JPS6084163A - ゴミ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車のスクラップ品とか家電品ヤ粗大ゴミ
等を回収してシュレッダ−により破砕した後の、いわゆ
るシュレッダ−ダストを処理するゴミ処理装置に関する
。

上記シュレッダ−ダストを処理するに、従来一般に、そ
のシュレッダ−ダストをトラック等により埋め立て地へ
投棄していたが、運搬途中で処理物の一部が飛散して環
境衛生上の問題を生じたシ、又、その嵩が高くて、運搬
費や投棄費用が高くつき不経済となる欠点があった。

本発明は、上記の点に鑑み、シュレッダ−ダストを、取
扱φ良好に、かつ、経済的に処理できる装置を提供する
ことを目的とする。

本発明のゴミ処理装置は、上記目的の達成のために、ス
クリューを駆動回転目在に内装したケーシングに処理物
供給部を連通接続するとともに、前記ケーシングの内周
面に切断刃を旧設し、前記スクリューの搬送終端部に、
前記ケーシングとの間での有効搬送断面積を減少して処
理物を圧縮成形する成形部を設け、かつ、前記成形部か
らの取出し装置を設けであることを特徴とする。

つまり、シュレンダ−ダストでは、ビニールやプラスチ
ック等の石油製品が多針に含捷れていることに着目し、
シュレッダ−ダストを搬送しながら切断刃によって更に
破砕処理し、その破砕処理物を搬送しながら圧縮成形し
、それに伴って処理物とクーリング内周面との間での摩
擦により発熱させ、処理物中の石油製品を溶融するとと
もにその溶融物で成形処理物を囲繞し、それら溶Ω物を
冷却固化して処理物を固めた状態で成形品として取出す
のである。

したがって、シュレッダ−ダストを破砕圧縮し、その容
量を大幅に減少できるとともに、それに含有される石油
製品を凝集固化゛１ｚ、有効利用し、何ら凝集固化剤を
用いずに処理物を固化し、定形化された成形品を得るこ
とができ、その取扱いが唇易な上に従来に比して嵩が低
く、埋め立て地や後利用等のために運搬する運送費や投
棄費用を軽減できるとともに、その運搬途中でのダスト
の飛散を無くせて環境衛生の低下を確実に回避でき、更
に、凝集同化のだめの某剤費も不用であシ、全体として
、シュレッダ−ダストを、取扱い良好Ｖこ、かつ、経済
的に処理できるようになった。

しかも、処理物の破砕、圧縮、同化並びに成形を、処理
物を搬送しながら行なえるから、シュレッダ−ダストを
連続処理して成形品を取出すことができ、作業能率面で
も有利である。

その上、シュレッダ−ダストを更に破砕して圧縮固化す
るから、その成形品として密度の高いものが得られ、土
木や建築における骨材とが建材、更には、石油製品の含
有量が多い場合には燃料にする等各種の後利用が可能で
、経済性をより一層向上できる利点がある。

以下、本発明の実施例を例示図に基いて説明する。

電動モータｉｌ＋によって駆動されるスクリューコンベ
ア（２）の長手方向一方に処理物供給部としての定量ホ
ッパー（３）が連通接続されるとともに、他方側に成形
部（４）が設けられ、かつ、その成形部（４）に連ねて
取出し装置（６）が設けられ、自動車のスクラップ品と
か家電品や粗大ゴミ等を回収シテシュレッダーによ如破
砕した後の、シュレッダ−ダストと呼ばれる処理物を定
量供給し、その処理物を搬送しながら、破砕、圧縮、並
びに、成形処理し、成形品として取出すようにゴミ処理
装置が構成されている。　図中（６）は処理物供給用の
コンベアを示し、そして、（７）は成形品取出し用のコ
ンベアを示す。

前記スクリューコンベア（２）は、ケーシング（８）内
にスクリュー（９）を設けて構成され、前記ケーシング
（８）が、定量ホッパー（３）側の８ｉｌケーシング（
８ａ）と取出し装置（５）側の第２ケーシング（８ｂ）
とから４１９成されている。

第１ケーシング（８ａ）の内周面に、周方向及び長手回
転夫々に所定間隔をへだてて切断刃（１０）・・が付設
され、処理物を搬送しながら破砕処理するように構成さ
れている。

前記第２ケーシング（８’ｌ））は、処理物搬送方向下
手側柵小径に先細り状に構成されるとともに、スクリュ
ー（９）の羽根体（９ａ）も処理物搬送方向下手側柵小
径に構成され、スクリュー（９）と第２ケーシング（８
ｂ）との間での有効椴送断面債を減少させ、破砕処理物
を圧縮するとともに、その圧縮に伴い、処理物をスクリ
ュー（９）と共回りさせる状態で搬送し、処理物と第２
ケーシング（８ｂ）の内周面との間での摩擦により発熱
させ、処理物中に含まれるビニールやプラスチック等の
石油製品を溶融するとともに、遠心力により溶融物をケ
ーシング（８ｂ）の内周面側に流動させ、それら溶融物
の固化によシ処理物を成形していくように、前記成形部
（４）が構成されている。

前記第２ケーシング（８ｂ）に連ね、その長手方向はぼ
全長にわたって等径かつ小径で筒状の第８ケーシング（
８Ｃ）が設けられ、成形部（４）から取出される処理物
を所定長さの等径級路で移送し、処理物の成形固化をよ
り良好に行なえるように構成されている。　この第８ケ
ーシング（８Ｃ）の内周面に、周方向に所定間隔をへ尼
てて、第８ケーシング（８Ｃ）の長手方向はは全長にわ
たる状態で突条部ｔ１１）・・が連設され、他方、前記
スクリュー（９）のスクリュー軸（９ｂ）の軸端に、ス
クリュー（９）の回転軸芯（Ｐ）に対して長手方向軸芯
を偏　位させた状態で、一体回転自在にロンド（１２）
が連結され、前記突条部（１１）・・の係止作用によシ
回転を阻止した状態の成形処理物の中心部側に、前記ロ
ッド０２）の回転に・より通気孔（６）を形成し、前述
の発熱に伴って発生する蒸気を大気中に放出させ、発生
蒸気の圧力に起因して成形処理物が噴出されることを防
止するように構成されている。

