・−・−
・色分離フィルタ、１３・−・−オプティカル・ンラソ
ク。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 Ａ　Ｂ °（ 第　４　図 ！乙 第５図 撮像管圓転勇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 整列巻き型の集束コイルのトラバース部が撮像管の水平
   走査方向に位置するように、前記集束コイル内に前記撮
   像管を設置した撮像管装置。