JPS6086629A - 処理装置バツクアツプ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、各々のデータ処理装置が入出力機器群を接続
するための固有なネットワークをもつ分散型データ処理
システムに関する。

〔発明の背景〕

分散型データ処理システムの信頼性を高めるには各デー
タ処理装置のバックアップ手段を設けることが必須条件
である。従来、このための方式は・第１図のように、各
データ処理装置ごとにバンクアップ用処理装置を設ける
方式や・第２図のように他の処理装置が、故障した処理
装置の処理も含めて実行する方式があるが、前者は全て
のデータ処理装置の各々にバックアップ処理装置が必要
なため、経済的に実現が困難であり、バックアップのた
めのコストに対する信頼性向上効果が低い。

一方、後者は。故障した処理装置のもつデータ処理機能
と、処理を代行する処理装置のもつデータ処理機能の処
理能力が共に半減するという欠点をもつ。これに対し、
小数のバックアップ用処理装置を付加してこの装置がシ
ステム内のどの処理装置の異常に対しても処理を代行し
得る方式が考えられるが・従来・第３図に示すように・
バックアップ用処理装置が全ての入出力装置に接続され
る必要があり、接続距離の問題や回線コストの増大が生
ずる。更に、バックアップ処理装置はどの処理装置をも
バックアップできるためのプログラムを保持する必要が
あり、規模の大きな分散処理システムでは実現性に乏し
く、またバックアップ手段の複雑性や拡張性にも問題が
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、システム内全ての処理装置のバックア
ップを可能とする分散型データ処理システムのバックア
ップ手段を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は分散型データ処理システム内の各々の処理装置
と入出力機器群とを接続する各ネットワークに、その処
理装置が故障した場合は隣り合う処理装置を接続し、順
次者ネットワークに隣り合う処理装置を切り換えて接続
してゆくことによって・バックアップ処理装置が長距離
回線を使用せずにシステム内に付加されるようにしたも
のであるＯ 〔発明の実施例〕 次に、本発明について図面を用いて詳細に説明する。

第４図は本発明による分散型データ処理システムの基本
構成を示すブロック図であり、３台のデータ処理システ
ムにより構築される分散型データ処理システムを示す。

各データ処理システムはシステムネットワーク１により
結合している。１つのデータ処理システムはデータ処理
装置２１，２２゜２３が、処理装置側切換機構４１，４
２．４３及びネットワーク側切換機構５１，５２．５３
を通してネットワーク６１，６２．６３に接続された入
出力機器群７１，７２．７３を制御する。さらに、分を
型データ処理システムは・システムネットワーク１に接
続したバックアップ用データ処理装置２４と処理装置側
切換え機構４４をもつ・このような構成において、１つ
のデータ処理装置２１が故障した場合の動作は以下のよ
うになる。

故障したデータ処理装置２１は異常信号を異常信号線３
１全通して自己のデータ処理システム内のネットワーク
側切換機構５１と隣シ合うデータ処理システム内の処理
装置側切換機構４２へ伝送し・両者がバックアップ回線
８１へ切り換え動作を行なう。これにより故障したデー
タ処理システムのネットワーク６１はデータ処理装置２
２へ接続され・このシステムの処理動作はデータ処理装
置２２が実行することにより継続する。さらに、データ
処理装置２２は異常信号線３１の信号を受けて、自己の
データ処理システム内のネットワーク側切換機構５２と
次に隣り合うデータ処理システム内の処理装置側切換機
構４３へ異常信号を異常信号線３２を通して伝送する。

各データ処理システムは以上の動作を順次行なっていく
ことにより、バックアップ用データ処理装置がネットワ
ーク６３へ５処理装置側切換機構４４．バックアップ信
号線８３、ネットワーク側切換機構５３を経由して接続
され・データ処理装置２３に代わって処理を続行する。

以上の動作を行なう分散型データ処理システム内の１つ
のデータ処理システムの１実施例の詳細を第５図に示す
。異常信号入力線３０、データ処理装置２１の割込入力
端子２１１へ接続され、この処理装置はそれまでの処理
を中断・退避し、異常となった処理装置のプログラムを
ローディングし・実行する。更に本信号線は処理装置側
切換機構４１へ接続し、処理装置２１への入力ゲートを
自己のネットワーク６１よりの信号からバックアップ回
線８０側へ切り換える。さらに、前記異常信号入力線３
０はデータ処理装晋ｚ１自体の内部で検出されるプロセ
ッサエラー・メモリエラー等の処理装置異常出力端子２
１２と論理和し、オアゲート９１の出力は次の処理シス
テムへの異常信号出力線３１へ接続すると共に・自己の
ネットワーク側切換え機構５１へ接続し。

ネットワーク６１への入力ゲートを自己の処理装＠２１
よりの信号からバックアップ回線８１側へ切り換える。

以上の構成をもつデータ処理を順次接続することにより
第４図に示した分散型データ処理装置バックアップシス
テム？構築でき、バックアップ用処理装置は、ｉＦ５図
に示すｌシステムのデータ処理装置２１と処理装置側切
換機（１°Ｂ１を使用すればよい。このように本発明に
よれば。