第３ケーシング（８Ｃ）の排出端部に、周方向に８個の
取出し孔（Ｉ３）・・を形成した取出し部材Ｑ４）が、
モータ０５）によシ所定時間おきに４５°づつ間欠的に
駆動回転自在に設けられ、第３ケーシング（８Ｃ）から
の成形処理物を取出し孔（＋１に受け入れ、所定量収容
された状態で取出し部材０４）の回転により剪断し、順
次、所定量づつ成形処理物を取出すように前記取出し製
Ｋ（５）が構成されている。　この取出し装置（５）に
おいて、第８ケーシング（８Ｃ）の両側夫々に、ブツシ
ャ−１１６）　、　（１７）を取付けた油圧シリンダ（
皇ね、０９）が設けられ、プッシャーｔ＋６）ｔ　ｕｉ
ｒの一方（１６）が圧縮用に、そして、他方（１７）が
押出し用に構成され、取出し孔θ萄に収容された所定量
の成形処理物を、ブツシャ−（１６）によって更に圧縮
成形処理し、しかる後に、その最終的な成形品をプッシ
ャー（１７）によって取出し孔（Ｉ躊から排出させ、シ
ュートシ（））とコンベア（７）により所望箇所に搬出
するように構成されている。

図中（２１）は、前記シュート（社）に対応する箇所以
外の取出し孔（ｌ萄を閉塞する蓋を示す。

前記第２ケーシング（８ｂ）の外周部に、電気ヒータ（
２２による加熱装置（ロ）が取付けられるとともに、そ
の加熱装置−を外嵌して、クーリングタワー閾からの冷
却水を環状流路（２５）に流動させる冷却装置−が付設
されており、第２ケーシング（８ｂ）を介して処理物を
加熱し、処理物中に言譲れる石油製品の溶融を促進する
ように構成されている。　上記冷却装置（２Ｇ）は、加
熱装置（２３）による処理物に対する加熱温度を一定化
（例えば、４５００等）するために用いられるものであ
る。

本発明を実施するに、木片や紙類が多くて石油製品の含
有量が少ない場合に（−１，前記加熱装置（ロ）を用い
るが、石油製品の含有用が多く、ケーシング（８ｂ）と
の間での摩擦熱によって良好に溶融できる場合には、前
記加熱装置（２３）及び冷却装置（２６）を用いなくて
も良い。

前記成形部（４）を構成するに、その搬送断面債を減少
して圧縮処理できれば良く、例えば、第２ケーシング（
８ｂ）を第１ケーシング（８ａ）と同径にして一体的に
形成し、スクリュー軸（９ｂ）を搬送方向下手側根大径
になるように構成しても良い。

又、上記実施例では、第３ケーシング（８Ｃ）を設けて
処理物の成形同化をより良好に行えるようにしているが
、本発明としては、第８ゲージング（８Ｃ）を設けずに
、第２ケーシング（８ｂ）から取出し装置（５）に移送
させるようにしても良い。

上記ゴミ処理装置では、通常、見掛は比重が０、０６　
ｙＡがで、直径５闘以上の金属片が含１れず、かつ、個
々の大きさが５〇−以内のシュレッダ−ダストを処理す
るものであり、そして、処理後において、約ｌ／１５〜
１／２０に容量を減少でき、かつ、比重が１．１〜１．
８程度の成形品が得られる。　その成形品の大きさ並び
に形状は、。

第３ケーシング（８ｃ）ヤ取出し孔；圃・・の径、更に
は取出し部材９荀の構造を適宜設定することにより、例
えば、８０〜１８０■の円柱状等、所望のものが得られ
る。　まだ、第３ケーシング（８Ｃ）を断面形状４角形
等の異径状に構成すれば、回り止めのための突条部（１
１）・・を設けずに角柱状の成形品が得られる利点があ
る。

上述のようにして得られた成形品は、埋め立て材料とし
てはもとより、その含有物の組成に応じて建材とか燃料
にも利用可能であり、例えば、ヒーター□□□に代えて
高温ガスによる加熱室を設け、そこへの高温ガスを、得
られる成形品の一部を燃料として得るように構成しても
良い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るゴミ処理装置の実施例を示し、第１
図は全体側面図、第２図は全体平面図、第８図は要部の
拡大縦断面図、第４図１”Ｊ：　４％８図の■−ｉｖ線
断面図、第５図は第８図の一％／　−Ｖ線断面図、第６
図は第８図の■−ＶＩ線断面図、第７図は第８図の■−
■線断面図、第８図は第８図の■−■線断面図である。 （３）・・・・・・処理物供給部、（４）・・・・・・
成形部、（６）・・・・・・取出し装ｆｆ１ｆｌ、（８
）・・・・・・ケーシング、（９）・・・・・・スクリ
ュー、（＋＋１）・・・・・・切断刃。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スクリュー（９）を駆動回転自在に内装したケーシング
   （８）に処理物供給部（３）を連通接続するとともに、
   前記ケーシング（８）の内周面に切断刃（１０）を付設
   し、前記スクリュー（８）の搬送終端部に、前記ケーシ
   ング（８）との間での有効搬送断面積を減少して処理物
   を圧縮成形する成形部（４）を設け、かつ、前記成形部
   （４）からの取出し装置（５）を設けであるゴミ処理装
   置。