バックアップ用処理装置も含め全てが同一規格のデータ
処理システムを使用し得るため、分散型データ処理シス
テムが拡張性を損うことなく″・バックアップ用処理装
置を付加することにより分散設置される全てのデータ処
理装置のバックアップを容易に実現することができる。

第６図は、データ処理システムの別の実施例の詳細を示
す。各部の動作は第５図と同様であるが・ネットワーク
側切換回路は自己のデータ処理装置に接続きれる自己デ
ータ回線ゲート５０１とバックアップ回線８１に接続さ
れるバックアップ回線ゲ−）５１１に分割される。正常
動作時には自己− デー４線ゲート５０１が接続することにより・ネットワ
ーク６１はデータ処理装置２１に接続される。バックア
ップ動作時にはゲート５０１を切シ離し・代わりにバッ
クアップ回線ゲート５１１を接続することにより、ネッ
トワーク６１はバックアップ回ｍ８１に接がれる。本構
成によれば、＠り合うデータ処理システムとの接続にネ
ットワークを利用することにより、バックアップ回線８
１全最短距離で実現することができる。

第７図は処理装置側切換機構及びネットワーク側切換機
構を、ネットワークで使用される伝送手順の応答により
行なう分散型データ処理システムのブロック図である。

ネットワーク６１はある伝送手順に従ったデータ伝送を
行なっているため・データ処理装置２１の異常はネット
ワーク６１上のデータを監視するか、ネットワーク６１
を介してデータ処理装置に問い合わせを行なうことによ
り検出することが可能になり、実施例で述べた専用の異
常信号線は不要である。このため・ネットワーク側切換
機構は、ネットワークケ監視し異常検出を行なう機構と
合わせて、バックアップ回線切換機構４０２として示さ
れる。機構４０２は隣り合うデータ処理システム内のネ
ットワーク６１に直接接続されるバックアップ回Ｒ８１
に接がＪ９．。

常時回線８１全通し隣り合うデータ処理装置の動作を監
視し、異常を検出した場合は、データ処理装置ｔ２２ｔ
−回線８１へ接続すると共に、正常時にデータ処理装置
２２とネットワーク６２を接続している自己データ回線
切換機構４１２を切り離し状態とする。この動作の流れ
ｆ：ｓＥ８図に示す。バックアップ回線切換機構４０２
による限り合う処理装置の異常検出手段の実施例は、ネ
ットワーク６１上のデータ伝送手順の監視、即ち、メツ
セージに対するアクノリッジの返送やエコーパック方式
によるエコーデータの監視等の他、一定時間毎に隣り合
う処理装置２１がバックアップ回線切換機構４０２に対
して状態を報告する方法・バックアップ回線切換機構４
０２側が隣り合うデータ処理装置２１の動作状態を一定
時間毎に確認する方法等がある。本方式によれば・異常
データ処理装置が回復した場合、バックアップ用データ
処理装置に対してバックアップ解除指令を与えることに
より、バックアップ起動時と逆の経路をたどり・バック
アップ解除を行なうことも可能である・本構成によれば
、ネットワーク６１．６２．６３が異常信号線及びバッ
クアップ回線の代用として隣り合うデータ処理システム
との接続に使用できるため、本発明による分散型データ
処理装置バックアップシステムの構築及び拡張を容易化
することができる。

なお１図中３３は異常信号線４０３，４０４はバックア
ップ回線切換機構、４１１〜４１４は自己データ回線切
換機構。

〔発明の効果〕

本発明によれば、分散型データ処理システム内の全ての
処理装置のバックアップをシステム拡張性を損うことな
く容易に実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は各処理装置ごとにバックアップを設ける従来の
系統図、婢２図は他の処理装置が処理を代行する従来の
系統図、第３図はバックアップ処理装置が全ての処理装
置をバックアップする従来の系統図、第４図は本発明の
基本壜マク成のブロック図、第５図、第６図はデータ処
理システムの１実施例の詳細図・第７図は切換機構を伝
送手順で代行した本発明の一実施例のブロック図、第８
図は第７図の動作の流れ図である。 １・・・システムネットワーク、２１〜２３・・・チー
ｐ処理装置、２４〜２５・・・バックアップ処理装置、
３０〜３３・・・異常信号線、４１〜４４・・・処理装
置側切換手段、５１〜５３・・・ネットワーク側切換手
段、６１〜６３・・・ネットワーク、７１〜７３・・・
入出力機器群、８０〜８３・・・バックアップ回線。 代理人　弁理士　高橋明夫 ・￥４閃 １ ＋＋　’７Ｚ’／、５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　データ処理装置と、このデータ処理装置により制
   御される入出力機器群およびこの入出力機器群と前記デ
   ータ処理装置とを接続するネットワークから構成される
   データ処理システムからなる分散処理方法において、 バックアップ用データ処理装置を含む前記データ処理装
   置は隣り合う処理装置に自己処理装置の異常を伝達する
   手段と、隣り合うネットワークへ接続するための回線と
   からなり・ある処理装置が隣り合う処理装置の異常を認
   知すると、異常処理装置の処理を完全に代行して処理を
   行ない・反対側に隣り合う処理装置に自己の異常を伝達
   する仁とを特徴とする処理装置バックアップ方法・